まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

論理哲学論考から言語ゲームへ

2024-01-17 23:50:52 | 日記
学校に行かなくても、その気になれば、何でも自由に、しかも無料で学べる時代、ですな。

ウィトゲンシュタインに関して言えば、難しいからよくわからない、というのが本音なのですが、彼の出発点、つまり、哲学(=言語)の可能性(有効性)を問う、という点については、日常的に、誰もが、痛感していることなのではないでしょうか。
家族や親しい友人にでさえ、伝わらない、理解して頂けない、言葉を重ねれば重ねるほど虚しくなる、というような。
お釈迦さまやイエス・キリストのような、真理を得たと言われている人でさえ、弟子を増やすという意味においては、蓮如やパウロには敵わなかったという事実は、僕らの希望なのか、あるいは、慰めなのか。
結論的に、哲学的な議論の有効性などなく、つまり、ナンセンス。
けれども僕らは愚かにも、言葉を重ねることから逃れられない。
言葉は難しい、だからこそ、言語ゲームは希望だな、って、思ったりもします。


ムー


草てつがく
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