護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

火曜日 11/02各社社説

2010年11月02日 14時43分04秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
10年11月2日 火曜日 11/02各社社説

今日の社説は全社、ロシアのメドベージェフ大統領の北方領土訪問問題を取り上げていた。
考えると、過去のロシアの政治信条から見ても北方領土は変換する意志など全くなく、ロシア・中国・北朝鮮の三国はつるんでいるといって過言ではない、だから日中の尖閣列島問題の時に北方領土訪問するのだろう。
日本の外交は,甚だ遺憾であると抗議するだけで実行力のない外交ばかりだから馬鹿にされるのだ。

そして裁判員と死刑問題は5社が取り上げていた。
思うに、被害者の家族はたまらない思いだと感じるが、私が裁判員としても死刑の判決を出すのはためらうと思う。
此の様な重い判決を庶民に下駄を預ける裁判員制度は考え直す必要があるのではないか。

また、尖閣衝突ビデオは不思議なことに、民主党は公開を躊躇っている議員が多いようだが、この政権も長続きしそうにない気がしてきた。


朝日新聞(社説)
その1
北方領土訪問―交渉の成果無にするのか(ここからお入り下さい)


 日ロの関係を大きく傷つけた動きと言わざるをえない。
 「両国関係に重大な支障が生じる」という日本政府の警告を振り切って、ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の一つ、国後島を訪問した。
 ロシアの最高指導者が北方領土を訪れたのは、これが初めてだ。「領土問題は存在しない」と強弁していた時代の旧ソ連の最高指導者ですら、ここに足を踏み入れたことはない。

その2
裁判員と死刑―自分のこととして考える

初公判の日以来、生と死に向き合った重苦しい2週間だったと思う。
 裁判員裁判として初めて検察側が死刑を求刑した殺人事件で、東京地裁は無期懲役を言い渡した。法廷で被告本人や遺族の話を直接聞き、生の証拠に触れた裁判員6人と裁判官3人が、議論を尽くしたうえでの結論だ。厳粛に受け止め、尊重したい。



読売新聞(社説)
北方領土訪問 露にも足元見られた民主政権(ここからお入り下さい)

我が国の主権をないがしろにする行為だ。前原外相がただちに駐日ロシア大使を呼んで抗議したのは当然である。
 ロシアのメドベージェフ大統領が1日、北方領土の国後島を訪れた。大統領の北方領土訪問は、ソ連時代を含めロシアの国家元首として初めてだ。

尖閣衝突ビデオ やはり一般への公開が必要だ(ここからお入り下さい)

いかに中国人船長の行為が悪質で、逮捕に踏み切った日本政府の判断が適切だったか。ビデオ映像は、その明確な裏付けになるのではないか。
 尖閣諸島沖の漁船衝突事件の状況を海上保安庁が記録したビデオ映像が、衆参両院の予算委員会理事らに秘密会形式で公開された。
 出席者によると、約7分間の映像には、中国人船長の操舵(そうだ)する漁船が左旋回した後、海保の巡視船「よなくに」の船尾に衝突した場面と、巡視船「みずき」と並走しながら右舷に衝突する場面が克明に記録されていた。



毎日新聞(社説)
北方領土訪問 露大統領は信義違反だ(ここからお入り下さい)

 ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の国後島を訪問した。帰属先について日露両政府が交渉を継続中の地域にロシア首脳がソ連時代を通じて初めて足を踏み入れたことは、今後の領土交渉を一層困難にするだろう。日本の事前警告を無視した訪問強行を正当化するロシアの主張を認めるわけにはいかない。

死刑でなく無期 裁判員の重たい決断(ここからお入り下さい)

「死刑は、それ自体が人の生命を奪う究極の刑罰である」
 東京都港区の耳かきエステ店の女性店員とその祖母が自宅で殺害された事件で、裁判員らは、そう意味づけたうえで決断を下した。検察に死刑を求刑された被告に対し言い渡した判決は、無期懲役だった。



産経新聞(社説)
耳かき殺人判決 極刑回避は妥当だったか(ここからお入り下さい)

裁判員裁判で初めて死刑が求刑された耳かき店員殺害事件の判決公判が東京地裁であった。女性2人が殺された事件で判断が注目されたが、判決は極刑を回避し、無期懲役を選択した。

露大統領国後訪問 大使召還など対抗措置を(ここからお入り下さい)

ロシアのメドベージェフ大統領が国後島を訪問した。日本固有の領土である北方四島の不法占拠を固定化する暴挙であり、断じて認めるわけにはいかない。日本政府は最大限の対抗措置を取らなければ、北方四島返還が画餅(がべい)に帰すことを認識すべきだ。



日経新聞(社説)
国後訪問で「領土」に毅然とした対応示せ(ここからお入り下さい)

まさに、ゆゆしき事態である。ロシアのメドベージェフ大統領が日ロの係争が続く北方四島のひとつ、国後島の視察を強行した。日本政府はこの事態を重く受け止め、厳重抗議を含めて毅然(きぜん)とした対応を示すとともに、「北方四島は日本固有の領土」とする基本的立場を改めて内外に主張していくべきだ。

死刑に臨む裁判員のために(ここからお入り下さい)

一般国民が初めて死刑か懲役刑かの選択を迫られた裁判員裁判で、無期懲役の判決が出た。
 耳かきサービス店の女性従業員と祖母を自宅に押し入り殺害した、耳かき店の常連客だった男性被告に対する裁判である。情状と、犯行動機につながる心理状態をどうみるか。その判断を裁判員は求められた。



東京新聞(社説)
北方領土訪問 『日ロ』発展損なう暴挙(ここからお入り下さい)

ロシアのメドベージェフ大統領が国後島を訪問した。北方四島はロシアに占拠され、日本が返還を求める固有の領土だ。大統領の訪問は両国関係の発展を損なう暴挙であり、厳重に抗議したい。
 ロシア最高首脳の北方領土訪問は旧ソ連時代を含めて初めてだ。日本政府は再三、中止を求めてきたが、受け入れられなかった。

二人殺害判決 極刑避けた市民の熟議(ここからお入り下さい)

極刑の適否を市民が初判断する裁判だった。耳かき店従業員ら二人殺害事件の判決は無期懲役となった。裁判員裁判で死刑を出す場合は、原則として全員一致とすべきかどうかの論議も投げかけた。


火曜日 11/02朝日新聞の切り抜き(ここからお入り下さい)