さわやかな風が、吹いている。
久しぶりに、過ごしやすい朝。
車窓を開けると、涼しい風が入ってきました。
九州へ、月忌回向のお手伝いに行きました。
帰り道、ふと、関門海峡をまじかに眺めたくなりました。
関門橋を渡り終えると、下関ICでおりました。
目指すは、唐戸市場、カモン・ワーフ。
いつもは、静かな空間。
でも、この日は、人であふれていました。
外国からの、観光客。
まるで、異国へいるような、錯覚を覚えました。
狭い海峡を、行きかう大型船。
桟橋に、波が打ち寄せています。
向こうに見えるのは、九州、門司港。
ちょっと、小樽と風景が重なります。
情緒豊かで、引き込まれてしまう。
ベンチに座り、関門海峡を見つめていました。
その昔、平氏と源氏が、命運をかけて戦った、海。
宮本武蔵と、佐々木小次郎が、雌雄を決した、海。
後ろには、安徳天皇を祀る、赤間神宮。
流れゆくときが、風と共に、消えて行きました。
たまには、こんなひと時も、いいかもね。
打ち寄せる波の音を、心にとどめながら、私は関門海峡を後にしました。
久しぶりに、過ごしやすい朝。
車窓を開けると、涼しい風が入ってきました。
九州へ、月忌回向のお手伝いに行きました。
帰り道、ふと、関門海峡をまじかに眺めたくなりました。
関門橋を渡り終えると、下関ICでおりました。
目指すは、唐戸市場、カモン・ワーフ。
いつもは、静かな空間。
でも、この日は、人であふれていました。
外国からの、観光客。
まるで、異国へいるような、錯覚を覚えました。
狭い海峡を、行きかう大型船。
桟橋に、波が打ち寄せています。
向こうに見えるのは、九州、門司港。
ちょっと、小樽と風景が重なります。
情緒豊かで、引き込まれてしまう。
ベンチに座り、関門海峡を見つめていました。
その昔、平氏と源氏が、命運をかけて戦った、海。
宮本武蔵と、佐々木小次郎が、雌雄を決した、海。
後ろには、安徳天皇を祀る、赤間神宮。
流れゆくときが、風と共に、消えて行きました。
たまには、こんなひと時も、いいかもね。
打ち寄せる波の音を、心にとどめながら、私は関門海峡を後にしました。