僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

「イングリッド・バーグマン」

2018年04月14日 | 日記
赤いバラを買いました。
名前は、「イングリッド・バーグマン」。

たまたま立ち寄った園芸店で見つけてしまい、
お財布を開けてしまいました。

もちろん家内は、不満顔です。
「今日の出費は、あなたのお小遣いから、引いておくからね」だって。

僕は、バラの育て方なんて、まったく知りません。
鉢植えで育てることなんて、できません。

花壇に植えたいのだけど・・・。
スペースがないからなぁ。

ブルーアイスを切ってしまおうか。
花壇を眺めながら、行ったり来たり。

「ブルーアイスが、かわいそう」
家内が、ぽつり・・・。

人間の都合で、生き物の生命を奪う。
お坊さん失格です。

それで、どこに植えるの?
新しい花壇を作るの?

今日は、台風なみの暴風雨です。

風雨で倒れてしまった、
イングリッド・バーグマンを、急いで玄関の中に移動しました。

暗がりの中、ひっそりたたずむ、赤いバラ。
「カサブランカ」の、ワン・シーンが浮かんできました。

女優・・・。
彼女は、今も生きている。

しとやかなピアノの調べが、聞こえてくるような気がしました。


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