ナゴヤメトロ金山線

事業化が絶望的な地下鉄金山線や名古屋の鉄道網について、管理人の自分勝手な理想論を元に検証し、提案をしていきます。

運行形態

2011-08-17 23:23:37 | 金山線



今回は運行形態のお話をします。



ここからは近鉄のほかに名鉄瀬戸線とも相互乗り入れする事を想定してお話します。

この路線、今までの地下鉄みたいに全て各駅停車で乗客を増やしていくのは不可能です。当然の話し、地下鉄内各停、乗り入れ区間急行運転と言うのも通用しそうにありません。



そこで、昼間及び休日の各駅停車を最低1時間当たり4本、最短4両編成の条件を飲んだ上で悪く言えば近鉄の好き勝手にダイヤを組ませると言う方法があります。

前述の通り、戸田駅には折り返し設備を設けない事から、高畑折り返しにするか、戸田を通る列車は富吉まで直通させます。


その場合、近鉄に乗り入れる列車は高畑-戸田間に駅を設置しない事から、各駅停車は全て「準急」にします。

富吉-尾張瀬戸間の運用なら最長6両、冨吉から先の区間まで乗り入れる場合は大部分の駅が5両分しかないため、最長4両とします。

また、「普通」は、地下鉄内運用(高畑-栄のみ)最長6両とし、名鉄まではみ出る運用については最長4両とします。

乗り入れ区間は「準急」である都合上、四日市までですが、地下鉄車は四日市から先、「普通」に変更の上、最長白塚までとします。近鉄車は2+2であれば同様に「普通」に変更した上でどこへでも行ける様にします。名鉄車は連結器を従来のままにしそうなので冨吉までとします。ただし、どの車両も近鉄名古屋発着の定期列車の設定ありとします。


その「準急」、地下鉄内運用の「普通」に使用する車両は、ホームドアを設置する都合上、1421編成、5200系を除くVVVF車全車、名古屋市営地下鉄N5000形(仮称、金山線がかつて5号線となっていたことから)、名鉄4000系を長さを近鉄通勤車と同寸にした4200系(仮称)とし、近鉄車は2+2でも構わないとします。


近鉄の乗り入れ専用車の3220系を作ってもいいのですが、近鉄の好き勝手にダイヤを組ませる都合上、無駄かも知れませんね。



続いて「急行」ですが、「急行」と、ラッシュ時のみ運行する「快速急行」の2本立てとします。

編成は急行は全区間6両、快速急行は最長で名鉄部分を含めて全区間8両とします。

乗り入れ区間は「急行」「快速急行」に関係なく、伊勢志摩方面は鳥羽、大阪線には「化ける列車」または「臨時急行」などで大阪上本町まで乗り入れます。

停車駅は急行は富吉と川越富洲原を追加し、東大手を急行停車解除する以外は近鉄名鉄共に従来どおり、地下鉄線内は高畑、金山、栄のみ停車(戸田は原則通過)とします。



快速急行停車駅は近鉄線内は、JRとの競争による都合上、特急停車駅とほぼ同じとします。

名鉄線内は、快速急行のメリットを優先させるため、停車駅を極端に減らす必要があります。停車駅は、大曽根、大森・金城学院前、尾張旭、三郷、新瀬戸、尾張瀬戸とします。これでもかつての特急停車駅より多いです。

これらに使用する車両は近鉄一般車全車、近鉄5820系と共通運用させるために名古屋市交通局が用意するN5030形(仮称、シート配置は7000型と同一)とします。

N5030形は大阪線でも運用させる形を取ります。また、この地下鉄車は近鉄一般車ならどの車両でも併結出来るようにします。

普通、準急用N5000形は4両固定、急行用N5030形は6両固定とします。ただしN5000形は大阪線に営業運転で入線する事はないので他車と併結する事はイレギュラーな事態が起こらない限りないものとします。




続いて特急ですが、名古屋線と同様、「甲特急(近鉄以外の名称、快速特急、仮称)」、「乙特急」の2本立てとします。これも使用車種は特急車であればどの車両でも使用出来るようにします。また、名古屋市交通局は特急料金を取れない(通行料に割り増しして取る事しか出来ないであろう)事から、名鉄が一部の特急車を用意します。パノラマカーのような車両を出す事は不可能と思われるので、ミュースカイまんまの物が出るか、近鉄車のパクリと言われる様な物が出るか、実現性がゼロに近いのに楽しみですね。最短両数は2両、最長両数は10両とします。ただし、名鉄まで乗り入れる場合は栄で切り離して最長8両にします。

また、乗り入れ区間は近鉄特急が乗り入れる区間であれば、阪神線へも山陽線へも神戸高速線へも乗り入れるとします。(ただし、定期運用は新開地までとします。)

停車駅は近鉄は従来どおり、地下鉄線内は前述の通りですが、高畑は一部のみ停車。名鉄線内は快速急行停車駅に三郷を外すのみにしますが、尾張旭と大森・金城学院前は一部のみ停車とします。


甲特急についてですが、近鉄線内は従来どおり、地下鉄線内は金山、栄のみ、名鉄線内は大曽根に停車させるか、万博記念公園輸送のために新瀬戸を停車させるか悩むところです。




本数としては、簡単にではありますが、昼間は準急4(原則全列車富吉行き→半分は四日市行き)、急行2(うち1本は四日市または平田町行き※)、特急2(うち1本は伊勢志摩、残りの1本は大阪、神戸方面)とします。輸送力過剰と言われるかも知れませんが、名古屋-冨吉間を地下鉄の代替と考えればこれ以上減らす事も厳しいです。(ちなみに名古屋-戸田間は一般種別でワンマン2両普通4、急行2。普通列車2本は富吉止※2)

ラッシュ時は普通(高畑折り返し)2、準急4、急行(高畑折り返し)1、快速急行3、特急2(何れの種別も名古屋行きとの兼ね合いからこれ以上増やせない)、快速特急1(名古屋発着のノンストップ特急増発分のみ)とします。


※ 金山線発平田町行きを設定すると鈴鹿線各駅のホームを4両分に延ばさなければならなくなる。

※2 2012年3月のダイヤ変更で急行が4本になったので急行を2に減らし、富吉止をなしにしてください。また、普通は4本中3本を富吉行きとしてください。2016年3月のダイヤ改正で昼間の四日市急行が準急に戻ったので訂正しました。


次回は名駅エリアで面白い話が出てきたので少し話を脱線して絡めて行こうと思います。







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