極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

ピンチに殻を剥く。

2011年12月22日 | 時事書評





【北朝鮮政策】


一昨日だったか「極東アジア経済構想」にブログでちょっと触れたの
だが「旧体制崩壊」→「経済援助」→「新体制の経済復興」→「南北
統一支援」→「日中朝露共同経済圏構築」の基本骨子を数年前に描い
てたのでいっちょ噛みした。まず、韓国のGDPの半分(およそ百兆円)
の数年分を統一復興支援として準備する。5年分として5百兆円程度
の「極東アジア朝鮮半島地域振興債」として発行し対応し(実質は日
韓中三国政府が引き受けるしかないのだろうが)、日本側の拠点本部
を大阪におくという目論見だ。たぶんこんなことを考えていたのは三
人までだと密かに思っていたのだが、これが実現できれば、まぁ、大
変な特需になることは間違いない。
 



【原発バブルの終息】

確かに、北朝鮮で混乱が起きれば、不慮の事態が生じて周辺国で大混
乱になるかもしれないが、日本国内でもそれ以上の事態も起こりうる
のが福島第一原発事故で、地震災害が二百倍も起きうる地勢になにを
とち狂ったのか知れないが欠陥システムを建設し続けてきた原発バブ
ルにも終息の兆しもあるが(「高速増殖炉もんじゅ予算削減へ」)、
政府と東電が21日示した福島第1原発の廃炉工程表にはいくつもの「
世界初」の難問が待ち受けている。東電が廃炉に伴う資金の調達の行
方もさることながら、最初の難問が待ち受けているのが、廃炉完了ま
で最長で40年と長い作業中で、燃料の取り出しは、放射線の遮蔽と冷
却の必要があるため格納容器の損傷場所を補修し、容器内を水で満た
しておかなければならないが、漏洩箇所の特定は困難を極め、その作
業は極めて危険なため遠隔ロボットの投入は必至。なんだったら現場
作業者の終身保障を前提に就労する体制も必要だ。また、東電の再建
も急がねばならない。実に初体験づくしとなろう。しかし、電力の送
電分離制度の社会実験に挑戦できるし、福島原発事故の経験による原
発システム技術の再構築作業につなげることもでき、考えようによれ
ばビック・チャンスともなる。“転んだら起きなはれ”の松下幸之助
の言葉もあるではないか。





【ゆで卵の殻を剥く】

そんなことを考えながら、昼抜きで小腹がすいたのでゆで卵を1個食
べよう例のエッグボイラー(『エッグボイラーとデジタルな夜』)で
湯沸かし保温器で湯を入れ、五百ワットで5分加熱し食べることに。
殻を剥きが面倒なので、いろいろ考えたあげく、殻剥き器をネット検
索すると、パール金属の「からむき上手 玉子の殻むき器 C-3520」が
あったの早速通販で発注。原理は至って簡単だ。「ためしてガッテン」
でも放送していたが、卵に内包される二酸化炭素が膨張し、殻にくっ
つき、白身が飛び出し、白身をボソボソにするというのだが、卵の気
室(尻)にヒビを入れれば卵を覆う薄皮にはキズがつかずに、白身が
出ないばかりか、ゆでている間に二酸化炭素を追い出すという戦略で
剥きやすくするのだ。


特開2007-203416

ところで、このアイデアは上図の数字で5の刃を針状に替え固定し、
バネ皿に卵を乗せ上けから下に押しつけることで気室に通じる穴を穿
孔するというもので原価はワンコイン以下でつくることができるもの
だ。これでゆで卵は完璧だ。くれぐれも、湯沸かしジャーのお湯をボ
イラーに入れ加熱することをお忘れなく。




【家政婦のミタ】

朝から「家政婦のミタ」の最終回の視聴率が40%を記録したとの情報
がネット上で踊った。実は最終回だけはフルタイム鑑賞したが、それ
以外は、何というか不気味というか、映画『AI』の哀愁漂う終末観
を感じ好きになれず避けていた。舞台の阿須田家は破滅的な状況と派
遣されてきた三田灯も一旦破滅したした設定で異常なシーンが連続す
ることでサスペンスな映像と一体となり進行していくのが受けたのだ。
テレビドラマ『家政婦は見た』のオマージュとも言われるが、どっこ
い、脚本家の遊川和彦はマルチなオマージュとして構想しているよう
に思えた。これは彼に聞いてみなければわからないが。




きょうは「最高課税率引き上げ」(政府税調)について考えてみたか
ったが、話題がいつものようにてんこ盛りで別の機会に。年の暮れに
ひこにゃんが餅つきというニュースが流れている。微笑ましいことだ。
さぁ、今夜は雪になるかな。

コメント
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