僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

さくらんぼ

2018年06月23日 | 日記
山形県から、「さくらんぼ」が送ってきました。
包みを開けると、部屋中に甘い香りが漂いました。

米沢にいる、大学時代の同級生。
彼のお母さんが毎年、同級生全員に送ってくれています。

彼が脳腫瘍で他界して、何年が過ぎたのだろう。

クリスマス・イブ。
お見舞いに行くために、山形新幹線に乗った僕ら。

大雪の米沢駅で、茫然としました。
どうやって、病院まで行くんだ?

いくら待っても、タクシーは来ない。
どっちに行けばいいの?

しかたなく、雪の中を歩きました。
時折、折行き交う車。

車内から、僕たちを見つめる、憐みのこもった目。
スニーカーが雪に埋まって、足が冷たいよ。

一時間後、ようやくたどり着いた病院。
ICUの中で、君はVサインをしていたよね。

僕らはあのとき、どんなにうれしかったことか。
どんなに、安心したことか。

雪で濡れた、スニーカー。
足先が、凍えそうだよ。

体中、雪だらけ。
でも、お見舞いに来て本当に良かった。

僕の大切な、友だち。

聡・・・。
今日、君のお母さんに電話をしたよ。

お元気そうに笑っていた。

僕も、あがいて生きている。
相変わらず、要領が悪いけどね。

もうしばらく君とは会えないけれど、
いつかまた、お酒を飲みましょう。

詩を歌いましょう。
その時まで、しばしの別れ。

おやすみ。
聡・・・。
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