ゴールデンエース普及の歩み

【月刊 養豚界】昭和61年2月号~平成22年12月号掲載記事

「ゴ-ルデンエ-スが知恵の輪を解く」

2018-09-05 08:54:41 | 日記
 本年の畜産経営は、今までとは違った意味での厳しさが、忍び寄って来るような感じがします。従来ですと、飼料費の値上がりその他資材費等の価格、販売豚価の安い事などの要因が主でしたが、今、感じる事は一口に説明できない、もっと別のものが絡んだ、複雑なものが感じられます。私は一つの基本として来た養豚農業経営に、いわゆる家族労働経営はやはり力強く着実に安定経営をしております。昨年後半の養豚雑誌は、オ-エスキ-病の特集を殆んどが連載しております。オ-エスキ-病の発生は、肺炎を発症した場合に罹患しやすいと書いてありました。特に豚は種々の肺炎になり易く、鼻の形や顔が短かいなどの特徴を持ちます。薬剤も殆んどが、抗生物質、抗菌剤という耐性の出来るものが多く、結果的にオ-エスキ-病との併発がみられます。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、肺炎を完全に抑える結果となり、周囲がオ-エスキ-病様の事故で、大きな被害を受けても、全くの無キズの状態で、この数年二回のオ-エスキ-病の波がきましたが、全く無事の農場がありました。 豚の場合の疾病予防対策は、発生してからでは遅いのです。第一は環境衛生(悪臭)、第二にはワクチネ-ションの年間プログラム実施。ワクチネ-ションにより抗体価が上がる様な飼養管理、これだけをきっちり実行すれば、余計な経費はゼロ、肺炎様疾病は発症ゼロとなり、一腹年間二〇頭以上出荷が実現します。指標は二四頭出荷ですが当然健康豚ですから肉質向上となり、自然に銘柄となる訳です。簡単に一貫経営と言いますが、数字の組み合わせ的な事も大切です。しかし、生き物です。工業製品的な数字の組み合わせでは、うまくありません。豚の持っている能力を、いかにうまく引き出せるかの工夫が経営に対してより深みのある、そしてうまみのある結果が得られるのではないでしょうか。以上養豚農業経営の基本的なことを述べましたが、そんなに大変なことではないと考えます。ただそれを日一日とコツコツと積み重ねていけるか、行けないかが、成功するか、失敗に終わり、そしてコリもせず、目新しいものを追いかけ失敗する分かれ目になります。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スを使っている農場と同じ配合飼料を使っている養豚所に行くと、臭いの違いがはっきり判ると言われています。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スを使っている所は、臭いがないと言っても過言ではありません。糞の臭いがないと言う事は第一に豚の腸内細菌が変化し、飼料中の栄養分の分解吸収が良く、いわゆるカスが完全にカスになる訳です。その分吸収された栄養分が、豚の生理機能を活性化し、特にワクチネ-ションの抗体価のアップ、発情ホルモンの活性により、離乳後
早期に発情再帰となります。この二極的な大きな生理的作用が、更に生体内於いて、多くの反応を持たらし、結果的に繁殖成績の向上に導きます。年間一腹二〇頭以上の肉豚集荷が、無病息災により、無駄な薬品等の経費をかけず、自然に経営意欲が沸いて一歩前進となるわけです。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、自然の仕組みが、知恵の輪とするとそれと解くカギとなります。本年は、畜産農家として残れるか否か正念場となりそうです。悔いのない体勢でお互いに、精進しましょう。

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