まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

とうもろこしが5本で108円の哀しみ

2017-07-17 03:18:01 | 日記
「野垂れ死に」著者=藤沢秀行

あの、いきなり下世話な話で申し訳ありませんが、家庭用の便座でおしっこをする時に、私は座っていたします。いつの頃からの習慣なのかはわかりませんが、少なくとも結婚後はそうでした。いささか、去勢されているような気分もありますが、介護士でもありますから(つまり、感染症対策&衛生対策)ねぇ。

少なくとも、藤沢さんのようなお方(大正生まれ)は、座らないんだろうな、というイメージがあります。実際はわかりません、わかりませんけれども、その昔は、男らしい男がいた、そして、男らしい男が、男らしい生き方をすることがまだ許されていた、きっと、そんな読後感(私の場合は再読なのですが)が、皆さんにも残るのではないでしょうか。

昨今の若い人たちは、概ねスマートですなぁ。バランス感覚に長けている。それはつまり、種の適応力なのではなかろうか、そんな実感もあります。けれども、スケール感はどうでしょう。むろん私は、例えば藤井聡太四段が大物であることを疑う者ではありませんし、復帰後の桃田賢斗選手の強さの源がどこに由来しているのかも、なんとなくわかっている(考えている)ようなつもりで記しています。

昨日、近所のスーパーに行ったら、とうもろこしの5本束が108円で売っていました。茨城県産のゴールドラッシュです。見栄えが少々悪かっただけで、規格外になっちゃいますからねぇ、けれども、虫食いがあるわけではないし、むろん、味には何の落ち度もないはず。ただ問題なのは、ひとりで5本ってのは、む~、とうもろこしは鮮度が命ですしねぇ・・・。結局買いました。あぁ、私は小さな男、スケール感のない男。でかいのは、胃袋だけ。
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