1993年5月6日
B&Bを出るとき、奥さんは「貴方はきっとスコットランドに戻ってきます」
と暗示めいたことを云いながら手を振りました。
(2005年、スコットランドを一人旅の時、この宿の前を通って
ピトロッコリーへ行きました。
泊まらないのに立ち寄るのを躊躇して複雑な思いで通り過ぎました)
ブレイマー城(Breamar Caslte)の前を通ってダフタウンに向かいます。
何処で貰ったか覚えていないが、Dufftownのパンフレットが有った。
" Rome was built on seven hills, Dufftown was built on seven stills.”
ローマは七つの丘を作ったが、ダフタウンは七つの蒸留所を作ったと書いてあります。
丘は作っても飲めないが スコッチは世界が愛飲する銘酒である。
“ hills ” と “ stitts ” 同じ韻で面白い。
ダフタウンの古い庁舎の前を通り、グレンフィディックの蒸留所に入りました。
ダフタウンの街並みと庁舎
受け付けが済むと、会社の歴史とウィスキー造りの映画(日本語あり)を見て
終わるとウィスキー原料のモルツ、蒸留釜、大きな樽などを見学しました。
ショッピングルームに案内され、御婦人マネジャーのに「サントリーとどちらが旨い?」
「勿論シングルモルトですよ!」
日本のサントリーを意識しているようでひた。
小さな町に沢山の蒸留所、不思議だが風土、気候、水の条件が良いのでしょう。
グレンヂディフィック蒸留所から
インバーネスのB&Bを決めてネス湖に行きました。
B&Bの対岸にインバーネス城
ネス湖は意外に明るくて広い。
4~5人のサイクリングしている若者に声をかけられたので
ネッシーに会うのに日本から来たと答えると、Good Luck と言って走っていった。
(日本に帰ってまもなく、ネッシーは捏造だったとの記事を見た)
酒を飲まないK君も無事インバーネスに着いたのでビールで乾杯しました。
明日はいよいよロンドンだ。
ネッシーを探してネス湖へ