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福津市のごみ収集はおかしくない?

【学校問題】福津市の市議会は、その役割を果たしているのか? (No.184)

 機能不全に陥っている福津市の教育行政の責任は、原崎市長と福津市教育委員会にあると、前に2回にわったって述べてきました。今回は市議会にも、その責任の一端があることをお話しいたします。
 市議会は、市長と共に住民を代表し、市の意思決定の権限を持ち、市長や教育委員会等の執行機関を監視し、多様な民意の反映、利害の調整、住民の意見の集約を行う重要な機関です。しかし、福津市市議会は市の教育行政において、これらの機能責任を果たしているでしょうか?それは、次の事実から否定せざるを得ません。
.原崎市長と教育委員会が、宮司地区(2~3区)に、なし崩しに小学校新設を計画しています。福津市市議会が、宮司(2~3区)は学校用地に相応しくないことを知りながら、小学校新設候補地の購入予算を認め可決しています。執行機関を監視しなければならない市議会の責任を果たしていません。
 6月定例会で、この予算に賛成した市議会議員の市政報告書に「混乱を起こさないために賛成した」と述べていますが、市長との馴合い行為であると見られても仕方ありません。市議会議員の責任を認識せず、その責任を放棄した議員は即刻辞職していただきたいものです。
2.福津市市議会は、令和4年12月の定例会において、原崎市長提出の「学校用地
購入に関連する議案」を否決しておきながら、否決して1週間後の市議会議員選挙告示の2日前に臨時会を開催することを了承しました。定例会で反対していた2名の議員が欠席、その結果1票差で、この議案は可決しました。全く、市議会を愚弄した市長の行為であり、これに対する市議会の対応は、市長に唯々諾々と従い全く情けないものでした。近隣の市議会議員からは「重要議案を審議する臨時会は、余裕を持って全議員出席の下で行うのが当然でしょう。」と言われています。
3.市議会は、地方自治法第98条に基づき、市長や教育委員会の仕事に関する書類(計画書等)を調査し、出納(収入と支出)を検査できます。これに加えて監査委員に対して監査を求める強い権限を持っています。
 それにもかかわらず、数々の問題がある教育委員会等の執行機関の調査及び監査委員に監査請求を行わなかったことは市議会の問題です。(No.183をご参照ください。)
 そもそも市議会は予算と教育長などの執行権を持つ人の人事権を握っています。これは住民から与えられた最強の権限です。議員は議案をよく精査して住民の立場で判断してもらいたいと思っています。
 また住民は、議員を良く知るために個々の議員が主催する市政報告会に参加して、意見交換を行い福津市の現在の理解を深めることが大切だと考えます。
 
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