golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ニューイヤー・コンサート2002 、小澤征爾

2008-12-21 20:49:12 | Weblog
ねえ、かすみ。
今年のニューイヤー・コンサート見た?小澤征爾さんの指揮とてもステキだったから、CDも買っちゃった。

里美も見てたんだ。そういえば、あんたニューイヤー・コンサートオタクだもんね。実は私ウィーンで聴いて来ちゃった~。ホント素敵だったわ。やっぱりテレビで見てるのとはゼンゼ~ン違うわねえ。

でもチケットとか取るの大変なんでしょ。

チッチッと言って、人差し指と中指を口の前で動かすかすみ。

オヤジの会社でヨーロッパに出張している社員に取って貰ったの。あなたもテレビでばかり見ていないで、一度実演見ると感動するわよ…。

自宅に帰った里美。

もう~いらないっ!こんなCD。全く厭味な女ね!アイツ。

あんたにこれあげるからブックオフでもどこでもいいから売って来て!

どうしたんだよ、姉ちゃん。小澤征爾のニューイヤー・コンサートってお気に入りでいっつも聴いてたじゃない。あっ、さては振られたな~!

うるさいっ!早く売って来なさ~い!

…といった経緯でワタシの手元にたどり着いたのかもしれません、このCD。

先日、近くのレンタルショップで580円でした。

小澤征爾指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(PHILIPS盤)

ヨハン・シュトラウスⅡ世
1.「こうもり」序曲
2.ワルツ「芸術家の生活」

ヨハン・シュトラウスⅠ世
3.アンネン・ポルカ

ヨーゼフ・シュトラウス
4.ポルカ・マズルカ「おしゃべり女」
5.ポルカ・シュネル「前進」
6.ワルツ「水彩画」
7.ポルカ・マズルカ「とんぼ」
8.ポルカ・シュネル「おしゃべりな可愛いお口」

ヨーゼフ・ヘルメスベルガーⅡ世
9.悪魔の踊り

ヨハン・シュトラウスⅡ世
10.エリーゼ・ポルカ
11.ワルツ「ウィーン気質」
12.ポルカ・シュネル「チク・タク・ポルカ」

〈アンコール〉
ヨーゼフ・シュトラウス
13.ポルカ・シュネル「大急ぎで」

14.指揮者小澤征爾と楽団員からの新年の挨拶

ヨハン・シュトラウスⅡ世
15.ワルツ「美しき青きドナウ」

ヨハン・シュトラウスⅠ世
16.ラデッキー行進曲

ウィーン・フィルって、こんな音だったっけ?

いつもの響きと違う感じがしますが、とてもしなやかで、これが小澤征爾さんの音なのでしょうか。ウィーン・フィルの伝統の響きとは違った近代的な見透しの良い音に聞こえました。

ニューイヤー・コンサート史上初めて演奏されたという9、10も楽しい音楽。

色々な指揮者のニューイヤー・コンサートのCDを中古ショップで安く入手していこうと目論んでいるワタシ。

別に実演で聴けなくても良いです。テレビで見なくても良いです。

どんな経緯で売りに出されたCDか分かりませんが、こういう素敵なCD大歓迎ですね。

皆さんどんどん売りに出しましょう~。その場の感情で売り払っていただくのも大歓迎です(笑)。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
里見さんへ (もうやだ)
2008-12-23 13:18:04
里見さんは、「かすみさんっちってすっごくハイソなご家庭なのね。私あこがれちゃう。」と心にもなくゴマをすり、カバン持ちでも、お土産のブランド品の見張りでもしながら、ニューイヤーに連れて行ってもらうべきでしょう(^_^;)。タモリ、志村けん風に下積みからのし上がるパワーをぜひ。応援してます(^^)v

すっごく面白いシチュエーション設定でした。里見さんが自分でブックオフに売りに行かないところも(笑)。八つ当たりされる弟も気の毒です。弟っ!自分で持ってて聴けよ!・・とgolfさんの棚ぼたに嫉妬を感じつつ(^_^;)
返信する
ゴマスリ戦法ありですね。 (golf130)
2008-12-23 20:37:47
もうやださん
コメント有難うございます。
ゴマすれば確かに連れて行ってくれる可能性大です。
かすみさんちのお父さんは貿易会社の経営者で相当なお金持ち。
実は社員をヨーロッパ出張させたのも、本当の目的は娘のニューイヤーコンサートのチケット採りだったのですから(笑)。

ちなみに庶民のワタクシは、本日も中古ショップでニューイヤーコンサートのCD(500円)を購入しました。これは新年用に聴かずに大切に取って置きましょう。(かすみさんちと何という生活感覚の違い!)
返信する

コメントを投稿