ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

南東の空に大きな赤い星

2018-07-16 06:05:57 | 日記
日曜日でしたので教会へ行きました。
予報では最高気温が35度になるとのこと。
最近、バスが遅れて定刻に来ないことが多く、バス停で待つことになりますと、イライラも
募るせいでしょうか、一層暑さを覚えてしまうのです。

「不要な外出」ではありませんが、暑さに当たって救急車のお世話になる様なことが
あってはいけないと、行くことに躊躇いを覚えはしました。
でも、日傘をさし、冷たい飲み物をしっかり持参して出かけました。

バス停近くにブドウ園があります。
青いツブツブが、ぶどう棚から可愛らしくぶら下がっていたと思いましたら、
もう、茶褐色の袋がかけられていました。
甘い香りを周囲に発散させる実りの季までは、もう暫く間があるようです。
アツーい夏のお日様の光を受け、根っこから水を吸い上げて成長していくのでしょう。
ブドウの木は元気に その葉を広げていました。
暑い日差しも、しっかり受け止めています。

でも、私にはヤケドを負いそうな熱線の様に感じました。
日傘はさしていましたが、空気そのものが熱いのです。
西日本の被災地も大変な暑さなのでしょう。
ボランティアで行かれる方々もご苦労さま、ありがとうございますと申し上げます。
バスは10分程の遅れでしたが、30分にも感じられました。

ひ孫のUちゃんのママが、友人の結婚式に参席。
というわけで、パパ(私の孫)がUちゃんを一日見ることになりました。
何にも お手伝いは出来ませんので、夕食を近所のファミレスに誘いました。
子ども用の補助イスに掛けさせてもらって、自分も大人の仲間の様に振舞っている姿を
見ますと、嬉しさと愛おしさがつのります。
誰にということではなく「ありがとう」と言いました。

火星が地球に近づいていて大きく見えるとのことですので、夜、空を眺めました。
南東の空に大きな赤い星が 
あれだな。
この星、あまり好きになれないなぁ、と思っていましたら流れ星が・・・

このところ、工藤直子さんの詩に癒されています。

    『いっしゅんの ほし』
                   ながれぼしとしひこ
     ばくは いっしゅんの
     かがやく くらやみだ

     うちゅうの
     あっちの あっちの
     あっちのほうから やってきて
     (ぼくは それが どこだかしらない)

     うちゅうの
     むこうの むこうの
     むこうのほうへと さっていく
      (ぼくは それが どこだかしらない)

     むげんに ちらばる ほしたちと
     むげんに あいさつ かわしながら
     きょうも きらりと はしりぬける

     ぼくは いっしゅんの
     かがやく いっちょくせんだ
                (くどうなおこ詩集『のはらうた』V から)

《ぼくは いっしゅんの かがやく くらやみだ》
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と、見えない夜空のキーを、三つ押しました。
                            〈ゴマメのばーば〉
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2 コメント

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アンタレスと火星と (雀)
2018-07-16 17:39:45
並んで見える季節ですか?火星は戦いの星とか?アンタレスは火星の敵ですから、さしずめ九条の会のようなですか✨賢治さんの作品にもさそり座の謂われがあったような⁉暑さで記憶が途切れます😅🙇
「星めぐりの歌」など口ずさみながら。 (〈ゴマメのばーば〉)
2018-07-16 20:53:14
(雀)さま。
こんばんは。
毎日暑いですね。
アンタレスと火星の比較、おもしろいですね。
今晩、晴れていますので、また眺めて見ることにしましょう。
♪赤い目玉のさそり ひろげた鷲のつばさ・・・などと賢治の「星めぐりの歌」など口ずさみながら。
コメントありがとうございました。

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