極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

時には色眼鏡を外して

2013年08月28日 | 時事書評

 

 


 




【グリーンヘッド : ホケットチェーンソー】

 

小さなチェーンソーを保つ - あなたのポケットに!
 
この小さなチェーンソーは目新しくはないという。1830年頃から出回っていたという。ポケットにしま
っておけるチェーンソーだから定例の川沿い道路の雑木の枝払いに使えそうだ。この
ポケットチェーンソー
は、スズに丸まっています。 70センチメートルのチェーンを展開すると即座に、高強度、熱処理され
たスチールリンクと歯に夢中になるに違いない。指をループ状のフックに入れ引っ張っぱれば軽い作業
はそれだけでOK。また、太い樹木の場合は、このフックに付属のハンドルを繋ぎカットすればいいの
だという。くれぐれも切るものを間違えないで下さい!
 

 

 

  

 

ゴム材料は、絶縁性と柔軟性から、電子部品、自動車、建築物の保護材、シーリング材、防振材として
幅広く使用されている。ゴム製品の用途拡大や機能向上を図るには、精緻な表面加工技術(NEO-CON)
の開発が肝。しかしゴムは柔らかいため、加工中の弾性ひずみや加工後のクリープによりナノメートル、
マイクロメートル単位での高精緻な表面加工を必要とし、そのためさまざまなゴム材料に適用でき、量
産に適したゴムの表面加工ができれば、密着性、撥水性、光学特性といった構造により発現する機能を
ゴムに付加することができり、新たなゴム製造加工事業・市場が開発できる。

スーパーグロース法とは、産総研で2004年に開発された、カーボンナノチューブ(CNT)の新しい合成技
術。通常のCNT合成雰囲気に極微量(ppmオーダー)の水分を添加することで、通常は数秒の触媒寿
命が
数十分にもなり、極微量の触媒から、従来の3,000倍の時間効率で、大量の単層カーボンナノチュー

(SWCNT)を合成することができるが、このスーパーグロース法で合成した単層CNTが他の単層CNTに比べ
て大比表面積であり、長尺でアスペクト比が高いという特徴を生かして、さまざまな用途開発を進めて
いた。例えば、-196℃から1000℃までゴムのような粘弾性を示す単層CNTや、チタン並みの熱伝導率を
もつ単層CNT/炭素繊維/ゴム複合材料を開発していである。

 

スーパーグロース法で作製した単層CNTはその高いアスペクト比から、溶液中で分散させると、広範囲
にわたるネットワークを形成する。この分散液を用いて単層CNTをゴムと複合化すると、ゴムの中に単
層CNTのネットワークを含んだ複合材料ができる。単層CNTのネットワーク構造はゴムのような柔軟性を
示すため、この複合材料をプレス成形加工するとゴムばかりでなく単層CNTも金型形状に合わせて自在
に変形すると予想されていた。また単層CNTのネットワークによって形状維持性を持つことも考えられ
たため、この単層CNT/ゴム複合材料を用いた寸法精度の高いゴム加工技術を開発したという。

それによると、ゴム材料としてフッ素ゴムを用い、下図に単層CNT/ゴム複合材料作製とプレス成形加工
のフロー図→まず有機溶媒に分散させた単層CNTと、同じく有機溶媒に溶かしたフッ素ゴムを混合して、
CNTゴムペーストを作製→溶媒を乾燥させてプレス成形加工に用いる膜状の単層CNT/ゴム複合材料を作製。
高精緻な表面加工のため複合材料の作製工程でCNTに吸着した水分をできるだけ除去することが肝となる。
このため真空乾燥で表面に吸着した水分を予め除去したCNTを用いて、不活性ガス雰囲気下で有機溶媒に
分散させ、これにより成形加工時の加熱による気泡発生を防止でたという。

 

今回開発した手法は、フッ素ゴム以外にも、ニトリルゴム、アクリルゴムといったフッ素ゴムよりも柔
らかいゴム材
料でも同様の効果があった。この技術を用いることで、例えば、ゴム表面の精密加工によ
り密着性・濡れ性・光
学特性のような、表面構造により発現する特性制御を利用したゴムの高機能化が
可能になる。なお、今回開発
した技術は特許出願済みである(特願2013-085982「カーボンナノチューブ
含有エラストマー構造体及びその製造方法」
)。そんなことを背景として、後10年でエネルギー問題を
解決させてみよう!

【甘くなるリンゴ】

温暖化は、この夏の洪水(深層崩壊)や干ばつ(山火事)だけでなく、農作物にも様々な影響を及ぼし
ており、温暖化に伴い穀物の収量などがすでに増減し始めていることが世界各国から報告されている。
消費者の関心の高い、青果物の食味に対する影響は明らかにされていなかったという。特にリンゴでは
温暖化の進行による着色不良や高温障害の多発による収量低下が指摘されていたが、味への影響は不明
であったが、農研機構果樹研究所は長野県果樹試験場および青森県産業技術センターりんご研究所と共同
で、過去30~40年にわたるリンゴの品質データを分析し、温暖化に伴ってリンゴの食味が変化している
ことを明らかにし。酸含量は徐々に減る一方、糖含量はやや増加しており、その結果、リンゴが甘く感
じられるようになってきているという。これまで、温暖化が原因で作物の収量や収穫日が変化している
ことは知られていたが、青果物の味が変化している知見が示されたのは世界初だとか。

 

このような変化が起きた原因は、春先の温度上昇で発芽や開花が早期化し、果実の生育期間が長くなる
傾向にあることと、果実の成熟期の温度が高くなり酸含量の減少が進みやすくなることにあるというが
環境エネルギー逓増によるで果実反応を律速するというこなのだが、
この成果は温暖化の下でも食味の
良い高品質な果実を生産できる新しい温暖化適応技術の開発につながるとこの研究はそう結んでいる。

なお、この研究成果は、8月15日に英国の科学誌「Scientific Reports」に掲載された。

そうか、温暖化と農作物を商品化する技術あるいは事業というのか!?これは面白い。これも残件課題
としておこう。

さて、昨夜からマイピーシーが絶不調となり、慌てて、ソニーのサービスコールセンターに連絡し、修
理搬送とバイオノートの後続機器の購入の腹をくくる。まもなくして、ソニーから電話連絡があるも、
リカバーリー作業で回復させたのでそのことをレプライし、マウス、パッドの突発的な機能不全の原因
に回路の帯電が考えられるので、ノートパソコンを一時的にシャットダウンし放電することで回避でき
るかもしれないということを聞かされ、なるほどそういうこともあるのかと関心し、やはり専門家と話
しするのも大切なのだと、問題を抱え込む性癖を大いに反省する。蓋し、思いこみはいけない。ときに
は、色眼鏡をかけていないか自己点検するのも必要だったとこれまた反省。そういえば、思想家の巨人・
吉本孝明の「人間はタブーをつくりたがる」との言葉が頭を過ぎったが、こうして今夜もなんとかペー
ジ更新、ブログ掲載できた。捨てたもんじゃないなぁ~~~っと!?



 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする