会社帰りにCDショップを覗き、前から目を付けていたCDを買おうかと思ったら既にありませんでした。
そのCD自体は特別珍しいものでは無いのですが、価格が他よりかなり安かったので。
同じ録音はあったのですが、だいぶ高い値段の為断念。
やはりお買い得品や珍しい盤は見付けた時買わないと駄目ですね。
とは言っても、見付けてすぐ買うとなると財源が問題。少ない小遣いの中から、CD代、ゴルフスクール代、飲み代、ラーメン代(ほとんど「蒙古タンメン中本代」)等を上手くやり繰りしなければなりませんので。
なかなか悩ましいところです。
やはり前から考えているように、プレイヤーが壊れて以来死蔵状態になっているLPを処分して多少なりともCDの原資にすべきか。
でも、廉価盤が多いし二束三文なんだろうなあ。
ネットオークションとかであれば、多少は高く売れるのかもしれないが、色々面倒臭いので、ディスクユニオンとかで幾ら位で引き取って貰えそうか聞いてみよう!(と思いつつ早数ヶ月(笑)
ハーゲン四重奏団(GRAMMOPHON盤)
今日は久々ショスタコーヴィチ、久々弦楽四重奏。
当ブログではショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲は最後の15番をだいぶ前に取り上げただけと記憶。
今日は、15曲ある弦楽四重奏曲のうち、比較的初期の第4番。
比較的初期と言っても、弦楽四重奏曲の作曲を始めたのが、交響曲第5番を作曲した以降。この曲は、1949年の作曲だから作曲者43歳頃の作品。
当局からの批判を恐れて初演されたのが、スターリン死後の1953年とのこと。
でもこの曲の一体何がいけないんでしょうかねえ?
比較的古典的な様式で美しい音楽が奏でられて行きます。
このハーゲン四重奏団の演奏で聴くと、ハイドンやモーツァルトの延長線上にいる作曲家に聞こえます。
ショスタコーヴィチ苦手という方にお薦めの曲、演奏ですね。
第1楽章アレグレットは、田園的な明るさの中にも近代的な新しさが感じられます。
第2楽章アンダンティーノは、心に染み入る優しい音楽。ショスタコーヴィチって古典派の作曲家?それとも初期ロマン派だったっけ?という錯覚にも陥ります。
第3楽章アレグレットは、ベートーヴェンを思わせる曲調に皮肉っぽいショスタコーヴィチらしさも加わったなかなか魅力的な面白い音楽。
第4楽章アレグレットは、第3楽章の世界を更に押し進めて、知らず知らずの内にショスタコーヴィチ独自の世界に引き込まれます。
ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の中で、この曲が特別重要な位置を占めているという訳でもないのでしょうが、やはりショスタコーヴィチただ者ではありません(当たり前だ!)、なかなか凄い曲、この作品も。改めて思いました。
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そのCD自体は特別珍しいものでは無いのですが、価格が他よりかなり安かったので。
同じ録音はあったのですが、だいぶ高い値段の為断念。
やはりお買い得品や珍しい盤は見付けた時買わないと駄目ですね。
とは言っても、見付けてすぐ買うとなると財源が問題。少ない小遣いの中から、CD代、ゴルフスクール代、飲み代、ラーメン代(ほとんど「蒙古タンメン中本代」)等を上手くやり繰りしなければなりませんので。
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やはり前から考えているように、プレイヤーが壊れて以来死蔵状態になっているLPを処分して多少なりともCDの原資にすべきか。
でも、廉価盤が多いし二束三文なんだろうなあ。
ネットオークションとかであれば、多少は高く売れるのかもしれないが、色々面倒臭いので、ディスクユニオンとかで幾ら位で引き取って貰えそうか聞いてみよう!(と思いつつ早数ヶ月(笑)
ハーゲン四重奏団(GRAMMOPHON盤)
今日は久々ショスタコーヴィチ、久々弦楽四重奏。
当ブログではショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲は最後の15番をだいぶ前に取り上げただけと記憶。
今日は、15曲ある弦楽四重奏曲のうち、比較的初期の第4番。
比較的初期と言っても、弦楽四重奏曲の作曲を始めたのが、交響曲第5番を作曲した以降。この曲は、1949年の作曲だから作曲者43歳頃の作品。
当局からの批判を恐れて初演されたのが、スターリン死後の1953年とのこと。
でもこの曲の一体何がいけないんでしょうかねえ?
比較的古典的な様式で美しい音楽が奏でられて行きます。
このハーゲン四重奏団の演奏で聴くと、ハイドンやモーツァルトの延長線上にいる作曲家に聞こえます。
ショスタコーヴィチ苦手という方にお薦めの曲、演奏ですね。
第1楽章アレグレットは、田園的な明るさの中にも近代的な新しさが感じられます。
第2楽章アンダンティーノは、心に染み入る優しい音楽。ショスタコーヴィチって古典派の作曲家?それとも初期ロマン派だったっけ?という錯覚にも陥ります。
第3楽章アレグレットは、ベートーヴェンを思わせる曲調に皮肉っぽいショスタコーヴィチらしさも加わったなかなか魅力的な面白い音楽。
第4楽章アレグレットは、第3楽章の世界を更に押し進めて、知らず知らずの内にショスタコーヴィチ独自の世界に引き込まれます。
ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の中で、この曲が特別重要な位置を占めているという訳でもないのでしょうが、やはりショスタコーヴィチただ者ではありません(当たり前だ!)、なかなか凄い曲、この作品も。改めて思いました。
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