golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ショスタコーヴィチ「歌曲集」モチャローフ、レーヴィン

2010-07-01 23:33:59 | Weblog
昨日はちゃんと寝たのですが、眠くて仕方がないです。

一昨日のパラグアイ戦を見た影響が昨日はそれほど出ず、1日遅れで発現したのかも。

加齢とともに、疲労や筋肉痛などが「遅延して」現れることも多くなって来ております。

で、今日は短めです。

アレクセイ・モチャローフ(バス)、アナトーリィ・レーヴィン指揮モスクワ・シアター・オペラ管弦楽団(TRITON盤)

図書館からの借用CD。

1.劇音楽「リア王」より
・コーデリアのバラード
・10の道化の歌

2.イギリスの詩人の詩によるバスのための6つの歌曲・息子に
・雪と雨のふる野原で
・マクファーソンの最後
・麦畑
・ソネット
・王様の出陣

3.レビャートキン大尉の詩による4つの詩
・レビャートキン大尉の恋
・油虫の歌
・家庭教師嬢たちのための慈善演奏会
・高潔な人

4.雑誌「クロコディール」のテキストによる5つの歌曲、より
・第3曲 自筆の供述書
・第1曲 泣き寝入り

5.反形式主義的ラヨーク

私にとって、今まで交響曲や弦楽四重奏曲など器楽曲の印象が強過ぎたショスタコーヴィチ。

先日聴いたオペラ「賭博者」、「ムツェンスク郡のマクベス夫人」が素晴らしかったので歌曲も聴いてみましたが、これもまた面白い!

皮肉や風刺に満ちた変幻自在の歌。ジングルベル♪などのパロディもあるし、おもちゃ箱をひっくり返した様な音楽もあるし、ペルトを思わせる静謐な鐘の響きもある。何でもありの世界。

有名な「ジダーノフ批判」を皮肉った危険な「反形式主義的ラヨーク」など怒りを通り越してユーモアに満ちた音楽。凄い!

もっと色々聴いてみたいショスタコーヴィチであります。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
歳をとると疲労が遅れて出るようになる、との定説には (左党)
2010-07-02 22:37:33
根拠がないんだそうな。現時点では。
それは気のせいだ!とする説も有力の模様です。でも数年後にはさらに引っ繰り返す研究発表が!・・てなことを繰り返すのかも知れませんね(^^;。
ショスタコさんってば、アイロニーの代名詞ってな印象を勝手に持ってたりします。
返信する
俗説ですか…。 (golf130)
2010-07-02 23:33:35
左党さん
コメント有難うございます。
そうか、俗説なんですね。
歳を取ると万事鈍くなるからかな、と考えておりました。
これが進むと、「自分が死んだことにも気付かない」状況にもなったりして。(落語の世界ですね)
ショスタコさんは大きな政治的制約の中で、本当に自分が書きたい音楽を隠蔽しながら表面を取り繕うという高度なすべを身に付けざるを得なかったのでしょう。色々な意味でアイロニーに満ちた作曲家ですね。
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