私が住む地域を流れる二級河川の支流、幅が20m~10m未満、中流以上は小ダムがあり遡上は難しいですが、大雨や台風など増水時に上流にも小魚が上がる可能性はあります。
オイカワなどは小ダムがある中流以上でも群れを見かけたこともあります。
上の撮像は小ダムより下流域での撮像で、アユ(右下)、ボラ、オオクチバス、が仲良く泳いでいるところです。
一番多いのは、なんといっても「ボラ」です。
この撮像はかなり下流に近い場所でのもので10cm以上あります。
これは20cmくらいあった。
下流域(といっても本流から分かれた部分は中流にあたる)では圧倒的な「ボラ」の数に隠れて見落としがちですが、アユの居そうな場所を重点的に撮って解析したものです。
表面には「ボラ」がいます、その下にいるのは「アユ」ではないですか。
成魚になる前のアユだと思いますが・・・。
成魚は浅く魚の密度の多いこの支流には留まらず、本流へ移動するのではないでしょうか。
ただ実際に肉眼で見た段階ではまったく魚種はわかりません。
「ボラ」だろうくらいしかわかりません。
510mmの望遠(300mmF4+1.7テレコン)に1200万画素の大きなデジタル画像をPhotoshopで解析してようやく魚種が判別できそうです。
圧倒的に多い「ボラ」の下にいました、背中に筋がある「アユ」でしょうこれは。
ボラの群れに比べればアユの群れはわずかです。
それからもう少し中流にいた群れ
アユとは違うようですし、ワカサギでしょうか? 川好きさんお願いします。
斜め上方からの撮影ですから少しつぶれて見えます。
小ダムのすぐ下には沢山の種類・群れが集まっています。
昨日、「雪ノ下」さんにもここでお会いしましたが。
バスにフナやボラ、オイカワ、一見仲良くいえますが・・・。
オオクチバスは下流域でもかなりの数を目撃しました。
これは30cmくらい。
これも朝鮮半島からの外来種らしいですが、子供のころからのなじみのライギョ(カルムチー)。
肺呼吸するのだろうか?
中流域で一番多い群れはこのフナでした。
腹の黄金斑といい、特徴ある口の形といい、背びれ大小の差が大きいことといい、確かにアユ…。
この前、肉眼で見た時には自信イマイチでしたし、拡大画像ではボケてしまって輪郭だけしか捉えられていませんでしたが、これで確信できました。
上流側にも小さなのが上ってきているようです。
ワカサギも汽水域…居てもおかしくないですね…。
ごんべ絵さん…これはこの川にとって大きな発見ですよ…。
実に嬉しいことです。
ところで、この川にはエビ類、トンボ類は結構多いのでしょうか?
バスは魚食性の魚ではありますが、小さな個体のうちはエビや水生昆虫(ヤゴなど)など主に動きの遅い生き物が捕食されます。
大型になるにつれ魚類中心になっていきます。
神奈川県の芦ノ湖では人が放流しているワカサギが一番多く捕食され、次いでオイカワが一番捕食されています。
問題は人が良く目にする生き物より、人の目にしない数が少ない生き物への影響でしょうね。
フナ、コイ、オイカワ、ボラなどは環境の悪化に強い魚ですから、むしろ全国的に数が減っているナマズなどの稚魚や他の小型魚種へのバス影響が心配です。
さらに、この空気呼吸が出来ないと魚のくせに死亡するという変わった魚です。
また、ウナギはエラ呼吸以外に皮膚呼吸が出来るため、河川そばに河川とは直接つながっていない池や沼にまで進入する魚です。
ライギョ類は空気呼吸をするとは言え、ここまでタフ?ではないですね。
川好きさんも以前言っておられましたが、アユがいることはそれほど環境の指標になる生き物とはいえないらしいです。
庄内川でも確認されていますのでこの川の本流にいてもおかしくありませんね。
川の中のエビは確認しておりませんが、川のすぐ近くの自然公園の池にはミズエビやザリガニの類がたくさん居ます。
子供が小さい時に、dove自身がミズエビを捕まえて、それをエサにしてザリガニ釣ったので、これは確かです。
それ故、川にもミズエビはたくさん居ると思います。
また、川には大型のカニが棲息しています。
幼生の時は海に居るのではないかと思うのであまり関係ないかな…?
そうですかぁ…ワカサギじゃないんですか…。
それは残念…。
でも…アユが確認できただけでも嬉しいなぁ…。
>ごんべ絵さんへ
お邪魔しました…。
横から…ごめんなさいね。
失礼しました…。
ボラでしたか、やはり目玉模様がポイントですね。
エビは上流でカワセミが捕食しているところをみたことがあります。このblogページ。
http://blog.goo.ne.jp/gonbee59/e/4dade98f61c815535e3a3c3ba9a018e3
たぶん下流の方にもいると思うのですが確認はしていません。トンボはギンヤンマ、シオカラ、アキアカネなど見ますがそれほど多くはありません。
この川は鵜が多いので期待したいのですが、選んでバスを捕るわけないですからね。
まだフナが以外に多いのに驚きました。
こどものころ良く見た「メダカ」が全然いないのが気になります。
もしかしたらカワウも同様かもしれませんね。
むしろ、遺伝子的に元々日本に居なかった見たこともないバスより元から居た在来魚を襲う習性があるかもしれません?
ワカサギは自然繁殖より、みしろ人為的放流をしている所が多いため、天然個体を見るのは難しいかもしれませんが、上流にダムや湖等がある場合は、それらの水域に放流している箇所が多いので流れ落ちてくる場合もあると思います。
ただ、そういった環境がある場合ですが。
また、doveさんがおっしゃっていることが事実であれば、バスは魚類より、むしろエビ、ザリガニ(いずれも大好物)を多く捕食しているのだと思います。
ザリガニは外来種ですからともかく、エビ類の影響が懸念されます。
カムルチーはカエル、ザリガニが主食ですから、バスより遊泳力、捕食力が劣ることもありますが、バスより魚類への影響は少ないものと推測します。
この川(支流)の下流ではほとんどオオクチバスを見かけていません。というよりボラで真っ黒になっており、たとえいても数はまだわずかです。本流には大きなものもいるかもしれませんが。
ザリガニはまだ見ていませんがもともといないわけ無いですね。カエルも食用カエルもいるくらいですから小さいのもいると思います。
この川の良いところは神田川のように水面までかなり距離があり、散歩道の柵が取り付けられていて子供たちも容易に水面まで降りられないことです。魚や生き物にとっては都会の環境の中にあっても割と安全な環境かもしれません。
私たちが子供のころのように泥だらけになって遊ぶことはできなくなっていますし、実際に何がいるか手にとって知る機会は無くなっています。