僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

こだわり

2018年04月18日 | 日記
私のお寺は、いらない荷物が多くあります。

世間では、それをガラクタと言うそうですが、
私にとっては、宝物です。

そして、お菓子の空き缶、空き箱も数多く存在します。
その中に、大切なものを入れておくためです。

でも、数が多すぎて、どこに何を入れたのか、思い出せません。

「〇〇は、どこ?」

「う~ん、わからん」
いつも、それの繰り返し。

「それじゃ、整理整頓の意味がないじゃない!」
と、家内は怒こります。

「だって、行事があるたびに、荷物の移動があるから、
 仕方がないじゃない」

と、僕は反論します。

今日だって、点字の勉強会があるから、荷物の大移動を行いました。

点字の勉強会は、午後1時45分から。
引越しの開始時間は、午前10時。

うずたかく積まれた、お菓子の缶や空き箱。
それを、ひとつずつ、隣りの部屋に移動します。

少しでも気を抜くと、缶の山が崩れてしまう。

ガラガラと激しい音を立てて崩れる、お菓子の缶や空き箱
頭に落ちると、目から火が出ます。

掃除と机のセッティングが終わったのは、午後1時。


午後5時に勉強会が終わると、
3時間かけて、元の状態に戻します。

これが、毎週やってきます。

「バカじゃないの?」
と、家内は言います。

でも、これが僕の性格だから、仕方がありません。

世の中には、色々な人がいます。
せっかちな人。こだわりの強い人。

だから・・・こんな人間がいても、いいのさ。

崩れ落ちる缶の山に、茫然としながら、
私は、強がりを言い続けます。

ps
ところで、点字の由来は、

その昔、フランス軍が暗号として発案したそうです。
夜でも、指先で読める、暗号の文字。

すごい発想。
僕も何かを発明したい。

無理!(いつもの人)

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