宇治への旅は平等院と宇治の万葉故地・宇治十帖古蹟めぐりの企画であった。万葉故地に詳しい友人(本を何冊も出版し先生と呼ばねばならないと思う)が毎年企画してくれる。故地では資料を配布し我々に解説してくれる。写真にすべてを掲載できないのが残念である。三室戸寺の本尊は千手観世音菩薩で西国三十三観音霊場第十番札所である。広大な庭園があり「花の寺」とよばれる。庭園に沢山のツツジ・アジサイが植えられており見ごろの時を想像した。11月には「三室戸の紅葉」と称されるほどの美しい紅葉が見られ名所となっている。
宇治川は琵琶湖からの水が流れている。宇治橋は646年僧・道登による架橋が最初であると伝えられている。現在の宇治橋は全長約155m幅約26mで平成8年の架け替えである。東禅院の少し先の宇治川の岸辺に亀の形をした「亀石」と呼ばれる自然石がある。「日本書紀」垂仁天皇34年春3月の条に「瑞兆の亀が現われて石になった」という伝承が記載されている。
宇治川は琵琶湖からの水が流れている。宇治橋は646年僧・道登による架橋が最初であると伝えられている。現在の宇治橋は全長約155m幅約26mで平成8年の架け替えである。東禅院の少し先の宇治川の岸辺に亀の形をした「亀石」と呼ばれる自然石がある。「日本書紀」垂仁天皇34年春3月の条に「瑞兆の亀が現われて石になった」という伝承が記載されている。