娑婆駄馬に日車牽きて駆けめぐり 息絶え絶えにみる一人静
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『勿忘草をまだ見ぬ恋人に』でバタユイの「普遍経済学」の堀
尾暁子の解釈を引用し、‘富の源泉は太陽エネルギー’という
命題を得た。これは世界中の神話の太陽神を辿ることでなるほ
どと感得する(触発されるという意味)。中国の神話で「義和」
「火烏(かう)」がある。「義和」とは中国古代の地理書「山
海経」に記載のある太陽の母神。東海の海の外、甘水のほとり
に義和の国があり、そこに生える世界樹・扶桑の下に住む女神
である義和は、子である「十の太陽たち」を世話している。天
を巡ってきてくたびれた太陽を洗っては扶桑の枝にかけて干し、
輝きを蘇らせるという。烏は、中国に伝わる伝説の鳥。 三本
の足をもった烏ともされ、その場合は三足烏(さんそくう)と
呼ばれ、太古の中国では、空に太陽が十個存在し、地上には旱
魃が続いていた。 英雄・羿(げい)が太陽を減らそうと一個
を残して九個射抜いた所、射抜いた太陽全部が火烏になって地
上に落ちたと言われる。
弓弦羽神社の八咫烏
火烏は日本神話にも八咫烏としてある。
『新撰姓氏録』では、八咫烏はカミムスビの曾孫である賀茂建
角身命(かもたけつのみのみこと)の化身であり、その後鴨県
主(かものあがたぬし)の祖となったとする。奈良県宇陀市市
榛原区の八咫烏神社は賀茂建角身命を祭神としている。咫(あ
た)は長さの単位。親指と人差指を広げた長さ(約18cm)のこ
とで、ここでいう八咫は単に「大きい」という意味であるとい
う。蛇足だが「三本足」はいくつか言われており、「宇井」「
鈴木」「榎本」という熊野地方で勢力を誇った熊野三党を表す
という説、熊野本宮大社の主祭神の家津美御子大神(けつみみ
このおおかみ)の御神徳「智」「仁」「勇」の三徳という説が
あり、また、「天」「地」「人」を表すとも言われる。このよ
うに世界には太陽神が溢れている。
馬に引かれる日車の像
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建物一体型
「太陽光エネルギー発電」は半導体技術の進化の原動力であっ
た(過去形で語るほど脚光を浴びている)。6大再生可能エネ
ルギーとは、①風力発電、②太陽光、③太陽熱、④地熱、⑤バ
イオマス、⑥マイクロ水力。因みに再生可能エネルギーの新技
術とは①電気自動車、②スマートグリッド、③大型リチウムイ
オン電池をさす。この中で最も実用性、即効性が期待されるの
が「太陽光エネルギー変換技術」である。
屋根型
溢れる太陽神は、溢れるエネルギーの贈与主で太陽系ではこの
地球以外の惑星では「奢侈」、「蕩尽」は現れない。その意味
では、「エネルギー問題」は解決されているのである。
パーキングメータ利用型
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フィードインタリフ(FIT:固定価格買い取り制度)の 発明は
欧州をトップの座に押し上げた。環境省の試算では2030年まで、
79GWp(ギガワットピーク)の導入費が累計で25兆円、便益効
果費が60兆円、雇用創出(≒労働力シフト)は70万人。いわば
ソーラーパネル・フィルム・ワイヤード産業(SPFWI)には 不
況とい言葉はない状況が到来しているのだ。
正四角錐
正四角錐の屋根型を考えてみよう。平面置きでの受光面積は、
A=ab、ここで、a = b 、そして h = 2a とするとA = a^2 となり、
側面積 S = {a(a^2+4(h/2)^2)^1/2}×2 = 2^0.5a となり、平面の
1.41倍の面積となる。また、正四角錐台で上辺を c = 2a とする
と1.92 倍となる。ところで、太陽光の入射面の南側を100% の
パワーだとすると、北面は63%、東面は83%、西面は83%となる。
また、平均日照時間及び時間帯による放射光、直射光により特
性変化し出力変換率が変化する。シリコン系の太陽電池は反射
率や遮光率が高く問題となる。このため微結晶化、微粒子化(
⇒有機、複合系太陽電池が優位な特性)の研究開発が推進され
ている。
【おまけ】有機な照明時代の幕開け
有機EL照明の市場予測。各調査機関の予測データをまとめたもの
(大久保聡,野澤哲生,「新概念の電子デバイスを創造するプリンタブル・エレクトロニクス」,『有機エレクト
ロニクス2010-2015』,p.70より)
ここまで、書き綴りはたと思いいたる。短歌の創作が遅れてし
まった。 ヒトリシズカ(一人静、学名: Chloranthus japonicus
)は、センリョウ科 チャラン属の多年草。北海道、本州、四
国、九州に分布し、山地の林内、林縁に自生する。高さは10~
30cm。葉は4枚が輪生状に付き光沢があり、縁には鋸歯がある。
花期は4~5月で、茎の先に一本の穂状花序を出し、ブラシ状の
小さな白い花をつける。一本で生えるのは稀で、普通群生する。
名称の由来はこの花の可憐さを愛でて静御前になぞらえたもの。
近縁種のフタリシズカが花穂を二本以上出すのと対比させた。
山野に咲く「ヒトリシズカ」。花言葉は「隠された美」
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