「永い言い訳」

2016年公開の日本映画の紹介です

監督は西川美和。
原作は監督の小説、ドラマ映画です。
主演・出演は本木雅弘、竹原ピストル、深津絵里、池松壮亮、 黒木華。

作家の衣笠幸夫は、美容師の妻・夏子に自宅で散髪をしてもらっています。
幸夫の名前が有名野球選手と同じである事で、なぜか2人は言い合いになります。
散髪が終わると、片付けもそこそこに夏子は友人と待ち合わせのバス乗り場に急ぎます。
夏子が出かけた後、幸夫の愛人が訪ねてきました。
翌朝愛人と一緒の幸夫は、夏子が乗ったバスの事故で夏子が亡くなった連絡を受けます。
夏子の所持品を受け取り、テレビの取材を受ける幸夫は哀しい振りをし続けます。
ある日同じく被害に遭った夏子の友人の夫・大宮が幸夫に電話をよこします。
食事をする事になり、大宮は2人の子供を連れてきます。
すると幼い娘がアレルギー症状を起こし、幸夫は大宮の自宅へ付き添います。
大宮の仕事の時間が長い為、幸夫は週2回の留守番を引き受けることにします。
家事などした事もない幸夫ですが、大宮の子供に助けられながら穏やかな生活を送っていくのです。
ある日、乱雑な自宅で夏子の所持品から携帯を見つけ、幸夫は電源を入れました・・

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この映画で、
第90回キネマ旬報ベスト・テンで「助演男優賞/竹原ピストル」
第71回毎日映画コンクールで「男優主演賞/本木雅弘」「監督賞/西川美和」
の受賞があります。

映画監督、脚本家、小説家の肩書がある、西川美和。
本人の小説・監督作品の｢ゆれる｣(2006)は、たくさんの賞を受賞しています。

幸夫役は本木 雅弘。
ジャニーズ事務所所属の3人組アイドル「シブがき隊」の元メンバーです。
現在は『フロム・ファーストプロダクション』の「MEN'S ART」に所属しているようです。
たくさんの主演・出演があります。
｢シコふんじゃった。｣(1992)、「おくりびと」(2008)、「日本のいちばん長い日」(2015)などの主演出演、
テレビドラマでは「ブラック・ジャック」の実写などがあります。

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