まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

純粋(理)性批判(貞操の寛容 甘えと優しさの違い)

2020-08-11 06:26:18 | 日記
<この土地では、どこのかみさんが誰と寝た、などという話は家常茶飯のことで、たとえばおめえのおっかあが誰それと寝たぞと云われるような場合でも、その亭主はべつに驚きもしない、おっかあだってたまにゃ味の変わったのが欲しかんべえじゃあ、とか、おらのお古でよかったら使うがいいべさ、と云うくらいのものであった。>「青べか物語」著者=山本周五郎

二股想いという経験は、何度かありましたけれど、僕は浮気なんぞ、したことがありません!?。それは何も倫理観とかの問題ではなく、本気がいちばん楽しいからなのです。つまり、ただ単純にそういう性だったに過ぎない、というだけのことでもあるし、性を超えた部分において、手前なんぞ、人さまに偉そうなことを言えたような輩であるのか、という思いもあります。さらに言えば、所詮生き物なのですし、種を残すことに意義があるのかどうか。性の自由主義、共産主義、社会主義。かつての桃源郷?としての浦粕、つまり、浦安に、ネズミーランドがあるという事実は、なんとも示唆に富んでいて、面白いですなぁ。

<圭子と一緒に居るのが心苦しい。ほとんどまるごとの負担を彼女にかけながら、なおそのうえに自分の都合に沿ってくれる女を期待している。自分はいつか彼女に捨てられるだろう。自分はわがままで身勝手で、病者というより欠陥者だ。人に甘えることを知らずにすごしてきたような実感があるが、とんでもない。たえず人に頼らねば生きてこれなかった。弟に頼り、女に頼った。それがあるものだから、自分の主張や望みをストレートに出せない。自分は生きるに値しない。それを記せば実も蓋もない、のだから嫌になる。生きるに値しないが、生きないわけにもいかない。>「狂人日記」著者=色川武大

えっと、NHKの番組に、読売の渡辺恒雄さんが出演していたのです。そいで彼は、特に戦争中は、カントに夢中になっていた、と。タイトルはその影響だったりもするわけですが、氏とは関係がありません。すみま千円。まぁ、文春砲的な記事に対してのアンチテーゼのつもりだったのですが、結局何が言いたかったのでしょうか、ねぇ。要するに、手のひら返しはやめましょう、ってことです。本当に好きなのであれば、嫌いになろうとして嫌いになれるわけではないでしょ、って。違うな・・・。ごめんな埼玉県。
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