ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「チェンジリング」

2019年07月20日 | 実話をもとにした映画
2008年公開の映画の紹介です

監督はクリント・イーストウッド。
実際の事件を基にしたサスペンス・ドラマ映画です。
主演・出演はアンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコヴィッチ。


1928年。
シングルマザーのクリスティンは、9歳の息子・ウォルターを大切に育てています。
ウォルターと映画の約束の日、職場で欠員が出て急遽クリスティンは出勤します。
バスに乗り遅れ、遅くに帰るとウォルターの姿がなく、クリスティンは警察に連絡します。
ところが、たいていは帰ってくるという理由で警察は24時間捜索をしない事にクリスティンは愕然とします。
翌日ウォルター帰らず、クリスティンは憔悴していきます。
それから5か月後、クリスティンは警察から「ウォルターが見つかった」と知らせを受けます。
クリスティンは泣いて喜び、マスコミも来ている中、列車の到着を待ちます。
ところが、降りて「ウォルター」と名乗る男の子は、全くの別人だったのです。
即座に警察に言うも、「5か月経っているから」とか「取り敢えず」
と言われて、クリスティンは仕方なく笑顔で写真に収まります。
不明になる直前図った身長から7センチも低い男の子を見て、クリスティンは警察を訪れます。
しかし、医師までも、憔悴からまれに身長がちぢむという始末です。
ある日、ロス市警の不正を暴く運動をしているグスタヴ牧師から連絡を受け、クリスティンは会いに行きます。
ウォルターの捜索を願うだけのクリスティンですが、事実を明らかにすることに同意します。
ところが、更に警察は卑怯な罠をクリスティンに仕掛けるのです。
一方、別件を捜査している刑事は、保護した少年から「ウォルター」を知っていると聞いたのです。

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この映画は『ゴードン・ノースコット事件』の被害者家族の実話です。
80年近く前の事件で、関係者は全て実名なんですね。

アカデミー賞では、「主演女優賞/アンジェリーナ・ジョリー」「撮影賞」「美術賞」にノミネートがあります。

クリスティン役は、オファーの時に子供が行方不明になるストーリーに難色を示したアンジェリーナ・ジョリー。
「17歳のカルテ」(2000)では、アカデミー助演女優賞を受賞しています。
監督としての近年の作品は、2017年製作・劇場未公開の「最初に父が殺された」
俳優としては「マレフィセント2」が今年10月に公開予定です。





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