ごんぎつねの独り言 ~技術士試験(建設部門:道路、総合技術監理部門)の受験記録・ブログ~

不器用で、愚直で、貧乏くじを引くのが大得意な "ごんぎつね" が本音で綴るブログ。 恐縮です(^^ゞ

制度と人

2008年03月23日 | 普段力 etc.
今日は一日中 家に引きこもっていた。
午前中はテレビで各派幹事長がテレビ局をはしごしながら討論しているのを追いかけるように見ていた。
道路特定財源と日銀総裁の話題が中心だったが、建設的な議論もなく、特に興味を引くような展開もなかった。
午後の大半は、HDDレコーダーの空き容量の確保を迫られたこともあり、撮りだめしていたTVプログラムを見ては消すという作業をやっていた。

ちょっと古いが、3月9日のサンプロで自民党の伊吹幹事長が話された言葉が印象的だったので、記しておく。

「ものごとが上手く行かないとき」の対策は2つに分類できるそうだ。

(1) 制度を変える
 リベラル、ケインズ主義の立場の人は、制度を変えれば上手く行くと考えている。

(2) 人を変える
 保守主義の立場の人は、積み上げられた制度を運用するよき人間を作る必要があると考えている。

そして、この2つは永遠の議論となっており、歴史観を持った立派な政治家を輩出しない限り上手く行かないとのことだ。

公務員制度改革がスタックしていることに関して、政府・与党の現状をシニカルに語ったものだが、上手いことを言うもんだ。
実際は、制度と人の両方の対策とそれを実現するリーダーシップが必要なのだろう。

道路特定財源と日銀総裁の件も問題の根っこは同様なのではないか。

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