ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ウーマン・トーキング 私たちの選択」

2023年09月03日 | ドラマ映画
今年6月公開の映画の紹介です

監督は、サラ・ポーリー。
ミリアム・トウズの小説が原作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、フランシス・マクドーマンド、
ベン・ウィショー。


(あらすじ)
2010年。メノナイト(キリスト教の一派)の信徒たちが住むコミュニティ。
妊婦のオーナの語りです。
『あなたが生まれる前の物語。
ここの女性たちは目覚めるとあざや傷が出来ていて、幽霊や悪魔のせいにされている。
その嘘は終わる。
最後の審判と、祈りの時が来たから・・・』
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ある目撃で一人捕まり、その男は仲間の名前を自白しました。
女性のサロメは捕まった一人の男に刃物を向けました。
男たちは保護の為町の警察に連行され、
被害の女性は2日間で許すかどうか決める必要があります。
しかし、許さないと女性は追放されてしまうのです。
女性たちは読み書きが出来ず、
『何もしない』『闘う』『出ていく』
3つの選択肢で女性たちは初めて投票をしました。
『闘う』『出ていく』が同票で、
オーナ、サロメ、スカーフェィス達は納屋に集まり、話し合います。
その間男性のオーガストが書記を務め記録していきます。
利点などを挙げて行くもなかなかまとまらず、
そうしているうちサロメの夫が釈放され帰ってくることになったのです・・・

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この映画はアカデミー賞で、「脚色賞」を受賞、
「作品賞」のノミネートがあります。

ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞/アンサンブル演技賞(出演者一同)、
サテライト賞/助演女優賞、
インディペンデント・スピリット賞/ロバート・アルトマン賞を受賞、
他たくさんのノミネートがあります。

“メノナイト”は、キリスト教の一派のようでして、
2003年時点では、世界の65カ国に1,297,716人という統計がありました。
劇中のようなコミュニティについては詳しく調べられませんでした。

サロメ役は、クレア・フォイ。
テレビドラマの出演が多く、『ザ・クラウン』(2016-)のエリザベス2世役が有名のようです。
映画は他に、「アンセイン ~狂気の真実~」(2018・劇場未公開)、「ファースト・マン」(2019)、
「蜘蛛の巣を払う女」(2019)、「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」(2022)などの主演・出演があります。




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状況は過酷ですが、どこか「十二人の怒れる男たち」を思い出しましたです

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2 コメント

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これも! (こぶたナース)
2023-09-03 22:42:42
映画館で見逃してしまったんですけど
プライムビデオに登場して早くてびっくりしました
宗教色と哲学的な要素も大きいですよね
見ごたえのある作品でした
返信する
おはようございます (こぶたナースさんへ)
2023-09-04 06:00:29
私も見つけて驚きました
速攻で観ましたよ 
動きがない映画こそストーリーの良さが問われますね
何が起きたのか想像させられるところから始まって、
女性たちのトークに聞き入りました
ベン・ウィショーの立ち位置も良かったです
返信する

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