ブラームス「交響曲第4番」小澤征爾

最近、家具屋さんを覗くのが苦手じゃ無くなりました。

子供の頃、家具の防腐剤に使われているホルマリンのせいだと思いますが、家具屋さんに行くといつも目が痛くなったものです。成人してからもその傾向が。

防腐剤が改良されたのか、目の痛みを感じなくなってからも、昔の記憶がトラウマになっているのか、家具屋さんや家具売場は苦手な場所でした。

ところが最近、近くにあるニトリが結構お気に入り。

家具屋さんというより、ホームセンターという業態なのでしょうが。

今日も台所の不燃ゴミを分別する為のゴミ箱を買いに行ったのですが、色々なものがあって楽しいです。

時間が無かったのでゆっくり見られなかったのが残念ですが、台所用品などもじっくりチェックしたいところであります。

今度CDラックも探しに行こっと♪

って、まず部屋を片付けないとラック置くスペース無いですねorz。

小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ（PHILIPS盤）

小澤征爾さんが食道ガンで活動を休止するというショッキングなニュースがありました。

考えてみると、今まであまり小澤さんの演奏を聴いていませんでした。

そもそもCDも持っていないかも。

昔、期待して買った「シェエラザード」のLPが美しいのだけれど淡白な演奏の気がして、以来何となく疎遠になっておりましたm(__)m。勿論、嫌いな演奏という訳では全く無いのですが。

小澤さんの演奏で印象的なのは、ラジオで聴いたサイトウ・キネン・オーケストラとの演奏。日本のオケも凄いんだ！と驚いたものです。

今日、図書館に行ったらサイトウ・キネン・オーケストラとのCDがあったので借りてみました。

とても清潔で清々しいブラームス。弦を中心に非常に優秀なオーケストラ。

分厚い響きのブラームスが好みですが、こういう演奏もとても好感が持てます。

重厚な響きとは違いますが、精緻で切れ味良く、しかし柔らかい演奏。

日本的な美質でしょうか。

何故か、この演奏を聴いていたら、世界的にも非常に高い水準にある日本の古楽演奏の美しさとも通ずるものを感じました。

小澤さんの演奏、サイトウ・キネン・オーケストラの演奏、もっともっと聴きたいですね。

小澤さんの１日も早いご回復と指揮活動復帰をお祈り致します。

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