golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ワイル「ベルリン・レクイエム」アサートン

2010-02-22 23:16:30 | Weblog
今日の会社帰り、和菓子屋さんの店頭に「いちご大福」が並んでいるのが目にとまりました。

これが出回ると春を感じるのですよね~。

甘い餡と酸味のある苺が混ざった味はなかなかの絶品。もちもちした皮、しっとりした餡、サクサクした苺と、歯触りが絶妙に変化するところもオツ。

大好きなのですよ、これ。

だいぶ以前にブームになったことを思い出しました。

Wikipediaに拠ると、昭和60年(1985年)頃に登場したお菓子で、「元祖」を名乗るお店がいくつもあるようですね。

う~ん、考えていたら食べたくなって来ました。

いちご大福など和菓子をツマミに日本酒というのもまた美味いんです。

もっとも、甘い物をツマミに飲んでいると、辛い物が食べたくなる。

口直しに辛い物をつまむと、これがまた美味くて酒が進む。

そしてまた、甘い物が欲しくなる。

………………………

こうして延々と飲んでしまう。

健康に良くないパターンですね。

フィリップ・ラングリッジ(テノール)、ベンジャミン・ラクソン(バリトン)、マイケル・リッポン(バス)、デイヴィッド・アサートン指揮ロンドン・シンフォニエッタ(GRAMMOPHON盤)

「三文オペラ」で知られるクルト・ワイル(1900~1950)は、「俗っぽい」音楽を書く人だとずっと思い込んでおりました。「三文オペラ」も聴いたことも無いくせにですm(__)m。

ところが、以前取り上げた「ヴァイオリンと吹奏楽の為の協奏曲」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/2a0704720c82d525504130f46e1d099e)で、意外にも純音楽的な作品も書いていることを知りました。

このレクイエムもそう。

ポーランド生まれで、ドイツ革命で虐殺された女性革命家ローザ・ルクセンブルク(1871~1919)を追悼して書かれた作品。

ワイル自身ユダヤ人で、ドイツを脱出する数年前1928年の作。

軽音楽的雰囲気と、不安な世相を反映したシリアスさがない交ぜになり、世紀末の香り漂う魅力的な音楽に仕上がっています。

20世紀が生んだレクイエムの名作の一つかもしれません。素晴らしい作品を知りました。

これまで看過して来たワイルですが、他も色々聴いてみたくなりました。幸いなことに、近所のブックオフに何故かたくさんの在庫があります。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
両刀使い (yokochan)
2010-02-23 09:13:36
おはようございます。
落雁系は苦手ですが、私も和菓子・洋菓子全般好きですし、ツマミにもなります。そして塩気も欲しくなるという、危険なパターンも同じであります(笑)

三文オペラはオペラ歌手によってやられると、結構それっぽく本格的になります。交響曲も一度しか聴いてませんが、なかなかにシリアスだったかと記憶するワイルです。
レクイエムは知りませんでした。興味大です。
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おはようございます! (ライト)
2010-02-23 11:56:59
おはようございます!
って、もうお昼ですけど

ワイル、自分はヴァイオリン協奏曲が大好きですね~。
気に入りすぎて、一時期は朝な夕なに聴いていましたよ(^^;

さて、「ベルリン・レクイエム」ですが、自分はヘレヴェッヘが指揮したヤツ(オケは失念しました)を持っています。
元々、このCD自体はヴァイオリン協奏曲目当てに買ったものだったのでちゃんと聴いてはいなかったのですが、聴いてみるとなかなか面白い。

合唱人としては興味をそそられます。
こういった「自分的お蔵入り」の曲の再発見につながるからクラシックブログはおもしろいですね。
返信する
ワイル (golf130)
2010-02-23 22:18:58
yokochanさん
コメント有難うございます。
ワイルの交響曲、是非とも聴いてみなきゃいけませんね。
19世紀末の音楽は大好きなジャンルですが、まだまだたくさんの宝が潜んでいることを痛感しました。
返信する
ヘレヴェッヘ盤! (golf130)
2010-02-23 22:25:10
ライトさん
コメント有難うございます。
良いディスクお持ちですね!
ネットでヘレヴェッヘの演奏もあるのを知りました。バッハの演奏で敬愛している指揮者であり、ワイルも是非聴いてみたいです。
ヴァイオリン協奏曲も良い曲ですよね。
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