「太田胃散い~い薬です」でお馴染みの(笑)ショパンの前奏曲第7番を主題とした変奏曲です。
モンポウ(ピアノ)(Brilliant Classics盤)
作曲者の自作自演盤で、4枚組のピアノ曲全集の中の1曲。
フェデリコ・モンポウ(1893~1987)はスペインのピアニスト、作曲家。
ファリャ、アルベニス、グラナドスなど同じスペインの作曲家が、いかにもラテン系らしい明るさ、冴えたリズム、哀愁等持っているのに対し、モンポウは異色です。
その音楽は、あくまでも静謐で思索的。楽譜は見たことは無いのですが、小節線の無いものも多いそうです。音楽がただ静かに流れて行くのです。
年代的には現代まで生きた人ですが、様式的には近代音楽の中で語られるべきもの。
この曲では、聴き慣れたショパンのメロディを主題に12の変奏が続きます。途中、別れの曲のメロディも出現しますが全く違和感なく自然。
そう、モンポウは自然体の音楽なんですね。
最後の12変奏は、モンポウには珍しく少しノリの良い曲。
この変奏曲は、静謐で思索に過ぎてちょっと取っ付き悪いかもしれないモンポウの中では、馴染み易いものかも。お薦めです。
クラ原主義者としては、「自作自演」に触れたかったのですが、時間無いので取り敢えずここまで。
モンポウ(ピアノ)(Brilliant Classics盤)
作曲者の自作自演盤で、4枚組のピアノ曲全集の中の1曲。
フェデリコ・モンポウ(1893~1987)はスペインのピアニスト、作曲家。
ファリャ、アルベニス、グラナドスなど同じスペインの作曲家が、いかにもラテン系らしい明るさ、冴えたリズム、哀愁等持っているのに対し、モンポウは異色です。
その音楽は、あくまでも静謐で思索的。楽譜は見たことは無いのですが、小節線の無いものも多いそうです。音楽がただ静かに流れて行くのです。
年代的には現代まで生きた人ですが、様式的には近代音楽の中で語られるべきもの。
この曲では、聴き慣れたショパンのメロディを主題に12の変奏が続きます。途中、別れの曲のメロディも出現しますが全く違和感なく自然。
そう、モンポウは自然体の音楽なんですね。
最後の12変奏は、モンポウには珍しく少しノリの良い曲。
この変奏曲は、静謐で思索に過ぎてちょっと取っ付き悪いかもしれないモンポウの中では、馴染み易いものかも。お薦めです。
クラ原主義者としては、「自作自演」に触れたかったのですが、時間無いので取り敢えずここまで。