ナゴヤメトロ金山線

事業化が絶望的な地下鉄金山線や名古屋の鉄道網について、管理人の自分勝手な理想論を元に検証し、提案をしていきます。

あまトラム前段階、名鉄バスによる専用速達系統案

2016-09-11 00:54:08 | 桜通線西部延伸・あまトラム

 こんばんは、地下鉄桜通線延伸代替案を考え、LRTを中心に色々な案を出しましたが、まず現在走っている名鉄バス路線をいじって選択肢を増やすことで利用者を増やす必要があるのではないかと思い、この案を考えてみました。

 

 これなら新たな鉄道や新交通システムなどの建設と比較して極端にコストを抑えることが出来ます。

 

この急行バスはあくまで「あまトラムの前段階」で、名鉄バス津島線の一部ルートの変更と、本線区間は名鉄バスセンターから大坪間に限定することから、プレトラムと名付けました。

 

 まずは名古屋駅から中村公園の間です。名鉄バスが市バスとバス停位置を揃える前がどうなっていたのかは記憶にありませんが、七宝町内まで速達化させる必要があるため、七宝支所前までバス停の数を抑制します。

 

続いて中村公園より西です。青線は市バス大治西条と新大正橋西発着系統、赤線は名鉄バスの従来のルートです。

プレトラムは1時間6本ある名鉄バスのうち、名鉄バスセンター-大坪間の系統を一部ルート変更、速達化させるものです。

ただ単にその系統を引き抜いただけでは1時間2本しかなく利便性に欠けるので、人口密度のわりにバス網が尾張最悪レベルに乏しい甚目寺地区を繋げます。

両線とも1時間2本ずつ、合計4本とすることでようやくプレトラムの本領を発揮します。

また、新大正橋西バス停は、通り沿いに設置すると事故のリスクが高まり(大治橋架け替え工事中は通り沿いに設置していた記憶がある)、バスターミナル経由となるとむしろデメリットの方が大きくなるので、市バスに任せる形にして通過させます。

七宝支所前(現、七宝町桂)バス停より先は急行運転のメリットがないので、完全に名鉄バスの在来系統とバス停間隔を同じとします。

ただし、県道68号線の延長次第では大坪付近を除いて全区間急行運転でも良いのかと思います。その付近を加筆した地図は近日載せることにします。

 

黄緑の線はプレトラムの補助を担う「プレトラム・アシスト」です。

このプレトラム・アシストの路線網はこの辺りを通ればいいかなくらいのものであり、年に一度、市民町民の意見を基に大幅に路線、本数変更を行うものとします。

このプレトラム・アシストは巡回バスではないのでハブバス停はアートビレッジではなく、甚目寺駅と大坪を中心にします。

周辺自治体がプレトラム・アシストに参画するのであれば、須ヶ口駅、新清洲駅、大里駅、青塚駅(北口は少し離れた場所になる)、JR蟹江、春田駅まで伸ばすと利便性が増すと思います。

 プレトラム・アシストについてはまた新たに記事にしたいと思いますので、ここまでにしたいと思います。

 

プレトラムの料金ですが、名鉄バスがそのまま運営に当たればいいと考えているので従来通りでいいと思います。

車両ですが、岐阜バスみたいに連接バスを用意する必要はありませんが(それ以前にそこまで大きなバスを通すこと自体あま市内では不可能)、専用の車両を用意し、一般バスとの違いを見せつけるため、ハイバックシートを採用すべきだと考えております。

また、塗装もオレンジ1色など、一般系統との違いを明確にした方がいいかも知れません。

 バス停は、名古屋市内のガラス張りバス停はそのままでいいですが、屋根のないバス停は専用の独特のデザインのものを採用すべきだと思います。

 

最後に甚目寺系統ですが、花常字伊勢田交差点以北はまともに道路整備すらしていない状態なので、あまトラムの予定ルートに完全に沿うことは不可能です。

 そのため、一部区間を東にずらして通します。

 甚目寺バスターミナルの近くには、あま市民病院や甚目寺支所がありますが、プレトラム自体あくまであまトラムの前段階の路線なので、プレトラム・アシストに一任する事にします。

 

 

 ただし、このバス案は仮に一度は実現しても、バス事業者とは言え、民間企業が運営する以上、乗客数が思うように伸びなかったり少しでも減少すれば、簡単に廃止されるリスクが高いです。

 

 また、人口規模や運営会社、経緯の一部に違いはあるものの、プレトラムに近いバスが大阪に実際に走っています。


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