高知新聞 「声ひろば」欄 2015 1031 投稿
マイナンバーカードの発送が始まったが、早速、抗議の意味を込めて自らのマイナンバーをインターネット等で公表するモノが現れた。自らの責任に置いてリスクを取るのだから政府与党の常々語る「自己責任」に当るのかと思いきや、違法行為として最終的に刑事罰を与える結果になると言う。それでは、正規の取り扱い手続きを踏んでマイナンバーが漏洩した場合でも、刑事罰を与えなければ不公平ではなかろうか?だが、その序章とも言える日本年金機構の情報漏えい事件では、政府与党は何の責任も取らなかった。そもそもマイナンバー制度は、現代社会では端末上で数字を入力する行為自体が漏洩に繋がると言う認識に欠けている。例えばオンライン変換を利用していれば、自らの携帯にマイナンバーを入力した時点で、理論上はインターネット上に公開したのも当然なのである。つまりはマイナンバー制度自体が個人情報漏洩を前提とした予め破壊された制度なのだ。また、実務上の利用に置いてはマイナンバーカードに搭載されたICチップの読み取りにより行われるだろう。そこには個人のあらゆる情報が紐付けされていく。姓名から将来的には指紋等の生体認証に至るまで。実のところマイナンバー制度に置いてはこのICチップこそが大きな意味を持つのだ。なぜなら公開されたマイナンバーを変える事は出来ても、ICチップに記録された個人情報は変えられないからだ。あるいはマイナンバー制度の問題点はこの個人情報を管理者により恣意的に変更出来る点にあるとも言える。また、マイナンバーカードの管理にも問題がある。子供でも持つ事が出来るし、正常な判断力を持たない成人にも発行され、また、将来的には預貯金も紐付けされる。オレオレ詐欺を超える大事件が発生するのは目に見えているのだ。
政府与党はそれらの制度の構造上の問題を無視し、事件が起きても当事者間の個別的事件として扱うだろう。だが、私はその事件が政府与党の構造的暴力によって起こされた事を知っているのだ。
マイナンバーカードの発送が始まったが、早速、抗議の意味を込めて自らのマイナンバーをインターネット等で公表するモノが現れた。自らの責任に置いてリスクを取るのだから政府与党の常々語る「自己責任」に当るのかと思いきや、違法行為として最終的に刑事罰を与える結果になると言う。それでは、正規の取り扱い手続きを踏んでマイナンバーが漏洩した場合でも、刑事罰を与えなければ不公平ではなかろうか?だが、その序章とも言える日本年金機構の情報漏えい事件では、政府与党は何の責任も取らなかった。そもそもマイナンバー制度は、現代社会では端末上で数字を入力する行為自体が漏洩に繋がると言う認識に欠けている。例えばオンライン変換を利用していれば、自らの携帯にマイナンバーを入力した時点で、理論上はインターネット上に公開したのも当然なのである。つまりはマイナンバー制度自体が個人情報漏洩を前提とした予め破壊された制度なのだ。また、実務上の利用に置いてはマイナンバーカードに搭載されたICチップの読み取りにより行われるだろう。そこには個人のあらゆる情報が紐付けされていく。姓名から将来的には指紋等の生体認証に至るまで。実のところマイナンバー制度に置いてはこのICチップこそが大きな意味を持つのだ。なぜなら公開されたマイナンバーを変える事は出来ても、ICチップに記録された個人情報は変えられないからだ。あるいはマイナンバー制度の問題点はこの個人情報を管理者により恣意的に変更出来る点にあるとも言える。また、マイナンバーカードの管理にも問題がある。子供でも持つ事が出来るし、正常な判断力を持たない成人にも発行され、また、将来的には預貯金も紐付けされる。オレオレ詐欺を超える大事件が発生するのは目に見えているのだ。
政府与党はそれらの制度の構造上の問題を無視し、事件が起きても当事者間の個別的事件として扱うだろう。だが、私はその事件が政府与党の構造的暴力によって起こされた事を知っているのだ。











