今日のブログはカーペット
どのカテゴリー分けに入れるといいのかわからなくなったので、
お掃除フムフムに入れました
第15話?
カーペット選び、とりあえずわからないから、店舗を回りますか?
私もサイズとインテリアとお値段で決めちゃってました。
でも、大きな面を有するので、意外と大切な買い物なんです。
どうせならカーペットの特性なども知った上で納得して選んで欲しい
ので、今回長いブログになりました。
?フムフム
カーペットは手織りと機械織りに分けられます
★ペルシャ絨毯や中国緞通などは高級品
遊牧民が自分たちの生活の為に織るキリムやギャッベなどのトライバル(民族)ラグ
一方、私たちの一般家庭に多く普及しているのは★機械織りが殆どですね
素材や毛足(パイル)によってそれらも分類でき、感触や機能性に違いが
あります。
素材も同様に天然繊維と化学繊維の二つに分けられ、
○天然
ウール・・・・・柔らかく手触りが良い。繊維の間に沢山空気を含む性質から
夏涼しく、冬暖かい。他の繊維より吸湿性がよい一方、水を
はじく性質もあり、蒸れたりじめじめすることもなく、湿気
の多い季節も快適。汚れ・燃えにくさ・染色性・弾力に優れ
る。只、購入後しばらくは遊び毛が出やすい。
シルク・・・・・ウールと混合はありますが、普及品では100%で使われる事は
ほぼない。手織りの高級絨毯に使われる。なめらかで光沢が
あり、原糸が純白に近いので染めても色合いが美しく、静電
気を帯電させず皮膚に刺激を与えない。人気があり、上質感
はNO1、水や光に弱いのが欠点。
○化学繊維
ナイロン・・・・強く、軽く、薬品や油や害虫を受けない耐久性、耐摩耗性に
優れる。擦り切れに1番強いので、人のよく歩く場所に向く。
1本で作られるナイロン素材は遊び毛が出ず、清潔で、子ども
部屋にも良い。静電気が起きやすく、タバコの火などで黒い
焦げが残るのが欠点。
アクリル・・・・弾力性や保湿性に優れるなどウールに似た特徴を持ち、且つ
価格帯が手頃なので普及品に多く使われる。帯電しにくく、
耐薬品性、かびや虫も寄せつけない。染色も鮮やかで丈夫。
ベターな素材だが、遊び毛がやや多いので、購入後しばらく
こまめに掃除機をかける事。
ポリプロピレン…最も安価。軽くて丈夫。湿気を取り込みにくく、汚れ
や耐薬品性ひ強い特徴を持つプラスチック素材。日光による
色あせも少なく、カビや虫の心配もないが、ややしなやかさ
に欠け、発色が乏しいのが欠点。化学繊維の中ではリサイク
ルに適している為これからますます需要が伸びるだろう。
毛足の形状も大きく3つに分けられる
○カットタイプ
プラッシュ・・・毛の先端をカットして揃えたタイプの中で最も一般的。毛足
の上面を5~10mmの間で均一にカットしたもので光による表情
が美しく、耐久性はループパイルに劣るが、断面の微妙な質
感やソフトな踏み心地はカットパイルならでは。
シャギー・・・・流れるような質感が特徴。長さは25mm以上で、太めのものを
密度をつめずに打ち込む。毛足が長いのでゴージャスな印象
があり、装飾性が高く、肌触りがよい。パイルに強いひねり
を加えて毛流を様々にしたハードツイストもシャギーの仲間。
○ループタイプ
レベルループ・・毛がカットされずループ状になっていて、表面の高さが均
一のもの。密に打ち込まれ、表面が滑らかで適度な弾力性が
あり、耐久性に優れ歩きやすい。埃も目立ちにくく、掃除も
楽なのでよく歩く場所にも向く。
マルチレベルループ…ループ状パイルに高低差をつけて立体的にしたもの。
ハイ&ローループとも言われる。高さによる陰影だけでなく、
毛の太さや色の組み合わせなどで視覚的変化に富む。広いス
ペースでより顕著。
○その他
カット&ループ…カットとループ両方を組み合わせたもの。変化に富む。
色や素材の組み合わせ次第でカジュアルからゴージャスまで
多彩な表情になる。
フラット・・・・平織りやフェルト調などの表面に毛足のないタイプの総称。
代表的には、糸にならない繊維を針(ニードル)で突き刺し
たり圧着するなどでフェルト状にした、ニードルパンチカー
ペットがある。毛足がない為毛玉ができにくく、水で洗えて
掃除も楽。難燃性に優れ比較的安価。
(・・・長かった。。。
ここのところタイプ仕事が多いので小指がつりそうです。)
インテリア性もありますが、悩んだら上記を参考に、カーペット選びをして
みるのも手です!
こうして総合評価があると、あなたの優先順位も見えてきませんか?