なぎのあとさき

日記です。

ビーの9月上旬通院

2020年09月04日 | にゃんトーク


まだまだあついんだぜ

9月になった。
ビーは変わらずご飯をよく食べて、よく寝て、マイペースに過ごしている。
20歳になって、ますます偉くなったことを自覚してるのか、ベッドから降りるときも立ち止まって人に降ろしてもらうのを待ち、押せば開くドアも自分では押さず、ドアの前で待っている。
できないわけではなく、急いでる時はベッドの上り下りも軽くこなしている。
朝、足にトイレ砂が付いたら、ベッドで寝てる私の横に来てごろんして足を投げ出し、
「ふきなちゃい!」

今はこの場所がブーム

1日の夜は近所のお寺に、ビーが20歳を迎えたお礼のお参りに行った。
ここからの1日1日が、どこまでも続きますように。

3日は、ビーの週1検診。
この1週間はご飯をよく食べて、痛そうなとこもかゆそうなとこもなく、いい調子だった、が、胸水は200ミリくらいたまっていたので、抜いてもらった。今回も透明なきれいな水。

1週間でこれだけたまったということは、今は腎臓より心臓の負担が大きい、なので同じくらいに持っていくため、利尿剤を使うことに。水を尿として排泄できれば、胸はラクになる。

利尿剤は、24分の1錠とかに切ってあって、ものすごく小さいのを、2日に1回。
薬ってこんなに小さく切れるんだ~という小ささ。

利尿剤を使うと多飲多尿になってくるとのこと。
高齢猫の腎臓に少しでも負担をかけるなんて!とはじめは思ってたけど、先生の説明はわかりやすくて、先週の時点で納得していた。

先生は、聴診と触診と体重だけで見立てたことが外れない。どうしても必要な時だけ血液検査やレントゲンで確認する。殿を診てもらってた時以上に、経験を積んだ老練な獣医の感じが滲み出ている。いい先生だ。

心臓が弱ったことが、分子標的薬の副作用ってことはない?と聞いたら、即答で「ないです」。
そんなら、また膿が出てるので再開したいとこだけど、「下痢がおさまったら」とのこと。
下痢は日によりけりで、この薬のせいとは思えないけど、今は自分の判断で勝手なことはしないで、先生のいうことをきちんと守ってみる。
膿は出てるけど、前みたいに腫れてくる感じはない。
ビーも気にせず、かきむしることもない。

今回はおっかねえこともなく診察終了。
次は利尿剤を使ってどうなるかを見るため1週間後。


かえりたいわ~

待合室の中でも外でもニャアニャア鳴いて疲れたビーは、帰ってベッド下に入ってひと眠りして、起きたらカリカリ、ナマリをむしゃこい。

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8月の猛暑の頃は毎日スイカを食べてたけど、今年は最安でも498円だった(4分の1)。
9月入って698円。高すぎ。
野菜もずっと高くて、長い梅雨の影響がまだ続いてる。
なので今年は、梅雨の後に実るオクラやシシトウなど真夏野菜をよく食べてる、旬のものは美味しい。

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手羽元8本が200円代だったので、カレーをつくってみた。タマネギショウガニンニクと一緒に1時間煮込んで一度火を止めて、冷めたら軽くこげつくまで炒めたジャガイモ入れてさらに30分。
カレー粉、スパイスは適当。ハチミツ、レモンも適当。
鶏はほろほろになり、コクがはんぱなくて、これまで自分で作ったカレーで一番うまかった。
すべて適当にやったので、再現はできない。

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外装工事で庭の水やりができない日があり、10年以上愛でてるピンクユキヤナギが枯れてガビーンと思ってたらちゃんと新緑がでてきた。良かった。
外装工事はまだ終わっていない。
暑くてとんでもない格好してるときに、おじさんが窓の外に来る。

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マスクを保存するとき、ラベンダーのオイルをたらしたキッチンペーパーにくるんでおくと、つけたとき爽やか。

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《読書メモ》

本は、真夏の間はお休みしてた「失われた時を求めて」を再開。10巻《囚われの女Ⅰ》から、200Pくらいまでのところ。
前の巻で、アルベルチーヌがゲイであることに気づき、こうなったら結婚してやる!と決めて家に住まわせる語り手。
もはやアルベルチーヌに恋心はないし、むしろ飽きた、孤独を取り戻したいと思いながら、(女性の知性がいかに優れていようと、つねづね私はそれに興味を抱いたことはない)という語り手は、彼女の肉体をとめどなく賛美したり(花と咲く髪のつややかな束は、はるかに肉体とつながりが深く、肉体をさざ波に移し替えたように思われて)バルベックの海と花咲く乙女たちを回想したりしている。
彼女を手元に置くのは、側にいて欲しいからというより、世間から隠しておきたいだけとも言う。
で、彼女の肉体を見たいのも、肉体を通じて彼女の(女性たちとの)数々の思い出や、間近に迫った逢引をメモのようにのぞき見たい願望から、と変態が熟成されてきた。
アルベルチーヌは高価なプレゼントをばんばん買ってもらい、アンドレと連れ立って好きに出かけていて、語り手の家に住むことを嫌がってはいない。
男爵とアホのモレルは相変わらずで、モレルは仕立て屋ジュピアンの姪と結婚することにして、男爵はこの二人にとっての全能の神として君臨せんとしている。
モレルと男爵のゲスの極みぶりはいい勝負で、やっぱりこの二人の話はおもろい。
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