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極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

エネルギーと環境 242

2025年05月12日 | ネオコンバ-テック

彦根市ひこにゃんイラスト に対する画像結果
彦根藩の当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる招き猫と井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の
井伊軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと兜(か
ぶと)を合体させて生まれたキャラクタ-

                      花 

【季語と短歌:5月12日】            

       風薫る小千鳥山藤空青し 
               
                  高山 宇(空色鬼) 


図1:人工衛星観測で捉えられた地表面の隆起量と海底    図2:2024年能登半島地震を発生させた活断層の
  活断層の分布                      3次元形状
                     


図4 高耐熱キャパシターの生産工程
図4 耐熱キャパシターの生産工程:ジェイテクトの新型キャパシター量産ライン;日経xTECH

✳️リチウムイオンキャパシター用の「三元複合負極材」
グラファイトとハードカーボン、ナノSiの質量比「2対6対2」
秋田大学は、リチウムイオンキャパシター用の「三元複合負極材」を開
発。この負極材を用いて試作したリチウムイオンキャパシターは、129.
3Wh/kgという最高エネルギー密度を達成(via EE Times Japan)。
これまで、リチウムイオンキャパシターは、負極材に炭素系材料を、正
極材に活性炭をそれぞれ用いた蓄電デバイス。「エネルギー密度」「入出
力密度」「サイクル寿命」のバランスに優れている。ただ、従来の負極材
は比容量が低いため、リチウムイオン電池に比べるとエネルギー密度は
低かった。
画像 1
【要約】以前は、リチウムイオンキャパシタ(LIC)用の硬質炭素(HC)/グ
ラファイト(Gr)複合炭素(CC)陽極が優れたサイクリング性能とレート性
能を示すことが注目されていました。本研究では、ナノSiをCCマトリッ
クスに集積し、LICs用の高エネルギー密度三元複合陽極を開発。固体電
解質の界面を安定させ、複合アノードの不可逆的な容量を排除に、 2回
繰り返されるプレリチウム化法を適用。このアプローチでは、Siの高い
比容量を活用してエネルギー密度を高め、HC中のアモルファスカーボン
を利用して充電中のSiの体積膨張を緩衝し、Grの高い電気伝導率を活用
しレート性能を向上。三元複合アノードは、エネルギー密度を最大化し、
極端な条件下での耐久性の評価に、より広い電圧範囲にわたって電気化
学的特性評価。複合アノードの最適なCC:nano-Si質量比は、比較研究を
通じて決定された。CC:nano-Si質量比80:20の複合陽極は、最大エネル
ギー密度129.3Wh kg−1を達成。
また、2.0〜4.0 Vで10,000 サイクル後
に88.4 %の優れたエネルギー密度保持率を実現。1.5〜4.2Vで5000サイ
クルの追加を含む加速老化試験後の保持率は90.1%

Fig. 1
Fig. 1. (a) Raman spectra and (b) XRD patterns of HC, Gr, and nano-Si.

Fig. 8
Fig. 8. SEM images of the composite anodes before
and after electrochemical characterization.
【展望】現在、ナノサイズの Si 粒子は高価であり、それが三元複合負極
材の実用化を妨げる可能性があります。従って、より安価なサブミクロ
ンサイズおよびミクロンサイズのSiで代用できるような技術を探索。さ
らに、使用済み太陽光発電パネルから Si を抽出するなど、環境に配慮
た材料の使用
も検討する。
【掲載誌】
雑誌名:Journal of Power Sources
文題目:Hard carbon/graphite/nano-silicon ternary composite anode
for high-performance  Li-ion capacitors (オープンアクセス化,無料で
閲覧可能) 
DOI:https://doi.org/10.1016/j.jpowsour.2025.236930 

ウイルス解体新書特版


✳️ 
迅速かつ高感度、安価な新型コロナ検査法
   市販の検査キットと比べて約100倍高感度検出
4月28日、長崎大学,エジプト・マンスーラ大学は,ポリマー化アリザ
リンレッド-無機ハイブリッドナノアーキテクチャを蛍光標識試薬とし
て用いる,新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の核タンパク質の迅速
で高感度な免疫測定法を開発(via オプトロニクス・オンライン)

COVID-19パンデミックのような新興感染症は世界中に深刻な影響を及
ぼしており,公衆衛生および医療システムへの負担が増大しており,迅
速かつ高信頼性の診断ツールの必要性が顕在化している。
現行の免疫測
定法,とくに酵素標識抗体を用いるエンザイム免疫測定法は,感度およ
び特異性において高い性能を有するものの,コストや安定性に課題が残
されており,迅速診断が求められる臨床現場での即応性に欠ける場面も
あり,これらの課題を克服し得る新規技術の開発が課題となっている。

そこで研究では,免疫測定法に用いる新たな非酵素的蛍光標識システム
として,PARIHN技術を開発した。PARIHNは,比較的安全でコスト効
率の高い素材である,キトサン(天然由来高分子),アリザリンレッド
(色素)および亜鉛イオンから合成される。

【今後の展望】 PARIHN技術は、免疫定法やイムノクロマト法において
高い感度を示しており、診断技術としての大きな可能性が実証された。
今後はこの技術を研究開発の段階から実用化へと展開するため、製造プ
ロセスのスケールアップやコスト削減を見据えた最適化が重要な課題と
なる。
 また、さまざまな臨床検体を用いたバリデーションを通じて、再現性
や信頼性を確保し、国内外の規制基準に対応した体制を整えていくこと
も不可欠です。さらに、PARIHNをマイクロ流体デバイスやポイント・
オブ・ケア機器と組み合わせることで、より迅速かつ簡便な診断が可能
となり、公衆衛生の向上にも寄与すると期待される。加えて、本技術の
応用範囲を広げるために、他の病原体やバイオマーカーの検出への適応
可能性を探る研究も進められている。
pr20250430-11.jpg
図1 (a) HRTEM像。暗いコントラストで示されるメタチタン酸ナノ粒子
が見られる。(b) 画像処理によって粒子領域を検出した図。粒子ごとに
色分けして塗りつぶしている。(c) b中の中央下、白い丸とバツでマーク
された粒子のFFT図形。(d)格子相関マップの一例。ここでは(004)面と
(110)面、(002)面と(110)面の組み合わせがスポットとして現れている。
(e)解析から提案された結晶模型。(f)結晶模型について計算した環状暗視
野STEM像。(g)メタチタン酸ナノ粒子の環状暗視野STEM像。

【論文情報】
掲載誌: Biosensors
論文タイトル : Polymerized Alizarin Red–Inorganic Hybrid Nanoarchitecture (PARIHN)
as a Novel Fluorogenic Label for the Immunosorbent Assay of COVID-19
DOI: 10.3390/bios15040256 Available online: 16 April 2025
https://www.mdpi.com/2079-6374/15/4/256

 

I/O booksコンピュータウイルス解体新書
瀧本 往人【著】/第二I O編集部【編】
工学社(2009/12発売)
内容説明:身代金要求:データにパスワードをかけて“身代金”を要求!
ゾンビPC:あなたのPCが犯罪者の“操り人形”になる!爆発的感染:
世界を舞台に起こるウイルスの爆発的拡大!悪質スパム:誰もが興味を
もつ話題に潜む「トロイの木馬」。社会を揺るがす犯罪の正体。
目次
序章 コンピュータ・ウイルスの今
第1章 国内を揺るがしたウイルス
第2章 つい騙されるウイルス
第3章 ターゲットを絞り込んだウイルス
第4章 爆発的に拡散するウイルス手法
終章 ウイルスの未来像と社会像の未来

著者等紹介:瀧本往人[タキモトユキト]
信州大学大学院人文科学研究科(地域文化・比較哲学専攻)修了の後、
同大学院工学研究科博士課程後期で地域社会論・環境哲学を専攻。現在、
國學院大學と神奈川県立保健福祉大学などで非常勤講師(哲学)、G 
Data Software株式会社執行役員(本データはこの書籍が
刊行された当時に掲載されていたもの)
※書籍に掲載されている著者及
び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報である。

野菜や花がグングン育つ! 農家を助ける

大石物産(福岡県八女市、大石一正社長)は、家庭園芸用の培養土や肥
料の製造を手がける。リサイクル材の活用など環境に配慮した製品開発
に従来取り組んできた。
3月に福岡や佐賀、長崎の各県内にあるホーム
センター(HC)で販売が始まったのが培養土「実のなる野菜の土」。同
製品に配合した土壌改良資材は九州大学などと共同開発したものでシュ
レッダー古紙を原料に使う。
細かく裁断されたシュレッダー古紙は製紙原料には不向きで、多くが焼
却処分される。そこで採用したのが、九大が研究する「トリコデルマ菌
911」株。紙の繊維質を分解する能力が高く、古紙を栄養にできると
いう。土壌病害の発生を抑えて、植物の栄養吸収を助ける作用もある。
高温環境への耐性が高く、45度Cで15時間。高温耐性は管理のしや
すさにつながる。

原料のシュレッダー古紙は同社事務所で発生したもの。そのほか土壌改
良資材には、浄水場で発生した土砂などの沈殿物を脱水・乾燥した浄水
ケーキと呼ばれる材料と園芸用軽石を使う。浄水ケーキは菌のすみかと
なる。保存性を向上させるための軽石には、他の製品の原料にしにくい
サイズを使用して資源の有効活用を図った。

開発は福岡県リサイクル総合研究事業化センター(北九州市若松区)が
支援し、2016年度以降に実施された三つの研究会を経て実現した。
同センターは関係者の調整や研究費の面で後押ししている。
野菜の栽培
に関する効果の検証では、福岡県農林業総合試験場(福岡県筑紫野市)
が技術支援や農家への協力要請を行った。サラダ菜やトマト、大根で収
量の増大を確認した。連作障害の軽減も期待できる。
卸先のホームセン
ター業界では、国連の持続可能な開発目標(SDGs)への取り組み機
運が大手を中心に高まっているという。大石物産は取扱店舗を増やしてい
きたい考えだ。また将来は土壌改良材のみの製品化も検討する。

🪄「がっちりマンデ!!」(5月11日 TBS)で見た。「胡散臭い」バリ
 アを感じるものの「トリコデルマ菌911」の製紙分解残渣の効能と
 なるとネット」で見る限り「定量的評価数値」がない。したがって

 紙排出物」(燃えるゴミとして再利用)➡️「新しい培養土」として再
 利用効果「対購入費」が「コスパ感」を満足さるのか?(残疑問)。


✳️ ナノ粒子の三次元結晶構造の決定法
   ― 欠陥を多く含むメタチタン酸ナノ粒子の構造決定に成功 

pr20250430-11.jpg
図1 (a) HRTEM像。暗いコントラストで示されるメタチタン酸ナノ粒子が見られる:(b) 画像
処理によって粒子領域を検出した図。粒子ごとに色分けして塗りつぶしている。(c) b中の中央
下、白い丸とバツでマークされた粒子のFFT図形。(d)格子相関マップの一例。ここでは(004)面
と(110)面、(002)面と(110)面の組み合わせがスポットとして現れている。(e)解析から提案さ
れた結晶模型。(f)結晶模型について計算した環状暗視野STEM像。(g)メタチタン酸ナノ粒子の
環状暗視野STEM像
【概要】
今回の研究では,FFT(高速フーリエ変換)を用いて得られた
格子の間隔や角度の相関を統計的に解析し,構造情報を導出する新たな
手法を開発した。
具体的には,TEM試料上にランダムな方位で分散した
ナノ粒子から得られた500枚の高解像度TEM像から約1300個のナノ粒子
を検出し,それぞれの画像に対してFFTを実行し,メタチタン酸ナノ粒
子がもつ特徴的な格子相関を統計的に得ることで構造に関する三次元情
報を得た。
その結果,メタチタン酸ナノ粒子の構造は,アナターゼ型酸
化チタン(TiO2)を骨格としながら,TiO2層とTi(OH)4層が交互に積
層する特異な構造であることが明らかとなった。
この構造モデルは,密度汎関数理論(DFT)による計算で安定性が確認
され,さらに環状暗視野STEM観察によって得られた像とも一致し,提
案された構造の妥当性が裏付けられた。
開発した格子相関解析は,従来
と比べて1/20から1/500程度の低い電子線照射量で三次元的な結晶構造の
解明を可能とする。研究グループは,このような材料の構造解明に弾み
をつける新たな手法であり,多彩な物性の理解に貢献すると期待される
としている

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掲載誌:Communications Chemistry
題 目:Three-dimensional atomic-scale characterization of titanium
oxyhydroxide nanoparticles by data-driven lattice correlation analysis
掲載日:2025年4月28日
DOI:doi.org/10.1038/s42004-025-01513-2
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✳️単層カーボンナノチューブ内に弱く閉じ込めたカルビンを低温合成
ペンシルベニア州立大学(Penn State)を含む国際研究チームは、極め
て強靭ながら不安定で実用化が難しかった炭素の一種「カービン(carb^
yne)」の安定化に成功しました。カービンは、炭素原子が直線状に連な
る一次元構造を持ち、理論上はグラフェンを超える強度と優れた電子特
性を有すが、従来は容易に曲がったり結合し、合成や大量生産が困難で
あった。研究チームは、カービンを単層カーボンナノチューブ(SWCNT)
の内部に封入し、低温環境下で合成することで、カービンの安定性を向
上させることに成功した。これにより、従来よりも容易にカービンを生
成できるようになり、材料科学や技術分野での新たな応用が期待される。
このように、カービンは、電子が高速で移動できる特性に加え、自然に
「半導体ギャップ」を持つため、トランジスタのような電子デバイスへ
の応用が可能です。これは、ギャップを持たないグラフェンとは
異なる
利点であり、将来的にはシリコンに代わる高速・高効率な電子材
料とし
ての活用が期待されている
。この研究成果は、、材料科学やナノテクノロ
ジー分野における革新的な進展として注目されている。


【要約】カービンは、三重結合と単結合が交互に配置された一次元(1D)
炭素の同素体であり、知られている中で最高の機械的強度を持っている
が、曲げに対して不安定であり、そのため合成は短い線状鎖に制限され
ており、カーボンナノチューブ(CNT)の内部に封入することでカービ
ンが安定化し、閉じ込められたカービン(CC)が形成され、カービンの
魅力的な1D物理学や材料特性に関するさらなる研究が可能になる。
CCは、アーク放電法を使用して多層CNT内で合成され、また高温高真空
法を用いて二重壁CNT内でも合成されているが、単層CNT(SWCNT)内
での合成は、その脆さのために困難でした。本研究では、SWCNT内で
CCを合成するための低温手法(CC@SWCNT)を報告します。400°C
ADC(アモニウムデオキシコール酸)を含むSWCNTをアニールする

とにより、SWCNTを損傷することなくADCがCCに変換された
。ラマン
分光法により、1860〜1870 cm−1で強いCCフォノンピーク(CCモード)
が確認され、SWCNTのGバンドピークよりもはるかに強力であることが
示された。
ラマン分光法により、1860−1870 cm−1で強いCCフォノンピーク(CC
モード)が確認され、SWCNTのGバンドピークよりもはるかに強いこと
が明らかになり、得られた材料に高い比率のCCが含まれていることが確
認されました。ラマンマッピングの結果は、全体のフィルムサンプルに
わたるCCモード信号の均一性を示しており、適切なサイズのSWCNTに
おけるCCの合成におけるこの手法の高い効率を証明している。注目すべ
きは、CC@SWCNTのCCモードピーク(1860 cm−1以上)が、以前のCC
@CNTサンプルで報告されたピーク(主に1856 cm−1未満)よりも高い
ことです。これは、この研究で使用されたSWCNTの直径がより大きい
(>0.95 nm)ためであり、典型的な0.6−0.8 nmの範囲と比較される。
大きな直径は、閉じ込めが減少し、カービンが安定しているままで自由
に立つカービンに近い形状を持つことを可能にする。この低温合成によ
って得られた大直径SWCNT内の長鎖、ほぼ自由に立つカービンは、1D
物理学とカービンの特性を探る機会を提供し、潜在的な応用のための可
能性を秘めている。
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<関連情報>
https://www.psu.edu/news/materials-research-institute/story/stability-solution-brings
-unique-form-carbon-closer-practical

https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsnano.4c17104
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太陽光を利用した水の光触媒分解による水素製造の革新(China Achieves Breakthrough in Solar-powered Water Splitting for Hydrogen Production)
✳️
太陽光を利用した水の光触媒分解による水素製造の革新
中国科学院金属研究所の劉剛教授率いる研究チームは、スカンジウム(
Sc)をドープしたルチル型二酸化チタン(TiO₂)を開発し、太陽光を利
用した水分解による水素生成の効率を大幅に向上させました。
この新材
料は、酸素空孔による電子の捕獲を防ぎ、特定の結晶面を形成すること
で、電子と正孔の再結合を抑制し、電荷分離効率を高めている。
その結
果、紫外光の利用率は30%を超え模擬太陽光下での水素生成効率は従
来のTiO₂材料の15倍に達した
この技術は、1平方メートルのパネルで
1日あたり約10リットルの水素を生成可能
であり、将来的な産業応用が
期待されている。
研究成果は
『Journal of the American ChemicalSociety』に掲載。
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【関連情報】
・https://english.cas.cn/newsroom/cas_media/202504/t20250409_1040845.shtml
・https://pubs.acs.org/doi/10.1021/jacs.5c01936
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 1️⃣ WO2011/030546 ガス生成装置およびガス生成方法 三井化学
株式会社(参考検索)
【要約】 水を含む電解液(12)から酸素ガスおよび/または水素ガス
を生成するガス生成装置は、アノード電極(2)、カソード電極(3)、
複数の貫通孔、およびガス収容部(21)を備えている。アノード電極
(2)(光触媒担持電極)は、光触媒反応により電解液(12)から酸素
ガスを生成する光触媒を含む光触媒含有層を有する。カソード電極(3)
は、光触媒含有層における光触媒反応により電解液(12)で生成され
た水素イオンおよび電子から水素ガスを生成する。貫通孔は、アノード
電極(2)またはカソード電極(3)の少なくとも一方に設けられ、電
解液(12)を通過させず、かつ生成された酸素ガスまたは水素ガスを
通過させる。そして、ガス収容部(21)は、貫通孔を通過した酸素ガ
スまたは水素ガスを収容する。
000002
【図15】第1実施形態のガス生成装置の側面断面図




【図面の簡単な説明】【0069】

【図1】従来の、アノード電極に光を照射することにより水電解を行う
一般的な装置図の模式図

【図2】(a)、(b)は電解液に紫外線光を照射した場合の状態を示す
説明図

【図3】水素ガス気泡と酸素ガス気泡とが会合する状態を示す説明図(左)
【図4】光触媒表面を液膜層で覆った状態を示す説明図(右)

【図5】(a)~(d)は本実施形態のガス生成装置の基本概念ぼ模式図

【図6】(a)~(c)はヤング-ラプラスの式を説明する図

【図7】アノード電極に形成した孔加工部の例を示す平面図である。

【図8】(a)は光触媒含有層および助触媒層と、夫々の貫通孔との構
造に起因する特徴を説明する模式図であり、(b)は拡大図である。記
号Xは、酸素分子の発生箇所を示したものであり、矢印は、発生箇所X
と貫通孔までの最短距離、すなわち界面-反応点距離を示したものである。

【図9】(a)~(d)は対向配置型のガス生成装置の基本構成を示す
模式図

【図10】(a)、(b)は対向配置型のガス生成装置におけるプロトン
と電子の移動を示す説明図である。(a)は、電子がリード線を介して、
アノード電極からカソード電極に移動する様子を示したものである。
(b)は、アノード電極とカソード電極間に設置されたメッシュ状の導
電材料を介して電子がアノード電極からカソード電極に移動する様子を
示したものである。

【図11】(a)は光触媒セル(アノードセル)の側面断面図であり、
(b)は正面図

【図12】(a)はアノード電極自身の正面図であり、(b)は側面断面
図であり、(c)は(b)の拡大図

【図13】アノード電極に形成した孔加工部の一例を示す平面図



【図14】(a)は助触媒セル(カソードセル)の側面断面図であり、
(b)は正面図
【図15】第1実施形態のガス生成装置の側面断面図(前出)

【図16】図15に示される、第1実施形態のガス生成装置の正面図

【図17】第2実施形態のガス生成装置の側面断面図
以降の図は次回掲載

ガス生成装置を用いたガスの生成実験の説明図
【0314】
  表1
000003
【0315】  この出願は、2009年9月9日に出願された日本出願特願2009-207
777および2009年9月16日に出願された日本出願特願2009-214484を基
礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。

🪄やっと、光触媒と水の電解による水素製造装置の詳細考察に入る。こ
     れからは「執念の域」(鬼の世界へようこそ)に入る。(願支援)




           春が来ても、鳥たちは姿を消し鳴き声も聞こえない。
                                                   春だというのに自然は沈黙している。    
                                                   レイチェル・カーソン 『沈黙の春』

                 





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エネルギーと環境 160

2025年03月02日 | ネオコンバ-テック


彦根藩二当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代
の井伊 軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と
兜(かぶ と)を合体させて生まれたキャラクタ-。
 

【季語と短歌:3月1日】

        春一番トランプされ局所解 

                   高山 宇(赤鬼)

 山田義空               『マグマのこころ』     

マグマあり黄泉の国あり地下深く不如意かかへて地下鉄に乗る
湯煙のだなびく里に思ふこと地獄極楽我がこころなり
潮より碧ぐうるはし海地獄我がこころねもかくぞありたき
                「短歌研究」2015.1+2 より選       

 ウイルス解体新書特版

またもや、新型コロナウイルスの起源を巡り、米中間でのすったもんだ
論争が再燃の様相を呈してきた。
2019年末から20年初頭にかけ、中国・武漢市で感染が確認され、その後
瞬く間に世界に広がり、累計552万人の死者を出すことになった新型コロ
ナウイルス
。感染源については武漢である可能性が高いものの、それが
食材として動物を扱う武漢市場から広がったものなのか、国内有数のウ
ィルス研究施設「中国科学院武漢ウイルス研究所」から流出したものな
のかを巡り、米中の間で激しい論争が交わされてきた。
ただ、前バイデ
ン政権時代には、発生源についての意見が定まっておらず、米連邦捜査
局(FBI)と米エネルギー省は、研究所からの流出が濃厚と主張。一方、
米疾病対策センター(CDC)は発生源はコウモリだった指摘。米国立ア
レルギー感染症研究所(NIAID)、疾病対策センター(CDC)、国家情
報会議(NIC)いずれも、自然界で発生し、たぬきやコウモリなどの動
物を介して人間に感染した可能性が高い
との見解を示していた。

ところが、トランプ氏が大統領に就任後の1月25日、米中央情報局(CI
A)の広報担当者が「CIAは入手可能な一連の報告に基づき、自然の起源
(動物を介した説)よりも研究に関連した起源(流出説)の可能性が高
いと評価する」とする声明を発表
したのだ。

「バイデン前政権時のバーンズ前長官は、CIAとしても数年間にわたり
新型コロナの起源について情報収集したものの、結論は出せないと説明
してきたが、新政権でCIA長官に就いたラトクリフ氏は、米保守系ニュ
ースサイトのインタビューに対し、『私は、私たちの情報、科学、そし
て常識のすべてが新型コロナの起源が武漢ウイルス研究所からの流出を
示していると確信している』と断言。真っ先に取り組む優先事項の一つ
が新型コロナのパンデミックの起源を公に評価することだと語っている。
つまり今回の声明は、トランプ大統領のもと、今後CIAとしては自然界
発生説ではなく、あくまでも研究所流出説を念頭にした調査へ舵を切っ
ていくと宣言したということ。現状、CIAがどこまで新しい情報を入手
しているかどうかはわからないが、今後は科学分野に政治が全面介入し
ていくことになるはず」(外信部記者)。
むろん、この発表に中国が黙
っているはずもなく、さっそくワシントンにある中国大使館の報道担当
者が声明を発表。CIAの報告は証拠に欠け、パンデミックの起源を政治
的に利用したものだとして、SNSに《新型コロナウイルスの起源は複雑
な科学的問題だ。政治家が判断するのではなく、科学者や専門家が厳密
かつ綿密な科学的研究を通じ、答えを見つけるべきだ》と、CIAとアメリ
カ政府の姿勢を真っ向から批判した。

そんな騒動から1カ月あまり。突如、問題となっていた武漢ウイルス研
究所から明らかにされたのが、コウモリから新型コロナに似た新ウイル
スが検出されたという研究発表

これは2月18日に、生命分野の学術誌「セル」に掲載された、同研究所
研究員の論文に掲載されたもので、
「内容はヒトに感染する可能性があ
るコウモリコロナウイルス(HKU5-CoV-2)が発見されたというもの。
同ウイルスは新型コロナウイルスを誘発するウイルスと同様、ヒト受容
体を通じて浸透し、動物を介して人に感染する危険があるという。ただ、
なぜこのタイミングで自然界に棲息するコウモリから新型コロナウイル
スが発見されたことを公表したのか。専門家の中には、CIAの指摘によ
る世界的批判の再燃を懸念した中国政府が自然発生説を強調するため、
あえて発表させたのではないかとの声もあるという」(同)
いずれにせ
よ、CIAが本腰を入れたとなると、水面下での攻防戦が激しさを増すこ
とになるだろう。闇に包まれた起源の真相が解明される日は来るのだろ
うかと言う。(
ア差芸biz の意見 2025.2.26 より)

🪄個人的には、「研究所説」を支持しているが今回は、トランプ政権で
 あり、プロパガンダ臭い?!

✳️️️ 五酸化二窒素の作用機序を光る植物で解明
2月26日、東北大学の研究グループは,細胞活動で重要なカルシウムイ
オン(Ca2+) のバイオセンサー(GCaMP)遺伝子を組み込んだ光るシ
ロイヌナズナを用いて,N2O5(五酸化二窒素)ガスにさらされること
で誘導されるCa2+シグナルを可視化することに成功。
【要点】
1.細胞活動で重要なカルシウムイオン(Ca2+)のバイオセンサー(GCa
MP)遺伝子を組み込んだ「光る」シロイヌナズナを用いて、N2O5(五
酸化二窒素)ガスにさらされること(暴露)で誘導される Ca2+シグナ
ルを可視化することに成功。
2. N2O5ガスの暴露部位からカルシウムイオン(Ca2+)シグナルが発生
し、時間とともに伝搬していくことを確認。
3. N2O5ガスに直接暴露されていない葉においても防御関連遺伝子の発
現がみられたことから、部分的な処理であっても植物病害を抑制できる
可能性を見出す。

【展望】N2O5 が引き起こす多様な有用効果のメカニズムの解明に寄与
するだけでなく、新たな N2O5ガス処理方法の提案にも役立つと考えら
れる。今回使用された N2O5ガスをオンサイト合成するプラズマ技術は
空気のみを原料とし、100W 以下の電力で動作するため、再生可能エネ
ルギーを活用することで、持続的にどこでも稼働させることが可能
N2O5ガスの処理により、植物病害防除、機能性成分の増産、さらに窒
素施肥が実現できれば、持続可能な農業システムに大きく貢献する。

【参考文献】
 S. Sasaki, K. Takashima, T. Kaneko, Portable Plasma Device for Electric 
N2O5 Production from Air. Ind Eng Chem Res. 2021;60: 798–801. 
https://doi.org/10.1021/acs.iecr.0c04915

✳️ キャノン ペロブスカイト太陽電池特許技術
1.特開2024-166933  ナノ粒子の精製方法、ナノ粒子組成物、および、
ナノ粒子組成物の製造方法
【要約】下図2のごとく、ペロブスカイト型結晶構造を同素体として含
み、複数の結晶構造を呈するナノ粒子を調製する工程と、所定値以下の
比誘電率を呈する溶媒と、複数の炭素を含む主鎖と主鎖より極性を帯び
た極性基を有し、溶媒中で自己会合する会合性配位子を含む配位子液を
調製する工程と、ナノ粒子と配位子液とを接触させナノ粒子分散液を調
製する工程と、を含み、ナノ粒子分散液を調整する工程は、複数の結晶
構造に占める所定の結晶構造の含有量の比率を選択的に増大させる工程
を含む。 高温相の結晶構造に対応するナノ粒子組成物が高い収率で得ら
れる製造方法を提供する。

図2.第1の実施形態に係るナノ粒子Pと配位子液Q(60-1~60-
4)の概略構成を示す図
【符号の説明】【0176】
  1000  ナノ粒子組成物の製造方法(ナノ粒子の精製方法)
  S103  複数の結晶構造を呈するナノ粒子を調製する工程
  S105  配位子液を調製する工程
  S107  ナノ粒子分散液を調製する工程
  S109  複数の結晶構造に占める所定の結晶構造の含有量の比率を選
択的に増大させる工程(ナノ粒子の結晶構造を単相化する工程)
【発明の効果】【0012】
  本発明によれば、より低温条件でα相を得ることのできるナノ粒子の精
製方法を提供することができる。また本発明によれば、経時でもα相を
維持できるナノ粒子組成物を提供することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】  ペロブスカイト型結晶構造を同素体として含み、複数の
結晶構造を呈するナノ粒子を調製する工程と、  所定値以下の比誘電率
を呈する溶媒と、複数の炭素を含む主鎖と前記主鎖より極性を帯びた極
性基を有し前記溶媒中で自己会合する会合性配位子と、を含む配位子液
を調製する工程と、  前記ナノ粒子と前記配位子液とを接触させナノ粒
子分散液を調製する工程と、を含み  前記ナノ粒子分散液を調整する工
程は、前記複数の結晶構造に占める所定の結晶構造の含有量の比率を選
択的に増大させる工程を含むナノ粒子の精製方法。
【請求項2】  前記複数の結晶構造に占める所定の結晶構造の含有量の
比率を選択的に増大させる工程は、前記ナノ粒子の結晶構造を単相化す
る工程を含む請求項1に記載のナノ粒子の精製方法。
【請求項3】  前記複数の結晶構造に占める所定の結晶構造の含有量の
比率を選択的に増大させる工程は、前記複数の結晶構造に占める所定の
結晶構造の含有量の比率を択一的に増大させる工程を含む請求項1また
は2に記載のナノ粒子の精製方法。
【請求項4】  前記複数の結晶構造は、α相、β相、γ相の少なくともいず
れかを含み、  前記所定の結晶構造は、α相を含む請求項2または3に記
載のナノ粒子の精製方法。
【請求項5】  前記複数の結晶構造は、合成温度が互いに異なる複数の
結晶構造を含み、前記所定の結晶構造は、前記合成温度が前記複数の結
晶構造で最も高い結晶構造に対応する請求項2または3に記載のナノ粒
子の精製方法。
【請求項6】前記ナノ粒子から第1の固形分を採取し前記第1の固形分
の結晶構造に関する情報を取得する第1の取得工程と、  前記ナノ粒子
分散液から第2の固形分を採取し前記第2の固形分の結晶構造に関する
情報を取得する第2の取得工程と、を有する請求項1または2に記載の
ナノ粒子の精製方法。
【請求項7】  前記第1の固形分の結晶構造に関する情報と前記第2の
固形分の結晶構造に関する情報とに基づいて、前記ナノ粒子分散液を調
整する工程による前記ナノ粒子の結晶構造の変化を確認する工程を含む
請求項6に記載のナノ粒子の精製方法。
【請求項8】  前記極性基は、強酸、強塩基、双性イオン性基、これら
の塩又はイオンからなる群から選ばれる少なくとも一種を含む請求項1
または2に記載のナノ粒子の精製方法。
【請求項9】  前記極性基は、スルホン酸、ホスホン酸、4級アンモニ
ウムカチオン、スルホベタイン、ホスホベタイン、カルボキシベタイン
からなる群から選ばれる少なくとも一種を含む請求項1または2に記載
のナノ粒子の精製方法。
【請求項10】  ペロブスカイト型結晶構造を同素体として含み、複数
の結晶構造を呈するナノ粒子を調製する工程と、  所定値以下の比誘電
率を呈する溶媒と、複数の炭素を含む主鎖と前記主鎖より極性を帯びた
極性基を有し前記溶媒中で自己会合する会合性配位子と、を含む配位子
液を調製する工程と、  前記ナノ粒子と前記配位子液とを接触させナノ
粒子分散液を調製する工程と、を含み、  前記ナノ粒子分散液を調整す
る工程は、前記複数の結晶構造に占める所定の結晶構造の含有量の比率
を選択的に増大させる工程を含むナノ粒子組成物の製造方法。
【請求項11】  前記ナノ粒子分散液に重合性化合物を付与する工程、
を含む請求項10に記載のナノ粒子組成物の製造方法。
【請求項12】  ペロブスカイト型結晶構造を同素体として含むナノ粒
子と、  複数の炭素を含む主鎖と前記主鎖より極性を帯びた極性基、と
を有する会合性配位子と、を有し、
  前記会合性配位子の少なくとも一部は、前記ナノ粒子の結晶構造を変
化させるように前記極性基を介して前記ナノ粒子に配位しているナノ粒
子組成物。
【請求項13】  所定値以下の比誘電率を呈する溶媒と、 ペロブスカイ
型結晶構造を同素体として含むナノ粒子と、  複数の炭素を含む主鎖
と前記主鎖より極性を帯びた極性基を有する複数の配位子と、を有し、
  前記複数の配位子は、前記溶媒中において逆ミセル様構造を構成する
第1の成分と、  前記ナノ粒子の粒子表面に配位する第2の成分と、を
含むナノ粒子組成物。

[会合性配位子lの準備]  会合性配位子lとして、オクタデシルジメ
チル(3-スルホプロピル)アンモニウムヒドロキシド分子内塩(東京
化成工業製)を準備した。製造、準備した会合性配位子a~kの構造、
組成、分子量を表1に示す。

 [ナノ粒子P-3の製造]
  ナノ粒子P-1の製造において、液温を220℃にした以外は、ナノ
粒子P-1と同様にして、CsPbBrペロブスカイト型結晶構造
を有するナノ粒子P-3を製造した。TG-DTAで測定した固形分中
のナノ粒子Pの比率は55wt%であった。XRDを測定したところ、
CsPbBrのα相とγ相に由来する信号が観測された。
  (実施例1)
  ナノ粒子P-1の分散液a100部を容器にいれ、溶媒を減圧留去し
た。会合性配位子aのトルエン内会合液a100部を加え、20分間超
音波処理を行い、配位と結晶相の変化を進行させ、ナノ粒子組成物100
-1を得た。
  (実施例2~16、比較例1~4)
  ナノ粒子P、会合性配位子、会合液の種類を表2に示したように変更
した以外は、実施例1と同様にしてナノ粒子組成物100-2~20を
得た。

  [評価]  [処理直後の結晶相評価]
  処理直後の各液50μLを試料ホルダに入れて溶媒を除去し、XRD測
定を行った。ナノ粒子P-1を用いた場合、回折角度(2θ)が30°~
31°の範囲に最大値を持つ信号の半値幅を、ナノ粒子P-2を用いた場
合、回折角度(2θ)が28°~30°の範囲に最大値を持つ信号の半値幅
を、計測した。評価基準を以下に示す。
  <評価基準>
  A:半値幅が0.85°以下
  B:半値幅が0.85°より大きく0.9°以下
  C:半値幅が0.9°より大きく0.98°以下
  D:半値幅が0.98°より大きい
【0172】  [経時後の結晶相評価]
  処理直後の結晶相評価後の試料ホルダを1週間ドラフト内に静置後、
再びXRD測定を行った。ナノ粒子P-1を用いた場合、回折角度(
2θ)が30°~31°の範囲に最大値を持つ信号の半値幅を、ナノ粒子
P-2を用いた場合、回折角度(2θ)が28°~30°の範囲に最大値
を持つ信号の半値幅を、計測した。評価基準を以下に示す。
  <評価基準>
  A:半値幅が0.85°以下
  B:半値幅が0.85°より大きく0.9°以下
  C:半値幅が0.9°より大きく0.98°以下
  D:半値幅が0.98°より大きい
【0173】  評価結果を表3に示す。
【0174】【表3】
  処理直後の結晶相評価後の試料ホルダを1週間ドラフト内に静置後、
再びXRD測定を行った。ナノ粒子P-1を用いた場合、回折角度(2θ)
が30°~31°の範囲に最大値を持つ信号の半値幅を、ナノ粒子P-2
を用いた場合、回折角度(2θ)が28°~30°の範囲に最大値を持つ
信号の半値幅を、計測した。評価基準を以下に示す。
  <評価基準>
  A:半値幅が0.85°以下
  B:半値幅が0.85°より大きく0.9°以下
  C:半値幅が0.9°より大きく0.98°以下
  D:半値幅が0.98°より大きい
【0173】  評価結果を表3に示す。【0174】
【表3】                    この項つづく

 

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エネルギーと環境 117

2025年01月25日 | ネオコンバ-テック

彦根市ひこにゃんイラスト に対する画像結果
彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の
井伊軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と兜(
かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。

                       
【季語と短歌:1月25日】 

         冬菫友に貰った元気玉 

                 高山 宇 (赤鬼)

🪄
友の頑張りぶりを知り、ひと玉うん億円の元気玉を頂きました。

🎈
世界最大の氷山「A23a」、南大西洋の島に衝突!?
世界最大の氷山「A23a」が今も移動を続けており、南極から北上し
て南大西洋のサウスジョージア島に向かっているのではないかとの懸念。

(CNNより)



A23aは、南極のウェッデル海の海底に接地し30年以上とどまってい
たが、海底との接地が緩むほど縮小したとみられている。海底から分離し
海流に流された後、氷山は再び「テイラー柱」につかまった。テイラー柱
は、海流が海底の山にぶつかることで生じる水の渦を指す。英南極観測局
の物理海洋学者アンドリュー・マイヤーズ氏によると、A23aは何カ月
も海底の山のまわりを回転し「身動きが取れなくなっていた」という。
現在、氷山は海流に乗ってサウスジョージア島に向かって移動していると
みられる。 マイヤーズ氏は23日、CNNに寄せた声明で、「現在、氷
山は海流の蛇行上にあり、島に直接向かっているわけではない」と述べ
た。「しかし、私たちが理解している海流の動きに基づけば、氷山はまた
すぐに島に向かって移動する可能性が高い」という。英南極観測局も、
A23aはサウスジョージア島に到達した時点で崩壊し、最終的には溶け
る可能性が高いと述べる。



【特版:ウイルス解体新書】
「エコーウイルス11」感染の新生児3人死亡

Enterovirus E-11: Dati preoccupanti e implicazioni per l'Italia
(enterovirus; EV)

東京都内で2024年夏から秋にかけ、風邪の原因となる「エコーウイルス
11(E11)」に感染した新生児3人が急性肝不全などで死亡していたこと
が、国立感染症研究所のまとめでわかった。日本小児科学会は、新生児
が重症の肝炎を発症したり、それに伴って死亡したりする例が報告され
ているとして注意を呼びかけている。感染研によると、24年はE11で重
篤になったケースが11月28日までに44例あり、18、19年に次いで多か
った。年齢別には、1カ月未満の新生児が1割で、1カ月~1歳未満が4割
を占めた。死亡例が複数に上るのは珍しいという。  
小児科学会によると、E11は欧州で22年から新生児の重症例や死亡例が
相次いで報告され、急性の肝不全を伴うことが特徴。通常は風邪の症状
を引き起こし、無症状の場合もあるが、新生児の場合には重篤となるリス
クが
ある。

知能とはなにか ヒトとAIのあいだ
【内容】
チャットGPTに代表される生成AIは、機能を限定されることなく、幅広
い学習ができる汎用性を持っている、そのため、将来、AIが何を学ぶか
を人間が制御できなくなってしまう危険は否定できない。しかし、だか
らといって、AIが自我や意識を獲得し、自発的に行動して、人類を排除
したり、抹殺したりするようになるだろうか。この命題については、著
者はそのような恐れはないと主張する。少なくとも、現在の生成AIの延
長線上には、人類に匹敵する知能と自我を持つ人工知能が誕生すること
はない、というのだ。その理由は、知能という言葉で一括りされている
が、人工知能と私たち人類の持つ知能とは似て非なるものである。実は、
私たちは「そもそも知能とはなにか」ということですら満足に答えるこ
とができずにいる。そこで、本書では、曖昧模糊とした「知能」を再定
義し、人工知能と私たち人類が持つ「脳」という臓器が生み出す「ヒト
の知能」との共通点と相違点を整理したうえで、自律的なAIが自己フィ
ードバックによる改良を繰り返すことによって、人間を上回る知能が誕
生するという「シンギュラリティ」(技術的特異点)に達するという仮
説の妥当性を論じていく。
生成AIをめぐる混沌とした状況を物理学者が鮮やかに読み解く
【目次】
はじめに
第0章 生成AI狂騒曲
第1章 過去の知能研究
第2章 深層学習から生成AIへ
第3章 脳の機能としての「知能」
第4章 ニューロンの集合体としての脳
第5章 世界のシミュレーターとしての生成A
第6章 なぜ人間の脳は少ないサンプルで学習できるのか?
第7章 古典力学はまがい物?
第8章 知能研究の今後
【著者概歴
】田口善弘[タグチヨシヒロ]
1961年、東京都生まれ。中央大学理工学部教授。1995年に刊行
した『砂時計の七不思議―粉粒体の動力学』(中公新書)で第12回(
1996年)講談社科学出版賞受賞。その後、機械学習などを応用した
バイオインフォマティクスの研究を行い、最近はテンソル分解というも
ので変数選択する(!)という研究に嵌まっている。

✳️ 「ノーベル賞」をのがした「日本人AI研究者」
「いつの日かAIは自我を持ち、人類を排除するのではないか―」2024年
のノーベル物理学賞を受賞した天才・ヒントンの警告を、物理学者・
口善弘
は真っ向から否定する。(現代ビジネス より 田口 善弘中央大
学理工学部教授)

甘利俊一の先見性、深層学習の先駆け
その1人は甘利俊一(東大学名誉教授)。甘利は生成AIの基幹技術である深
層学習の原型となるニューラルネットワークの研究をヒントンやホップ
フィールドに10年以上先駆けて行っていた。例えば、ホップフィールド
の授賞理由になったホップフィールドモデルは、ほぼ同じものを甘利が
先駆けて研究し、論文まで発表していたので、兼ねてから甘利-ホップフ
ィールドモデルと呼ぶべきだ、という声が高かったが、一度ついた名前
を変えるのは難しくそのままになってしまったという経緯がある。また
ニューラルネットワークの学習に重要な学習則であるバックプロパゲー
ションの原型となる研究も甘利が早かった。こんなに大きな貢献をして
いたのに、受賞を逃してしまったのはなぜだろう?一つはヒントンやホ
ップフィールドが甘利の研究を読んでその続きを行ったというわけでは
ないことだ。ある意味、独立な再発見ということになる。そしてヒント
ンやホップフィールドの研究は、甘利の研究とは異なり、断続的ながら
現在の生成AIへとつながっている。またニューラルネットワークの学習
に重要な学習則であるバックプロパゲーションの原型となる研究も甘利
が早かった。こんなに大きな貢献をしていたのに、受賞を逃してしまっ
たのはなぜだろう?一つはヒントンやホップフィールドが甘利の研究を
読んでその続きを行ったというわけではないことだ。ある意味、独立な
再発見ということになる。そしてヒントンやホップフィールドの研究は、
甘利の研究とは異なり、断続的ながら現在の生成AIへとつながっている。
何より、ニューラルネットワークの研究から離れてしまった甘利と異な
り、ヒントンは人工知能が冬の時代を迎え、ニューラルネットワークの
研究が廃れても一人こつこつと研究を続けて現在の生成AIへの流れを作
った。甘利は他の分野の研究に転じてそこで非常に大きな成果をあげて
いるからニューラルネットワークの研究を続けなかったこと自体が間違
いだったとは言えないが、結果的に最後まで続けたヒントンにノーベル
物理学賞が授与されたので、その流れに直接関係しているホップフィー
ルドが同時受賞したという。

福島邦彦の挑戦、画像認識の先駆け
ノーベル物理学賞を受賞してもおかしくなかったもう1人の日本人は
島邦彦
(一般財団法人ファジィシステム研究所特別研究員)である。福島
はホップフィールドやヒントンに先駆けて、後にヒントンが画像認識で
大きな成果をあげることになるニューラルネットワークの構造と同じも
のを、まさに画像認識のモデルとして提案していたのだ。だが、福島の
モデルには学習則がなく、実際に性能を発揮するには至らなかった。福
島の提案したネオコグニトロンもそのまま現在の研究につながっていた
わけではないので、受賞には至らなかったということなのだろう。 せっ
かく日本で芽吹いた人工知能の研究のタネをそのまま日本で続けること
ができなかったのは残念というしかないという。



さて、トランプが騒げば騒ぐほど、静々とこの「水素物語(私)」を展
開させていこう。
下記1の案件は、(海)水電解糟は装置コンパクト化に関わるもの。

【最新特許事例】
1.特表2023-532634 電気分解槽用の電極構造体 テックウィン  カンパ
 ニー  リミテッド
【特許請求の範囲】
【請求項1】  電極板と、 前記電極板の一面に前記電極板の周面に沿って
具備された流路ガイドと、を含む、電極構造体。
【請求項2】  前記電極板の他面に具備された冷却ジャケットをさらに含
む、請求項1に記載の電極構造体。
【請求項3】  前記電極板及び前記冷却ジャケットは、同一の材質からな
る、請求項2に記載の電極構造体。
【請求項4】  前記電極構造体の下部で前記電極板及び前記流路ガイドを
貫通する下部通孔と、前記流路ガイド及び前記下部通孔を連通させる第1
の流路と、をさらに含む、請求項1に記載の電極構造体。
【請求項5】  前記電極構造体の上部で前記電極板及び前記流路ガイドを
貫通する上部通孔と、前記流路ガイド及び前記上部通孔を連通させる第2
の流路と、をさらに含む、請求項4に記載の電極構造体。
【請求項6】前記電極板の一面の中で前記流路ガイドが具備されない反応
部と、前記流路ガイドを連通させる第3の流路と、をさらに含む、請求項
4に記載の電極構造体。
【請求項7】前記第3の流路は、前記流路ガイドの下部内壁、上部内壁、
及び、側部内壁の中で少なくとも一つに具備される、請求項6に記載の電
極構造体。
【請求項8】  前記流路ガイドの内壁の面積に対する前記第3の流路の面
積の割合は、0.05~0.95である、請求項7に記載の電極構造体。
【請求項9】  前記反応部は、前記反応部に流入した液体状の物質が電気
分解される活性部と、  前記活性部の上部に位置して前記活性部で生成さ
れた気体状の物質が滞留する非活性部と、を含み、  前記反応部の面積に
対する前記活性部の面積の割合は、0.1~0.9である、請求項8に記
載の電極構造体。
【請求項10】  請求項1~9のいずれか一項に記載の前記電極構造体と、
  前記電極板の一面に対向して具備された隔膜と、を含む、電気分解槽。
【図面の簡単な説明】
【符号の説明】1    陰極板(または陰極室)2    隔膜 3    陽極板(また
は陽極室)4    冷却ジャケット 5    流路ガイド 5’  流路ガイドの内壁
6    下部通孔 7    第1の流路 8    上部通孔 9    第2の流路 10、
11、12    第3の流路 13    反応部 14    活性部 15    非活性部
【図1】従来の電気分解槽を示した模式図。

【図2】本発明の一実施形態による電極構造体を示す模式図

【図3】本発明の一実施形態による電極構造体が多段で結合された
形態を示した模式図


【図4】図3(a)のB領域の背面を示した模式図

【図5】図3(a)のC領域の背面を示した模式図

【図6】図6(a)及び図6(b)は、それぞれ図4のD及びE方向から
見た流路ガイドの下部内壁及び側部内壁の平面図

【図7】図6のF方向から見た流路ガイドの上部内壁の平面図

【図8】図8(a)及び図8(b)は、それぞれ本発明の一実施形態によ
る反応部の平面図及び断面図

【発明の効果】
 本発明の一態様による電極構造体は、電極板と、前記電極板の一面に前
記電極板の周面に沿って具備されて電気分解槽に対する物質の流出入経
路を提供する流路ガイドと、を含むことで、電気分解槽及びこれを含む
設備を全体的に簡素化すると同時に、物質を移送及び/または循環させ
るための配管が外部に露出することを最小化してメンテナンス及び管理
が便利
であり、事故、破損による危険を軽減させることができる。
🪄本件は再掲載。

2.特開2024-72226 電解用陽極 有限会社シーエス技術研究所 
【要約】 本発明はチタン又はチタン合金を基材として、その表面に白金
とパラジウムからなる金属合金の被覆とルテニウム及び/又はイリジウ
ム及びチタン及び/又はスズからなる酸化物の被覆を交互に被覆、積層
した主として塩素発生用に使用する電解用陽極である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】チタン又はチタン合金を基材として、その表面に白金とパ
ラジウムからなる金属合金の被覆とルテニウム及び/又はイリジウム及
びチタン及び/又はスズからなる酸化物の被覆を交互に被覆、積層した
主として塩素発生用に使用する電解用陽極。
【請求項2】前記白金とパラジウムの合金は白金塩とパラジウム塩と更
に有機還元物質を含むアルコール液を塗布し、火炎により熱分解を行っ
て形成した金属合金である事を特徴とする請求項1の電解用陽極。
【請求項3】前記白金とパラジウムの合金は、その組成がモル比で白金
が50から90%であり、残部がパラジウムであることを特徴とする請
求項1又は2の電解用陽極。
【請求項4】前記酸化物はルテニウム塩及び/又はイリジウム塩とチタ
ン塩及び/又はスズ塩を溶媒に溶解したコーティング液を塗布し、流通
空気中で熱分解によって形成した複合酸化物であることを特徴とする請
求項1から3のいずれかの電解用陽極。
【請求項5】前記合金の形成と前記酸化物の形成を交互に行う事によっ
てコーティング層内に前記合金と前記酸化物が混合したコーティング層
となっていることを特徴とする請求項1から4のいずれかの電解用陽極。
【請求項6】前記酸化物がイリジウムとルテニウム及びチタンからなる
複合酸化物であり、イリジウムが0から30モル%、ルテニウムが20
から40モル%からなり、残部がチタンである事を特徴とする請求項1,
3,並びに4のいずれかに記載の電解用陽極。
【請求項7】前記酸化物がイリジウムとルテニウム並びにスズからなる
複合酸化物であり、イリジウムが5から30モル%、ルテニウムが20
から50モル%、並びに残部がスズ(Sn)からなる複合3酸化物であ
る事を特徴とする請求項1,3,並びに4のいずれかに記載の電解用陽
極。
【請求項8】あらかじめ前処理にて表面を粗面化すると共にエッチング
処理によって活性化したチタン又はチタン合金基材表面に(1)白金塩
とパラジウム塩及び有機還元剤を含むアルコール溶液を塗布し、火炎に
よって熱分解する事によって白金とパラジウムからなる合金層を形成し
た後、該合金層表面に(2)ルテニウム及び/又はイリジウム金属塩と
チタン及び/又はスズ塩を溶媒に溶解した塗布液を塗布し、流通空気中
で加熱による熱分解を行い酸化物を形成する、並びに(1)および(2)
を繰り返す事によって所定の厚みの被覆を形成する事を特徴とする電解
用電極の製造方法。
【発明の効果】
この様な電極は特にイオン交換膜法食塩電解に使用して、その電解電圧
を低く保持するとともに副反応である酸素発生がきわめて少ないために
優れた電解の効率を得ることが出来るようになった。又希薄塩水電解や
海水電解に使用して高濃度の次亜塩素酸塩を得ることが出来るようにな
った。

000005
表1において、試料No.1は対比例であり、電位から見ると合金層が
パラジウム合金ではなく白金単味になっているために表面が不働体化し
たために電位が上上昇していることがわかる。
試料No.2から試料No.6までは実施例であり、予備電解において
もパラジウムの消耗が殆ど見られず、長期間の安定運転が期待できる。
試料No.7と8は対比例であり、合金組成中でパラジウムが多いため
に、少なくとも一部のパラジウムが安定化されず、その部分に早い段階
から消耗が現れてしまい、安定性が不十分である可能性が見いだされた。
試料No.9は合金層がパラジウム単味であり、予想通り初期にパラジ
ウムが大きく消耗してしまい、実用には耐えられないであろうことが予
想された。
【産業上の利用可能性】
本発明の電解用電極は特にイオン交換膜法食塩電解用の陽極として、従
来から電解中の電極消耗が極めて小さく、それ故電極寿命が極めて長い、
従って広く使用されているイリジウム、ルテニウム、チタン酸化物陽極
で従来問題であった、電解電位が高い事、又電極反応の選択性、つまり
発生する反応ガス中の酸素の問題を解決し、極めて小さい電極消耗速度
を保持しながら、非常に低い電解電位で、しかも極めて低い発生塩素中
の酸素特性が可能となった。さらに本発明による電解電極は陽極として
同じ塩素発生を主としながらも電解方法、条件が異なる海水電解や希薄
塩水電解用の陽極としても極めて優れた電気分解の特性を有すると共に
十分に長寿命有することが確認され、極めて優れた電極を得ることが出
来た。

3. 特開2024-72225 電解用電極 有限会社シーエス技術研究所
【要約】あらかじめ作製した、白金とパラジウムからなる金属合金微粉
末とルテニウム及び/又はイリジウムとチタン及び/又はスズからなる
酸化物の混合物コーティング層をチタン又はチタン合金からなる基材表
面にコーティングした、主反応が塩素発生である電解用陽極。 イオン交
換膜法食塩電解や海水電解のような塩素発生用の陽極において、極めて
低い陽極電位を有し、しかも陽極反応の副反応である塩素中の酸素を極
めて低くなるように抑えるとともに、実用電極として、長期間安定に電
解できる電解用陽極を得る。
000004
   表から見るように
▲1▼1000時間の予備電解で、上記番号(7),(8)では既にパ
ラジウム成分が大きく減っており、合目的ではない。従ってここでは対
比例とした。▲2▼番号(0)は参考ではあるが、パラジウムを入れな
いことで、おそらく白金は不働体化したものと思われ、電位が高くなっ
てしまっている。▲3▼番号(1)はパラジウムの添加効果が不十分な
ために部分的に白金が不働体化しているものと思われパラジウムの割合
が量的に不十分であろうことが推定された。

これらから本願特許請求範囲を規定した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】あらかじめ作製した、白金とパラジウムからなる金属合金

微粉末とルテニウム及び/又はイリジウムとチタン及び/又はスズから
なる酸化物の混合物コーティング層をチタン又はチタン合金からなる基
材表面にコーティングした、主反応が塩素発生である電解用陽極。
【請求項2】前記白金とパラジウムからなる金属合金微粉が前記被覆層
中に3から20質量%含まれてなることを特徴とする請求項1の電解用
陽極。
【請求項3】白金とパラジウムからなる金属合金の微粉末をあらかじめ
作製し、該微粉末をルテニウム及び/又はイリジウムとチタン及び/又
はスズを含む液中に分散させたコーティング液をチタン又はチタン合金
基材表面に塗布し、空気中で熱分解法によりコーティングすることを特
徴とする請求項1又は2の電解用陽極。
【請求項4】白金とパラジウム合金微粉末の組成がパラジウム10モル
%以上、50モル%以下であり、残部が白金であることを特徴とする請
求項1から3のいずれかの電解用陽極。
【請求項5】前記酸化物がイリジウムとルテニウム及びチタンからなる
複合酸化物であり、イリジウムが0から30モル%、ルテニウムが20
から40モルパーセントからなり、残部がチタンである事を特徴とする
請求項1から4のいずれかの電解用陽極。
【請求項6】前記酸化物がルテニウムとスズ及びチタンからなる複合酸
化物でありルテニウムが10から30モル%、スズが10から30モル
%及びチタンが40から70モル%であることを特徴とする請求項1か
ら4のいずれかの電解用陽極。
【請求項7】あらかじめ作製した白金とパラジウムからなる合金の微粉
末をルテニウム塩及び/又はイリジウム塩とチタン塩及び/又はスズ塩
を含有する液中に分散した後、該分散液をチタン又はチタン合金多孔体
基材表面に塗布して空気中で熱分解を行うことによって表面コーティン
グ層を形成したことを特徴とする請求項1の電解用陽極。
【請求項8】白金とパラジウムからなる合金の微粉末を白金塩とパラジ
ウム塩を溶解した混合溶液を作製し、該溶液を乾燥した後に火炎にて加
熱熱分解して合金薄片とし、必要に応じて微粉砕することによって作製
することを特徴とする請求項7に記載の電解用陽極。
【請求項9】前記、分散液を前記基材に塗布し、空気中で熱分解を行う
ことを複数回繰り返して、所望の厚みのコーティング層を得ることを特
徴とする請求項7の電解用陽極。
【請求項10】前記熱分解を空気中460℃以上の温度で行うことを特
徴とする請求項7又は9の電解用陽極。

【産業上の利用可能性】     
本発明の電解用陽極は特にイオン交換膜法食塩電解用の陽極として、従
来から電解中の電極消耗が極めて小さく、それ故電極寿命が極めて長く、
広く使用されているイリジウム、ルテニウム、チタン酸化物コーティン
グからなる陽極で、従来問題であった電解電位が高い事、又電極反応の
選択性、つまり発生塩素ガス中の酸素濃度の問題を解決し、極めて小さ
い電極消耗速度を保持しながら、非常に低い電解電位を有し、しかも極
めて低い発生塩素ガス中の酸素含有量を有することが可能となった。更
に塩素イオン濃度が低い電解液である、希薄食塩水電解や海水電解にお
いては、分解率を高く高濃度の次亜塩素酸塩を得ることが出来、活性塩
素濃度を高く保持することが出来る様になった

4. 特許7519642 タングステン酸化物及び酸素発生反応
 用触媒 株式会社トクヤマ
【請求範囲】
【請求項1】NiFe1-xWO(但し、0<x<1)で表される
ングステン酸化物を含む陽極又は正極に用い
るための酸素発生反応用触
媒。
【請求項2】請求項1記載の酸素発生反応用触媒の製造方法であって、
タングステン酸塩、ニッケル塩及び鉄塩をポ
リオールに溶解させ、前記
各塩が溶解したポリオール溶液
を加熱することによりNiFe1-x
(但し、0<x<1)で表されるタングステン酸化物を合成する、
又は
タングステン酸塩、ニッケル塩及び鉄塩並びに水を耐圧容器中に投
入して加熱することによりNiFe1-xWO(但し、0<x<1)
で表される
タングステン酸化物を合
成する、前記酸素発生反応用触媒
製造方法。

【請求項3】イオン透過性の隔膜によって区画された陽極室及び陰極室
を備え、前記陽極室に陽極が配置され、前記
陰極室に陰極が配置された
電解槽であって、前記陽極にNi
Fe1-xWO(但し、0<x<1)
で表されるタング
ステン酸化物が触媒として担持されている電解槽。
【請求項4】二酸化炭素を陰極に供給するためのガス拡散層を備え、陰
極室において二酸化炭素の還元を行う請求項
記載の電解槽。
【請求項5】陰極室の陽極室に対向する側の反対側に、二酸化炭素を陰
極と接するように導入する二酸化炭素導入部
を備え、前記二酸化炭素導
入部において二酸化炭素の還元
を行う請求項記載の電解槽。
【請求項6】請求項記載の電解槽における陽極室にアルカリを含む塩
水を供給し、陰極室に塩水を供給して塩水を
電解する塩水の電解方法。
【請求項7】請求項記載の電解槽における陽極室にアルカリを含む塩
水を供給し、陰極室に塩水を供給し、二酸化
炭素導入部に二酸化炭素を
導入して、塩水を電解すると共
に二酸化炭素の還元を行う塩水の電解及
び二酸化炭素の還
元方法。
【請求項8】NiFe1-xWO(但し、0<x<1)で表されるタ
ングステン酸化物の製造方法であって、
タングステン酸塩、ニッケル塩
及び鉄塩をポリオールに溶解させ、前記各塩が溶解したポリオール溶液
を加熱することにより前記タングステン酸化物を合成する
前記タングス
テン
酸化物の製造方法。

【発明の詳細な説明】
近年、炭酸ガスの温室効果に起因する地球の温暖化等の問題を解決する
ため、再生可能エネルギーを利用して水素を製造する方法が注目されて
いる。再生可能エネルギーを利用した水素の製造においては、化石燃料
の改質による従来の水素製造方法に匹敵する低コスト化が求められてい
る。この要求に応え得る水素製造方法として、水の電気分解(電解)が
挙げられる。水の電気分解の代表的な方法としてはアルカリ水電解法が
ある。アルカリ水電解の際に電力損失が生じるが、電力損失の主たる要
因としては、陽極の過電圧、陰極の過電圧、イオン透過性隔膜のオーム
損、電解セルユニットを構成する電解セルの構造抵抗によるオーム損等
が挙げられる。これらの電力損失を低減することができれば、電解槽の
電解時の電流密度を高めてシステム全体を小型化し、その結果、設備費
を大幅に削減することが可能になる。そのため、電力損失を低減できる
触媒の開発が望まれている。

従来、酸素発生反応用触媒としては、酸化ルテニウム、酸化イリジウム
等が用いられているが、これらはコストが高く資源量が限られている貴
金属を使用するものであった。そのため、貴金属よりもコストが低く資
源量の多いタングステンを使用したタングステン酸化物を酸素発生反応
用触媒として利用することが検討されている。非特許文献1では、Co
-x
FeWOとカーボンナノチューブ(CNT)との複合体Co1-
FeWO-CNTを酸素発生反応(OER)用触媒とすることが
記載されている。しかし、カーボンナノチューブと複合化することによ
り過電圧を低くしているものの、カーボンナノチューブと複合化しない
Co0.5Fe0.5WOの過電圧は高く、その値は420mVと報告
されている。また、非特許文献2では、Ni-Fe-W水酸化物を酸素
発生反応用触媒として使用することが報告されているが、これもカーボ
ンファイバーと複合化したものである。そのため、ルテニウム、イリジ
ウム等の貴金属を使用せずに高い触媒活性を示す化合物の開発が求めら
れていた。

【発明の効果】
  本発明のタングステン酸化物は、酸素発生反応用触媒として使用すると
優れた触媒活性を示す。本発明の酸素発生反応用触媒は、本発明のタン
グステン酸化物を含むことにより優れた触媒活性を示す。本発明の製造
方法は、本発明のタングステン酸化物を製造することができる。

【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1及び比較例2で得られた試料のXRDパターンを示す図
         以下割愛

🪄海水電解技術の考察で、残件する電極・隔膜・装置の課題の全貌が明
 確にされ、最終目標の『エネルギーフリー社会の電解水素』が担保でき
 た。強いて追記すると「二酸化炭素×水素➡炭化水素合成」の「太陽光
 触媒開発」となる。

  
     太湖と三山

             心に残る曲『無鈴旅情 尾形大作』 
               作詞/作曲:中山大三郎
               ジャンル:演歌/1986年9月21日

 今日の言葉:


          

          春が来ても、鳥たちは姿を消し鳴き声も聞こえない。
                   春だというのに自然は沈黙している。

                            レイチェル・カーソン 『沈黙の春』

                      

 

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エネルギーと環境 107

2025年01月15日 | ネクスト九年健康術

彦根市ひこにゃんイラスト に対する画像結果
彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる招と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の井伊
軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と兜(かぶ
と)を合体させて生まれたキャラクタ。

【季語と短歌:1月15日】

         冴ゆる朝吾は産業革命家 

                  高山 宇 (赤鬼)

🪄自治会の総会、老友会の新年会、週末も隣人会の総会、町内のお悔やみ
と続く中、入浴中の異変(二度)、つまりヒートショックを体験。今朝目
覚めに「吾は第四次産業革命家なり」との言葉が口を衝き、短歌を詠む。

⛑️ 気をつけよう入浴中のヒートショック



【特版:ウイルス解体新書】
⛑️ コロナの流行は今後も社会に負荷をかける

新型コロナウイルス感染者が国内で初確認されてから15日で5年。感染者
数は抗体保有率の調査から昨年3月時点で7千万人以上と推計され、人口動
態統計による死者数の累計は同8月時点で13万人に上る。オミクロン株に
よる感染が急拡大した2022年をピークに死者数は減っているが、インフル
エンザより圧倒的に多い。流行は今も夏と冬に繰り返されており、警戒が
続いている。
古瀬祐気・東京大教授(感染症学)は「人口の大半が感染す
るであろうことは分かっていた。ただ、有効なワクチンが短期間で開発さ
れ、他の対策と併せ流行の波を小さくできた」と評価。一方で「コロナの
流行は今後も社会に負荷をかけるだろう。基本的な感染対策といった負荷
を減らす努力や仕組み作りを続けてほしい」と呼びかける。
厚生労働省が22府県を対象に昨年3月に実施した血液調査では、コロナ
感染で得られる抗体の保有率は60.7%。日本の人口に置き換えると少なく
とも約7300万人が一度は感染したことになる。さらに複数回感染した例も
多く報告されている

✅ 表面絶縁抵抗が高いステンレス鋼
12月14日、日本金属は、高い表面絶縁抵抗を有するステンレス鋼「FI(Fine
Insulation)仕上」を開発。小型で低背化が進むスマートフォンやゲーム
機などの用途に向ける。
FI仕上のイメージ図と応用例[クリックで拡大] 出所:日本金属
◾膜厚が0.5~1μmの無機被膜をプレコート

FI仕上は、ステンレス鋼の表面に、50MΩ以上の高い絶縁抵抗を有する無
機被膜(膜厚は0.5~1μm)をプレコートしている。このため、FI仕上のユ
ーザーは絶縁処理を行う必要がなく、製造工程の簡略化やコスト低減が可
能となる。
FI仕上の皮膜耐熱温度は最高850℃で、高温環境においても安
定した被膜を維持できる。しかも無機被膜は硬質で、傷付き耐性にも優れ
ている。厚みは0.05~0.15mm、幅は最大500mmである。鋼種としては
SUS304やSUS301、SUS430などを用意したが、ステンレス鋼以外の金属
に対応することも検討していく。


✳️ 可視光で水素の安全/安価な貯蔵/運搬に道
1月9日,東京大学,岡山大学,神戸大学は,可視光エネルギーを利用し,
常温で環状アルカンから最大限の触媒の開発に成功する。地球沸騰化に歯
止めをかけるために,化石燃料を燃やしてエネルギーを得る現状のエネル
ギー生産システムから,水素エネルギーを活用する循環型水素社会への転
換が望まれている
が,そのためには水素を安全・安価に貯蔵・運搬する技
術が必要となる。水素を貯蔵・運搬するために広く用いられている方法は
高圧・低温にして液化するというものだが,これは決して効率のいもので
はなく,液体の安価で安定な有機分子を水素貯蔵体として利用する方法に
注視れされている。

例えば,メチルシクロヘキサン(MCH)と呼ぶ環状アルカンの分子式は
C7H15で,3分子の水素(H2)が6個の炭素原子に結合して貯蔵されている
とみなすことができる。MCHは常温で液体で,ガスステーションやガソ
リンスタンドなどに貯蔵でき,トラックやタンカーで運搬もできる。MC
Hから水素を取り出した後に生じるトルエンも液体で,これに水素を付加
させれば,水素貯蔵体であるMCHに戻るが
,アルカンのC-H結合を切る
ことや,ここで出てくるHを水素として取り出すことは難く,今まで開発
された方法は,取り出せるエネルギーよりも用いるエネルギーの方が多く
なりうるような状況だった
同研究グループは,複数の触媒をシステムと
して組み上げて,可視光エネルギーを使ってラジカルを発生させ,これを
用いて有機分子のC-H結合を切って有用な官能基に変える反応を開発して
きた
。今回,このアプローチを発展させて,可視光(青色)のエネルギー
を用いて,常温で環状アルカンから3分子の水素を取り出す触媒システム
を開発。

🎈【展望】
研究では,光触媒(赤色),TBACl触媒(緑色),TPA触媒(黄色),コ
バルト触媒(青色)の四種類の触媒をシステム化することが成功の鍵とな
った。特に,TBACl触媒とTPA触媒の組み合わせが特徴的で,光触媒がTB
ACl触媒から塩素ラジカルを発生してこれが1回目の水素取り出しを,TP
A触媒から硫黄ラジカルが発生してこれが2回目と3回目の水素取り出し
を,それぞれ役割分担しながら推進する。
反応を細い透明なチューブの中
をフローさせながら行なうと,フラスコでは24時間の反応時間で58%収
率にて進行していた反応が,80分で42%収率にて進行することも分かった。
研究グループは,この成果で得られた精密な触媒システムの設計概念は,
より効率の高い新たな分子技術の革新に向けた第一歩となるとしている。
 【関連論文及び特許文献】
Rahul A. Jagtap, Yuki Nishioka, Stephen M. Geddis, Yu Irie, Tsukasa
Takanashi, Rintaro Adachi, Akira Yamakata, Masaaki Fuki, Yasuhiro
Kobori, Harunobu Mitsunuma*, Motomu Kanai*,
"Catalytic Acceptorless Complete Dehydrogenation of Cycloalkanes,"
 Nature Communications: 2025年1月9日,
doi:10.1038/s41467-024-55460-y.論文へのリンク (掲載誌別ウィンドウで開く)



✳️ 新型リン酸鉄リチウムブレードセルバッテリーモジュール
© レスポンス

【海水有価物回収水素製造並びに炭素化合物製造事業論 8】

1.
特開2025-003211 水電解用電極、水電解セル、水電解
置、水電解
電極の検査方法、及び水電解用電極の製造方法 
パナソニックIPマネジ
メント株式会社
【要約】下図1のごとく水電解用電極1Aは、導電性基材7Aと、触媒層
20とを備える。触媒層20は、導電性基材7Aの表面に設けられている。
導電性基材7Aは、主に、分光測定不能な第1の表面部位10と、一部に、
分光測定可能な第2の表面部位15とを有する。触媒層20は、第1の表
面部位10に設けられている。触媒層20は、第2の表面部位15に設け
られることで、従来よりも品質を評価する観点から有利な水電解用電極
を提供する。
000002
図1本開示の水電解用電極の一例を模式的に示す図
【符号の説明】【0165】1A、1B、1C  水電解用電極   2  水電
セル   2a  アノード  2b  カソード   2p  隔膜   3  水電解装置
4  水電解セル  4a  アノード   4b  カソード   4p  アニオン交換
膜   5  水電解装置   7A、7B、7C  導電性基材   10  第1の表面
部位  11  線状部 12  開口 15、16、17  第2の表面部位 20 
 触媒層  20a  層状複水酸化物 21  ホスト層 22  ゲスト層 25
空隙 26  界面層 27  緻密層 28  表面ラフネス層 30  キレート

【発明の効果】  本開示によれば、従来よりも品質を評価する観点から有
利な水電解用電極を提供できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】  導電性基材と、  前記導電性基材の表面に設けられた触媒層
と、を備え、前記導電性基材は、主に、分光測定不能な第1の表面部位と、
一部に、分光測定可能な第2の表面部位とを有し、前記触媒層は、前記第
1の表面部位及び前記第2の表面部位に設けられている、水電解用電極。
【請求項2】前記第1の表面部位は、非平面である、請求項1に記載の
電解
用電極。
【請求項3】 前記第2の表面部位は、平面である、請求項1に記載の水電
用電極。
【請求項4】前記第2の表面部位の形状は、多角形、円形、又は楕円形で
ある、請求項1に記載の水電解用電極。
【請求項5】前記第2の表面部位は、前記導電性基材の同一面に複数設け
られている、請求項1に記載の水電解用電極。
【請求項6】 前記第2の表面部位の形状は、ライン状である、請求項1に
記載の水電解用電極。
【請求項7】 前記導電性基材は、メッシュ構造を有し、前記第1の表面部
位は、メッシュ部分の表面部位であり、
  前記第2の表面部位のライン幅は、前記メッシュ構造を構成する金属線
の線幅よりも大きい、請求項6に記載の水電解用電極。
【請求項8】前記第2の表面部位は、前記導電性基材の外周部にフレーム
状に設けられている、請求項1に記載の水電解用電極。
【請求項9】前記導電性基材は、メッシュ構造を有し、
  前記第1の表面部位は、メッシュ部分の表面部位であり、前記第2の表
面部位のフレーム幅は、前記メッシュ構造を構成する金属線の線幅よりも
大きい、請求項8に記載の水電解用電極。
【請求項10】前記触媒層は、2種類以上の遷移金属を有する層状複水酸
化物を含む、請求項1に記載の水電解用電極。
【請求項11】前記触媒層は、キレート剤を含む、請求項10に記載の
電解
用電極。

【請求項12】前記キレート剤は、アセチルアセトン及びクエン酸塩からな
る群より選ばれる少なくとも1つを含む、請求項11に記載の水電解用電極
【請求項13】前記2種類以上の遷移金属は、Ni、V、Cr、Mn、Fe、
Co、Cu、W、及びRuからなる群より選ばれる少なくとも2つを含む、
  請求項10に記載の水電解用電極。
【請求項14】前記2種類以上の遷移金属は、Ni及びFeを含む、請求
項13に記載の水電解用電極。
【請求項15】前記第1の表面部位を構成する部分と前記第2の表面部位
を構成する部分とは、同じ種類の金属を含む、請求項10に記載の水電解
用電極。
【請求項16】  アノードと、  カソードと、  隔膜と、を備え、  前記アノ
ード及び前記カソードからなる群より選ばれる少なくとも1つは、請求項
1に記載の水電解用電極を含む、水電解セル。
【請求項17】アノードと、カソードと、アニオン交換膜と、を備え、前
記アノード及び前記カソードからなる群より選ばれる少なくとも1つは、
請求項1に記載の水電解用電極を含む、水電解セル。
【請求項18】 請求項16又は17に記載の水電解セルと、前記カソード
と前記アノードとの間に電圧を印加する電圧印加器と、を備える、水電解
装置。
【請求項19】水電解用電極の検査方法であって、請求項1から15のい
ずれか1項に記載の水電解用電極における、前記導電性基材の前記第2の
表面部位に形成された前記触媒層に対して所定の分光測定を行うことと、
  前記所定の分光測定の結果に基づいて、前記水電解用電極の品質を判定
することと、を含む、検査方法。
【請求項20】 水電解用電極の製造方法であって、 請求項1から15の
いずれか1項に記載の水電解用電極における、前記導電性基材の前記第2
の表面部位に形成された前記触媒層に対して所定の分光測定を行うことと、
  前記所定の分光測定の結果に基づいて、前記水電解用電極の品質を判定
することと、を含む、製造方法。

2. 特開2025-3201 非水電解質蓄電素子 株式会社GSユアサ
【要約】下図1のごとく、本発明の一態様に係る非水電解質蓄電素子は、
スピネル型結晶構造を有し、マンガン元素を含むリチウム遷移金属酸化物
を含有する正極と、非水電解質とを備え、上記リチウム遷移金属酸化物が、
平均一次粒子径に対する平均粒径の比が5以下の粒子であり、上記非水電
質が、硫黄原子又はリン原子と酸素原子との二重結合を有し窒素元素を
含まないアニオンを有する塩、オキサラト錯体アニオンを有する塩、不飽
和環状カーボネート、及び硫黄原子と酸素原子との二重結合を有する環状
化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物を含有する。

図1は、非水電解質蓄電素子の一実施形態を示す透視斜視図である
【符号の説明】【0129】
1    非水電解質蓄電素子 2    電極体 4 正極端子 41  正極リード
5    負極端子 51  負極リード 20  蓄電ユニット 30  蓄電装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】スピネル型結晶構造を有し、マンガン元素を含むリチウム遷
移金属酸化物を含有する正極と、
  非水電解質と
  を備え、
 上記リチウム遷移金属酸化物が、平均一次粒子径に対する平均粒径の比
が5以下の粒子であり、上記非水電解質が、硫黄原子又はリン原子と酸素
原子との二重結合を有し窒素元素を含まないアニオンを有する塩、オキサ
ラト錯体アニオンを有する塩、不飽和環状カーボネート、及び硫黄原子と
酸素原子との二重結合を有する環状化合物からなる群より選ばれる少なく
とも1種の化合物を含有する、非水電解質蓄電素子。
【請求項2】上記化合物が、ジフルオロリン酸リチウム、リチウムビス(
オキサレート)ボレート、ビニレンカーボネート及び4,4’-ビス(2,
2-ジオキソ-1,3,2-ジオキサチオラン)からなる群より選ばれる
少なくとも1種である、請求項1に記載の非水電解質蓄電素子。
【請求項3】上記非水電解質における上記化合物の含有量が、0.1質量
%以上10質量%以下である請求項1又は請求項2に記載の非水電解質蓄
電素子。

【0102】<非水電解質蓄電素子の製造方法>
本実施形態の非水電解質蓄電素子の製造方法は、公知の方法から適宜選択
できる。当該製造方法は、例えば、電極体を準備することと、非水電解
を準備することと、電極体及び非水電解質を容器に収容することと、を備
える。電極体を準備することは、正極及び負極を準備することと、セパレ
ータを介して正極及び負極を積層又は巻回することにより電極体を形成す
ることとを備える。
【0103】非水電解質を容器に収容することは、公知の方法から適宜選
択できる。例えば、非水電解質に非水電解液を用いる場合、容器に形成さ
れた注入口から非水電解液を注入した後、注入口を封止すればよい。
【0104】<その他の実施形態>
  尚、本発明の非水電解質蓄電素子は、上記実施形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよ
い。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することが
でき、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成又は周知技
術に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除
することができる。また、ある実施形態の構成に対して周知技術を付加す
ることができる。
【0105】上記実施形態では、非水電解質蓄電素子が充放電可能な非
電解
質二次電池として用いられる場合について説明したが、非水電解質蓄
電素子の種類、形状、寸法、容量等は任意である。本発明は、種々の二次
電池、電気二重層キャパシタ又はリチウムイオンキャパシタ等のキャパシ
タにも適用できる。
【0106】上記実施形態では、正極及び負極がセパレータを介して積層
された電極体について説明したが、電極体は、セパレータを備えなくても
よい。例えば、正極又は負極の活物質層上に導電性を有さない層が形成さ
れた状態で、正極及び負極が直接接してもよい。
【実施例】【0107】
  以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以
下の実施例に限定されるものではない。
【0108】[実施例1]
(正極の作製)  正極活物質として、平均一次粒子径が3.0μm、平均粒
径が10.4μm、平均一次粒子径に対する平均粒径の比が3.5であり、
スピネル型結晶構造を有するLiMn(スピネル型リチウムマンガン
酸化物A)を準備した。
 上記スピネル型リチウムマンガン酸化物Aと、導電剤であるアセチレンブ
ラック(AB)と、バインダであるポリフッ化ビニリデン(PVDF)と
を95.5:3.0:1.5の質量比(固形物換算)で含み、N-メチル
ピロリドン(NMP)を分散媒とする正極合剤ペーストを調製した。この
正極合剤ペーストを正極基材としてのアルミニウム箔に塗布し、乾燥を行
った。その後、プレスを行い、正極活物質層を有する正極を得た。
【0109】(負極の作製)
  負極活物質である黒鉛と、バインダであるスチレン-ブタジエンゴム(
SBR)と、増粘剤であるカルボキシメチルセルロース(CMC)とを9
7.8:1.0:1.2の質量比(固形分換算)で含み、水を分散媒とす
る負極合剤ペーストを調製した。この負極合剤ペーストを負極基材として
の銅箔に塗布し、乾燥を行った。その後、プレスを行い、負極活物質層
を有する負極を得た。
【0110】(非水電解質の調製)
  エチレンカーボネート(EC)とエチルメチルカーボネート(EMC)
とを30:70の体積比で混合した非水溶媒に、電解質塩としてLiPF
を0.9mol/dmの含有量で、及びリチウムビス(オキサレート)
ボレート(LiBOB)を0.1mol/dmの含有量で溶解させ、非
水電解質を調製した。なお、LiBOBは、化合物Xに該当し、非水電解
質におけるLiBOBの含有量は1.6質量%である。
【0111】(セパレータの準備)
  セパレータとしてポリオレフィン製微多孔膜を準備した。
【0112】
(非水電解質蓄電素子の作製)
  上記セパレータを介して、上記正極と上記負極とを積層することにより
電極体を作製した。電極体を金属樹脂複合フィルム製の容器に収納し、内
部に上記の非水電解質を注入した後、熱溶着により封口し、実施例1の非
水電解質蓄電素子を得た。
【0113】[比較例1から3]  スピネル型リチウムマンガン酸化物の
種類、並びに電解質塩の種類及び含有量を表1に記載のとおりとしたこと
を示す。
【0114】  なお、以下の各表中、スピネル型リチウムマンガン酸化物
Bは、平均一次粒子径が1.5μm、平均粒径が17.7μm、平均一次粒
子径に対する平均粒径の比が11.8であり、スピネル型結晶構造を有る
るLiMnを示す。
【0115】[実施例2]
(正極の作製)  上記スピネル型リチウムマンガン酸化物Aと、導電剤で
あるアセチレンブラック(AB)と、バインダであるポリフッ化ビニリ
デン(PVDF)とを95.5:3.0:1.5の質量比(固形物換算)
で含み、N-メチルピロリドン(NMP)を分散媒とする正極合剤ペース
トを調製した。この正極合剤ペーストを正極基材としてのアルミニウム箔
に塗布し、乾燥を行った。その後、プレスを行い、正極活物質層を有する
正極を得た。
【0116】(負極の作製)
  負極活物質である黒鉛と、バインダであるスチレン-ブタジエンゴム(
SBR)と、増粘剤であるカルボキシメチルセルロース(CMC)とを9
7.8:1.0:1.2の質量比(固形分換算)で含み、水を分散媒とす
る負極合剤ペーストを調製した。この負極合剤ペーストを負極基材として
の銅箔に塗布し、乾燥を行った。その後、プレスを行い、負極活物質層を
有する負極を得た。
【0117】(非水電解質の調製)
  エチレンカーボネート(EC)とプロピレンカーボネート(PC)とエ
チルメチルカーボネート(EMC)とを25:5:70の体積比で混合し
た非水溶媒に、電解質塩としてLiPFを1.0mol/dmの含有
量で溶解させ、溶液を得た。得られた溶液に、さらに添加剤としてビニレ
ンカーボネート(X1)を0.4質量%の含有量で、ジフルオロリン酸リ
チウム(X2)を0.5質量%の含有量で、及び4,4’-ビス(2,2
-ジオキソ-1,3,2-ジオキサチオラン)(X3)を1.2質量%の
含有量でそれぞれ溶解させ、非水電解質を調製した。
【0118】(セパレータの準備)
  セパレータとしてポリオレフィン製微多孔膜を準備した。
【0119】(非水電解質蓄電素子の作製)
  上記セパレータを介して、上記正極と上記負極とを積層することにより
電極体を作製した。電極体を容器に収納し、内部に上記の非水電解質を注
入した後、封口し、実施例2の非水電解質蓄電素子を得た。
【0120】[実施例3、比較例4、5、参考例1から6]
  スピネル型リチウムマンガン酸化物の種類、並びに添加剤の種類及び含
有量を表2、3に記載のとおりとしたこと以外は、実施例2と同様にして、
実施例3、比較例4、5及び参考例1から6の各非水電解質蓄電素子を得
た。なお、表3中、「-」は、対応する添加剤を含有させていないことを
示す。また、表2、3中の添加剤は以下の化合物を示す。X1からX4の
各化合物が、化合物Xに該当する。
  X1:ビニレンカーボネート
  X2:ジフルオロリン酸リチウム
  X3:4,4’-ビス(2,2-ジオキソ-1,3,2-ジオキサチオラン)
  X4:リチウムビス(オキサレート)ボレート
  Y1:リチウムジフルオロホスホニルフルオロスルホニルイミド
【0121】
[評価](1)初期充放電
  得られた各非水電解質蓄電素子について、以下の条件にて初期充放電を
行った。25℃の恒温槽内において、充電電流1.0C、充電終止電圧4.
10Vとして定電流充電を行った後、4.10Vにて定電圧充電した。充
電の終了条件は、電流が0.01Cに減衰した時点とした。その後、10
分間の休止期間を設けた。放電電流1.0C、放電終止電圧2.75Vと
して定電流放電した。その後、10分間の休止期間を設けた。上記充放電
を2回繰り返し、2回目の放電電気量を初期の放電容量とした。
【0122】
(2)高温環境下での保存後の回復容量維持率の測定
  次いで、実施例1から3及び比較例1から5の各非水電解質蓄電素子
について、25℃の恒温槽内にて、充電電流1.0Cで定電流充電を行い、
SOCを50%にした。SOC50%の算出は、上記「初期充放電」で得
られた初期の放電容量の半分とした。このSOC50%の状態で各非水電
質蓄電素子を65℃の恒温槽内に15日間保存した。その後、25℃の
恒温槽内に3時間保管した。続いて、放電電流1.0C、放電終止電圧2.
75Vとして定電流放電した。その後、10分間の休止期間を設けた。そ
の後、上記「初期充放電」と同様の方法で保存後の放電容量を求めた。初
期の放電容量に対する保存後の放電容量の百分率を保存後の回復容量維持
率として求めた。結果を表1、2に示す。
  また、参考例1から6の各非水電解質蓄電素子について、25℃の恒温
槽内にて、充電電流1.0Cで定電流充電を行い、SOCを50%にした。
このSOC50%の状態で各非水電解質蓄電素子を45℃の恒温槽内に
90日間保存した。その後、25℃の恒温槽内に3時間保管した。続いて、
放電電流1.0C、放電終止電圧2.75Vとして定電流放電した。その
後、10分間の休止期間を設けた。その後、上記「初期充放電」と同様の
方法で保存後の放電容量を求めた。初期の放電容量に対する保存後の放電
容量の百分率を保存後の回復容量維持率として求めた。結果を表3に示す。
【0123】【表1】


【0126】表1に示されるように、スピネル型リチウムマンガン酸化物
の平均一次粒子径に対する平均粒径の比が5以下であり、且つ非水電解
が化合物XであるLiBOB(リチウムビス(オキサレート)ボレート)
を含む実施例1の非水電解質蓄電素子は、スピネル型リチウムマンガン酸
化物の平均一次粒子径に対する平均粒径の比が5以下ではない、あるいは
水電解質が化合物Xを含まない比較例1から3の各非水電解質蓄電素子
と比べて、保存後の回復容量維持率が高い結果となった。表2の実施例2、
3も同様に、保存後の回復容量維持率が高い結果となった。また、実施例
2と実施例3との対比から、化合物Xであるビニレンカーボネート(X1)
の含有量が増えると、保存後の回復容量維持率はより高まっており、ビニ
レンカーボネート(X1)による保存後の回復容量維持率の改善効果が確
認できた。

【0127】表3は、参考例として、各化合物Xが保存後の回復容量維持
率を高めることができる成分であることを示すものである。
参考例1と参
考例2との対比から、実施例1と同様に、リチウムビス(オキサレート)
ボレート(X4)による保存後の回復容量維持率の改善効果が確認できた。

 参考例3は、参考例1に対して、ジフルオロリン酸リチウム(X2)の含
有量を増やしたものであり、保存後の回復容量維持率が高まっている。こ
の結果から、ジフルオロリン酸リチウム(X2)による保存後の回復容量
維持率の改善効果が確認できた。

 参考例3と参考例4との対比から、4,4’-ビス(2,2-ジオキソ-
1,3,2-ジオキサチオラン)(X3)による保存後の回復容量維持率
の改善効果が確認できた。
一方、参考例5と参考例6との対比から、化合
物Xに該当しないリチウムジフルオロホスホニルフルオロスルホニルイミ
ド(Y1)の場合は、逆に保存後の回復容量維持率が低下する結果となっ
た。
以上の結果から、硫黄原子又はリン原子と酸素原子との二重結合を有
し窒素元素を含まないアニオンを有する塩、オキサラト錯体アニオンを塩、
不飽和環状カーボネート、及び硫黄原子と酸素原子との二重結合を有する
環状化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物Xは、保存後
の回復容量維持率を高めることができる成分であることがわかる。そして、
このような化合物Xを非水電解質に含有させ、さらにスピネル型リチウム
マンガン酸化物として平均一次粒子径に対する平均粒径の比が5以下であ
るものを正極に用いた場合には、高温環境下での保存後の回復容量維持率
はより高まることがわかる。

【産業上の利用可能性】
【0128】本発明は、パーソナルコンピュータ、通信端末等の電子機器、
自動車、産業用等の電源として使用される非水電解質蓄電素子等に適用で
きる。

3.特開2025-2926 水電解装置及び水電解装置の組み立て
構造 株式会社ノーリツ
【要約】下図5のごとく、入水部と吐水部とを有するケース内に第1電極(
11)と第2電極(12)とがイオン交換膜(13)を挟んで絶縁された状態に積層配
置され、第1電極と第2電極の間に電圧を印加してケース内を流動する水
を電気分解する水電解装置において、第1電極とイオン交換膜と第2電極
は、各々が中央に開口部を有する平板形状であって、これら開口部が連通
するように積層されてケースに固定され、第1電極は、第1電極の開口部
(11a)とイオン交換膜の開口部(13a)とを一致させ、且つ第1電極の外縁部
がイオン交換膜の外縁部よりも内側となるように形成され、第2電極は、
第2電極の外縁部とイオン交換膜の外縁部とを一致させ、且つ第2電極の
開口部(12a)がイオン交換膜の開口部よりも大きく形成された。


図5.図4の電解部の分解図
【符号の説明】【0042】
1    :水電解装置 2    :入水部 3    :吐水部 4    :ケース 5    :
第1ケース 6    :第2ケース 7    :抑え板 8    :パッキン
9a,9b:電力線 10  :電解部 11  :第1電極 11a:開口部
12  :第2電極 12a:開口部 13  :イオン交換膜 13a:開口
部 15  :陽極板 15a:貫通孔  15b:端子部 16  :陽極側
メッシュ電極 16a:貫通孔 17  :触媒電極 17a:貫通孔 18  
:陰極版 18a:貫通孔 18b:端子部 19  :陰極側メッシュ電
極 19a:貫通孔 20  :治具 20a:棒状部(棒状部材)
                           この項つづく

             心に残る歌 『時 代
                 作詞&作曲:中島 みゆき
              ジャンル:ニューミュージック



「時代」(じだい)は、中島みゆきが作詞・作曲した歌である。1975年
中島自身によって発表され、同年に中島の2作目のシングルとしてキャニ
オン・レコード
からリリースされた。その後も別バージョンがたびたび作
られ、アルバムやシングルに収録されている。また、他の多くの歌手によ
ってもカバーされている。また、この曲は日本の歌百選。

   

 今日の言葉:
                                    

            春が来ても、鳥たちは姿を消し、鳴き声も聞こえない。
                           春だというのに自然は沈黙している。

                             レイチェル・カーソン 『沈黙の春』   
                         (因果報応の季節風)より

                          

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エネルギーと環境 65

2024年12月01日 | スピントロニクス

彦根市ひこにゃんイラスト に対する画像結果

彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる招と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の井伊
軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と兜(かぶ
と)を合体させて生まれたキャラクタ-

【季語と短歌:11月31日】 

          頂きぬ隠し畑の大根焚き    

                  高山 宇 (赤鬼)

😊先輩の家庭菜園で背筋が通った大根を頂く。思えば、わたし
  は多くの近親者や先輩・同僚に恵まれていたと感謝し大根を
    頬張る。

 
✳️ 世界が注目!スマートなシティが人類を救うってどゆこと?

未来が変わる!?「スマートシティ」を俳優・町田啓太が15分超速解説!
世界が目指す最新の街づくりとは?人口爆発&都市一極集中にどう備える?
難しい事を漫画CGで学ぶ 漫画家イエナガ(町田啓太)が編集者(橋本マ
ナミ)にプレゼンするテーマは「スマートシティ」。渋滞の解消?電気使
用の最適化?行政の効率化?水没の危機を救う?都市の課題をテクノロジ
ーを使って解決する驚きの街づくりに迫る。カギを握るIoTや都市OS
とは一体?そしていま注目のウェルビーイング!個人の豊かな暮らしを街
のあり方で実現できる!?これを見れば、街の概念がガラッと変わっちゃ
うかも?()
❤️ 町田啓太のハンサムな超即時事解説の人気がウナギ上り!俳優の「大
谷翔平」だ(と、小生は思っている)。

スピントロニクス時代?⓵
電子はマイナスの電荷を持つ粒子で、流れると電流が生じる。この電子は、
電荷に加えてスピンという性質も持っており、永久磁石や磁気記録などの
磁気のもとでもある。トランジスターやダイオードなど半導体において電
子が持つ電荷の流れを制御してさまざまな機能を引き出す技術をエレクト
ロニクスと呼びますが、磁気をもたらすスピンの性質も利用するエレクト
ロニクスの分野を「スピントロニクス」
と呼ぶ。


◾ハードディスクの記録密度増大に寄与した巨大磁気抵抗効果(GMR)

スピントロニクスのイノベーションは、1988年、巨大磁気抵抗効果(GMR)
の発見により始まる※
。GMRは、磁性金属/非磁性金属ハイブリッド構造
において磁場を加えると電気抵抗が大きく変化する効果で、数年のうちに、
この効果を用いたハードディスク用の磁気読み出しヘッド(GMRヘッド)
が開発された。それまではコイルを使ってディスクの磁気情報を読み出し
ていたので、微小な磁気情報を読み出すことができなかったが、これによ
って数10ナノメートルサイズの記録情報が読み出せるようになり、磁気記
録の記録密度が飛躍的に増大しました。図1に示すように、年率25%の増
加率であったHDの記録密度は、GMRヘッドの登場によって年率100%の増
加率となった。

※GMRを発見したフランスのフェール博士とドイツのグリュンベルグ博士
は、2007年のノーベル物理学賞に輝きました。

◾磁気ヘッドの高性能化に寄与したトンネル磁気抵抗効果
次いで、1995年、日本の宮崎博士と米国のムーデラ博士は、トンネル磁気
抵抗効果(TMR)を発見しました。TMRは、2つの磁性体で絶縁体を挟んだ
磁気トンネル接合(MTJ)において磁場を加えたときに大きな電気抵抗の
変化が生じる効果です。この効果を用いて、新たな磁気ランダムアクセス
メモリMRAM(magnetoresistive random access memory)が生み出された。
さらに、MgOをトンネル障壁に採用するとTMRが大幅に増大することが日
本の湯浅博士と米国のパーキン博士によって見出された。MgO―TMR素子
を用いた磁気読み出しヘッドは、市販されているハードディスクのほとん
どに使われていく。

◾ MRAMとは、記憶素子に磁性体を用いた不揮発性メモリの一種。TMR
素子を用いた磁気トンネル接合(MTJ)と半導体CMOSが組み合わされた構造
となっており、直交する2つの書き込み線に電流を流し、生じた磁界によ
って磁気状態を書き換えます。MRAMは、SRAM並み高速な読み書きが可
能で、低消費電力、高集積性が可能などの長所があり、 SRAM(高速アクセ
ス性)、DRAM(高集積性)、フラッシュメモリ(不揮発性)のすべての機能を
カバーする「ユニバーサルメモリ」としての応用が期待されている。


さらに、1996年、新たなスピントロニクスの概念としてスピン注入磁化反
転が理論的に提案された。強磁性電極FM1中でスピン偏極した電子が非磁
性体を通して対極FM2に注入された電子スピンがFM2の磁化の方向に傾け
られるとき,そのトルクをFM2に渡し、FM2の磁化を反転させる。これを
ピン移行トルク(STT)※と呼ぶ。開発当初は大電流密度を必要としたが、研
究開発が進み垂直磁化のTMR素子を用いて実用可能な電流密度にまで低減
できた。STTを使うと、MTJ素子に電流を流すだけで磁化反転でき、微細化
で電流密度も小さくなるので、MRAMを高集積化することが可能になった。
これをSTT-MRAMと呼ぶ。

しかし、STT-MRAM は電流が作る磁界を書き込みに使う場合に比べて非
常に低消費電力となるものの、電流を用いてスピン流を発生するためにジ
ュール熱によってエネルギーを散逸する。これを解決するため、最近、
圧を加えて磁気異方性の変化を誘起するトルクを書き込みに用いる新しい
不揮発性メモリ「電圧駆動MRAM」が提案されました。電流をほとんど流
さずに電圧のみで書き込むため、STT-MRAM よりもさらに2 桁程度小さな
エネルギーで書き込みができるとされる。また、(その2)に述べるスピン
ホール効果あるいはスピン軌道相互作用によるラッシュバトルクを用いる
ことでSTT-MRAM に比べて高効率のMRAM が作れることも提案されてい
る。原理的に3 端子であるため書き込みラインと読み出しラインを分離で
きるという回路上の利点もある一方で、素子サイズが大きくなるという問
題も浮上させる。(科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センタ(CRDS)
佐藤 勝昭 2019.11.01)
                           この項つづく



磁気の初学者およびその周辺領域の読者を対象に,磁気の基礎の基礎,興
味深い磁気現象をやさしく正確に解説したシリーズ。
第1巻は,磁気物性
の基本事項をQ&A形式の解説を織り込みながら,やさしく解説している。




【特版:ウイルス解体新書】

❤️ 新型コロナウイルスを家庭で簡便に測定(1・2)
近年の新型コロナウイルスのパンデミックは記憶に新しいものがある。従
来、パンデミックと言えば、高病原性の鳥インフルエンザウイルスに起因
するもので、図1に示す100年前のスペイン風邪に始まり、アジア風邪、香
港風邪と多くの犠牲者を払ってきている。これらは〜40年近い周期で生じ
ていた。ところがコロナウイルスのパンデミックは、2003年のSARSに始
まり、MERS、今回の新型コロナウイルスと10年以内の周期で次々とパン
デミックが生じていることがわかる。これは我々の日常生活にとって極め
て高い脅威となるものである。(2024.11.4/2024.11.20)
概要
図1. 鳥インフルエンザウイルスとコロナウイルスによるパンデミックの歴史。新型コロナウイルスでは700万人近い人が亡くなっている。
図1. 鳥インフルエンザウイルスとコロナウイルスによるパンデミックの
歴史。新型コロナウイルスでは700万人近い人が亡くなっている。

これらパンデミックを防ぐには、迅速、高感度なウイルス検出技術が必要
不可欠である。すでに様々な検出技術があるが一長一短の感がある。図2
に示すように、PCRは極めて高感度であるが、検査時間が〜1時間以上と
長く、かつ高額で、専門の検査技師が必要である。またイムノクロマトを
用いた抗原検査キットは安価でわずか15分で検査でき、素人でも可能な
簡便さであるが、感度が不十分であり、新型コロナウイルスの検査でも問
題になったように、偽陰性、偽陽性の結果を出してしまうことがあり、信
頼性にかける。本研究では、グラフェンFETの高感度特性を利用し、高感
度であり、かつ高速、簡便に計測できるシステムを開発する。

図2. グラフェンFETを用いたウイルスセンサの位置付け。PCR検査は高感度であるが検査時間が長時間必要であり、高額である。抗原検査は短時間、簡便であるが、感度が不十分である。グラフェンFETセンサは、高感度、高速で、かつ簡便にウイルスを検出可能である。
図2. グラフェンFETを用いたウイルスセンサの位置付け。PCR検査は高感
度であるが検査時間が長時間必要であり、高額である。抗原検査は短時間、
簡便であるが、感度が不十分である。グラフェンFETセンサは、高感度高
速で、かつ簡便にウイルスを検出可能である。

◾グラフェンFETセンサによるウイルス検出
図3にグラフェンの特長を示す。グラフェンは、伝導体と価電子帯が線形の
分散関係を示す特殊な半導体であり、その有効質量はほぼ0に近い。その為、
従来のシリコン半導体の移動度の1000倍近い200,000cm2/Vsという驚くべ
き実験結果が示されている。またグラフェンの表面にはπ電子で形成され
る2次元電子ガス(電子が海のように広がっている)が表面に露出してい
る。その為、グラフェンの表面に電荷を有するものが近づくとグラフェン
の電気特性が大きく変化する為、高感度が得られる。図3に示すように、
グラフェンの表面にウイルスを選択的に補足するレセプター(抗体や糖鎖)
を修飾し、電荷を持ったウイルスが溶液中でレセプターに捕捉されると、
ウイルスの電荷によりグラフェンの電気特性(ドレイン電流やディラック
ポイント)が変化する。この変化によりウイルス検出する。

図3. グラフェンの特長。伝導体と価電子帯が線形の分散関係を示す為、有効質量が小さく移動度が極めて高い。また2次元電子ガスが表面に露出しているため、高感度特性を示す。
図3. グラフェンの特長。伝導体と価電子帯が線形の分散関係を示す為、有
効質量が小さく移動度が極めて高い。また2次元電子ガスが表面に露出し
ているため、高感度特性を示す。

図4はSi/SiO2基板上に集積された32個のグラフェンFETの光学写真である。
その模式図と一個の拡大したグラフェンFETの写真を示す。FETのチャネル
長は10μm、チャネル幅は100μmである。このFETアレイの左側半分には抗
体を修飾してウイルスを選択的に検出し、FETアレイの右側半分は抗体を修
飾しない参照FETとした。さらに従来は、ピペットを用いて導入、排出して
いたリン酸緩衝生理食塩水(PBS)を自動送液する為に図5に示すマイクロ流
路をグラフェンFETアレイ上に形成し、PBSを右の流入口から左の排出口に
導入する手法を確立した。これにより再現性が向上した。このマイクロ流
路に送液するために、コンピュータ制御のマイクロポンプシステムを形成
し、これにより、PBSによる洗浄、溶液交換を定量的に、かつ再現性良く
行うことが可能となった。
図4. 32個の集積したグラフェンFETアレイとその模式図、および一つのグラフェンFETの拡大図。
図4. 32個の集積したグラフェンFETアレイとその模式図、および一つのグ
ラフェンFETの拡大図。
図5. グラフェンFETアレイ上に設置したマイクロ流路(μ-TAS)。右側からPBSを導入し、グラフェンFETアレイ上を通過して、左側から排出する。
図5. グラフェンFETアレイ上に設置したマイクロ流路(μ-TAS)。右側からP
BSを導入し、グラフェンFETアレイ上を通過して、左側から排出する。

上記に示すマイクロ流路測定システムを用いて図6に示す新型コロナウイ
ルスの計測を行った。グラフェンFETアレイの左側13個のFETにはPBASE
(1-Pyrenebutyric acid N-hydroxy-succinimide ester)を介して新型コロナ
ウイルス(SARS-CoV-2)のスパイク抗体が修飾され、図6で赤いラインがそ
の13個のFETのディラックポイントの平均値を示す。またグラフェンFET
アレイの右側13個のFETには抗体を修飾せず、参照FETとし、図6で緑のラ
インがその13個のFETのディラックポイントの平均値を示す。赤と緑のディ
ラックポイントの差はグラフェンに修飾された抗体とPBASEの電荷による
ものである。ウイルスは抗体と体内の生理食塩水濃度である1xPBS(150mM)
でもっともよく抗体と結合する。しかし1xPBSにおけるデバイ長は0.7nm
であり、抗体の~10nmのサイズよりはるかに小さい。このため1xPBSにお
いては、ウイルスが抗体に結合してもウイルスの電荷は電気2重層の電荷に
より遮蔽されて検出することができない。そこで我々は電荷を検出する際
はPBS溶液を0.01xPBSに交換し、デバイ長を7nmと延伸させることにより、
ウイルスの電荷をグラフェンFETで検出することに成功した。この溶液交
換法を用いて新型コロナウイルスを計測したのが図6である。Tween20に
よるブロッキングの後、ウイルスの入っていない1xPBS溶液を2回導入し
ている。これは溶液交換により、ディラックポイントに変動が生じないか
を確認するものである。図6からわかるように溶液交換によるディラックポ
イントの変動は極めて小さいと結論づけられた。1×108FFU/mLの濃度の
新型コロナウイルスを含む1xPBS溶液を導入後、0.01xPBS溶液を導入し
てディラックポイントの変化を測定すると、図6右端の黄矢印に示すよう
に、基準値を示す赤の一点鎖線よりディラックポイントが上むきに変化し
ていることがわかる。これが新型コロナウイルスの電荷を検出した結果で
ある。この変化について以下に詳細に検討する。
図6. マイクロ流路測定システムを用いて計測した新型コロナウイルスの測定結果。
図6. マイクロ流路測定システムを用いて計測した新型コロナウイルスの測定結果。

図6の特性は13個のFETの平均値を示したものである。これらの個々のFET
のディラックポイントの分布を詳細に解析する。図7は抗体の修飾されたグ
ラフェンFET(左側)と抗体の修飾されていないグラフェンFET(右側)の
それぞれのディラックポイントの分布を示す。横軸はFETのナンバーリング
である。青いラインは新型コロナウイルス導入前、赤いラインは導入後の
値である。ウイルス導入前のディラックポイントは、抗体のある、無しで
~40mV前後の差がある。これは抗体の電荷によるものと考えられる。ウイ
ルス導入後、抗体のある領域ではディラックポイントは〜20mV近く大きく
増加する。これに対して抗体のない領域は、ほとんど変化しないことがわ
かる。この両者のディラックポイントの変化分ΔVDP図8に示す。
図7. 抗体を修飾したグラフェンFET(左側)と抗体の修飾していないグラフェンFET(右側)のディラックポイントの分布。青はウイルス導入前、赤はウイルス導入後である。
図7. 抗体を修飾したグラフェンFET(左側)と抗体の修飾していないグラ
フェンFET(右側)のディラックポイントの分布。青はウイルス導入前、
赤はウイルス導入後である。

図8. 新型コロナウイルス導入による抗体修飾したFETとしないFETのデイラックポイントの変化。
図8. 新型コロナウイルス導入による抗体修飾したFETとしないFETのデイラ
ックポイントの変化。

図8の左側は抗体を修飾したもの、右側は抗体を修飾していないものである。
抗体を修飾したFETではウイルスの導入前後で平均ΔVDP =19.1mVの大きな
ディラックポイントの変化が得られている。この変化は、抗体に選択的に
結合したウイルスと、グラフェン上に物理吸着したウイルス、およびベー
スラインのドリフトに由来する。これに対して抗体を修飾していないFET
では平均ΔVDP =2.79mVの極めて小さな変化が生じた。この変化はグラフ
ェン上に物理吸着したウイルス、およびベースラインのドリフトに由来す
る。したがってこれら二つのディラックポイントの変化分の差19.1mV-2.
79mV=16.3mVは、ドリフトや物理吸着の影響を除いた、抗体に結合した
新型コロナウイルスの電荷にのみよる変化であると結論づけられる。以上
のように、参照FETによる信号を差し引くことにより、極めて正確に抗体に
結合したウイルスの電荷のみを測定する手法を確立した。

✳️ 新型コロナウイルスを家庭で簡便に測定(2)

ついで、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いてグラフェン上のウイルスを観察
する手法を開発した。通常、グラフェン上のウイルスをSEMで観察すると
黒いシミのようにしか観察できず、明瞭にウイルスと判定することは困難
であった。本研究で、グラフェン上のウイルスを化学薬品を用いて固定化
し、金属薄膜をコートすることにより、明瞭にウイルスを観察することが
可能になった。この手法を抗体を修飾したFETと修飾しないFETに適用しそ
れぞれのウイルス数をカウントしたものを図9に示す。FETアレイの左側は
抗体を修飾した領域であり、ここではウイルスの結合数は21から51と
分布しており、その平均数は37である。またFETアレイの右側は抗体を修
飾していな領域であり、ウイルスの結合数は1から9と分布しており、その
平均数は4である。従って、抗体のある領域では抗体のない領域と比較して
約10倍のウイルスが結合していることが判明した。これにより抗体に選
択的に結合しているウイルスが多数存在していることが確認できた。

図9. 新型コロナウイルス導入による抗体修飾したFETとしないFETの結合したウイルス数。

図9. 新型コロナウイルス導入による抗体修飾したFETとしないFETの結合し
たウイルス数。

図10に、グラフェンFET上に結合したウイルス数とディラックポイントの
値の関係を示す。図10より、抗体の修飾されていない領域のウイルス数は
非常に少ないとともに、ディラックポイントの変化量も極めて小さい。こ
れに対して、抗体の修飾された領域では、結合ウイルス数が多いとともに、
そのディラックポイントの変化量も極めて大きい。これはウイルスの電荷
がディラックポイントの変化に寄与していることを意味している。この結
果は、本グラエフェンFETによる新型コロナウイルスの検出がウイルスの
電荷を正確に検知していること示している。

図10. 新型コロナウイルス導入による抗体修飾したFETとしないFETの結合ウイルス数とディラックポイントの変化分の関係
図10. 新型コロナウイルス導入による抗体修飾したFETとしないFETの結合
ウイルス数とディラックポイントの変化分の関係

◾唾液からの簡便なウイルス検出システムの開発
新型コロナ患者の唾液から、新型コロナウイルスを検出する実験を行った。
唾液の洗浄に関してマイクロ流路にPBSを流すだけで簡単に洗浄できるこ
とが判明し、実験が極めて簡単になることが判明した。患者は通常の抗原
検査では陰性であり、PCRでは陽性であるとの判定結果であり、グラフェ
ンFETバイオセンサの患者としては最適なケースである。患者の唾液をマ
イクロ流路つきポータブル測定装置に導入し、電気変化を検出した。唾液
の洗浄はマイクロ流路を用いて0.01xPBSを導入することにより行った。グ
ラフェンFETアレイを3分割して1)新型コロナウイルスのフル抗体、2)
新型コロナウイルスのF(ab’)2抗体、3)参照とするH9N2インフルエンザ
抗体を修飾する。
図12. 新型コロナウイルス感染患者の罹患時の唾液を導入したグラフェンFET上のSEM写真。
図12. 新型コロナウイルス感染患者の罹患時の唾液を導入したグラフェン
FET上のSEM写真。

この新型コロナ患者の唾液を導入したグラフェンFET上のウイルスをSEM
により観察したものを図12に示す。図12(a)はグラフェンチャネル全体の
10mx100mのSEM写真である。非常に奇妙な現象は、唾液中に含まれるウ
イルスが、チャネル全体に一様に分布して結合するのではなく、数個の黄
色の丸印で囲まれた領域にコロニーを形成して結合する。その黄色の丸の
領域を拡大したものを図12(b)に示す。ウイルスが凝集して結合しているこ
とがわかる。通常、実験室系で行うPBS中にウイルスを導入した場合は、
図12(c)に示す様に一様にウイルスはグラフェン上に結合する。実際の感染
患者の唾液からのウイルスはコロニーを形成して結合するという事実は極
めて目新しく興味深いものである。この事実は実験室系と生態系とは微妙
な差異があり、この差異を考慮に入れて研究展開を図ることが重要である
と考えられる。なぜコロニーを形成するかは現時点では未解明である。
以上の結果より、マイクロ流路を用いたポータブル計測機器で患者の唾液
からウイルスを検出できることがわかり、簡便に家庭でのウイルス検出を
可能とした。(【著者紹介】松本 和彦 大阪大学産業科学研究所 名誉
教授、特任教授)

✨ 太陽電池ベースの光電子シナプス素子を開発
11月25日、東京理科大学の研究グループは,光強度を変化させることで時
定数を制御できる色素増感太陽電池(DSC)ベースの光電子シナプス素子
を開発。
【要点】
1.
光電子シナプス素子を用いた物理リザバコンピューティングは、低消費
 電力のエッジAIデバイスの実現に向けて、大きな可能性を秘めている。
2.時定数が制御可能な色素増感太陽電池ベースの自己給電型光電子シナプ
 ス素子を開発し、物理リザバコンピューティングに応用した

3.消費電力を抑えつつ、人の動作を90%以上の精度で判別できることを実
 証した。

低消費電力の色素増感太陽電池ベース光電子シナプス素子を開発~エッジAIデバイスの実現に向けて、新たな可能性を開拓~

【概要】東京理科大学の研究グループは、光強度を変化させることで時定
数(*1)を制御できる色素増感太陽電池(DSC, *2)ベースの光電子シナ
プス素子(*3)を開発することに成功しました。また、開発したデバイス
を物理リザバコンピューティング(PRC, *4)に応用したデバイスが、消
費電力を抑えつつ、人の動きを高い精度で識別できることを実証。

光電子シナプス素子を用いたPRCは、有望なエッジAI(*5)デバイスと
して注目されています。さまざまな時間スケールの時系列データを処理す
るためには、目的に応じた時間スケールを持つデバイスの作製が必要不可
欠です。今回、本研究グループは、目の残像現象から着想を得て、光強度
を変化させることで時定数を制御できる色素増感太陽電池ベースの光電子
シナプス素子を作製しました。

開発したデバイスは、光強度に応じてペアパルス促進(PPF, *6)やペア
パルス抑制(PPD, *7)といったシナプス可塑性(*8)の特性を示すこと
が確認されました。また、時系列データの処理において、入力パルス幅が
変化しても光強度を調整することで、高い計算性能が得られることを明ら
かにしました。さらに、人の動作認識においても、消費電力を抑制しつつ、
90%以上の高い精度で判別可能であることを実証しました。

本研究成果により、色素増感太陽電池を用いた自己給電型光電子シナプス
素子のPRCへの応用可能性が初めて実証されました。これにより、エッジ
AIやニューロモルフィックコンピューティングに利用可能な多様な時間ス
ケールを持つPRCの実現が期待されます。

本研究成果は、2024年10月28日に国際学術誌「ACS Applied Materials
& Interfaces」にオンライン掲載
されました。
【脚注】
1. 時定数:システムが特定の変化に対してどれだけ速く応答するかを表す
指標。時定数が小さい場合、変化に対する応答が速くなり、逆に時定数が
大きい場合、応答が遅くなる。
2.色素増感太陽電池(DSC):光エネルギーを電気エネルギーに変換する
太陽電池の一種。太陽光を吸収し、電子を励起する色素が使用され、薄く
て軽いのが特長
3.光電子シナプス素子:脳のシナプス機能を模倣し、特に光を使って電子
の流れを制御することができるデバイス。
4. 物理リザバコンピューティング(PRC):リザバ層に物理システムを採
用し、時系列データを低消費電力かつ高速リアルタイムで処理できる計算
手法。
5.エッジAI:センサネットワークにおいて、端末機器に直接搭載されたAI。
クラウドを使用せず、端末側でデータ処理を行うため、通信コストを低減
した迅速な処理が可能となる。
6.ペアパルス促進(PPF):連続した2回の刺激に対し、2回目の応答が1回
目の応答よりも強くなること。
7.ペアパルス抑制(PPD)連続した2回の刺激に対し、2回目の応答が1回目
の応答よりも弱くなること。
8.シナプス可塑性:神経細胞の接続部であるシナプスにおいて、長期的な
刺激によって、信号伝達が起きやすくなったり(長期増強)、逆に起きに
くくなったり(長期抑圧)する現象。
9. STMタスク(短期記憶タスク):短期記憶特性を定量化するベンチマー
クタスク。
10.PCタスク(パリティタスク):記憶や認知機能を評価するための非線
形のベンチマークタスク。
【掲載論文】
雑誌名:ACS Applied Materials & Interfaces
論文タイトル:Self-Powered Dye-Sensitized Solar-Cell-Based Synaptic
Devices for Multi-Scale Time-Series Data Processing in Physical Reservoir
Computing
DOI10.1021/acsami.4c11061

✨ 
どこでも分析できる免疫センサ
これも関連する研究を掲載する(デジタル。フォーメーション&グリーン
フォーメーションの影響が加速的に増大していることを感じている日々。
11月26日、東京科学大学の研究グループは,抗原を混ぜるだけで発光色が
青から赤へ変化する頑強な生物発光免疫センサーBRET nano Q-bodyの開
発に成功。さらに,この免疫センサーを持ち運びが容易な紙デバイスに加
工することで,どこでも手軽に分析できるようになったことを公表。
【概要】
免疫測定法は,抗原抗体反応を使って試料中のごくわずかな物質を特異的
に測定する方法で,病気の診断や食品の安全管理,環境調査などで重要な
役割を果たしている。近年では特に,患者の傍らでリアルタイムに診断し
て治療の方針を決める臨床現場即時検査(Point of Care Testing:POCT)
の重要性が増しており,より安定で簡便かつ素早く抗原を検出できる免疫
センサの開発が求められている。

図1.図1. BRET nano Q-bodyの概要(a)分子デザインと作動原理。(b)
作製した紙デバイスをスマートフォンで撮影したときの抗原の有無による
発光色の変化。(c)抗原を測定したときの濃度依存的な発光スペクトル変
化。 DOI:10.1021/acssensors.4c01800より一部改変。

開発したBRET nano Q-bodyは、抗原が存在しないときはTAMRAが消光さ
れてNanoLuc由来の青色の光を放ち、抗原が存在するとTAMRA由来の赤色
の光を放ちました(図1b)。これは、抗原が結合するとTAMRAの消光状
態が解除され、かつNanoLucとTAMRAの距離が近くなることで、NanoLuc
からTAMRAへのBRETが起きたためだと考えられます。さらに、NanoLuc
とナノボディの間の距離がBRETの効率に影響を与えると考えられることか
ら、リンカーを最適化したところ、発光強度比(応答)がMTXの濃度依存
的に最大7倍以上変化するBRET nano Q-bodyを作製することに成功しまし
た(図1c)。応答が大きいことは安定な検出につながり、POCTへの適用
に発展させることが可能となる。

図2. BRET nano Q-bodyの頑強性評価(a)熱安定性。(b)凍結乾燥。
(c)有機溶剤(DMSO)。(d)還元剤(DTT)。(e)界面活性剤(Tween
20)。DOI:10.1021/acssensors.4c01800より一部改変

次にBRET nano Q-bodyの頑強性を評価するために、熱や有機溶剤、還元
剤、界面活性剤がセンサーの活性にどのように影響するかを調べました。
その結果、以前に開発した、単鎖抗体(scFv)を使ったBRET Q-bodyと比べ
て、BRET nano Q-bodyは加熱後やDMSO、DTT、Tween20を含む溶液中
でも、より厳しい条件下で活性を維持していることが分かりました。さら
に、凍結乾燥してもほぼ100%の活性を保っており、BRET nano Q-bodyが
非常に高い頑強性を持つことが確認できました(図2)。これらの結果から
、この免疫センサーはPOCTに適していると考えられます。

続いて、BRET nano Q-bodyが、生体試料や環境水のような夾雑物を多く
含む試料でも抗原を検出できるかを調べました。特に不透明で夾雑物の影
響が大きいと考えられる懸濁液として牛乳と血液を選択しました。まずMT
Xを牛乳および血液に添加した疑似的なサンプルを用意し、いずれも希釈せ
ずにこの免疫センサーと混合することで、試料中のMTXの検出を試みた。
その結果、どちらの試料でも、緩衝液で測定した場合と比べて発光強度そ
のものは小さくなるものの、ほぼ同等の応答が得られ、MTXの濃度依存的
に変化しました(図3)。このことから、この生物発光を利用した免疫セン
サーによって、従来の蛍光センサでは困難であった不透明な懸濁液におけ
る検出が可能であることが確認できた。

図3. さまざまな溶液中のBRET nano Q-bodyの発光スペクトル(a)緩衝液。
(b)牛乳。(c)血液(全血)。DOI:10.1021/acssensors.4c01800より一
部改変。
最後に、BRET nano Q-bodyをさまざまな場所で手軽に活用できるよう、
ろ紙に染み込ませて凍結乾燥させた紙デバイスに加工した。この紙デバイス
に基質とともにMTXを加えると発光色が変化し、その変化はスマートフ
ォンのカメラだけでなく、肉眼でも確認できました(図4a)。さらに、全
血、血清、牛乳などの生体試料を希釈せずに使用しても、緩衝液で測定し
た場合と同様の検出限界と高い応答を示しました(図4b)。この紙デバイ
スは、25℃で1カ月保存しても性能を維持しており、POCTに利用するデバ
イスとしても実用的であることが分かつた。

図4.4. (a)スマートフォンのカメラで撮影した紙デバイスの発光色の変化。
(b)生体試料に添加したMTXを紙デバイスで検出したときの濃度依存曲
線。DOI:10.1021/acssensors.4c01800より一部改変。

開発した生物発光免疫センサーBRET nano Q-bodyは,ラクダ科動物に由
来する重鎖抗体の可変領域(ナノボディ)に,赤色の蛍光色素TAMRAが化
学修飾されており,さらにリンカーを介して青色の生物発光酵素NanoLucが
融合されている。

ナノボディは高温下や変性条件下といったタンパク質にとって過酷な環境で
も安定性が高く,NanoLucは明るい生物発光を示すという特長を持つ。こ
れらの特長を生かすことで,POCTに適した,丈夫で長持ちし,かつ応答
の大きい免疫センサーを作製できると研究グループは考えた。

生物発光は,励起光を必要とせず,蛍光に比べて光散乱の影響が少ないこ
とが知られている。そのため,生物発光を利用したこの免疫センサーは,
よりシンプルな検出装置で操作でき,不透明な懸濁液への応用も視野に入
れることができる。
さらに,この免疫センサーをろ紙に染み込ませたあと,凍結乾燥により紙
デバイスに加工したところ,室温で1カ月放置したあとでも抗原を検出可
能であることが確認できたという。
【展望】
この免疫センサーの生物発光シグナルは,肉眼やスマートフォンなどでも
確認できるため,研究グループは,ベッドサイドだけでなく,野外や家な
どでの「その場」分析にも大きく貢献できる。
【掲載論文】
掲載誌:ACS Sensors
論文タイトル:BRET Nano Q-body: A Nanobody-Based Ratiometric Bio-
uminescent Immunosensor for Point-of-Care Testing
DOI:10.1021/acssensors.4c01800

 心に響く懐かしの歌謡曲 『無法松の一生 美空ひばり』 1986年

※村田英雄の『王将』と考えたが、今夜は、変革期だと思い定め「突破力』を選曲。

人間の未来 AIの未来 講談社(2018/02発売)

まえがきにかえて 羽生善治から山中伸弥さんへ
第1章 iPS細胞の最前線で何が起こっていますか?
第2章 なぜ棋士は人工知能に負けたのでしょうか?
第3章 人間は将来、AIに支配されるでしょうか?
第4章 先端医療がすべての病気に勝つ日は来ますか?
第5章 人間にできるけどAIにできないことは何ですか?
第6章 新しいアイデアはどこから生まれるのでしょうか?
第7章 どうすれば日本は人材大国になれるでしょうか?
第8章 十年後、百年後、この世界はどうなっていると思いますか?
あとがきにかえて 山中伸弥から羽生善治さんへ
---------------------------------------------------------------------------------
人間の未来AIの未来』連載第10回

今日の言葉:

1277夜 『変貌する民主主義』 森政稔 − 松岡正剛の千夜千冊

 『変貌する民主主義』 森政稔 - 千夜千冊

 



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エネルギーと環境 57

2024年11月21日 | 第4次産業革命

彦根市ひこにゃんイラスト に対する画像結果
彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと

伝えられる招と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の井伊
軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と兜(かぶ
と)を合体させて生まれたキャラクタ-

【季語と短歌:11月21日】      

        律の風メタセコイアの並木道 
                  高山 宇 (赤鬼)

 OPV変換効率を向上するπ電子系骨格開発

11月18日、広島大学と京都大学は,ポリマー半導体に用いる新しいπ電系
骨格を開発し,有機トランジスタ(OFET)の電荷移動度と有機薄膜太陽
電池(OPV)のエネルギー変換効率を大きく向上させた。
【要点】
・ポリマー半導体の剛直性と分子間相互作用を高めることができる新しい
 縮合多環π電子系骨格の開発に成功
・新しいπ電子系骨格を用いたポリマー半導体は従来型より電荷移動度が
 高まり、有機薄膜太陽電池(OPV)のエネルギー変換効率が約1.3倍向上。
【概要】
ポリマー半導体は,印刷プロセスで簡便に薄膜化できる半導体であり,
OFETやOPVなどの次世代の電子デバイスへの応用が期待されている。こ
れらデバイスの高性能化において,高い電荷移動度を示すポリマー半導
体の開発は重要課題の一つとなっている。ポリマー半導体の電荷輸送性を
高めるためには,ポリマー主鎖の共平面性や剛直性を高めることが重要と
なる。これによって,ポリマー主鎖に沿って電荷が流れやすくなるととも
に,ポリマー主鎖同士が近づきやすくなるため,主鎖間でも電荷が流れや
すくなる。そのためには,ポリマーの主鎖を構成するビルディングユニッ
トとして縮合多環(縮環)系π電子系骨格を導入することが有効。特に,
チオフェンを構造末端に縮環してπ電子系骨格を拡張することで,隣接す
るユニットとの立体障害が軽減され,ポリマー主鎖の共平面性と剛直性が
向上する。したがって、チオフェン縮環π電子系骨格の開発は,高性能な
ポリマー半導体を開発する上で重要な課題となっていた。


図1.. (a)ポリマー半導体の模式図。ビルディングユニット(π電子系骨格)の
構造拡張により、ポリマー主鎖の剛直性や相互作用が向上する。(b)構造末
端にチオフェンを縮環することによる効果。例えば、6員環であるベンゼン
を縮環したときに比べると、5員環であるチオフェンを縮環することで、立
体障害が軽減され、ポリマー主鎖の共平面性が向上し、より剛直性や相互
作用2.2.以前に開発したNTzを有するポリマー半導体(PNTz4TおよびPNTz
1-F)と今回新たに開発したTNTを有するポリマー半導体(PTNT2TとPTNT1-F)。



図2. 以前に開発したNTzを有するポリマー半導体(PNTz4TおよびPNTz1-
F)と今回新たに開発したTNTを有するポリマー半導体(PTNT2TとPTNT1-F)。


図3.
 PNTz1-FとPTNT1-Fのデバイス性能の比較。(a)OFETの電流–電圧特性。
PTNT1-FではPNTz1-Fに比べて大幅に電流値を増大し、電荷移動度が向上
した。(b)OPVセルの電流-電圧特性。PTNT1-FではPNTz1-Fに比べて短絡
電流密度、開放電圧、曲線因子の全ての光電変換パラメータが増大し、エ
ネルギー変換効率が向上した。

本研究では、広島大学の研究グループが以前に開発したπ電子系骨格であ
る「ナフトビスチアジアゾール(NTz)」に、更にチオフェンを縮環して構
造を拡張した「ジチエノナフトビスチアジアゾール(TNT)」を新たに開発。
TNTを用いて合成したポリマー半導体(TNT系ポリマー)では、ポリマー鎖
が剛直性を持つためねじれにくくなり、分子間相互作用が高まるため、ポ
リマー主鎖内と主鎖間でπ電子系が広がり、効率的に電荷を輸送できるよ
うになった。その結果、OFETでは、TNT系ポリマーの電荷移動度は、NTz
系ポリマーに比べて大幅に向上し、アモルファスシリコンと同等の移動度
である1.0 cm2 V−1 s−1を超える高い値を示しました。さらに、OPVでは、
TNT系ポリマーのエネルギー変換効率は、NTz系ポリマーに比べて1.3倍向
上し、世界最高水準に近い17.4%という高い値を示しました。本研究で開
発したTNTを用いてさらにポリマー半導体を開発することで、さらに高い
デバイス性能が期待されます。これにより、IoT社会や低炭素化社会の実
現に貢献することが期待されている。
【展望】
TNT系ポリマーを活性層とするOPVは、世界最高水準に匹敵する17.4%の
エネルギー変換効率を示しました。今後、TNT系ポリマーの化学構造や成
膜条件、OPVのセル構造を最適化することで、エネルギー変換効率20%の
達成が期待できる。また、今回開発したTNTを用いて新たな有機半導体材
料を合成するとともに、さまざまな有機デバイスなどへ応用展開すること
も検討。これにより、ポリマー半導体の高性能化、ひいてはIoT社会や低炭
素化社会の実現に貢献することができる。
【脚注】[1] ポリマー半導体、[2] 電荷移動度、[3] 有機薄膜太陽電池(OPV)、
[4] チオフェン縮環反応

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【掲載論文】

  • 論文のタイトル:“Dithienonaphthobisthiadiazole Synthesized By
    Thienannulation on Electron-Deficient Ring As Building Unit for High-
    Performance π-Conjugated Polymers ”
  • 著者:Tsubasa Mikie, Tomokazu Morioku, Shota Suruga, Momoka
    Hada, Yuki Sato, Hideo Ohkita, and Itaru Osaka
  • 掲載雑誌:Chemical Science
  • DOI:10.1039/d4sc05793g
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

中国で相次ぐ無差別殺傷は“社会への報復”?


「三低」というのは、所得、社会的地位、社会的人望が低い。 「三少」と
いうのが、人との付き合い、社会と触れ合う機会、不満を口にできる機会
が少ないということ。
つまり、「三低」(所得、社会的地位、社会的人望
が低い)と 「三少」(人との付き合い、社会と触れ合う機会、不満を口に
できる機会が少ない)の逃げ場のない現代中国人は、「凶悪犯罪に手を染
め」しかないのか?

難民172万人 受け入れ国ウガンダで今

戦争、迫害、災害、貧困などを理由に故郷を追われる人々は世界中で絶え
ない。アフリカ最大の難民受け入れ国でありながら、ウクライナや中東の
紛争のはざまで光の当たらないウガンダから、難民のいまを報告する。



米半導体大手エヌビディアが20日発表した2024年8~10月期決算
は、売上高が前年同期の1・9倍となる350億8200万ドル(約5・
4兆円)、最終利益は2・1倍の193億900万ドル(約3兆円)だっ
た。生成AI(人工知能)向け半導体が引き続き好調で、売上高、最終利
益とも四半期として過去最高となった。

【特版:ウイルス解体新書】

エムポックス 緊急リストに 日本の製薬会社開発のワクチン

かつて「サル痘」と呼ばれアフリカを中心に世界で感染が広がる「エムポ
ックス」。多くの子どもの命が失われている感染の中心地を訪ねてみると、
日本のワクチンへの期待の声が聞かれた。

fig1


トランプ次期大統領は19日、テキサス州のロケット発射場を訪れ、宇宙企
業「スペースX」の創業者で、大統領選終了後、行動を共にしているイー
ロン・マスク氏から、今回打ち上げる宇宙船「スターシップ」について説
明を受けました。



世界のエリートが学んでいる 教養書必読100冊を1冊にまとめてみた

ビジネス、TOEIC…どんな問題も簡単に解けてしまう理由とは?
  不朽の名著に学ぶ「数学的思考で問題解決」の鉄則

  数学者G.ポリアが『いかにして問題をとくか』⓵
  で提唱する4つのステップ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大企業の経営幹部たちが学び始め、ビジネスパーソンの間で注目が高まる
リベラルアーツ(教養)。グローバル化やデジタル化が進み、変化のスピ
ードと複雑性が増す世界で起こるさまざまな事柄に対処するために、歴史
や哲学なども踏まえた本質的な判断がリーダーに必要とされている。

人間の未来 AIの未来

人間の未来 AIの未来 講談社(2018/02発売)

まえがきにかえて 羽生善治から山中伸弥さんへ
第1章 iPS細胞の最前線で何が起こっていますか?
第2章 なぜ棋士は人工知能に負けたのでしょうか?
第3章 人間は将来、AIに支配されるでしょうか?
第4章 先端医療がすべての病気に勝つ日は来ますか?
第5章 人間にできるけどAIにできないことは何ですか?
第6章 新しいアイデアはどこから生まれるのでしょうか?
第7章 どうすれば日本は人材大国になれるでしょうか?
第8章 十年後、百年後、この世界はどうなっていると思いますか?
あとがきにかえて 山中伸弥から羽生善治さんへ
---------------------------------------------------------
⬛ AIの判断能力の可能性

でも、もしかしたらAI君はその辺りも各種データをもとに「理論的に考え
るとこうなりますが、この患者の性格と経済力を考慮に入れると、別の選
択肢があり得ます」と指示するくらい賢くなってしまうかもしれないど山
中氏が問うと。

それには恐らく2つのアプローチがある。一つは何百万人分というビッグデ
ータをもとに「確率的にはこういうふうな選択肢があります」と答えを出
すやり方。もう一つは、その人が生きてきた過去のデータを蓄積しておい
て、それをもとに「彼はこういう答えを望んでいるはずだ」と答えを出す
との反応があるかもと羽生氏に、確かに頼みもしないのに、アマゾンから
「あなたにおすすめの本」とか言ってきますから。時々カチンと来ますね
(笑)。でも相当賢い部下であるのは間違いないと山中氏。

  心に残る日本のポップス 『粉雪 - レミオロメン
                   作詞/作曲:藤巻亮太

   粉雪舞う季節はいつもすれ違い
   人混みに紛れても同じ空見てるのに
   風に吹かれて 似たように凍えるのに
   僕は君の全てなど知ってはいないだろう
   それでも一億人から君を見つけたよ
   根拠はないけど本気で思ってるんだ
   些細な言い合いもなくて同じ時間を生きてなどいけない
   素直になれないなら 喜びも悲しみも虚しいだけ
   粉雪 ねえ 心まで白く染められたなら
   二人の孤独を分け合う事が出来たのかい

 今日の言葉:

「オレの一票」で社会を変えるのが、民主主義なのだ。実際に日本でも、
与党がふがいない時は民意を反映して政権が何回も変わっている。それを
確信し、経済政策に難がある「反自民・立憲民主党」に投票した。そして、
「脈があった」(生きている。)、しかし、世界を見渡せば、「いまトラ」
「三低・三少」「ガザの宗教戦争」「核恫喝のプーチン+ヨシフ三兄弟」
そして、「地球温暖化禍」と「絶望未来」が控え、「危うし民主主義」で
ある。そこで「古典的名著」を改め認めていこう。

1277夜 『変貌する民主主義』 森政稔 − 松岡正剛の千夜千冊

いまさらだが、金融資本主義がおかしくなっている。

世の中、やっとそのことに気がついた。
では、それだけかといえば、そんなことはない。
民主主義もかなり変質しているはずだ。
いや、それだけではない。
自由主義もおかしくなっている。
いやいや、むしろ資本主義と民主主義と自由主義とが
互いに境界を失って溶け出しているというべきだ。
いったい、何がおこっていて、
それをどのようにみればいいのか。
本書には、そのヒントが丹念に語られていた。

 『変貌する民主主義』 森政稔 - 千夜千冊
1277夜 世走篇 2008年12月29日

ぼくには(著者)、人前でのタバコの喫いすぎから生活能力の欠如まで、
自慢できるほどいっぱいの欠陥があるのだが、それを仮に“思想方面”に絞
っても(そういうことが仮りに可能だとして)、まだまだいろいろの欠陥
がある。誰かがぼくを詰(なじ)ろうとすれば、その点をこそ問題にして
批判したくなるような欠陥だ。ある領域、ある概念、ある傾向に対して、
いちじるしい浅慮、脱落、歪曲、無知、逸脱があると。そのひとつに「民
主主義」に対する度しがたい欠陥がある。ぼくは、この言葉、この概念、
この意味、この体制が、どうにも苦手であり、民主主義に対する基本的理
解力が低い。例えば、「多数決の原理」と「民主主義」が結託しているの
理由がわからない(「入口の民主主義」は「出口の絶対主義」なのか)。
こんなことだから、どんな仕事にも参入障壁をなくせばそれですむと思っ
ている市場主義者がいる。一方、これはぼくの子供時代に親戚のおじさん
が京都の選挙に出て大勝利を収めたとき以来の不信だが、どんな人気とり
をしても、どんなに資金をつぎこんでも、選挙の結果で勝ちさえすれば、
それで民主的な評価を受けましたというのも、これは今度は「出口の民主
主義」ばかりが強調されているとしか思えない。

もうひとつ、民主主義によく似た言葉あるいは概念として「自由主義」が
あって、ぼくは(著者)これがまた大いに苦手と吐露し、だから「自由民
主主義」などと二つの言葉が重なると、ちょっと身震いがするが、これに
ついての感想や考え方を自由主義者たちの議論にぶつけても、早々には辞
去しないですむと思っているとが、民主主義という言葉は困る。「民主主
義」も「民主」も、これまで一度もろくすっぽ考えてこなかった。だから
アレクシス・ド・トクヴィルの『アメリカの民主主義』も、C・B・マク
ファーソンの『自由民主主義は生き残れるか』も、ロバート・パットナム
の『哲学する民主主義』も、目は通したけれどもろくに読みこんではこな
かった。「戦後民主主義」という言い方も、まだ一度たりとも納得も得心
もできない。もっと大嫌いなのは、どんな事件についてもどんな犯罪につ
いてもどんな見解についても、相手次第で「それは民主主義的ではない」
という批判で逃げる連中や、右にも左にも中道にもマスコミにもあてはま
るのだが、最後は「民意」を持ち出せばすむと思っている連中だと激白す
る。
                           この項つづく

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生命と非生命のあいだ ⓼

2024年11月11日 | リチウム二次電池高品位化

彦根市ひこにゃんイラスト に対する画像結果

彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる招と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の井伊
軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と兜(かぶ
と)を合体させて生まれたキャラクタ-。

【季語と短歌:11月11日】

          秋雨や敷石濡らす青紅葉   
                 高山 宇 (赤鬼)
【特版:ウイルス解体新書】

◾米国はなぜ日本より豊かなのか?コロナワクチン開発の速さを見れば納 
 得するしかない。(ダイヤモンド・オンライン)

コロナワクチン開発で示されたアメリカの「強さ」の理由は、世界各国か
ら優秀な人材を受け入れ、能力を発揮できる機会を与えてきたことにある。
その背景のひとつに、ナチの劣等民族根絶政策を受け、優れた科学者がド
イツや近隣諸国から逃げ出した過去があったと野口悠紀雄『アメリカはな
ぜ日本より豊かなのか?』
(幻冬舎新書)は書く。
-----------------------------------------------------------------------------------
幻冬舎新書<br> アメリカはなぜ日本より豊かなのか?
アメリカと日本の国力の差は、縮まるどころか広がる一方だ。いまや一人
当たりGDPでは2倍以上の差が開き、専門家の報酬はアメリカが7.5
倍高いことも。国民の能力に差はないのに、国の豊かさとなると、なぜ雲
泥の差が生じるのか?その理由は「世界各国から優秀な人材を受け入れ、
能力を発揮できる機会を与えているかどうかだ」と著者は言う。実際、大
手IT企業の創業者には移民や移民2世が多く、2011年以降にアメリ
カで創設された企業の3分の1は移民によるものだ。日本が豊かさを取り
戻すためのヒントが満載の一冊。(ダイヤモンドオンライン)

目次
第1章 日米給与のあまりの格差
第2章 先端分野はアメリカが独占、日本の産業は古いまま
第3章 円安に安住して衰退した日本
第4章 春闘では解決できない。金融正常化が必要 
第5章 アメリカの強さの源泉は「異質」の容認 
第6章 強権化を進める中国 
第7章 トランプはアメリカの強さを捨て去ろうとする
【著者が略歴】野口悠紀雄 1940年、東京に生まれる。63年、東京
大学工学部卒業。64年、大蔵省入省。72年、エール大学Ph.D.
(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究セン
ター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス
研究科教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。近著に『
日本が先進国から脱落する日』(プレジデント社、岡倉天心賞)ほか多数
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2019年に発生した新型コロナウイルス感染症は、COVID-19の正式名称で
呼ばれSARSコロナウイルス2[注釈 1]ヒト感染することによって発症
する気道感染症ウイルス性の広義感冒の一種)である2020年に入っ
てから世界中で感染が拡大し、2022年8月までに感染者数は累計6億人を超
]世界的流行パンデミック)をもたらした2023年5月5日世界保健
機関
(WHO)は、ワクチン普及や治療法の確立によって新規感染者数や死
者数が減少していることを踏まえ、2020年1月30日に宣言した「国際的に
懸念される公衆衛生上の緊急事態
(PHEIC)」を終了すると発表した。緊
急事態宣言に法的強制力はないが、各国に対して防疫体制の強化などを勧
告するものであり、緊急事態宣言が解除されたことで各国がウイルスへの
警戒度を下げた上で対策を緩和することとなる
2020年5月、アメリカのトランプ大統領は、2021年1月までに有効で安全
な新型コロナワクチンを開発する計画を発表した。これは「ワープ・スピ
ード作戦(Operation Warp Speed)」と命名された(「ワープ・スピード
」とは、映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場する言葉で、「光速を
超えたスピード」の意味)。12月2日に、アメリカのファイザーがバイオテ
クノロジー企業ビオンテック(ドイツ・マインツ)と共同開発したワクチ
ンが、臨床試験の完了した最初の新型コロナワクチンとして、イギリスで
緊急使用の承認を受けた。(Wikipedia)
◾短期間で開発できた理由
⓵先行研究が進んでいた、②効率的な製造工程が考案された、⓷大な財政
的支援に複数の治験を並行し進められた、④規制当局が通常より迅速に審
査を行なった。
ニューアメリカン経済研究基金が2019年7月22日に公表したレポートによ
れば、移民がアメリカの総人口に占める割合はわずか14%であるにもかか
わらず、移民が創立した企業は、フォーチュン500企業のうち101社、移民
を親に持つ2世が立ち上げた企業が122社あった。また、2011年以降にアメ
リカで創設された企業のおよそ3分の1は、移民が立ち上げた企業だった(
ニューズウィーク、2019年7月23日)。
2020年11月に、いくつかのワクチン開発元が大規模試験での優れた成績を
発表。それ以外にも多くの有望なワクチン候補が登場。
12月2日に、アメリ
カのファイザーがバイオテクノロジー企業ビオンテック(ドイツ・マイン
ツ)と共同開発したワクチンが、臨床試験の完了した最初の新型コロナワ
クチンとして、イギリスで緊急使用の承認を受けた。12月から、アメリカ
やヨーロッパなどの多くの国が、ファイザーとモデルナのmRNA(メッセ
ンジャーRNA)ワクチンを承認し、接種を開始した(モデルナもアメリカ
企業)。また、イギリスのアストラゼネカのベクターワクチンも、イギリ
スなどが承認した。これによって世界の多くの人がコロナの病魔から救わ
れた。
⓵移民による研究者・企業の力、②AI(人工知能)の力の貢献が大
きい。したがって⓷米国の「開かれた社会風土」が大きい。それに比して
の日本は「閉塞した社会風土」が開発力に差がついたと言う。
※手前味噌だが、わたしは、「開けている」と自負しているが(自由放任
は子供たちには悪いと反省している)。           この項了


⬛ 日本のイワシがアメリカ西海岸で初めて発見

アメリカ海洋大気庁(NOAA)漁業局が、アメリカの西海岸沿いにあるカリ
フォルニア海流生態系において、これまで存在が確認されていなかった日
いる本のマイワシ(Sardinops melanosticta)を発見。カリフォルニアマイ
ワシ(Sardinops sagax)の集団遺伝構造を調べる目的で研究を始めたが、ゲ
ノム解析の過程で予想外の強い遺伝的分化が見られ、詳しい分析の結果、
日本のマイワシの存在が判明された。日本のマイワシとカリフォルニアマ
イワシは外見こそほぼ同じですが、NOAAの研究チームは最新のゲノムシ
ーケンス技術を活用し、数百万の遺伝マーカーとミトコンドリアゲノムの
完全配列を用いて、両種が遺伝的に異なる別種であることを確認している。
研究チームによると、日本のマイワシとカリフォルニアマイワシは約20万
~30万年前に分化したと推定されるとのこと。この時期は氷河期と重なっ
ており、北太平洋の寒冷化が両種を地理的に隔離し、種分化を促進したと
考えられている。研究チームは、日本のマイワシがカリフォルニア海流生
態系でみられるようになった原因について、過去10年間に北太平洋で観測
された異常な海洋熱波の影響で、日本のマイワシの移動を可能にする好適
な環境条件の回廊が形成された可能性を指摘する。


【掲載論文Molecular Ecology | Molecular Genetics Journal |
Wiley Online Library

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/mec.17561




⬛ 
TSMCが中国の全顧客に対し7nmプロセス以下のAIチップの供給停止

11月9日、台湾の半導体製造メーカー・TSMCが、中国本土のAIチップの全
顧客に対して「2024年11月11日(月)以降は7nmプロセスルール以下の高度
なチップを供給しない」と通告した。アメリカは中国への高度な半導体製
造技術や製品の輸出を制限していて、自国企業だけではなく「アメリカ製
の技術を用いて製造された品の外国企業による輸出」も対象としている。
しかし2024年10月、半導体に関する調査を行っているTechinsightの分析に
より、中国企業・HuaweiのAIチップ内にTSMCの製造した半導体が含まれ
ていることがわかっている。TSMCは「輸出規制のかかった2020年9月以降
、Huaweiに製品を供給していない」と反論し、Huaweiも「規制以来、TS
MCには製造を依頼していない」とコメント。のちに、中国のチップメーカ
SOPHGOの仲介によるものだったことが判明し、TSMCはSOPHGOへの製
品供給をただちに停止している。(ホワイトグローブ事件(White Glove
Incident))
【関連記事】台积电断供的更多细节:部分Wafer销毁,未来或需申请许可
流片 https://jiweipreview.laoyaoba.com/n/922301




⬛ 失速「EV」相次ぐ火災事故で広がる不信の連鎖⓶
ここ数年、世界で急速に普及が進んだEV(電気自動車)。足元では欧米を
中心にその勢いに陰りが見え始めている。さらに火災事故が相次いでいる
ことで安全性に懸念が広がっている。これを受け、「リチウム二次電池の
高品位化」の課題解決法を考察する。(今回はシリーズの第2回目)

◾リチウムイオン電池保護IC
リチウムイオン電池保護ICは電池を安全に使うために必要不可欠なIC。
そこで、ミツミ電機株式会社のリチウムイオン電池保護ICを参考事例とし
特許事例を考察。同社は1セルから多セル用まで幅広いラインナップを揃
え、電池残量計ICは、残量予測の高精度、劣化判定機能により電池を安全
かつ有効に利用できます。リチウムイオン電池関連ICは主にグループ内で
内製しており、コスト対応力、納期スピード、高い品質管理のもと生産。

  • リチウムイオン/リチウムポリマ2次電池保護ICは、1セル用から多
    セル用までラインアップ。携帯機器から電動自転車まで幅広い機器
    に対応。
  • 高い検出精度と豊富な機能を備え電池の安全な充電と保護を可能に
    し。その他、電圧モニターIC、電池残量計IC、充電制御ICなどを提
    供している。

主要製品を内製対象は、電池1セルで使用されているスマートフォン、タブ
レット、スマートウオッチ、デジタルカメラなどに使用されており、安全
に使用できる点で貢献。リチウムイオン1セル電池のシェアはTOPクラス。
リチウムイオン電池多セル保護IC主要製品を内製本ICは電池が複数セルで
使用されているノートPC、電動工具、デジタル一眼レフカメラなどに使用
されており、安全に使用できる点で貢献していという。

◾特開2007-299696 二次電池装置 三洋電機株式会社
【要約】下図1のごとく、二次電池に対する充電路と放電路とを互いに独
立に設けると共に、上記二次電池に対する保護回路として、充電路に直列
に介挿されて溶断により該充電路を遮断する非復帰スイッチ(例えば内部
ヒータ付き温度ヒューズ)と、放電路に直列に介挿されて電気的に該放電
路を導通または遮断する半導体スイッチ(例えばMOS-FET)と、二
次電池の過放電を検出したときに前記半導体スイッチ素子を遮断制御する
と共に、前記二次電池の過充電および前記半導体スイッチ素子の異常の一
方を検出したときに前記非復帰スイッチを溶断するスイッチ制御回路とを
設け、二次電池の異常な過充電および過放電を防止すると共に、半導体ス
イッチ素子の故障時における不本意な継続使用を禁止してその安全性を確
保することのできる簡易な構成の二次電池装置を提供する。
また、
電池残量計IC独自の高精度のアルゴリズムを確立本ICはスマートフ
ォン、タブレット、スマートウオッチなどに使用され、また電池残量計IC
は独自の残量アルゴリズムを持っており電池の残量状態を正確に知る点で
強い競争力を持つという

図1. 本発明の一実施形態に係る二次電池装置の概略構成図
【符号の説明】  1  二次電池  2  電池セル  3  充電路  4  充電端子  5  
放電路  6  放電端子  8  共通端子  11  非復帰スイッチ  12  半導体ス
イッチ素子  13  温度センサ  14  温度検出部(スイッチ制御回路)
15  電圧検出部(スイッチ制御回路)  16  オア回路(スイッチ制御回
路)  17  スイッチ素子  18  シャント抵抗
【特許請求の範囲】
【請求項1】二次電池と、この二次電池を過充電および過放電からそれぞ
れ保護する保護回路とを備えた二次電池装置であって、該二次電池装置は、
前記二次電池に対する充電路と放電路とを互いに独立に備え、前記保護回
路は、前記充電路に直列に介挿されて溶断により該充電路を遮断する非復
帰スイッチと、前記放電路に直列に介挿されて電気的に該放電路を導通ま
たは遮断する半導体スイッチと、前記二次電池の過放電を検出したときに
前記半導体スイッチ素子を遮断制御すると共に、前記二次電池装置の異常
を検出したときに前記非復帰スイッチを溶断するスイッチ制御回路とを具
備したことを特徴とする二次電池装置。
【請求項2】 前記二次電池装置の異常は、前記半導体スイッチ素子の異常
であって、前記半導体スイッチ素子に設けた温度センサを用いて求められ
る該半導体スイッチ素子の発熱温度を判定して検出されるものである請求
項1に記載の二次電池装置。
【請求項3】請求項1または2に記載の二次電池装置であって、その外部
接続端子として前記二次電池の一方の電極に前記充電路を介して接続され
た充電端子、前記二次電池の上記一方の電極に前記放電路に介して接続さ
れて上記充電端子とは独立に設けられた放電端子、および前記二次電池の
他方の電極に接続されて前記充電端子および放電端子とそれぞれ対をなす
共通端子だけを備えたことを特徴とする二次電池装置。

◾特開2024-122043 二次電池保護集積回路、電池保護回路及びバッテリ
 装置 ミツミ電機株式会社
【要約】下図1のごとく、二次電池に接続される電流経路に設けられるト
ランジスタを制御することで、前記二次電池を保護する二次電池保護集積
回路であって、前記トランジスタのゲートに接続される制御端子と、前記
トランジスタの異常を検知する異常検知回路と、前記異常が前記異常検知
回路により検知された場合、前記制御端子の電位を前記トランジスタがオ
フになるレベルに切り替える制御回路と、を備える、二次電池保護集積回
路。


図1. 二次電池保護集積回路を含むシステムの一例を示す回路ブロック図
【符号の説明】25  シャント抵抗   100,101,102,103,
104  保護IC  201  電源線 202  接地線  203  スイッチ回路
  210  二次電池  211  正極  212  負極  221  制御回路  222  
検出回路  223  異常検知回路  224  ロジック回路  225  タイマ回路
  226  チャージポンプ回路  227,228  論理積回路  229  コンパ
レータ  300  電子機器  400,401,402,403,404  バッ
テリ装置  500,501,502,503,504  システム  600,
601,602,603,604  電池保護回路  TR1  充電制御トラン
ジスタ  TR2  放電制御トランジスタ
【発明の効果】
  本開示によれば、二次電池に接続される電流経路に設けられるトランジ
スタの異常に対して保護機能を向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 二次電池に接続される電流経路に設けられるトランジスタを
制御することで、前記二次電池を保護する二次電池保護集積回路であって、
  前記トランジスタのゲートに接続される制御端子と、
  前記トランジスタの異常を検知する異常検知回路と、
  前記異常が前記異常検知回路により検知された場合、前記制御端子の電
位を前記トランジスタがオフになるレベルに切り替える制御回路と、を備
える、二次電池保護集積回路。
【請求項2】前記異常検知回路は、前記制御端子に流れる電流の増加を検
出することで、前記トランジスタの異常を検知する、請求項1に記載の二
次電池保護集積回路。
【請求項3】前記制御端子の電位は、前記制御端子に流れる電流の変化に
伴って変化し、前記異常検知回路は、前記制御端子の電位の低下を検出す
ることで、前記制御端子に流れる電流の増加を検出する、請求項2に記載
の二次電池保護集積回路。
【請求項4】前記制御回路に流れる電流は、前記制御端子に流れる電流の
変化に伴って変化し、前記異常検知回路は、前記制御回路に流れる電流の
増加を検出することで、前記制御端子に流れる電流の増加を検知する、請
求項2に記載の二次電池保護集積回路。
【請求項5】前記異常検知回路は、前記トランジスタのゲート-ソース間
の異常を検知する、請求項2に記載の二次電池保護集積回路。
【請求項6】前記制御回路は、前記制御端子に流れる所定電流値以上の電
流が所定時間以上継続して検知された場合、前記制御端子の電位を前記ト
ランジスタがオフになるレベルに切り替える、請求項2から5のいずれか
一項に記載の二次電池保護集積回路。
【請求項7】前記二次電池の異常充電又は異常放電を検出する検出回路を
備え、前記制御回路は、前記異常充電又は前記異常放電が前記検出回路に
より検出されていて、且つ、前記トランジスタの異常が前記異常検知回路
により検知されている場合、前記制御端子の電位を前記トランジスタがオ
フになるレベルに低下させるとともに、前記異常検知回路による前記トラ
ンジスタの異常検知を無効とする、請求項2から5のいずれか一項に記載
の二次電池保護集積回路。
【請求項8】前記制御回路は、前記異常検知回路による前記トランジスタ
の異常検知を無効とされた場合、前記トランジスタの異常検知を表す信号
を前記二次電池保護集積回路の外部へ出力しない、請求項7に記載の二次
電池保護集積回路。
【請求項9】前記二次電池の異常充電又は異常放電を検出する検出回路を
備え、前記制御回路は、前記異常充電又は前記異常放電が前記検出回路に
より検出されている場合、前記トランジスタの異常検知を表す信号を前記
二次電池保護集積回路の外部へ出力せずに、前記制御端子の電位を前記ト
ランジスタがオフになるレベルに低下させ、前記異常充電又は前記異常放
電が前記検出回路により検出されていなく、且つ、前記トランジスタの異
常が前記異常検知回路により検知されている場合、前記トランジスタの異
常検知を表す信号を前記二次電池保護集積回路の外部へ出力する、請求項
2から5のいずれか一項に記載の二次電池保護集積回路。
【請求項10】前記二次電池の異常充電を検出する異常充電検出回路を備
え、前記トランジスタは、前記二次電池に接続される充電経路に設けられ
る充電制御トランジスタと、前記二次電池に接続される放電経路に設けら
れる放電制御トランジスタと、を含み、前記制御端子は、前記充電制御ト
ランジスタのゲートが接続される充電制御端子と、前記放電制御トランジ
スタのゲートが接続される放電制御端子と、を含み、前記制御回路は、前
記異常充電が前記異常充電検出回路により検出されている場合、前記充電
制御端子の電位を前記充電制御トランジスタがオフになるレベルに切り替
え、前記放電制御トランジスタの異常が前記異常検知回路により検知され
ている場合、前記放電制御端子の電位を前記放電制御トランジスタがオフ
になるレベルに切り替える、請求項2から5のいずれか一項に記載の二次
電池保護集積回路。
【請求項11】前記二次電池の異常放電を検出する異常放電検出回路を備
え、前記トランジスタは、前記二次電池に接続される充電経路に設けられ
る充電制御トランジスタと、前記二次電池に接続される放電経路に設けら
れる放電制御トランジスタと、を含み、前記制御端子は、前記充電制御ト
ランジスタのゲートが接続される充電制御端子と、前記放電制御トランジ
スタのゲートが接続される放電制御端子と、を含み、
  前記制御回路は、
  前記異常放電が前記異常放電検出回路により検出されている場合、前記
放電制御端子の電位を前記放電制御トランジスタがオフになるレベルに切
り替え、前記充電制御トランジスタの異常が前記異常検知回路により検知
されている場合、前記充電制御端子の電位を前記充電制御トランジスタが
オフになるレベルに切り替える、請求項2から5のいずれか一項に記載の
二次電池保護集積回路。
【請求項12】前記トランジスタに対して前記二次電池とは反対側で前記
電流経路に接続される検出端子を備え、前記異常検知回路は、前記検出端
子の電位の変化を検出することで、前記トランジスタの異常を検知する、
請求項1から5のいずれか一項に記載の二次電池保護集積回路。
【請求項13】前記異常検知回路は、前記トランジスタがオンになるレベ
ルの電位が前記制御端子において検出されていて、且つ、前記検出端子の
電位が第1閾値よりも高く検出されている場合、前記トランジスタの異常
と検知する、請求項12に記載の二次電池保護集積回路。
【請求項14】前記異常検知回路は、前記トランジスタのソース-ドレイ
ン間のオープンを検知する、請求項13に記載の二次電池保護集積回路。
【請求項15】前記制御回路は、前記トランジスタがオンになるレベルの
電位が前記制御端子において検出されている状態と、前記検出端子の電位
が前記第1閾値よりも高く検出されている状態とが、所定時間以上継続し
て検知された場合、前記トランジスタの異常検知を表す信号を前記二次電
池保護集積回路の外部へ出力する、請求項13に記載の二次電池保護集積
回路。
【請求項16】前記異常検知回路は、前記トランジスタがオフになるレベ
ルの電位が前記制御端子において検出されていて、且つ、前記検出端子の
電位が第2閾値よりも低く検出されている場合、前記トランジスタの異常
と検知する、請求項12に記載の二次電池保護集積回路。
【請求項17】前記異常検知回路は、前記トランジスタのソース-ドレイ
ン間のショートを検知する、請求項16に記載の二次電池保護集積回路。
【請求項18】前記制御回路は、前記トランジスタがオフになるレベルの
電位が前記制御端子において検出されている状態と、前記検出端子の電位
が前記第2閾値よりも低く検出されている状態とが、所定時間以上継続し
て検知された場合、前記トランジスタの異常検知を表す信号を前記二次電
池保護集積回路の外部へ出力する、請求項16に記載の二次電池保護集積
回路。
【請求項19】請求項1から5のいずれか一項に記載の二次電池保護集積
回路及び前記トランジスタを備える、電池保護回路。
【請求項20】請求項1から5のいずれか一項に記載の二次電池保護集積
回路、前記トランジスタ及び前記二次電池を備えるバッテリ装置。

以上、異常を検出し回路を溶断する二次電池保護集積回路、前記トランジ
スタ及び前記二次電池を備えるバッテリ装置の構造とその信頼性を担保す
る機器の考察の考察の一助とするとともに、「発電と充電」の「分散化」
と「ダウンサイジング」も進展していくと考える。次回は、電池の材料・
システム・構造の「安全・信頼性、高品位化
」を第一回に続き考察を続け
る予定。

 今日の楽曲 『BAR MUSIC 高級ジャズで優しい時間を




今日の言葉:言葉を失うほどの脳疲労だ。 


 

 

 

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エネルギーと環境 ㊹

2024年10月29日 | ネオコンバ-テック


彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる招と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の井伊
軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と兜(かぶ
と)を合体させて生まれたキャラクタ-。


2023年,3Dプリンタ材料の世界市場規模は24.9%増
矢野経済研究所は,3Dプリンタ材料の世界市場を調査し,方式別動向,参
入企業動向,将来展望を公表。⓵23年の3Dプリンタ材料の世界市場規模(
エンドユーザー購入金額ベース)は4,607億2,000万円(前年比124.9%)と
推計。②方式別にみると、MEX(材料押出)法はコンシューマー向けが安
定成長期に移行しつつあるが、工業向けでは新たに製品製造に直接的に関
係のない副資材であるMRO(Maintenance, Repair, Operations)パーツ向
けの需要が立ち上がった。PBF(粉末床溶融結合)法向けの金属粉末では
航空や宇宙、防衛、医療分野向けの需要が旺盛であり、樹脂粉末は実用部
品へと適用範囲が拡大している。VPP(液槽光重合)法では歯科技工物や
補聴器シェルなど医療分野が牽引役となり、光硬化樹脂の需要は堅調に推
移した。MJT(材料噴射)法はプロトタイプ(試作品)向けが中心となる
が、海外を中心に光硬化樹脂の需要が底堅い。


【展望】3Dプリンタの高性能化に加え,機械的特性や耐熱性を高めた3D
プリンタ材料の開発などが進み,海外を中心にプロトタイプや治工具,少
量~中量生産の実用部品用として3Dプリンタの導入が進む見通しだとい
う。そのため,2023年から2028年までの年平均成長率(CAGR)は17.3%
となり,2028年の3Dプリンタ材料世界市場規模は1兆円超の規模を形成。

⬛ ペロブスカイトPV材料の性能が低い原因解明
23日、筑波大学の研究グループは,高効率な太陽電池として注目されてい
るペロブスカイト太陽電池に使われる低コスト材料の内部状態を電子スピ
ン共鳴でミクロな視点から調べ,局所的な電荷移動度は高いのにデバイス
性能が低くなる理由を解明。次世代太陽電池として注目されている。しか
し,代表的な正孔輸送材料であるspiro-OMeTADは,合成が複雑でコスト
が高いなどの難点。


【概要】これらの欠点を克服するため,合成が容易で低コストな正孔輸送
材料HND-2NOMeが開発された。しかし,電流が減少するような性能の低
下がみられる弱点があり,その原因はまだ解明されていなかった。⓵HND-
2NOMeは準平面構造を持つため,局所的な電荷移動度が高いことが,実
験的に分かった。そして,ペロブスカイトとHND-2NOMeの界面における
正孔拡散は,暗条件下で明らかに実証された。この結果により,ペロブス
カイトとHND-2NOMeとの界面に正孔障壁が形成され,性能低下につなが
ることが示された。②このような障壁が形成されるものの,HND-2NOMe
を用いた太陽電池では,太陽光照射下での正孔の蓄積数の変化は少ない。
また,ペロブスカイトとHND-2NOMeの界面で観測された正孔拡散は,暗
条件下でペロブスカイトからspiro-OMeTADへの電子拡散が起こるspiro-
OMeTADを用いた場合とは対照的な結果。⓷
HND-2NOMeでは,特に短絡
条件下で,光エネルギーから電気エネルギーへの変換効率は低いが安定で
あることの原因に関するこれらの知見は,微視的な視点からデバイス性能
を向上させるための作製指針を示唆する上で重要であると考えられ、
ペロ
ブスカイト太陽電池の安定した性能を達成する提案につながる可能性があ
る。
【掲載論文】file:///C:/Users/ariya/Desktop/p20241024180000.pdf

 ペロブスカイト太陽電池試作用 インクジェット塗布装置
                 『「PerovsJet®」販売開始

マイクロジェットは,ペロブスカイト太陽電池試作において,インクジェ
ットによる1μm以下の薄膜形成を可能にした「PerovsJet」を販売開始。
この製品は,DMFやNMPなどアタック性が高い液にも対応可能なガラス製
シングルノズルヘッドを搭載し,ペロブスカイト層の塗布から乾燥プロセ
ス評価までの基礎実験を1台で実現できる。ペロブスカイト太陽電池の試作,
有機半導体の試作,センサーなどの微細デバイス試作,ナノ金属インクに
よる回路パターニング,インクジェット液材料の開発・評価がある。

⬛ ブリヂス、トン非化石燃料系合成ゴムの開発に米(DOE)の醸成金

ブリヂストンの米国グループ会社であるBridgestone Americas(ブリヂス
トンアメリカス)は、プロジェクトに対し、米エネルギー省(DOE)産業
効率・脱炭素化局(IEDO)から助成金を受けたことを公表。このプロジェ
クトでは、持続可能かつ費用対効果の高い方法で、エタノールからブタジ
エンを生成する試験工場を設計、構築、運営し、経済的および商業的な実
現可能性や、炭素排出量を評価する。

(画像:Bridgestone Americas)

⬛ テスラの家庭用蓄電池「Powerwall(パワーウォール)」の販売
24日、テスラの家庭用蓄電池「Powerwall」が全国のヤマダデンキ店舗で販
売される。全国規模の家電量販店での取扱開始は、今回が初となる。日本
国内においてテスラのPowerwallは、同社がパートナーとして認定した認定
販売施工会社を中心に販売が販売と施工を行ってきた。全国規模の家電量
販店での取扱開始は今回が初となる。

⬛ 100度×73度の広画角化の赤外線センサ
24日、三菱電機はサーマルダイオード赤外線センサー「MelDIR(メルダー
)」の新製品として、100度×73度の広画角化によって既存製品の2倍以上
広い検知面積を実現した「MIR8060C1」を発表し、記者説明会を開催した。
一般的な天井高(約2.4m)の家屋では、12畳の部屋の隅に設置して床面全
体を検知できるほどの画角だ。見守り/防犯や空調機器制御などへの活用
を見込む。2025年1月6日に出荷開始予定。
三菱電機のサーマルダイオード赤外線センサー新製品「MIR8060C1」

 【特版:ウイルス解体新書】

⬛ トイレ水洗時の飛沫の見える化と飛散ウイルスの定量測定に成功
28日、産総研らの研究グル-プは、水洗トイレから発生する飛沫の挙動を、
湿度制御下における粒径分布・空間分布といったさまざまな観点から捉え、
可視化に成功。また、ウイルス粒子を含む飛沫の飛散を分析し、汚染リス
クの評価ができたことを公表。
【要点】
⓵便器のふたの開閉による違いなどを考慮し、水洗トイレ洗浄時に発生す
 るエアロゾルの空間分布を測定
②トイレを使用した後の水洗で、どの程度ウイルスが飛散するかを推定
⓷水洗トイレ使用時の衛生管理に重要な科学的根拠に基づく知見が明らかに





【展望】提案・実用化されているさまざまな水洗方式についても検討を行
い、それらの間の違いなどに関しても知見を蓄積していくことで、洗浄効
率や節水性能だけではなく、衛生管理・感染防止の面でも優れた便器の開
発に向けた情報を蓄積することができるでしょう。世界をリードしている
日本のトイレをさらに進化させるため、共に研究を推進するパートナー企
業を募り、“衛生度”という新たな付加価値を備えた便器の開発と社会実装
を進めていきたい。
※掲載記事:
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2024/pr20241028/pr20241028.html

⬛ 中国がレアメタルの支配力を強化
29日、ニュ-ヨークタイムズは中国はアメリカやその同盟国との政治的・
経済的対立を深める中で、さまざまな産業にとって重要なレアメタル(希
少金属)
の支配力を強化しています。日刊紙のニューヨーク・タイムズが、
中国によるレアメタルの支配力強化について報じた。via gigazine

それによると、中国は、20それに24年10月1日から「レアアース管理条例
」という条例を施行た。これはレアメタルのうちネオジムジスプロシウ
など合計17元素を指すレアアースについて、中国の輸出業者に対し「欧
米のサプライチェーンでどのように流通するのかを追跡し、当局に報告す
る義務を負わせる」という。これにより、中国政府はどの海外企業が中国
産のレアアースを入手するのかを把握することが可能。また、9月15日か
は中国商務部が合金や半導体、太陽電池、軍用爆発物などで用いられる
ンチモン
輸出制限を始めました。2023年には半導体に必要なガリウム
ゲルマニウムの輸出にも規制が課されており、アメリカが主導する半導体
の輸出規制
に対し、中国はレアメタルの輸出規制で対抗していいるという。

 カバー曲集 『徳永英明シングル・アゲイン など』

今日の寸評:ブラックストーンにコメントしようと思ったが翔平に釘付
       けになる。

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夏の歌会の企画①

2024年07月31日 | ウイルス解体新書

彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと
)と兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ-。ひこにゃんの
お誕生日は、2006年4月13日。




マンガ家・伊藤潤二(1963〜)「伊藤潤二展 誘惑」
会期は9月1日まで





巴里オリでもホームタウン‐デシジョン(hometown decision)が見受
けられました(バスケ、柔道など・ハイキュ!!はなかったようにみ
うけられましたが)。DX時代にあわせ、次期大会じゃ判定にビデオ
審査ル-ルを完備すればと考えます。

【季語と短歌:8月1日】  
                  
         年毎に霍乱増えゆ朝かな 
         年毎に練習できぬ夏部活

【今日の短歌研究 ⑱】

           自己中弛緩の立法府 国内外環境は総乱模様

     育休取得率過去最高と耳にしゼロ・カ-ボン実現できるかな
        巴里オリ開催と足並みそろえ世界大戦突入確率は?
                    
※夏の歌会:今月24日(土)か25日(日)のどちらか、
      開宴時間:12:00~ 会場:居酒屋「さんかく」
       応募作品:ひとり5首(応募締め切り:今月15日)

      最高作品選者:(中村先生)賞金¥賞品はなし
      参加費:5千円(食事・酒代込み) 
      応募作品は幹事までメ-ル・郵便・LINE・ショ-ト・メ
      -ル、参加者は希望曜日をはやめにご連絡下さい。     

【特版:ウイルス解体新書】

 コロナを狙って攻撃する免疫細胞作製 京都大
7月30日、COVID-19治療用多能性幹細胞由来T細胞製剤の作製に初めて
成功—特許出願を完了し臨床試験に向けた開発が本格化。
 今回開発した細胞製剤は、「キラーT細胞」と呼ばれるウイルス感
染細胞を殺傷する能力がある細胞をベースにしたもの、多能性幹細胞
であるES細胞から作る。材料として使うES細胞は、拒絶されにくいよ
うに遺伝子を改変させる。
 このT細胞製剤を用いた臨床試験は、藤田医科大学で行われる計画。
対象となる患者は、がん治療の中で免疫不全状態になったためにCOVID
-19が難治性になった症例を想定している。

画像:作製したキラーT細胞によるウイルスタンパク発現肺胞上皮細
胞の殺傷の様子


❏ 体積映像を描く空間描画システム
都宮大学とJVCケンウッドは,インタラクティブな体積映像を描画
できるボリュメトリックディスプレーシステムを開発。/2024.7.29
ボリュメトリックディスプレーは,画素を実世界に体積的に生成する
ことで映像を描画する技術。ヘッドマウントディスプレーのようなデ
バイスを装着することなく,360°方向から複数人が3D映像を見るこ
とができる。


図 1: (a) 光学セットアップ。HWP、半波長板、PBS、偏光ビームスプ
リッター、M、ミラー、LC-SLM、液晶空間光変調器、GM、ガルバノミ
ラー、VFL、可変焦点レンズ、L、凹レンズ、DAC、D/A コンバーター。
(b) パス 1、パス 2、および両方のパスの組み合わせのレンダリング
領域。

❏ わずか4枚のミラーで構成 EUV露光技術
7月29日。沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究グループは,EUV
では透過させるガラスのような透明な材料がないため,レンズの代わ
りに反射ミラーを使う。しかし多数の反射ミラーを一直線に並べると
光はまっすぐに通り抜けることができないため,現在実用化されてい
るEUVリソグラフィーでは,反射ミラーを三日月のような形にし,空
いた隙間をぬったEUV光を,往復する光路にそってジグザグに通過さ
せる手法が採用されている。しかしこの方法では,光線が中心軸から
遠く離れた所を走るため,数々の光学特性が犠牲になってしまう。E
UVエネルギーはミラーでの反射ごとに40%ずつ減衰するため,従来技
術では,EUV光源から10枚のミラーを通って,ウエハーに到達できる
エネルギーは,わずか1%程度となる。このため,EUV光源用のドライ
ブCO2レーザーに多大な電力が必要となり,同時に膨大な量の冷却水
を必要とする。


❏ C4・C3植物の光合成能力を明らかに
7月25日、東京大学の研究グループは,C3植物,C4植物,それらの中
間型を含むフラベリア属植物8種,イネ科植物2種の光合成特性を比較
調査し,弱光から強光に変化した際,C4植物,中間型,C3植物の順に
素早く光合成が立ち上がることが分かった。➲C4植物の素早い光合
成誘導や乾燥に強いという特性は,進化の過程で獲得したCO2濃縮機
構や素早い気孔応答に起因することが示唆された。研究グループは,
これから人類が直面する地球温暖化,気候変動などの問題を解決する
ための重要な研究成果となった。

about Céline Dion


※ 巴里オリ開会前夜祭の折は二度と会えないと思うと、涙けました。



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人工知能と規範概論①

2024年07月18日 | #政府会計論#少子化政策論

彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと
)と兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ-。ひこにゃんの
お誕生日は、2006年4月13日。


【季語と短歌:7月18日】


         梅雨空けて炎夏居座る物干しよ 



【今日の短歌研究⑩】
                        なにかある街
  柴犬は二度見るやうにしてるんだ。月がこころを二度剌すやうに
 たはむれに砂時計さかさまにして出よう雑貨屋〈カメレオン・ラブ〉
だいなしにする人生のないぼくたちがカーネーション買ふ銃のかはりに
 からだは街へ柳のやうにしなだれてわたしはわたしの祭司をさがす
     ゆふやみに目の焦点が揺れてゐるこの祭礼と花とのあはひ
   ガムを賀っだレシートにガムを吐き捨てる立体駐車場の機能美
     月光が大人のやうに立ってゐて鳥たちのみづあびを禁じる
   っまり詩は弱い電流、兄ですときみが言ふひとは五月雨だった
 わからない思想を言ひっっきみの手はきみにしたがひ桃むいてゐる
  かほとかほで雨の渋みを告げあへばもう夜半にいらない飾りぱね


                           佐原キオ
                           1995年生

                     東京都品川区 出版社勤務
                  (短歌人・のと笛・はなぞの)


      高性能な熱電発電素子に応用
7月10日、京都工芸繊維大学 奈良先端科学技術大学院大学らの研究
グル-プは、アルキル化セルロースを抽出剤として用いることで高品
質な半導体型カーボンナノチューブ(CNT)を選択的に分離抽出できる
ことを実証。アルキル基の種類、置換度(DS)、分子量などの分子構
造が分離効率に与える影響を系統的に調べ、中程度に置換されたヘキ
シルセルロースが特に半導体型CNTの選択的抽出に適していることを
実証した。この方法で得られた半導体型CNTは高純度と高結晶性を両
立しており、その膜は、分離抽出前のCNTだけでなく、他の従来技術で
分離した半導体型CNTをも凌駕する優れた温度差発電能力(熱電変換特
性)を示しました。また、この抽出剤は入手容易かつ安価な原料から
調製されており、高品質な半導体型CNTの安定供給につながる


図1. アルキル化セルロースの構造.

【概要】
単層CNTは直径約1 nm、長さ数μmの炭素原子による円筒構造体。炭素
原子の並び(巻き方)の違いにより半導体型と金属型に分類され、そ
れぞれ異なる物性を示す。特に半導体型CNTは透明かつフレキシブル
な薄膜トランジスタへの応用や、超高集積・超高速かつ環境負荷の低
いCNTコンピューターへの応用などに向けたエレクトロニクス材料とし
て注目されてきた。しかし、単層CNTは半導体型と金属型の混合物とし
て生成されるため、高性能なトランジスタ材料や発電材料の高機能性
インクとして用いるには、半導体型CNTだけを高純度かつ効率的に分 
が不可欠。従来、密度勾配超遠心分離法、ゲルろ過カラムクロマト
グラフィー法(、導電性高分子抽出法などのさまざまな分離技術が提
案されていたが、産業応用実現には、個々の用途に適した物性をもつ
CNTを、より安価で大量に分離する方法が求められる。また分離精製
の際のCNTの欠陥生成短尺化が材料の電気特性に悪影響を与える。



図2 (a) 異なる側鎖長のアルキル化セルロースを用いた分散液の紫
外可視近赤外吸収スペクトル (ポリマー濃度0.25w/v% の乾燥テトラヒ
ドロフラン溶液, 光路長 2 mm). (b) ヘキシルセルロース(HC)と分散
ポリマーF127を用いて分散したCNT膜の赤外吸収スペクトル. (c) HCと
F127を用いて分散したCNT複合膜のラマンスペクトル (励起波長660 
nm) .F127による分散では半導体型・金属型の選択性が見られない

【成果】
研究チームは2022年にアルキル化セルロースの一種で市販試薬である
エチルセルロースがCNTの有機溶媒への分散・抽出剤となることを報告(https://www.kit.ac.jp/2022/01/news220118/)。本研究では、新た
な選択的抽出剤として種々のアルキル化セルロースを検討。その構造
や濃度および溶媒などの抽出条件を詳細に調べた結果、アルキル化セ
ルロースを用いた半導体型CNTの選択的抽出方法の実証実験。抽出剤
として、図1に構造を示した、エチル基・ブチル基・ヘキシル基・オ
クチル基をそれぞれ置換したセルロースを用いた分散液の紫外可視近
赤外吸収スペクトルを測定したところ、半導体型CNTの分離選択性は
アルキル化セルロースの側鎖長により変化することが明らかとなった
(図2 (a)➲特に、ヘキシルセルロース(HC)を用いた場合、金属
型CNTに由来する吸収(M11)がほとんどなく、赤外吸収スペクトルに
より、分離精製していないCNTは半導体型と金属型の混在を反映し、
金属型CNTに起因した遠赤外線吸収(プラズモン共鳴)の吸収がみら
れたが、ヘキシルセルロースを用いて抽出した半導体型CNTからはプ
ラズモン共鳴の吸収がほとんど観測されなかった(図2 (b))。詳細
な分析により、アルキル化セルロースを用いることで半導体型CNTを
98%の選択性で抽出できることが確認され、加えて、図2 (c) に示
す共鳴ラマンスペクトルからも半導体型CNTの高い選択性を確認の上。
さらなる抽出条件の検討を行い、分離選択性はアルキル化セルロース
置換基の種類以外にも、濃度や分子量、溶媒の種類の依存性を確認
した。



図3. HC (0.10%), エチルセルロース(EC、0.05%)従来抽出剤(PFO
-BPy),F127で抽出したCNT膜の熱電特性. (a) 電気伝導度とゼーベッ
ク係数の関係. (b) 電気伝導度と電力因子の関係.
成膜したCNTにおける熱電特性を検討し、ヘキシルセルロースで抽出
した半導体型CNT膜は、分離精製していないCNTと比べて3~4倍程度
の熱起電力を示し(化学酸化による高ドーピング状態において約100
μV K-1、図3 (a))。さらに、このCNT膜は未精製CNT膜の約10倍、
従来の導電性高分子抽出法による半導体型CNT膜の約3倍の電力因子
(283 μW m-1 K-2)(注6)を示した(図3 (b))。


【展望】
今回の技術利用で、分離抽出の収率や純度を同時に改善することが可
能となり➲短工程(1時間以内)にて高効率な分離試料調製が可能
となり。➲特に操作が類似する導電性高分子による分離抽出手法に
この抽出法で課題だった抽出剤(導電性高分子)のコストをアルキル
化セルロースへの代替によって大幅に低減できると考る。
今後、この手法を用いて高純度に分離した半導体型CNTの用途開発を
進めるとともに、より環境や安全性に配慮した精製法の開発を目指す。

【技術論文】
・Semiconducting Carbon Nanotube Extraction Enabled by Alkylated Cellulose 
 Wrapping
Publication Date :June 27, 2024 © 2024AmericanChemicalociety
❏ NSGと松竹,透明LEDビジョンの試験放映を開始
7月17日。日本板硝子(NSG)と松竹は,銀座松竹スクエア(築地松竹
ビル)において,NSGが提供するガラス建築の屋外広告媒体化サービス(
GLASS NODE)の初めての事例となる「東銀座スクエアビジョン」の試
験放映を本年8月1日より開始する。
このサービスは,ガラス張りの建物のガラス面(カーテンウォール)
を利用して透明LEDビジョンを貼り付け,広告媒体化するもの。街の
景観に配慮しながら既存のガラス面を有効活用することができるだけ
でなく,フィルム状のLEDビジョンの透過性により,窓面に浮かび上が
ったように見える立体的でインパクトのある新たな映像表現を提供す
るという。

今回設置する透明LEDビジョンは,縦約5m,横約10mの大きさで,ガ
ラスカーテンウォールに直接貼付するタイプとしては,国内最大だと
している。また,このサービスは,NSGグループの新規事業開発に関す
る試験的取組みの一環であり,ガラスメーカーの知見を活かし既存ガ
ラス建築に最適な設計,施工やメンテナンスを提供できる強みと屋外
広告モデルを組み合わせることで,これまでにない新たなサービスを
提供するという。なお,この放映(サービス開始)は今年10月を予定

❏ 2024年度人工光型植物工場運営市場規模は208億円

【展望】
近年,食品へのカエルや虫など異物混入のニュースが散見される中,
食の安心・安全の面からも,異物混入のリスクの低い植物工場産野菜
の引き合いは高まる傾向にある。
加工工程で洗浄などにかかる手間を軽減できる点も評価されるポイン
トとなり,植物工場産野菜は今後の需要の伸びが期待できる
また,現在,完全人工光型植物工場の生産品目は,フリルレタスやロ
メインレタス,グリーンリーフなどレタス類が中心だが,今後はイチ
ゴやバジルなどハーブ類への生産品目拡大の見込み。その他,代替タ
ンパク質用途としての大豆やメロン,稲等の新規品目についても,研
究開発が進む見通し。
今後,植物工場産野菜の需要は拡大傾向で推移する見込みであり,既
存の完全人工光型植物工場の稼働率も高まる見通しから,市場は増加
傾向で推移し,2028年度の完全人工光型植物工場におけるレタス類の
運営市場規模は240億円になると予測。
 ブイテク子会社,オリジナル青色有機EL材料を開発
 2024年の半導体製造装置市場,1,090億ドルに到達
 農研機構,葉の光合成速度を推定する手法を開発
光合成速度1)は植物の健康状態や生産性の指標となる重要なデータだ
が、従来はコスト・労力・時間を要するガス交換測定2)が必要なため、
農業分野での活用が停滞してした。農研機構はガス交換測定を行わず、
い複数のセンシング技術を組み合わせることで光合成速度を推定する
手法を開発。本手法の活用により、光合成データを利用した育種・栽
培研究の高速化や生育予測の高精度化が可能だ。

図 光合成速度推定の概要

図2. 本手法による光合成速度の推定精度

人工知能と規範概論①
AI法(人工知能法 :The Artificial Intelligence Act (AI Act)) は、欧州連合
における人工知能 (AI) に関する規制法。 2021年4月21日に欧州
委員会によって提案され、2024年3月13日に可決。この法律は、
AIに関する共通の規制および法的枠組みを確立することを目的と
する。 その範囲には、幅広い分野のあらゆる種類のAIが含まれ
る(軍事、国家安全保障、研究、および非専門的目的のみに使用され
るAIは例外)。製品規制の一環としてAIのプロバイダや、専門的な用
途でAIを使用する団体を規制する。AI法は、損害を引き起こすリスク
に基づいてAIアプリケーションを分類し、規制することを目的とする。
この分類には、リスクの4つのカテゴリ (「許容できない」、「高」、
「限定的」、「最小限」) に加えて、汎用目的AI向けの1つの追加カ
テゴリが含まれる。許容できないリスクがあるとみなされるアプリケ
ーションは禁止され、高リスクのものはセキュリティ、透明性、品質
に関する義務を遵守し、適合性評価を受ける必要がある。限定的リス
クのAIアプリケーションには透明性の義務のみがあり、最小限のリス
クを表すものは規制されない。汎用目的のAIには透明性要件が課され、
特に高いリスクを表す場合には追加の厳しい評価が行われる。
via jp.Wikipedia 
  via.EUの「AI法」が2024年8月1日に施行決定、違反時の罰金は最大で
     年 間売上高の7%か3500万ユーロ 2014.7.17.17.24,GIGAZINE
    via  EU's AI Act gets published in bloc's Official Journal, starting clock 
  on legal deadlines | TechCrunch


【ウイルス解体新書:新型コロナ11波か】
 新型コロナの感染者が増え、これまでとは違う新たな変異株が登
場し、今、「第11波」に入ったとも言われている。新たな変異株には、
どういった危険性があるのだろうか。感染を防ぐ有効な対策を専門家
に聞く。



【流行音楽ナウ:齋藤朱夏】


斉藤 朱夏(1996年[6]8月16日- )は、日本の女性声優、歌手。J-POP、
アニメソング歌手、埼玉県出身。
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スイートポテト垂直農法事業

2024年07月14日 | 農工サ融合

彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと
)と兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ-。ひこにゃんの
お誕生日は、2006年4月13日。




【季語と短歌:7月10日】

          半夏生雨   明日も線状降雨帯  

【今日の短歌研究⑥】 

今回は「短歌研究7月号」より「激動する短歌----歴史から未来へ「
(現代歌人協会主催)の講演会再録」は『コモンズと短歌』を連続掲
載してみたい。そして、次回の「夏の歌会」の参考にしていあただけ
れば幸甚。講師は、六十五歳、大学教授兼歌人。大学ではコンピュー
タ、ITなどを研究し、現在は未来ビジジョン研究センターで、日本
の未来・世界の未来を研究(「SDGs(持続可能な開発目標)」。
「COP(気候変動枠組条約締約国会議)」)、SDGs、温暖化防
止などの「共生」を研究。

❏ シアトル酋長の言葉

          「空気のみずみずしさや水のきらめきがわれわ
          れのものでないのに、あなた方はそれをどうや
          って買おうというのか」
                  シアトル酋長の言葉 1854年

資料の最初に、シアトル酋長という人の言葉を引いています。メジャ
ー・リーグにシアトル・マリナーズというイチロー選手が長く所属し
ていた球団かおりますが、その本拠地がシアトルです。もともと「シ
アトル」というのは、個人の名前だったわけです。
シアトル酋長は、アメリカに元々住んでいた先住民、ネイティブ・ア

メリカンの酋長です。この方は非常に賢明な方でした。とんとんヨー
ロッパの人たちによってアメリカが侵略されて、インディアン居留地
というところにネイティブ・アメリカンの人たちが追い立てられてい
ったわけですが、シアトル酋長は一八五四年にこの言葉を残していま
す。日本では、ペリーの黒船来航だとかで大騒ぎしている頃ですね。
シアトル酋長は、スクワミシュ族という部族の長でした。彼らの文化

には、土地の所有制度というのは無かった。ネイティブ・アメリカン
の方々にとっては、すべての土地は共有地すなわちコモンズであり、
誰も所有していないという認識で世界ができていたんですね。神話と
かもそういうものであったようです。
ところがヨーロッパの人たちがやって来て、ネイティブ・アメリカン

は戦争に負け、その認識が崩されていきます。近代兵器の有無の差も
大きかったんですが、それ以上に、ヨーロッパの人たちが持ち込んだ
天然痘なとの感染症による人口の減少の影響が大きな敗因であったと
言われています。
一八五四年にはスクワミシュ族もかなり人口が減っていて、明け渡す

のも仕方がない状態のなか、酋長が残しだのが紹介した言葉です。
ヨーロッパ人たちは酋長に向かって「お金をあげるからあなた達はそ

の土地をどきなさい」と言ったわけですが、ネイティブ・アメリカン
の彼らにとってはおかしな要求だったわけです。共有地であるはずの
ものを、お金で売買するという理屈がわからなかったんです。
この言葉は、二十一世紀のいま、新たに蘇ってくるような言葉ではな

いかと思います。短歌に関しても、こういう言葉でもって何かしら刺
激を受けるんじゃないかなと思い、冒頭に置きました。
現在、コモンズという概念に関しては、小さなところを所有し合うと
いうことではなくて、もう少しおおまかに世界を構築するべきではな
いかと、そういう話として国連をはじめとする世の中で議論されてお
ります。
そして、ここが大事なところなんですが、短歌の伝統はもしかしたら

今議論されているようなことに対して、答えを出すとまでは言わない
けれども、答えを導く何かひとつのきっかけを与えてくれるのではな
いかという気がする、そんな話です。ちょっと大げさかもしれません
が。

❏ 飛鳥・奈良‥豪族社会~天皇制確立 呪的な自然
資料の次に載せている『万葉集』の柿本人麻呂や山部赤人の歌から始
めていきます。ご存じのように、短歌の伝統というのはこの辺りから
始まっています。

   東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ 
                  『万葉集』柿本人麻呂


これは雄大な自然詠として詠われてもいるわけですが、長歌の反歌と
して位置付けられています。持続六年、西暦で言うと六九二年という、
果てしない昔ですね。『古事記』もまだ無くて、日本という国の形が
まだ定まっていない頃です。
持続天皇の長男である草壁皇子が皇太子で皇位を継ぐはずだったので

すが、その前に亡くなってしまった。それで草壁皇子の息子である軽
皇子が皇位を継いで文武天皇となる。その軽皇子の皇位継承を高らか
に詠いあげたのがこの歌だと言われています。
朝が来て炎が立ち、西の空には月が沈んでいく。そんな雄大な自然の

光景を、軽皇子が新たな日嗣の御子となり草壁皇子が月のようにお隠
れになるということに重ねたんですね。
七世紀の終わりですから、今のようなサイエンスの時代とは違いまし

て、天皇家とは神様の子孫で、日の御子というのは天照大神の直接の
ご子孫ということになるわけです。自然現象というものを今我々が詠
うと、何を詠っても比喩あるいは暗喩みたいなものになりますけど、
このときは日が昇って月が沈むという自然現象と、日の御子が皇位を
継ぐということは、本当に市一体となっていたんです。世界全体がそ
ういう霊的な意識に包まれていた。
そんな時代ですので、この頃の歌のコモンズというものがもしあった

とすれば、神霊的なものが満ち満ちていた世界というのがそれに当た
るのかなと思います。実際には政争に明け暮れる世界で、壬申の乱な
んかもありましたし、持続天皇と天武天皇を中心としたある種の陰謀
の渦巻く世の中ではあったものの、同時に霊的なものによって正当化
されるという世界でもあったわけです。現代の自然詠とはまた全然違
う感覚で詠われていたんですね。


   若の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る

                   『万葉集』山都赤人                 

私はこの歌がすごく好きなんです。詠まれたのは七二四年の聖武天皇
の時代で、この奈良の地に都が移った後のものです。聖武天皇が紀伊
国に行幸されて、それに従った赤人の詠んだ歌です。
この歌の良いところは、〈来れば潟をなみ〉と予定調和的に詠われて

いるにもかかわらず、全体のイメージが豊かで広がりがあるところで
す。潮が満ちて干潟が無くなり葦の生えたところへ鶴が鳴きながら飛
んで行ったという、それだけの歌のようですけれども、生命の静かな
豊かさを感じさせる、
ある種のアニミズム的な広がりを持った稀有な歌のひとつであると思

います。神霊とかアニミズムといったものが、自然に心の中に入って
いる。そういう世界がコモンズとしてあったのが飛鳥・奈良時代だっ
たのではないかと思います。
                         この項つづく
 
阪井修一:1958年愛媛県松山市生まれ。「かりん」編集人。現代歌
人協会副理事長。東京大学副学長・附属図書館長・未来ビジEン研究
センター特任教授。歌集に『望楼の春』(迢空賞)、『亀のピカソ』
(小野市詩歌文学賞)など多数。最新歌集は『塗中騒騒』。

【海水循環利用ビジネス⑪】
❏ 圧倒的スピードで海水真水技術の現在と課題






【シリ-ズ:連載リサーチ】
スイート・ポテトの改良と食糧化①
「いも焼酎独特のにおい」を除けば焼酎は嫌いではないし、うまいも
の(高級品)もあるが、体臭の臭いは消えにくい、いも焼酎の香味研
究が進められたのは、平成に入ってから。その頃から、原料に使用さ
れるさつまいもの品種による香味の違いに注目が集まりました。つま
り、いも焼酎の香味は、さつまいもの品種によって大きく特徴づけら
れる。いも焼酎の香りを特徴づける要素として、柑橘系の香り成分で

ある5種のモノテルペンアルコール(ゲラニオール、ネロール、シト
ロネロール、リナロール、a-テルピネオール)を挙げられているす
。このモノテルペンアルコールは、マスカットの果実に配糖体として
存在し、マスカットワインにもその香りが認められてい。この香りの
成分がいも焼酎に含まれる。簡単に説明すると、さつまいもに含まれ
るモノテルペン配糖体(ゲラニオール、ネロール)が麹菌の生産する
成分の影響を受けて遊離し、蒸留の過程を経てシトロネロール、リナ
ロール、a-テルピネオールに変換される。


フラミンゴオレンジ
写真のボトルは、2019年発売のもの
Ⅰ.香り・クセ・糖分・色彩・デンプン含有率等品種改良育種開発
Ⅱ.垂直農法と生育条件・時間・生育環境条件設定と栽培・収穫設
 備・省力化・持続可能社会性・コスト等の設計及び施工
Ⅲ.スイートポテト加工設計(生出荷品・加工品(①形状態加工パ
 ウダ・ブレンド出荷品、②飲料・医療品向け出荷品(焼酎・酒・
 除菌)、③工向けバイオマスエタノール原料、④食品向け)

1.スイ-トポテトのスライス工程

2.スイートポテトの乾燥工程

3.スイートポテトの粉砕工程


Ⅳ.これらの事業プランは、環境リスク本位制における気候変動によ
るリスク対策の食料安全保障の分かりやすい事例として提案するもの
で、①サツマイモ栽培収穫が安定的に生産でき、②米・小麦・トウモ
ロコシの穀物類と比較し、カロリー量、収穫量も安定的量産でき。加
工用途も多様で、主食の代替も可能と考えている。これらの実証実験
を政府主導でおこない➲民間レベルへ移行しつつ、設備土建費用等
補充制度などで垂直立ち上げる。ここでは炭水化物だが、大豆タンパ
クの培養生産も行えば、正確な生産力が計算でき安全保障と国民健康
増進に貢献できる。

※ ここでは大きな課題があり、「根菜類の育成と土壌の科学」とし
 て。「安定で品質のよい作物の生産」でありその解明であり。例え
 ば、「水耕栽培のH2O」も土壌として組み込み可能で
 だという仮設」であり、それらの説明因子を網羅確定することでも
 ある。

【継続調査シリーズ】

1.ウイルス解体新書
2.スイート・ポテトの改良と食糧化
3.ザルティア解体新書
4.眼精疲労解体新書
5.生命の材料を発見 リュウグウ試料
6.古漬けと淺漬け

7.脳と眼精披露

【DIY日誌:壁掛け空調機の修理①】





懐かしの映画音楽【ブルーハワイ】



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レンジクッキング時代①

2024年07月10日 | 第4次産業(マルチメディア)革命

彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと
)と兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ-。ひこにゃんの
お誕生日は、2006年4月13日。


【季語と短歌:7月10日】
     
        デジ疲れ回転寿司も酷暑なり 

【今日の短歌研究⑤】 
                    短歌研究新人賞 受賞作
                           コミカル
                           工藤 吹
                           2001年年生 

        その昼の中に眩しい一室の、生活の、起き抜けの風邪だった

    窓に背が向くように置いてある本棚の本の色味を気に入っている
        連載を作者で追うタイプ とはいえ似たような絵柄の女の子
         歩道橋使うくらいに気が向いて休日の散歩なら悪くはない
              住宅の並びにあれは給水塔、まるで二十世紀の近未来
              つも電車で見ている川に沿う道を選びたい私の遠回り
        その川を眺めるうちに少し経つ今日の陽射しはつよいと思う
            友達と道んだときの公園がここからは遠目に見えてくる
        道具でのあたらしい体勢を披露した 私たち秋の運動公園で
       秋とはいえ夏が兆して週末はバスが増えている大通り
     すれ違いきるまではやい自転車の声音をゆるく耳に残した
 駐車場からフードコートが見えるから向こうも午後の明るさだろう
    テーマソングがずっと流れる店内で私もサビを□ずさみたい
  ペットボトルを四本買えばついてくる子供のための軽いコップが
見たことないお菓子とかあって買うものがなかった百均を出て建物を出る 

  決めたのは公園を通って帰ること、とても良い思いつきだと思う
         浄水場に水道水のキャラクター 標語の横で微笑んでいる
       どこにでも光は届くものだけど秋には乾ききる用水路
  引っ越して来た頃ここは、晴天のキャッチボールにも見慣れたら
     風邪なのに絆創膏も買っている 暮らしは上々に続くもの
   銀杏並木が風を通してゆくゆくはここに団地が建つのだろうね
          背表紙が長い絵になるコミックスみたいに広い町を歩くよ


作者該歴:2001年生まれ、22歳。岩手県盛岡市出身。2017年の冬に短
歌をはじめる。現在、二松學舎大学在学中。                       



レンジクッキング時代①
電子レンジで無くても美味しいものはつくれるが、冷凍品や加工冷蔵
食品、例えば、「銀だこ」「お好み焼き」も電子レンジで加熱調理で
き、栄養価などの品質を替えずにいただける時代である。電子レンジ
に関しては、10数年まえから「環境工学研究 WEEF」の「閲覧室」
で掲載しており(現在閉鎖中)、「ごくとうごくらく」でも掲載して
いおり下記の特許事例なども掲載しているが、ポイントは、①如何に
マイクロ波を有効に使うか(➲省エネ化)、②合目的加熱調理容器
や加熱補助器を開発するか、③その他の改良・改善にあり、件の特許
事例では、フェライトなどの発熱体と発泡型形成体などの(保熱体)
や或いはシリカなどのコ-ティング層の反射体から構成(不記載)お
り、450℃以上に加熱部分的に焼き目をつけたり、蒸したりでき、個
食を常にするにとって、この「日式食事システム」は最高である



❏ 特許第6501702号 マイクロ波誘電加熱溶着体及びそれによる溶
   着方法 アイシン化工株式会社
【請求項1】
加熱する加熱空間を形成するとともに、前記上側加熱体および前記下
側加熱体がそれぞれ、フェライトを伴う発熱部と発泡成形体とによっ
て形成されることを特徴とする電子レンジ用調理器具。
【請求項2】
前記発熱部は、フェライト粉を分散させた樹脂によりシート状に形成

される発熱体であることを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ用
調理器具。
【請求項3】
前記発熱部は、金属プレートの表面にフェライトを塗布して又は貼り

付けて成る発熱体であることを特徴とする請求項1に記載の電子レン
ジ用調理器具。
【請求項4】
前記下側加熱体および前記上側加熱体はそれぞれ、発泡成形体によっ

て前記発熱部を上下から挟み込んで成ることを特徴とする請求項1か
ら3のいずれか一項に記載の電子レンジ用調理器具。
【請求項5】
前記下側加熱体および前記上側加熱体はそれぞれ、前記発熱部を発泡

成形体の内部に組み込んで成ることを特徴とする請求項1から3のい
ずれか一項に記載の電子レンジ用調理器具。
【請求項6】
調理素材と接触される前記発泡成形体の一方側が低発泡率の薄い層と

して形成され、調理素材と接触されない前記発泡成形体の他方側が高
発泡率の厚い層として形成されることを特徴とする請求項4または5
に記載の電子レンジ用調理器具。
【請求項7】
調理素材と接触される前記発泡成形体の一方側が未発泡の薄い層とし

て形成され、調理素材と接触されない前記発泡成形体の他方側が高発
泡率の厚い層として形成されることを特徴とする請求項4または5に
記載の電子レンジ用調理器具。
【請求項8】
前記発泡成形体の前記他方側にガラスウールが配設されていることを

特徴とする請求項6または7に記載の電子レンジ用調理器具。
【請求項9】
前記上側加熱体および前記下側加熱体は、調理素材を上下から挟み込

んで調理素材と接触することを特徴とする請求項1から8のいずれか
一項に記載の電子レンジ用調理器具。
【請求項10】
前記上側加熱体および前記下側加熱体と同一の構造を成し、前記加熱

空間内の調理素材を側方から加熱する側方加熱体を更に有することを
特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の電子レンジ用調理
器具。
【請求項11】
前記下側加熱体は、調理素材を収容する収容空間を形成する容器の少

なくとも一部として形成され、前記上側加熱体は、前記収容空間を閉
じる蓋体として形成されることを特徴とする請求項1から9のいずれ
か一項に記載の電子レンジ用調理器具。
【請求項12】
前記下側加熱体および前記側方加熱体は、調理素材を収容する収容空

間を形成する容器として形成され、前記上側加熱体は、前記収容空間
を閉じる蓋体として形成されることを特徴とする請求項10に記載の
電子レンジ用調理器具。
【請求項13】
発泡成形体を形成する成形工程と、
マイクロ波を吸収して発熱するフェライトを伴う発熱体を射出成形、

インサート成形および二色成形を含む成形手法または機械的な組立手
法によって前記発泡成形体に組み込む組み込み工程と、を含む電子レ
ンジ用調理器具の製造方法であって、
前記成形工程は、
熱可塑性樹脂が可塑化溶融されて溶融樹脂となる可塑化ゾーンと、前

記溶融樹脂が飢餓状態となる飢餓ゾーンとを有し、前記飢餓ゾーンに
物理発泡剤を導入するための導入口が形成された可塑化シリンダを用
いるとともに、前記可塑化ゾーンにおいて、前記熱可塑性樹脂を可塑
化溶融して前記溶融樹脂とする工程と、
前記飢餓ゾーンにおいて、前記溶融樹脂を飢餓状態とする工程と、
前記飢餓ゾーンに一定圧力の前記物理発泡剤を含む加圧流体を導入し、

前記飢餓ゾーンを前記一定圧力に保持する工程と、
前記飢餓ゾーンを前記一定圧力に保持した状態で、前記飢餓ゾーンに

おいて、前記飢餓状態の溶融樹脂と前記一定圧力の物理発泡剤を含む
加圧流体とを接触させる工程と、前記物理発泡剤を含む加圧流体を接
触させた前記溶融樹脂を発泡成形体に成形する工程と、を含むことを
特徴とする電子レンジ用調理器具の製造方法。
【請求項14】
前記一定圧力が1MPa〜15MPaであることを特徴とする請求項

13に記載の製造方法。
【請求項15】
前記発泡成形体の発泡率が2倍以上であることを特徴とする請求項1

3または14に記載の製造方法。





【特版:ウイルス解体新書②】
新型コロナの後遺症の全身スキャンで体中T細胞異常活性
回復した後も疲労感や息切れ、筋力の低下といったさまざまな症状
が続くロングCOVIDによって、仕事や日常生活などに影響が生じる
ケースが報告された。それによると、カリフォルニア大学サンフラ
ンシスコ校などの研究チームがCOVID-19から回復した患者の全身ス
キャンを実施すると、脳幹や脊髄、骨髄などの組織にT細胞の異常な
活性化が格にされたという。
研究チームは、COVID-19から回復した24人の患者の全身を陽電子放射
断層撮影(PET)を使用しスキャンした。その結果、COVID-19のパンデ
ミック前の全身スキャンと比較して、脳幹や脊髄、骨髄、鼻、喉、一
部のリンパ節、心臓と肺の組織、腸壁でT細胞の異常な活性化を確認。
これらは、ロングCOVIDに悩む18人の被験者と、COVID-19から完

回復した6人の被験者から得られた。さらに、脊髄や腸壁などの一
部の組織におけるT細胞の活性化は、完全回復患者より、ロングCOVID
症患者より多く報告された。また、ロングCOVIDによる呼吸器系症状
を抱えている患者では、肺肺動脈壁でT細胞の異常活性化が判明。
一方で、COVID-19から完全に回復した被験者でも、パンデミック前と
比べると、多くの臓器でT細胞活性に持続的な変化が生じていること
が報告されています。研究チームによると、最初にCOVID-19に感染し
てから2年半が経過してもT細胞が活性化しているケースもあったとの
こと。さらに。一部の患者で、T細胞の活性化が最初のCOVID-19の発
症後何年にもわたり続き、ロングCOVID症状とあわせ、臨床的に軽度
なCOVID-19の感染でも、免疫恒常性に長期的な影響を及ぼしかねない
とのこと。これまでの研究で、COVID-19への罹患は筋痛性脳脊髄炎/
慢性疲労症候群(ME/CFS)
を引き起こすとされるエプスタインバーウ
イルスなど、体内に眠る他のウイルスを目覚めさせる可能性を示唆す
る。


【掲載論文】
Science Translational MedicineVol. 16, No. 754
・Tissue-based T cell activation and viral RNA persist for up to 2 years after 
 SARS-CoV-2 infection
※ここ、「リスク・インパクト・マネージメント」の残件課題

 近赤外光を選択的に吸収する無色透明材料
大阪大学の研究グループは,近赤外光を選択的に吸収しつつ,無色透
明な特性を示す有機分子の設計と開発に成功
【要点】
1.太陽光に含まれ視認できない光「近赤外光」を選択的に吸収する
 無色透明な有機分子の設計と開発に成功
2.分子軌道の対称性を精密制御することで、近赤外光の選択的な吸
 収を実現
3.近赤外線カメラや近赤外光エネルギーを活用した無色透明な有機
 太陽電池などのデバイス材料開発への応用に期待
【懐かしの映画音楽:フラッシュ・ダンス】

『フラッシュダンス』(Flashdance)は、1983年のアメリカ合衆国の
青春映画。監督はエイドリアン・ライン、出演はジェニファー・ビー
ルスとマイケル・ヌーリーなど。プロデューサーであるドン・シンプ
ソンとジェリー・ブラッカイマーの初のコラボレート作品であり、ミ
ュージック・ビデオ・スタイルの表現方法はシンプソンとブラッカイ
マーのヒット作『トップガン』(1986年)など他の映画に影響を与え
える。評論家からの評価は低かったが、観客からは支持され、1983年
のアメリカ国内で第3位となって莫大な興行成績を残す、世界中で1億
ドル以上の興行成績]。サウンドトラックもヒットし、マイケル・セ
ンベロの『マニアック』や映画のために作曲されアカデミー賞を受賞
したアイリーン・キャラの『フラッシュダンス…ホワット・ア・フィ
ーリング』など産業ポップ・ヒット曲を生み出す。


● 今日の寸評:ウクライナ各地で8日、ロシア軍のミサイル攻撃
にがあい、首都キーウでは小児病院が大きな被害を受けた。医師を
含む2人が死亡したほか、子供ら300人が負傷し、国連はミサイル攻
撃の背後にロシア政府がいる可能性が高いと指摘( via BBC)。
「人命は地球より重し」(故福田赳夫)を信奉する日本国民として、

非道行為を見過ごすことは出来ない。ウクライナに平和を!パレスチ
ナに平和を!







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沸騰大変動時代(三十)

2024年05月09日 | 第4次産業(マルチメディア)革命


彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編のこと)
と兜(かぶと)を合体させて生まれたキラクタ「ひこにゃん」。



【医食同源の巻;粉砕納豆事業化は可能?】


https://www.yamadafoods.co.jp/
加齢と健康増進は、思っていたより深刻になることを感じるようにな
る(もっとも、定期検診は行っていない ^^;)。今朝も、近くの公
共施設(県市道河川防壁堤)の美化作業(除草/剪定/花の種巻き)
を終え、ブログ掲載を開始すると正午過ぎの一次前の昼時間。時間が

なく納豆卵の梅紫蘇わかめふりかけ時短ご飯を作り食べる。そこまで
はよかったが、例の「過剰適応症」が再発する。つまり、「糸引きベ
トベト」が嫌なのっだが(食酢を加えることで、納豆臭さとべとつき
は抑制されるが、もっと改善することで、健康食材として世界を席巻
できるはず。そこでおもいついたのが「冷凍乾燥しパウダー/フレー
ク」としてレシピ開発すれば良いのではとネット・サーフすると22年
3月、ヤマダフー(「https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59061690
U2A310C2L01000/)foods.co.jp/


納豆菌の力で世界を変える」(https://sonomono.jp/)
【関聨特許】
特開2010-226961 乾燥納豆食品の製造方法 有限会社  ハス商会
【要約】
図1のごとく大豆を粉末状またはフレーク状にして、納豆菌および乳
酸菌を複合的に植え付けて発酵させた後、乾燥させる。発酵させるに
際して、常温で一定期間発酵させた後、さらに低温で一定期間発酵さ
せる。発酵させた後に乾燥させるに際して、40℃~80℃の温風に
より水分10%以下になるまで乾燥させ。遊離アミノ酸や大豆イソフ
ラボンアグリコンの含有量を増加した乾燥納豆食品の製造方法および
該製造方法により製造された乾燥納豆食品の提供する。

図 凍結粉砕システム イクロスミルシステム(参考図)
ネットサーフして、におい抑制及び尿に含まれる悪臭抑制方法の
奇術
がないことに不満をもつが。あと風味とか発酵の最適化など、レシピ
開発とか考えられますね。



❏ 和食食べる女性は西洋食のより脳の衰えが少ない?

新たな研究により、伝統的な日本の食生活を送っている人は脳の萎縮
が少ないことが突き止められましたが、そこには性差があることも判
明。リバプール大学で認知機能について研究40~89歳の日本人1636人
を対象とした調査を実施。
【掲載論文】
Associations of dietary patterns and longitudinal brain-volume change in 
 Japanese community-dwelling adults: results from the national institute for
  longevity sciences-longitudinal study of aging | Nutrition Journal
 https://link.springer.com/article/10.1186/s12937-024-00935-3

【季語と短歌:俵万智に学ぶ②】

スマートフォン持たないことの豊かさを思う日暮れのバスケットボール
『アボカドの種』
我も君もただ「ヒト」とのみ記されて人体見本になりたき夕べ
『サラダ記念日』

                       俵万智と「自然」
                         堂園昌彦 選
                                     特集 時を超えて、俵万智

スマートフォン持たないことの豊かさを思う日暮れのバスケッボール
                       『アボカドの種』
俵万智の歌を読んでいると、他の歌人よりも書き込みの量がひとつ多
いと感じる。それは、読者の感じるべき感情の種類まであらかじめ歌
のなかに書き込んであるという印象だ。たとえば掲出歌では「豊かさ」
に向かって丁寧に導線が引かれている。俳句における新年季語に「め
でたい」という感情があらかじめ織り込んであるのと同じように、俵
万智の歌では読者の感情が常に先回りされており、歌が阻いではなく
答えとして用意されている。
俵の歌の中に登場する両親、息子、恋人たちが異常なまでに物わかり

がよいように感じられるのは、彼らが実際に物わかりがよいのではな
く、我々読者があくまで出来事の結論部を読んでいるからだ。俵によ
って濾過され、読むべきとされる感情に向かって歌は構築されている
ので、たとえ「思い通りにならない他人」についての歌を読んでも、
読後感はけっして不快なものにはならない。
  今日までに私がついた嘘なんてどうでもいいよというような海

                       『サラダ記念日』                          
  母さんは合っていたのか人生に答え合わせはなくて海鳴り 

                       『オレがマリオ』                                      
  我のため今朝色づける赤イチゴ蟻に食われる前にもぎとる
                        『未来のサイズ』
こうした価値観がよく表れているのが俵における自然のだ。ここに表

れているのは、非常に強固な人間中心主義歌のようなものである。自
我の拡張として自然を捉え、その反照としてしか存在を感知していな
い。それは、
  黄楊の本に入りゆける野鳥いでて来ず面妖しきままにたのしきご
  とし                   森岡貞香『黛樹』
のような、自然の中に解釈しきれない世界をみる作品と比べるとよく
わかる。俵にとって自然とは自己の感情を確認するためのものであり、
自己と対象との葛藤は歌のなかには存在し得ない。
  我も君もただ「ヒト」とのみ記されて人体見本になり
  たき夕べ             『サラダ記念日』
一方で、俵万智が非凡なのは類型を恐れない点だと思う。和歌的世界

観を捨て去り自我を中心に据えた近代以後の短歌は、その短さゆえの
情報の不全盛をいかに克服するかを、課題として常に抱えてきた。自
然の歌からうかがわれるような自我をけっして動かさない強固さと同
時に、社会におけるマジョリティの感情を先回りして導入することで、
俵の歌はいつでも強い二次創作性を帯びている。
石川啄木、寺山修司、會津八一……。歌人たちのなかで例外的にポピ

ュラリティを獲得した作者たちに共通しているのは、短歌を自己の発
露とは捉えずにある既存の世界観の引用としたことであり、強烈な自
我とそれに反した類型化への欲望が導き出す二次創作性だった。俵万
智もこの列に加わるべきひとりであり、こうしたあり方は現代におい
ても歌人たちの盲点となっていると思う。



第1章 円高・縮病を患った売国奴
大企業のなかで金融業界だけは利上げに大喜び
これまで低金利政策のせいで利ザヤを稼げなかったため、円高へ誘導
して金利高に持っていくことを目論んでいた金融業界にとって、今回
の日銀の利上げ決定は助け舟だった。
利上げによって株価は全面的に低下したが、金融業界の株価は上がっ

ている。今後、おそらく預金金利は上がらないまま、貸出金利だけが
上がって儲けられるから、相当な利益になるだろう。
実は、この手の話はずっと以前からあって、筆者がアベノミクスに取

り組んでいたとき、当時の安倍首相のもとには年中、金融業界から「
低金利政策をしないでほしい」という陳情が舞い込んでいた。
実際に安倍首相から「こういう意見が金融業界から届いている」と資

料を見せてもらったこともあるが、その際に筆者は「彼らは日本経済
のことなどどうでもよくて、ただ自分たちの業界が助かりたいだけだ」
と助言したこともあった。
当時、安倍政権は金融緩和によって雇用率を高めることを最重要課題

としていたので、金融業界の意見には聞く耳を持たなかった。しかし、
岸田政権になってからは、NISAの拡充などもそうだが、妙に金融
業界の意見を聞くようになった
                        この項つづく

❏ TSMCが1.6nm世代の半導体製造プロセス「A16」を2026年中に量産
開始半導体製造企業のTSMCが、2024年4月24日に開催された同社のシ
ンポジウム「North America Technology Symposium 2024」で、1.6
nm世代の半導体製造プロセス「A16」の量産を2026年に開始する予定
を明らかにした。
掲載誌】
・ TSMC Celebrates 30th North America Technology Symposium with   

 Innovations Powering AI with Silicon Leadership
 https://pr.tsmc.com/japanese/news/3136
TSMC Celebrates 30th North America Technology Symposium with
 Innovations Powering AI with Silicon Leadership







【特版:ウイルス解体新書】
❏ 1杯の「お茶」で口中の新型コロナウイルスを99.9%減少
実験では、ティーバッグ1袋をカップに10分間浸して飲用の濃さのお
茶を作り(お茶はミルクや砂糖を一切入れないストレートティー)。
そして、SARS-CoV-2が含まれる唾液とお茶を混ぜたところ、5種類の
お茶(紅茶」「緑茶」「ミント入りのお茶」「ユーカリミントティー
」「ラズベリージンジャーティー」)すべてが10秒以内に96%以上の
ウイルスを不活性化させることがわかった。最も効果が高かったのは
紅茶で、減少率は99.9%に達したとのこと。また、お茶を飲みたくな
い時間帯などにうがい薬(洗口剤)として使うことを想定し、4倍の濃度
で作った抽出液でも同様の実験をしたところ、5種類すべてがウイルス
を99.9%減らすことも確かめられた。お茶には主にカテキンの形で抗
酸化物質のポリフェノールが含まれており、抽出液に含まれているポ
リフェノールの濃度とウイルスの減少率は有意に相関した一方で、お
茶のpHは無関係だった
【掲載論文】
・Screening Commercial Tea for Rapid Inactivation of Infectious SARS-CoV-2
  in Saliva | Food and Environmental Virology
 https://link.springer.com/article/10.1007/s12560-023-09581-0

➲2024年04月28日 GIGAZINE


❏ 飛翔黄金の時代 



❏ 飛翔黄金の時代 ❏


『太陽がいっぱい』(たいようがいっぱい、原題:Plein Soleil)
1960年のフランス・イタリアの犯罪映画。パトリシア・ハイスミスの

小説『太陽がいっぱい』(旧名『リプリー』)が原作、ピカレスク・
サスペンス作品]。ルネ・クレマン監督の代表作の一つ。音楽はニー
ノ・ロータで主題曲は有名になった。主な出演者はアラン・ドロン、
モーリス・ロネ、マリー・ラフォレ。この作品はアラン・ドロンがフ
ランスだけでなく、世界的なスターになるきっかけとなった作品。





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MIS型半導体装置の製造方法

2024年01月29日 | 能登半島地震



彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと伝えら
れる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。(戦国時代の軍団編成
の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編のこと)の兜(かぶと)を合体さ
せて生まれたキャラクタ。



                               
     恋歌のひとつふたつを詠うべき 梅咲き薫る季節ときまてり 

 

     筑波峰つくばねの 峰より落つる男女川みなのかわ恋ぞつもりて淵となりにる
                                                      陽成院

※ 陽成院(ようぜいいん 868~949年)は清和天皇の第一皇子、十歳のときに
第五十七代天皇として即位さ、病気などで、わずか十五才(或いは十七才)で廃位
され、皇位を孝徳天皇に禅譲。百人一首・第20番を詠んだ元良親王(もとよしし
んのう)は陽成天皇の第一皇子、上皇の陽成院は、孝徳天皇の内親王に恋をしこ
の和歌は恋心を詠ったものと伝承され、筑波山ではなく、そこから流れ出るみな
の川を取り上げ、その情景から小さな恋心が、やがては大きく育っていく様をう
まく重ねた歌とされる。

※ 短歌、俳句を捻る余裕がなく、眼精疲労、胃腸不良を配慮し休養するように
している。恋歌をどうこうする様な年齢ではないかと反発してみる。

【能登半島地震:防災・医療用水製造システム】
特に公共施設向け(例:ホスピタル)で総合病院で手洗い洗浄作業などが出来な
かった旨の放送がされていた。下記のような空気の除塵・殺菌(除菌)処理し水
蒸気を冷却し常時長三商品が販売されている(日本製)。技術的アプローチの選
択は数多くあるが、セフティ。コスパ、コンパクト、ロバスト、コンビニエンス、
等生成速度の改良の課題はのこるるため。後日、調査結果を報告する。
事例:雑誌名:「Science」(オンライン版:5月12日)
論文タイトル:Ultrafast water permeation through nanochannels with a densely fluorous
           interior surface.
DOI番号:10.1126/science.abd0966


 



第5産業勃興?!
イーロン・マスクの脳改造企業「Neuralink」が初のヒト臨床試験に成功
考えるだけでPCを操作
製品名は「テレパシー」!?




 
 黒の革命

世界一のダイヤモンド産出国へ ③

[関連特許]
5.特開2023-179710 MIS型半導体装置の製造方法
【0030】 なお、ゲート絶縁体層23は、終端処理されたダイヤモンド半導体層
22の表面に直接接して、水、炭化水素やレジスト残渣などの層を挟まないこと
が好ましい。このような層を挟むと、界面準位が発生しやすいためである。
【0031】 ゲート絶縁体層23としてAl2O3などの非晶質膜を用いた従来構造
では、ゲート絶縁体層23中およびゲート絶縁体層23とダイヤモンド半導体層
22との界面にトラップ(電荷トラップ)が多く含まれる傾向がある。このため
、キャリア伝導は散乱を受け、キャリア移動度は低いものとなる。 一方、ゲート
絶縁体層(ゲート絶縁膜)として窒化ホウ素、好ましくは単結晶の窒化ホウ素、
より好ましくはh-BN、さらに一層好ましくは単結晶のh-BNを用いた本発
明の構造では、ゲート絶縁体層23中の電荷トラップは少ない傾向がある。この
ため、キャリア伝導は散乱が少なく、高いキャリア移動度が得られる。
-----------------------------------------------------------------------
【参考】
MIS構造とは金属-絶縁体-半導体(metal-insulator-semiconductor)からな
る3層構造である。
MIS構造 (MIS structure)
【半導体工学】金属-絶縁体-半導体構造とは (MIS構造,MOS構造)


-----------------------------------------------------------------------
【0032】 ダイヤモンド基板21は、その上に形成するダイヤモンド半導体層22
が欠陥の少ない高品質な結晶になるように、結晶欠陥が少なく、清浄度が高く、
平坦、平滑な表面をもつことが好ましい。また、表面ラフネス散乱の影響を低減
するため、半導体層の表面も平坦、平滑であることが好ましい。
【0033】 ゲート電極24は、閾値電圧VTHが負電圧になるような仕事関数をも
つ導電材料からなる。具体的には、金属、グラファイト(C)またはドーパント
が添加されたポリシリコンなどの導電膜を挙げることができる。金属としては、
銅(Cu)、タングステン(W)、チタン(Ti)、アルミニウム(Al)、ク
ロム(Cr)およびタンタル(Ta)などを挙げることができる。また、AlCu、
CuNiFeおよびNiCrなどの合金、WSi、TiSiなどのシリサイドお
よびポリサイド、WN、TiN、CrNおよ びTaNなどの金属化合物も用い
ることができる。ゲート電極24は、このような材料の中から導電率、仕事関数、
加工性などを適宜勘案して適当な材料を選択すればよい。 なお、閾値電圧VTHは、
ゲート電極24の材料、ゲート絶縁体層23の材料とその膜厚、半導体チャネル
層の材料、不純物およびその密度などに左右される。 また、集積回路として本
発明のMIS半導体装置を用いる場合は、インテグレーションとしての各種熱処
理が加わることから、それらの熱処理も勘案した材料の拡散を考慮の上、材料を
選択する。

【0034】ソース電極とその配線28、ドレイン電極とその配線29およびゲート
電極配線27は、金属、グラファイト、あるいはドーパントが添加されたポリシ
リコンなどの導電膜からなる。金属としては、金(Au)、銀(Ag)、Cu、
白金(Pt)、パラジウム(Pd)、W、Ti、Al、CrおよびTaなどを挙
げることができる。また、AlCu、CuNiFeおよびNiCrなどの合金、
WやTiなどを用いたポリサイド、WN、TiN、CrNおよびTaNなどの金
属化合物も用いることができる。これらの導電膜は、ダイヤモンド半導体層22
と接する部分でオーミックコンタクトが取れることが好ましい。例えば、導電膜
として、金(Au)、パラジウム(Pd)などの高い仕事関数を有する金属を用
いることが好ましい。これらの高仕事関数の金属は直接接触でオーミックコンタ
クトがとれるという特徴がある。また、チタン(Ti)を用いることもできる。こ
こで、Tiは、アニールしてダイヤモンドと反応させてTiCを形成しておくこ
とが好ましい。一方で、Tiは酸化されやすいので、ダイヤモンド半導体層22
と電気的接触をとる場合は、ダイヤモンド半導体層22側からTi、その上にPt
やAuやWといった材料が積層された導電膜構造とすることが好ましい。
【0035】 また、ソース電極28およびドレイン電極29とのオーミックコンタ
クトを確実にとり、ダイヤモンド半導体層22のチャネル部以外の抵抗を下げる
ために、低抵抗化層26をダイヤモンド半導体層22とソース電極28やドレイ
ン電極29との界面に形成しておくことが好ましい。例えば、ソース電極28お
よびドレイン電極29がTiからなるときの低抵抗化層としてはアニール形成に
よるTiCを挙げることができる。
【0036】 あるいは 111のものを好んで用いることができる。 ここで、ダイヤモ
ンド基板21の表面は、平坦(平面)で原子レベルの平滑な面であることが好ま
しい。電界効果トランジスタの電気特性としては、ダイヤモンド半導体層22と
ゲート絶縁体層23との界面の平坦性、平滑性が重要であるが、その界面の平坦
性、平滑性を十分高いものにするためには、ダイヤモンド基板21表面の平坦度、
平滑度および清浄度を十分に高めておく必要がある。
【0038】 その後、図3(b)に示すように、ダイヤモンド基板21上に 終端が
水素になっているダイヤモンド半導体層をエピタキシャル成長させて、水素終端
されたダイヤモンド半導体層22を形成する(図5のS1)。水素終端されたダ
イヤモンド半導体層22は、例えば、CH4ガスとH2ガスを用いたマイクロ波プ
ラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)により成
膜することができる。ダイヤモンド半 導体層22の厚さは10nm以上が好ま
しい。厚さが10nm以上である と、特にIb基板の場合に、基板からの不純
物の混入を抑制することがで きる。
【0039】 ダイヤモンド半導体層22には、ドーパントが添加されていて もよい。
ホール系のドーパントとしてはホウ素(B)を、また電子系の ドーパントとし
てはリン(P)を挙げることができる。ドーパントの添加 量としては、1016
/cm3以上1019/cm3以下が好ましい。1016/ cm3未満ではドーパント
添加の効果が小さく、1019/cm3を超えると キャリア散乱要因となって移動
度などの性能が低下する。
【0040】 次に、ダイヤモンド半導体層22の表面(少なくとも第1主表面)が
水素終端された直後から、試料の置かれている環境が真空、水素ガ ス、不活性ガ
スおよび不活性ガスが添加された水素ガスからなる群より選 ばれる何れかの
1つになるように、排気または/および不活性ガス置換を 行う(図5のS2)。
不活性ガスとしては、Arガス、Krガス、Xeガ ス等の貴ガスおよびN2ガス
を挙げることができる。ここで、この真空、 水素ガス、不活性ガスおよび不活性
ガスが添加された水素ガスからなる群 より選ばれる何れかの1つの環境は、少
なくとも後述の絶縁膜23aを形 成する直前まで維持されるようにする。この
ようにすることにより、ダイ ヤモンド半導体層22と絶縁膜23aとの界面の
荷電不純物は少なくなり、 高いホール移動度が得られるようになる。

【0041】 なお、次工程の絶縁膜23a形成がCVDなど、一旦真空環境 下にお
いてなされる処理の場合は、試料環境を真空に置いておくことが効 率的で好ま
しく、絶縁膜23a形成が貼り合わせなどの場合は、作業効率の観点から不活性
ガス環境に置くことが好ましい。なお、不活性ガスとしては、不活性度、純度の
確保およびコストを総合的に勘案して、Arガス が最も好ましい。絶縁膜25は、
電気的に絶縁するとともに水分や不純物の拡散を防止して、MIS半導体装置10
1の安定動作に一役を担うものである。その材料としては、酸化シリコン(Si
O2)膜、窒化シリコン(SiN)膜、酸化窒化シリコン(SiNO)膜、炭化
シリコン(SiC)膜、炭化窒化シリコン(SiCN)膜、炭化窒化酸化シリコ
ン(SiCNO)膜、アルミナ(Al2O3)膜、窒化ホウ素(BN)膜およびポ
リイミドなどの有機膜などを挙げることができる。


図5.MIS型半導体装置の製造工程を説明するフローチャート図
【0037】
<製造方法>

次に、このMIS型半導体装置101の製造方法を、断面構造を示した図3、4お
よびフローチャートで示した図5を用いて説明する。 まず、図3(a)に示すよ
うに、ダイヤモンド基板21を準備する。ダイヤ結晶面が100図5 MIS型半導
体装置の製造工程を説明するフローチャート


図3.MIS型半導体装置の製造工程を断面図にて示した製造工程図

ここで、ダイヤモンド基板21の表面は、平坦(平面)で原子レベルの平滑な面
であることが好ましい。電界効果トランジスタの電気特性としては、ダイヤモン
ド半導体層22とゲート絶縁体層23との界面の平坦性、平滑性が重要であるが、
その界面の平坦性、平滑性を十分高いものにするためには、ダイヤモンド基板
21表面の平坦度、平滑度および清浄度を十分に高めておく必要がある。 その
後、図3(b)に示すように、ダイヤモンド基板21上に終端が水素になってい
るダイヤモンド半導体層をエピタキシャル成長させて、水素終端されたダイヤモ
ンド半導体層22を形成する(図5のS1)。 水素終端されたダイヤモンド半
導体層22は、例えば、CH4ガスとH2ガスを用いたマイクロ波プラズマCVD
(Chemical Vapor Deposition)により成膜することが
できる。 ダイヤモンド半導体層22の厚さは10nm以上が好ましい。厚さが1
0nm以上であると、特にIb基板の場合に、基板からの不純物の混入を抑制す
ることができる。
【0039】 ダイヤモンド半導体層22には、ドーパントが添加されていてもよい。
ホール系のドーパントとしてはホウ素(B)を、また電子系のドーパントとして
はリン(P)を挙げることができる。ドーパントの添加量としては、1016/
cm3以上1019/cm3以下が好ましい。1016/cm3未満ではドーパント添
加の効果が小さく、1019/cm3を超えるとキャリア散乱要因となって移動度
などの性能が低下する。
【0040】 次に、ダイヤモンド半導体層22の表面(少なくとも第1主表面)が水
素終端された直後から、試料の置かれている環境が真空、水素ガス、不活性ガス
および不活性ガスが添加された水素ガスからなる群より選ばれる何れかの1つに
なるように、排気または/および不活性ガス置換を行う(図5のS2)。不活性
ガスとしては、Arガス、Krガス、Xeガス等の貴ガスおよびN2ガスを挙げ
ることができる。ここで、この真空、水素ガス、不活性ガスおよび不活性ガスが
添加された水素ガスからなる群より選ばれる何れかの1つの環境は、少なくとも
後述の絶縁膜23aを形成する直前まで維持されるようにする。このようにする
ことにより、ダイヤモンド半導体層22と絶縁膜23aとの界面の荷電不純物は
少なくなり、高いホール移動度が得られるようになる。
【0041】 なお、次工程の絶縁膜23a形成がCVDなど、一旦真空環境下にお
いてなされる処理の場合は、試料環境を真空に置いておくことが効率的で好まし
く、絶縁膜23a形成が貼り合わせなどの場合は、作業効率の観点から不活性ガ
ス環境に置くことが好ましい。なお、不活性ガスとしては、不活性度、純度の確
保およびコストを総合的に勘案して、Arガスが最も好ましい。
【0042】 真空に置かれる場合は、その効果と設備負担を鑑みて真空度は1×1
0-5Pa程度が好ましい。 不活性ガスを使用する場合は、大気圧が取り扱いの
容易さから好ましい。ここで、大気圧とは、低気圧、高気圧、高所を含む大気環
境下での圧力、およびグローブボックス等で外気が混入しないように与圧にした
状態を含む圧力を指す。また、環境中の酸素ガス(O2ガス)の濃度は0.5pp
m以下、露点は-80℃以下が好ましい。 水素終端されたダイヤモンドの表面
は化学的に安定であり、このレベルの環境で荷電不純物が少なく、荷電不純物散
乱の少ない高いホール移動度を得るに好適な半導体層としての表面状態を得るこ
とができる。
【0043】 その後、図3(c)に示すように、水素などで終端処理されたダイヤ
モンド半導体層22上に、絶縁膜23aを形成する(図5のS3)。ここで、絶
縁膜23aとしては、窒化ホウ素が好ましく、窒化ホウ素の単結晶が特に好まし
く、h-BNがより一層好ましく、h-BNの単結晶がさらに一層好ましい。以
下、効果の高い、絶縁膜が窒化ホウ素の場合を例にして説明する。 絶縁膜23a
は、劈開して得られた窒化ホウ素薄膜の貼り合わせ法、熱CVDやプラズマCV
Dなどの化学的気相成長法、スパッタリングなどの物理的気相成長法、および物
理 化学的気相成長法などにより形成することができる。具体例としては、トリ
エチルボラン(TEB)とアンモニア(NH3)を原料ガスとし、キャリアガス
に水素(H2)を用いた有機金属気相成長法(MOCVD:Metal-Org
anic Chemical Vapor Deposition)、RFプラズ
マにより作 製した活性窒素と電子銃により加熱供給されたホウ素を用いた分子
線エピタキシ ー法(MBE:Molecular Beam Epitaxy)
などを挙げることができる。 なお、絶縁膜23aを劈開して得られた窒化ホウ
素薄膜の貼り合わせで形成する場合は、その貼り合わせ環境が、真空、水素ガス、
不活性ガスお よび不活性ガスが添加された水素ガスからなる群より選ばれる何れ
かの1つであ ることが好ましい。すなわち、絶縁膜23aの形成工程の環境が、
真空、水素ガ ス、不活性ガスおよび不活性ガスが添加された水素ガスからなる
群より選ばれる 何れかの1つであることが好ましい。

【0044】 なお、ダイヤモンド半導体層22と絶縁膜23aとの界面の吸着物の
除去と絶縁膜23a表面の清浄化のため、絶縁膜23aを形成した後に、不活性
ガスと水素(H2)ガスとの混合ガスを用いたアニールを行うことが好ましい。
ここで、不活性ガスとしては、例えば、アルゴン(Ar)を挙げることができる。
【0045】 その後、図3(d)に示すようにゲート電極24を形成する(図5の
S4)。 このゲート電極24の形成方法としては、ゲート電極24を構成する
導電材料をスパッタリング法、蒸着法、CVD法および貼り合わせ法などで絶縁
膜23a上に被着させた後、リソグラフィによってレジストパターンを形成し、
引き続きエッチングを行って形成する方法が挙げられる。このエッチングとして
は、微細加工性の観点からドライエッチングが好んで用いることができるが、ウ
ェットエッチングを用いることもできる。ウェットエッチングの場合は、作製さ
れるMIS型半導体装置101へのダメージを抑制しやすいという特徴がある。
また、リフトオフ用のレジストパターンを絶縁膜23a上に形成した後、ゲート
電極24を構成する導電材料をスパッタリング法、蒸着法、CVD法などで堆積
させ、リフトオフする方法も挙げることができる。

【0046】 ここで、スパッタリング法としては、DCスパッタリング法、RFス
パッタリング法などを挙げることができるが、スループットの観点からはRFス
パッタリング法がより好ましい。蒸着法としては、加熱蒸着法や電子線蒸着法な
どを挙げることができる。ゲート電極24の材料としてポリシリコンを用いると
きは、ポリシリコンの成膜法としてCVD法を好んで用いることができる。この
際、リン(P)などのドーパントを添加して、低抵抗化しておくことが好ましい。
【0047】 その後、絶縁膜25aをスパッタリング法、ALD法、CVD法、貼
り合わせ法、またはSOG(Spin on Glass)などの塗布法によって
形成する(図4(a))。 ここで、成膜した絶縁膜25aには、電気特性の安
定化に妨げとなる空孔や所望ではない水が含まれることが多いので、アニールを
施しておくことが好ましい。

【0048】 引き続き、リソグラフィとエッチングによって絶縁膜25aおよびゲ
ート絶縁膜23aに所望の開口を形成して、それぞれ絶縁膜25およびゲート絶
縁体層(ゲート絶縁膜)23とする(図4(b))。
【0049】 その後、電極と半導体層とのオーミック接触をとり、かつ低抵抗とす
る低抵抗化層26を開口部のダイヤモンド半導体層22露出面に形成する(図4
(c))。低抵抗化層26は、TiやMoなどダイヤモンドと炭化物を形成する
金属を堆積させたのちに、アニールによって金属炭化物を形成することで得るこ
とができる。また、水素終端半導体層に対しては、堆積させたAu,Pd,Pt
などの高仕事関数金属を低抵抗化層とすることができる。
【0050】 しかる後、導電膜の堆積、リソグラフィおよびエッチングを行ってゲ
ート電極配線27、ソース電極およびその配線28、ドレイン電極およびその配
線29を形成する(図4(d))。 なお、前述の低抵抗化層26は、これらの
電極または/および配線を形成した後にアニールを施すなどして形成してもよい。
以上の工程により、ダイヤモンド半導体層22とh-BNからなるゲート絶縁体
層23を有するMIS型半導体装置101が作製される。
【0051】 本発明のMIS型半導体装置101は、キャリア移動度(ホール移動
度)が高く、ノーマリーオフ動作によりオフ時(待機時)の消費電力が少ないと
ともに、オン時も相互コンダクタンスgmが高く、オン抵抗も少ないので消費電
力が少ない省エネルギーに好適な半導体装置である。待機時は殆ど通電しないた
め、セキュリティ上も好ましい。 したがって、本発明により、移動度とキャリ
ア密度の両特性を高いレベルで兼ね備えた高性能MIS型半導体装置が提供され
る。
【0052】 上記では、単体のMIS型半導体装置101の作製方法を説明したが、
MIS型半導体装置101が複数載置されて集積化されたMIS型半導体装置も
同様にして作製することができる。この場合、各MIS型半導体装置101間に
絶縁層を設け、必要に応じて素子分離を行う。
【0053】 (実施の形態2) 実施の形態1では、水素終端ダイヤモンド半導体層
形成工程S1、すなわちダイヤモンド基板21上に終端が水素になっているダイ
ヤモンド半導体層22を形成する工程を経てMIS型半導体装置101を製造す
る方法を説明した。 実施の形態2では、水素終端ダイヤモンド半導体層形成工
程S1に代えて、図6に示すように、ダイヤモンド半導体露出部材準備工程S
11と水素終端処理工程S12とし、他の工程は実施の形態1と同様にしてMI
S型半導体装置を提供する。
【0054】 実施の形態2では、最初に、ダイヤモンド半導体が露出した部材を準
備する(工程S11)。ダイヤモンド半導体が露出した部材としては、ダイヤモ
ンド半導体基板、およびダイヤモンド半導体の第1主表面の一部が露出し、一部
に導電層または/および素子分離用などの絶縁層が形成された部材を挙げること
ができる。その後、露出したダイヤモンド半導体の少なくとも一部を水素終端処
理する(工程S12)。 水素終端処理の方法としては、水素ガス下でのプラズ
マ、または熱処理を挙げることができる。プラズマを用いた場合を例にとると、
MP-CVD装置を用い、H2流量500sccm、圧力4KPa、ヒーター設
定温度600℃およびマイクロ波出力300Wの条件で10分処理する方法を挙
げることができる。 以下、真空or不活性ガス環境処置(S13)は実施の形
態1の真空or不活性ガス環境処置(S2)、窒化ホウ素絶縁体層形成工程(
S14)は実施の形態1の窒化ホウ素絶縁体層形成工程(S3)、および導電体
層形成工程(S15)は実施の形態1の導電体層形成工程(S4)と同様とすれ
ばよい。 以上により、実施の形態1と同様の特性を有するMIS型半導体装置
を提供することができる。

【実施例】
【0055】 以下では実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、この実施例
はあくまで本発明の理解を助けるためここに挙げたものであり、本発明をこれに
限定するものではない。
【0056】 (実施例1)
<素子構造>
実施例1のMIS型半導体装置201の素子構造を要部断面構造図である図7を
参照しながら説明する。ここで、図7(a)は、上面から見た平面視図で、図7
(b)および図7(c)は、それぞれ図7(a)のAとA′およびBとB′を結
んだ線で断面をとったときの断面図を示す。また、図7では構成をわかりやすく
説明するために、その構成要素を矩形などで単純化して示している。このMIS
型半導体装置201は、ダイヤモンド基板31、水素終端層32、ゲート絶縁膜
33、ゲート電極34G、ソース電極37Sおよびドレイン電極37D、ゲート電
極配線62G、ソース電極配線62S、ドレイン電極配線62Dおよび絶縁膜61
からなる。 ここで、ソース電極37Sおよびドレイン電極37Dは、上から厚さ
5nmの白金(Pt)からなる導電膜36、厚さ5nmのTiからなる導電膜3
5、およびダイヤモンド基板31と導電膜35のTiとの界面に生成される炭化
チタン(TiC)からなる低抵抗化層42で構成される。 ゲート絶縁膜33は、
六方晶窒化ホウ素(h-BN)で、その膜厚は23nmである。
【0057】 ダイヤモンド基板31には、ゲート絶縁膜33の直下に位置するチャ
ネル部に水素終端層32、導電膜35の直下に位置するTiCからなる低抵抗化
層42、および残りの表層部に酸素終端層43の各領域が形成されている。
【0068】 ゲート電極34Gは、厚さ20nmのグラファイトからなる。そして、
そのゲート電極34Gに厚さ10nmのTiおよび厚さ100nmのAuが順次
積層されたゲート電極配線(ボンディングパッド配線)62Gが形成されている。
【0056】 ソースは、厚さ5nmのTiおよび厚さ5nmの白金(Pt)からな
るオーミック接触用の導電膜(それぞれ図7中の35、36)とソース電極配線
(ボンディングパッド配線)62Sからなる。ここで、ソース電極配線62Sは厚
さ5nmのTi、厚さ5nmのPt、厚さ10nmのTiおよび厚さ100nm
のAuが順次積層された構造となっている。また、導電膜35とダイヤモンド基
板31の境界領域には、TiCからなる低抵抗化層42が形成されている。 同
様にドレインは、厚さ5nmのTiおよび厚さ5nmのPtからなるオーミック
接触用の導電膜(それぞれ図7中の35、36)とドレイン電極配線(ボンディ
ングパッド配線)62Dからなる。ここで、ドレイン電極配線62Dは厚さ5nm
のTi、厚さ5nmのPt、厚さ10nmのTiおよび厚さ100nmのAuが
順次積層された構造となっており、導電膜35とダイヤモンド基板31の境界領
域には、TiCからなる低抵抗化層42が形成されている。
【0060】 また、チャネル層32がゲート電極配線(ボンディングパッド配線)
62Gと十分絶縁されるように、ゲート電極配線62Gが形成されるゲート絶縁膜
33の縁の部分(酸素終端と水素終端の領域の境界)71を覆うように素子分離
用の絶縁膜61が形成されている。絶縁膜61も六方晶窒化ホウ素(h-BN)
で、その膜厚は63nmである。
【0061】 <作製方法>
以下、素子作製工程を断面図である図8から図13を参照しながら説明する。こ
こで、図8-10は図7(a)のAとA′を結んだ線での断面図、および図11
-13は図7(a)のBとB′を結んだ線での断面図である。


図7.実施例1のMIS型半導体装置の構造を示す断面図。
(a)は上面から見た平面視図、(b)は(a)のAとA′を結ぶ線で断面をと
ったときの断面図、(c)は(a)のBとB′を結ぶ線で断面をとったときの断
面図
【0062】 1.基板の準備
ダイヤモンド基板31としてロシアTISNCM研究所製の高温高圧合成IIa
(111)ダイヤモンド単結晶基板を準備し、通常の方法で熱混酸および有機洗
浄により基板の清浄化を行った。ここで、用いたダイヤモンド基板31の大きさ
は2.5mm×2.5mm×0.3mmである。

【0063】 2.アライメントマークの作製
レーザーリソグラフィにより、アライメントマークをダイヤモンド基板31上に
形成した(図示なし)。 ここで、アライメントマークの形成工程を以下に示す。
最初に、ダイヤモンド基板31の表面に下層レジストPMGI-SF6S(Mi
crochem製)をスピンコートし、180℃で5分ベークした。その後、フ
ォトレジストAZ-5214E(メルクパフォーマンスマテリアルズ製)をスピ
ンコートし、110℃で2分ベークした。 次に、高速マスクレス露光装置(ナ
ノシステムソリューションズ製、DL-1000/NC2P)を用いて、アライ
メントマークパターンを描画した。TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム
)2.38%で合計150秒現像した後、純水で合計120秒洗浄し、その後
窒素ブローを行った。
                             この項つづく

Anytime Anywhere ¥1/kWh era

【再エネ革命渦論 197 アフターコロナ時代 186】
技術的特異点でエンドレス・サーフィング 

ウイルス解体新書

変異株「JN.1」とは 新型コロナ第10波到来か?
2023年12月の時点で、それほど多くなかった新型コロナウイルスの感染者が、1月
に入り急激に増えてきた。11月下旬ごろから感染者が増え始めてきましたが、1医
療機関あたりの患者数は12月の最終週で5.79人でした。ところが、1月になると
感染が広がるスピードが上がり、直近の1月15~21日は、12.23人になっている。

理由は二つ。一つは、気温がぐっと下がってきたということです。呼吸器の感染
症は、気温が下がると感染が広がる傾向があります。室内に籠もりがちになり、
換気もしないということが要因の一つとして考えられる。もう一つは、ウイルス
がヒトに感染しやすく変異していることが挙げられる。12月に日本で多かったの
は、XBB系統の「EG.5」というタイプでしたが、1月に入ると、BA2.86系統の「
JN.1」が多くなる。1月25日に東京都が公表したデータによると、調査した検体
の55.6%がJN1だ。

JN1はどのような特徴か?
EG.5とJN.1は、感染したりワクチンを接種したりして獲得した免疫から逃れる
傾向にあると言われています。加えてJN.1は、EG.5よりも感染力がやや強いの
ではないかと考えられている。今のところ、重症者が増えたという報告はない。
高熱が出るインフルエンザの方が、症状が重くなる印象。

インフルエンザの感染も心配もあるが?
1医療機関あたりの患者が33.72人だった23年12月の初旬以降、感染者は減ってい
たが、年が明けると増加に転じ、1月15~21日の週は17.72人でした。「A香港型
」として知られるA(H3N2)型に加えて、09年に新型インフルエンザとして流行し
たA(H1N1)型、B型の感染者も目立つようになったことが影響していると考えら
る 学校の冬休みが終わり、授業が始まる。そうした状況もあり、今後も感染者
増え続けると予想される。 via 読売新聞 ヨミウリドクタ- 2024.1.30






釜山港へ帰れ/돌아와요 부산항에
チョー・ヨンピル 1972.02


今夜の寸評 :フリンジンに立つも、夢をあきらめない。



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新成長経済理論考 ㉓

2023年12月25日 | 環境リスク本位制




彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと伝えら
れる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。(戦国時代の軍団編成
の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編のこと)の兜(かぶと)を合体さ
せたせて生まれたキャラクタ。 


「燦ぱれす」が、世界に誇れる「図書館」に生まれ変わる


  ニコラエ堂この夜揺りかえへり鳴る鐘の大きあり小さきあり大きあり 
                             北原白秋               
           
         老いを知るテレビだけだわクリスマス
                           


食道胃腸が銚子悪い上、降雪対策に夜中2時に凍結防止剤(エンカル)撒き、賀
状作成が加わり、最新情報考察などなどで、鬱状態で落ち込む(これは初めての
経験)と散々な上で売薬の購入費は鰻登。クリスマス・イブはプチケーキでクリ
スマス(降誕祭)だけで、テレビの「M1」を流れ鑑賞とその光景を俳句を詠む。           

【今日の言葉】
  神の愛われらに顯れたり。神はその生み給へる獨子を世に遣し、我等をして
  彼によりて生命を得しめ給ふに因る       
                        ヨハネ第1書4章9節

  
  

MagSafe対応 アウトカメラ用 自撮りワイドミラー
自撮にうってつけの商品が商品が販売されていることを知る。

これをみたわけではなく、『自撮専用ドローン』があったら、アウトドアー派の
必需品として大きな事業になると調査に今朝思い立つ。ところが、これも既に販
売売されている。「デジタル革命渦」と感心する。



もともと、企画・開発畑なので(いや、生産技術、環境技術、数理工学、プラン
ト建設、気象学などオールラウンド・プレーヤでもあったが、「特許や科学」で
の新規な成果は、発想した時には世界では同じことを考えているのは三人はいる
というのが持論。まして、ラインの最前線にいれは、特許やノーベル賞の受賞な
どはは埒外(J.P.サルトルではないが「現場」の問題解決が最優先、特許・論文
による受賞はレス・ダン・セカンド・プライオリティ)。というわけで、ここで
は特許検索は取りやめた)。


Anytime Anywhere ¥1/kWh era
新成長経済理論考 ㉓

これまで、全固体型リチウム電池の負極・正極の高付加価値技術の特許調査を行
ってきた。今回は長寿命化・大容量化技術を考察。

開2023-114248 固体イオン伝導体、固体電解質、正極電極材料およびナトリ
ムイオン固体二次電池
【概要】
現在主流の二次電池としては、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池
が挙げられる。前者は、比較的希少なリチウムを主材料として用いており、需要
がさらに拡大したときの原料供給の問題が懸念され、またコストの問題も指摘さ
れている。後者は、充電エネルギー密度が比較的少なく、メモリ効果があり、繰
り返し使用回数も少ないという問題がある。 このような状況から、資源が豊富
で原料供給の問題が少なく、低コスト化が見込めて、さらにリチウムイオン二次
電池の技術的知見を反映させることができる二次電池として、ナトリウムイオン
二次電池が次世代の電池として脚光を浴びている。取り扱いや液漏れの懸念およ
びその対策などの問題を回避できる固体電解質を用いることが嘱望されている。
ナトリウムイオン二次電池の固体電解質としては、高いイオン伝導率、優れた充
放電特性および熱に対する高い安定性が求められている。

下図1のごとく、組成式がNa5-2xAl1-x、Na5-2xAl1-x
およびNa5-2xIn1-xSb、0.375≦x≦0.625)か
らなる群より選ばれる少なくとも1種類以上からなる化合物結晶を含む。イオン
伝導率、充放電安定性および熱力学安定性に優れる固体電解質用リチウム化合物
を提供することである。


図1 第1の化合物の構造を示す構造図
【符号の説明】
1:集電極(負電極) 2:負極活物質層 3:固体電解質 4:正極活物質層
5:集電極(正電極) 11:Na 12:Al(Mサイト) 13:V(Mサイ
ト) 14:S 21:Na 22:Al(Mサイト) 23:Ta(Mサイト)
24:S 31:Na 32:In(Mサイト) 33:Sb(Mサイト) 34:
S 101:ナトリウムイオン二次電池

【発明の効果】
イオン伝導率が高く、熱力学安定性に優れる二次電池用固体電解質に好適な固体
イオン伝導体化合物が提供される。 また、その化合物を用いて、イオン伝導率、
充電安定性に優れたナトリウムイオン二次電池用固体電解質およびナトリウムイ
オン固体二次電池が提供されるハイブリッドおよび電気自動車、高機能住宅、ス
マートフォンなどの携帯端末などスマート社会では大電流対応でかつ取り扱いの
容易な二次電池が強く求められているので、本発明は、パーソナル用途を含めた
産業や社会の発展に寄与するものと考える。
※次回は二次電池以外の「再エネ」「脱カーボン」「メタネーション」」の最前
線科学工学技術を考察する。

低炭素水素の世界生産量,2040年1億4,800万トン
株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、水素製造技術および関
連部材の世界市場を調査し、主要国・地域の水素関連政策、ならびに参入企業・
研究機関の開発動向を明らかにした。ここでは、低炭素水素の世界生産量予測の
要点をまとめる。


日本では、2023年6月に水素基本戦略が改訂(改訂水素基本戦略)。改訂水素基本
戦略は、2050年を見据えた「製造」「輸送・貯蔵」「利用」の各領域の革新的な
研究開発に当たり、大学・国立研究開発法人等から企業等への研究成果の橋渡し
や、社会実装に向けて関係府省庁が一体となって取り組む。
「製造」の領域においては、
①高効率・高耐久・低コストな水電解技術、
②高温ガス炉等の高温熱源やメタンの熱分解、
③光触媒などを活用した水素製造技術、
という3つの技術を掲げる。
※、日本では、水素供給コストを2050年に20円/Nm3 (ノルマルリューベ)程度以
下、水素導入量を2050年に2,000万t/年程度とすることが目標に掲げられている。
改訂水素基本戦略においては、2030年までに国内外における日本関連企業(部素
材メーカーを含む)の水電解装置の導入目標を15GW程度と設定し、水素製造技術
の基盤確立を図ることとした。その実現に向けては、水電解装置及び部素材の製
造能力増強についても、政府による支援を検討していくことが示された。水素・
アンモニアの大規模なサプライチェーン構築に向けた官民による投資金額は、15
年で15兆円を越える。日本は電力コストが高いためこれへの政策パワーの注力の
是非が問題と展望されているが、わたし(たち)は実現できると確信している。



「生物多様性」とは何か?
つまり、動物、植物、微生物などすべての生物の間に多様性があり、バランスを
保たれていると言う。近年、その保全に関する取り組みやルールメイキングが活
発化。なぜ、企業が生物多様性保全に取り組むのか考える。気候変動に次ぐ世界
的なトレンド。2022年12月の国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で、
「生物多様性」の損失を食い止め、回復軌道に乗せる「ネイチャーポジティブ」
の考え方を盛り込んだ「昆明・モントリオール生物多様性条約」が採択。 2030年
までに世界の陸と海のそれぞれ30%以上を保全地域にする「30by30」などの行動
目標が定められている。
2023年9月には動植物や森林、土壌、水など自然資本に関する事業リスクや機会の
情報開示枠組みである「TNFD(自然関連財務情報タスクフオース)の第一版
も発表された。日本国内では、2023年3月に「生物多楡既国家戦略」を11年ぶりに
改定し、政策に盛り込んでいる。環境省の「脱炭素先行地域」の第4回の募集では
生物多諭旨保全の取り組みに関する項目を新設。企業も生物多様性保全ヘの姿勢
や取り組みを次々と表明するなど、国内外で動きが活発化しているという。

図 世界経済の自然への依存規模
(出典:アクセンチュア「生物多様性ビジネスー危機的現状とビジネスの可能性-」)

44兆ドルが自然資本に依存
世界経済フォーラム(WEF)が2020年1月に発表した「Nature Risk Rising」当する44兆
ドル(約4700兆円)の経済価値は、自然に中~高程度依存しており、農林水産業
などの第一次産業だけでなく、第二・第三次産業など、産業全体が自然の恩恵を
受ける一方で現在、生物多諭旨は非常に脅かされており、WEFの「グローバル
リスク報告書」の 2023年版では、今後10年間の深刻なグローバルリスクの4位に
「生物多様性の喪失や生態系の崩壊」がランクイン。国内では、勣植物の30%が絶
滅の危機に瀕る。
※参考:交換レートは当時(108.6円/$)➲現在(142.2円/$)では、6,248兆円
となる。

生物多様性損失でビジネスは立ち行かなくなる
「生物多様性」に取り組まなければ今後、企業として生き残っていくことは厳し
くなるという。その根拠は、気候変動と同様に、取り組まないことがリスクに直
結する。それは(1)「44兆ドルが自然資本から生み出されているから」という
だけでなく、(2)消費者の意識や需要、規制、ビジネスの在り方までが今後大
きく変わるため、それについていくことができないと収益を上げることは難しく
直接関係する第一次産業だけでなく、すべての企業に連携する。要注意は、多く
の専門家が口をそろえ、社会貢献や規制対応などのリスクヘッジではなく、「
物多様性という文脈の中でどうピジネスをして、価値を生み出していくか
」であり
具体的な取り組みはまだスタートしたばかりなので、先行事例に対し、アンテナを
張って置いていかれないことが重要と指摘する。

表1.自然・生物多様性の損失をもたらす5つの要因

・WEFrNature Risk Risin9: Why the Crisis Engulfing Nature Matters for Business and the
 Economy」を
基に作成
・via 環境ビジネス 2024.win 
-


自然関連リスクに対するリスク管理アプローチの開発
TCFD フレームワークは、リスク開示を超えて、気候リスクと機会を効果的なリス
ク管理、企業戦略、監視に組み込むための構造を提供するように設計された。 自
然関連のリスクと機会は、同じコアとなる TCFD 要素に基づいて管理できる。ガ
バナンスと戦略: 自然の資産やサービスに大きく関与している企業は、事業全体
にわたる自然の損失から生じるリスクを特定し、管理するための明確なガバナン
ス構造を確実に整備したいと考えている。これには、事業部門から経営陣 (およ
び取締役会) へ上向きのコミュニケーションを行うプロセスの定義と、これを行
う必要がある頻度の指定が含まれる。企業はまた、短期、中期、長期にわたる自
然ベースのリスクの影響と予想される進化を理解し、この理解を積極的に活用し
て事業計画や戦略を伝える必要がある。
WEFrNature Risk Risin9: 自然を巻き込んだ危機がビジネスと経済社会にとって
 なぜ重要なのか World Economic Forum

表2.生物多様性損失によるビジネスリスク

The TNFD Nature-related Risk &Opportunity Management and Disclosure Framework
Beta v0.1
およびアクセンチュア「生物多様性ビジネスー危機的現状とビジネスの
可能性-」を基に作成
---------------------------------------


【ウイルス解体新書 178
第4章 ポスト新型コロナウイルス感染症対策
第1節 新薬開発と後遺症対策
1-3 
コロナ感染、心不全のリスク高まる可能性
SARS-CoV-2の持続感染は心不全リスクを高める可能性
12月23日,理化学研究所などの研究チームは、新型コロナウイルスに感染後、目

立った心疾患を発症しなくても心臓が持続的にウイルスに感染し、心不全のリス
クが高まる可能性があるとの研究成果を発表した。近い将来、心不全の患者が急
増する可能性を指摘し、対策の必要性を訴えている。

【概要】 理化学研究所(理研)生命機能科学研究センタ、京都大学らの共同研究
 チームは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の持続的な感染が心不全のリスク
を高める可能性があることを、ヒトiPS細胞を用いた実験で明らかにし。 本研究
成果は、これまでほとんど報告のないヒト心臓組織に対するSARS-CoV-2の持続感
染の影響を示したものであり、「ポストコロナ」においてパンデミック[3]が危惧
される心不全(SARS-CoV-2心筋症)の発症・進行メカニズムの解明や、治療法の
開発に貢献する。


図.心不全パンデミックを実験的に検証する生体模倣モデル「SARS-CoV-2持続
  感染モデル」



図1 心臓マイクロ組織(CMT)の全体像および血管網様構造の免疫染色図
CMTの全体像(左)および血管内皮細胞マーカー(緑色:CD31)と心筋細胞マーカ
ー(赤色:cTnT)に対する抗体を用いた免疫蛍光染色像(右)。青色は細胞核。
CMTでは、実際の心臓のような血管網様構造が再現されている。スケールバーは左
が1cm、右は200μm。

COVID-19の症状には、無症状から重症まで広い幅があり、CMTにSARS-CoV-2をさま
ざまな力価[9]で感染させて影響を調べ、感染後7日目までに全ての例で心機能(組
織の収縮力)の低下が見られた。その後、低力価群では4週間後に心機能が回復傾
向を示したが、高力価群では回復することなく収縮力は低下したまま(図2)。
この高力価での感染モデルは、COVID-19の臨床症状の一つである重篤な急性心疾患
を反映している可能性がある一方、低力価での感染がCMTに与える影響を詳しく調
べたところ、心筋細胞にSARS-CoV-2由来のスパイクタンパク質](Sタンパク質)
の局在が認められましたが、心筋細胞のアポトーシス]はSARS-CoV-2に感染してい
ない組織と同レベルであり、心筋細胞の構造も維持されていたが、組織外に放出
されたSARS-CoV-2の力価を測定すると、4週間後も感染直後のウイルス力価と同等
の力価を示したことから、CMTに持続感染しているSARS-CoV-2は増殖能を保持してい
ることが示唆された。これらの結果は、SARS-CoV-2は軽度の感染であれば、機能
障害を引き起こすことなく心筋組織に持続感染できることを示す。すなわち、SARS
-CoV-2感染が持続しながらも心不全を発症せず、表面的には心機能が維持されて
いる患者群が存在している可能性がある。

【成果】本研究成果は、これまでほとんど報告のないヒト心臓組織に対するSARS
-CoV-2の持続感染の影響を示したものであり、「ポストコロナ」においてパンデ
ミックが危惧される心不全(SARS-CoV-2心筋症)の発症・進行メカニズムの解明
や、治療法の開発に貢献できる。

新型コロナウイルス感染症の重篤化には、免疫系の異常であるサイトカインスト
が関与していると考えられるが、今回のSARS-CoV-2持続感染モデルでは、低
酸素ストレスによってもサイトカインストームを引き起こすサイトカインの上昇
は観察されなかったため、SARS-CoV-2心筋症はサイトカインストームとは独立に
生じている可能性がある。
一方で本モデルではサイトカインに反応する免疫細胞そのものは含まれないため、
心臓以外の他臓器が関与する感染メカニズムが十分に再現できていない課題が残
されていない。現在、オルガノイド研究分野では複数の臓器間相互作用まで考慮し
たモデル臓器の開発が進んでおり、将来的にこれらの研究成果を今回の持続感染
モデルに反映させることで、実際のヒト体内で起こっている現象をより忠実に再
現できるようになる。


図2 SARS-COV-2感染後心機能の経時変化 CMTにSARS-COV-2を異なる力価で感染さ
せた後、動画解析ツール(MUSCLEMOTION)により算出された1分間当たりの脈動
指数の平均値で心機能の経時変化を比較した。非感染群は青(n=4)、低力価SARS-C
OV-2感染はオレンジ(n=5)、中力価SARS-COV-2感染は緑(n=3)、高力価SARS-
COV-2感染は破線(n=3)で示した。28日後の比較では、低力価感染群と非感染群
の心機能に統計的な差はないと推定できる。なお、非感染群で見られた脈動指数
の低下は、対照実験においても感染実験と同等の操作(SARS-COV-2を含まない試
薬の添加など)を行った影響によるものと考えられる。

図3 低酸素ストレス処理前後の心機能の変化
持続感染モデルおよび非感染のCMTを、18時間低酸素処理もしくは対照処理(通常
酸素濃度)し、それに続く48時間にわたって再灌流処理を行ったときの心機能の
経時的変化。心機能は動画解析ツール(MUSCLEMOTION)により算出された1分間当
たりの脈動指数の平均値で比較した。非感染群は青、低力価SARS-COV-2感染はオ
レンジ、低酸素ストレスありは実線、低酸素ストレスなしは破線で示した。(各n
=6)。非感染群は低酸素ストレスを受けると拍動数が上昇し収縮機能の回復が見
られたが、持続感染モデルは低酸素ストレス後の心機能回復を示さなかった。


低力価で感染したCMTを「SARS-CoV-2持続感染モデル」と見なし、「持続感染の確
立した患者は心不全の限界リスクにあり、追加の心臓ストレスによって日和見的
に心機能障害、最終的には心不全を発症する可能性がある」という仮説を実験的
に検証した。追加の心臓ストレスの例としては、臨床的には虚血などにより心臓
が一時的な低酸素状態にさらされることが考えられます。虚血性心疾患を模倣した
低酸素ストレスに正常なCMTをさらすと、一定期間後に拍動数が上昇し収縮機能の
回復が見られるが、持続感染モデルでは、拍動数の上昇および収縮機能の回復は
認められなかった(図3)。また、低酸素ストレスによって心筋細胞におけるACE2
の発現およびSARS-CoV-2スパイクタンパク質と心筋細胞の共局在が促進していた
ことから、細胞内においてSARS-CoV-2の再活性化が起こっていることが示唆され
た。
さらに特筆すべきは、非感染CMTでは低酸素ストレス後でも血管網様構造が維持さ
れているのに対し、持続感染モデルでは低酸素ストレス後に血管網様構造が全体
的に分断されていた(図4)。低酸素ストレス後に再活性化したSARS-COV-2は近隣
の内皮細胞へ感染を広げ、血管網様構造の維持を困難にした可能性が考えられる。
これらの結果は、SARS-CoV-2の持続感染下にある心臓組織が追加の低酸素ストレ
スを受けた場合、SARS-CoV-2の細胞内再活性化が起こり、心機能低下および血管
網の損傷を招く可能性があることを示す。


図4 低酸素ストレス処理前後での血管網様構造の様子
持続感染モデルおよび非感染のCMTを、18時間低酸素処理し、続いて48時間再灌流
処理を行ったときの血管網様構造を示す蛍光免疫染色像。血管内皮細胞マーカー(
緑色:CD31)で示される血管網様構造が、低酸素ストレス後の持続感染モデルで
は消失していることが分かる(右下)。細胞核(青色:DAPI)。スケールバーは5
00μm。
【掲載論文】
・Kozue Murata, Akiko Makino, Keizo Tomonaga*, Hidetoshi Masumoto*(*責任著者),
・"Predicted risk of heart failure pandemic due to persistent SARS-CoV-2 infection using a
three-dimensional cardiac model",
・iScience,
・10.1016/j.isci.2023.108641

                                  以上
1-4 中国で流行の〝歩く肺  年末年始控え国内でも警戒



中国などで流行する呼吸器感染症「マイコプラズマ肺炎」への警戒が高まってい
る。比較的軽症で済む人が多く〝歩く肺炎〟とも呼ばれるが、しつこい咳が特徴
で、重症化することも。中国では薬が効きにくい「薬剤耐性」の問題が指摘され
ており、国内でも抗生剤不足が影を落とす。人の往来が活発化する年末年始を控え
医療現場からは不安の声が挙がっている。(2023.12.23 産経新聞)

マイコプラズマ肺炎は主に飛沫(ひまつ)や接触で広がるとされ、発熱、咳、倦
怠(けんたい)感など風邪に似た症状を引き起こす。国内では患者の約8割が
14歳以下とされるが、大人の感染報告もある。
近年は全国的流行は起きていない。 こうした中、中国では今冬、北部を中心に
インフルエンザやマイコプラズマ肺炎などが複合的に流行し、小児科に患者が殺
到。韓国などでもマイコプラズマ肺炎の感染拡大が伝えられる。 新型コロナウイ
ルス禍の感染防止対策により季節性の病原体から遠ざかってきたことで、多くの
人は抵抗力が下がった状態にあると指摘(小児科医の高橋謙造帝京大大学院教授)・
こうした〝免疫負債〟を抱えた国内に病原菌が持ち込まれれば「感染拡大につな
がる恐れがある)。

徴候:マイコプラズマ肺炎は感染しても比較的軽い症状で済み、その人が持つ免
疫力で自然治癒することも多い。そのため、感染に気づかず出歩き、周囲にうつ
してしまう恐れがある。患者による菌の排出期間は1カ月~1カ月半ほどと長い
という。やっかいなのは、この病原菌が気道の粘膜上皮を痛める性質を持つこと
だといい、発熱などの症状が治まっても咳が続く患者が目立つ。人によっては激
しい咳に変わり、ぜんそくのような「ゼイゼイ」「ヒューヒュー」といった異常
な呼吸音を伴うまでに悪化してしまうこともある。肺機能の低下に見舞われた患
者の報告もある。

ワクチンはなく、治療にはマクロライド系抗生剤などが使われるが、気になる情
報もある。 国立感染症研究所によると、中国はマクロライド系抗生剤への耐性率
が高いことで知られる。今年報告されているマイコプラズマ肺炎の原因となる細
菌も遺伝子変異により、一定の「薬剤耐性」を持つ可能性が指摘されているとい
う。 中国では以前から抗生剤の過剰使用が懸念されており、マイコプラズマ肺炎
で入院が必要な子供が増えている背景には、抗生剤が効きにくいという深刻な問
題が潜んでいる恐れもある一方で、日本では、医薬品の供給不足が深「マクロラ
イド系抗生剤は入手が難しい状況。今まさに患者が増えている溶連菌感染症に用
いるペニシリン系の抗生剤なども手に入りにくい」と高橋氏。別の種類の薬を処
方して様子をみるしかないが、完全には治りにくく、症状がぶり返すケースもあ
るなど、対応に苦慮する。今のままでは、マイコプラズマ肺炎の患者が治療を希
望しても、『適切な薬を出せない』といったことが起こりかねない。手洗いや咳
症状がある人はマスクをするなど、基本的な感染対策を心がけてほしい」と呼び
かけている。





水曜日のカンパネラ 2023.10.18  
ケンモチヒデフミ - 作曲・編曲 詩羽(うたは) 主演・歌唱 
Dir.F(ディレクター・エフ) : マネージャー兼ディレクター


※日本の音楽ユニット。2012年結成、YouTubeでデビュー。略称は「水カン」。
2021年9月に初代ボーカルのコムアイが脱退し、2代目ボーカルの詩羽が加入。

 今夜の寸評: 「ラスト・ディケイドを 全力疾走 !」を新年の挨拶として
         本日、年賀状を投函。

 

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