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「風と共に去りぬ 」

2019年03月22日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
全米では1939年公開、日本では戦後の1952年に公開された、映画史上屈指の名作です。

監督はヴィクター・フレミング。
壮大なスケールのヒューマン・ドラマ映画です。
この映画アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「主演女優賞/ヴィヴィアン・リー」「助演女優賞/ハティ・マクダニエル・黒人俳優初」など9部門を受賞しました。



ジョージア州タラ。
大地主ジェラルド・オハラの娘・スカーレットは、美貌の持ち主で、多くの青年が言いよってきます。
しかしスカーレットは、幼馴染みのアシュレーのことが大好きでした。
ある日パーティの最中に、スカーレットは婚約が決まっているアシュレーに告白しますが断られます。
やけになったスカーレットは違う男性と結婚しますが、南北戦争のただなかで、未亡人になってしまうのです。
間もなくスカーレットは陸軍病院で働き、悪い噂の多いレット・バトラーと再会します。
戦況はスカーレットたち・南軍が不利で、レットと、アシュレーと結婚したメラニーはタラに戻って来ます。
タラは既に北軍に踏み込まれ、廃墟となっていました。
間もなく南軍は敗北し、スカーレットは窓の外に、戻ってくるアシュレーの姿を見つけました。
かけよろうとするスカーレットを乳母のマミーが引きとめます。
メラニーがアシュレーを抱きしめたのです。

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マーガレット・ミッチェル原作の『風と共に去りぬ』が原作です。
全編で3時間42分と長編の為、多くはDVDは2枚組、TV放送は前・後篇の作りです。

主演のスカーレット・オハラ役は、アトランタ炎上の撮影場面を見に来ていたヴィヴィアン・リーを見て、即決まったというのは有名な話です。

日本での公開当時はロードショーの入場料金は80円でした。
「風と共に去りぬ」の初公開は前評判が高く、300円の席と500円・600円の席があるにもかかわらず、満席だったそう。

余談になりますが、原作者のマーガレット・ミッチェルは1949年交通事故で他界しており、『風と共に去りぬ』の続編は相続人達が執筆者を公募し、選考委員会によりアレクサンドラ・リプリーが選ばれました。

文庫本で4冊からなる『スカーレット』は、『風と共に去りぬ』のすぐあとの状況から始まります。
こちらもネタバレしませんが、スカーレットとレットの行く末を上手く書き表しています。
















コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (azm)
2019-06-21 04:06:15
失礼しました。
見落としていました・・・(._.)
おはようございます (azmさんへ)
2019-06-21 07:51:05
かなり早いうちにアップしましたのでね・・
画像も大きさがまちまちの時でした・・

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