僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

愛おしいよ

2017年10月25日 | 日記
夕ご飯を食べていたとき、家内が私に言いました。
「ねぇ、整体の資格を取っていいかな?」

『整体って?』

「ほら、身体をポキポキさせる、マッサージみたいなもの」

『そんな資格を取って、どうするの?』

「だって、ここは小さなお寺でしょう?
 少しでも、生活の助けになればって思ったの」

「整体の資格って、いくらするの?」

「・・・〇〇円」

『・・・』
私は、絶句しました。

『資格を取るために、それだけのお金をかけて、
 この田舎で、どれだけの収入があると思うの?』

「だって、欲しいんだもの」
不満そうな、家内。

この前の資格は、合格したの?
結果は、いつ出るの?

心の中で、つぶやきながら、私はため息をつきました。

家内の気持ちも、わからないではありません。
私のことを心配しているからこそ、そう思うのでしょう。

すまん、母ちゃん。僕が、甲斐性なしで。

テレビを見ている、家内。
その横顔に、いつまでも笑顔があふれていますように。

夕食のひと時が、なぜか愛おしくてたまりませんでした。