人生80歳を超えてみると瞬時の実感がますます強くなる。あの大戦も昨日のことのように浮かび上がってくる。戦死したあの叔父たちも若かった、遠い異国の地で故郷に思いを馳せ、あの一番先に生まれ可愛がった甥の年老いた姿に驚き苦笑していることだろう。軍服の遺影に手を併せる日々も多くなっている。
5月3日が来れば83歳、憲法記念日であるそして私の誕生日、戦後70年この日を私は誇りに思っているこの日に生まれたことが本当に嬉しい。しかし今改憲論が渦巻いている、悲しく不安である、あの戦争と沢山の人びとが犠牲になった悲劇が脳裏に浮かぶからである。
戦争を知らない人々が政財界にも一般社会にも多くなってきた。老いゆく身の不安は日々つのっていく、孫たちに危険はないのか、ふっと叔父たちの無念の死と若人たちの未来が重なって胸が締め付けられる。平和理に生涯を全う出来る人生であってほしいとテレビのスイッチに手が行く今日此の頃だ。
5月3日が来れば83歳、憲法記念日であるそして私の誕生日、戦後70年この日を私は誇りに思っているこの日に生まれたことが本当に嬉しい。しかし今改憲論が渦巻いている、悲しく不安である、あの戦争と沢山の人びとが犠牲になった悲劇が脳裏に浮かぶからである。
戦争を知らない人々が政財界にも一般社会にも多くなってきた。老いゆく身の不安は日々つのっていく、孫たちに危険はないのか、ふっと叔父たちの無念の死と若人たちの未来が重なって胸が締め付けられる。平和理に生涯を全う出来る人生であってほしいとテレビのスイッチに手が行く今日此の頃だ。