極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

寒い朝のスクワット

2011年12月21日 | 医療健康術

 

 

【腰痛と予防医学】

朝早く起き上がると歯を磨き、パジャマ姿のままクッキングタ
イマを3分間にセットしスクワットに入る。終わると汗が滲む
程度に身体が温まっている。正しくはスクラッチ体操をしクー
ルダウンするのだが、彼女がつくりおいた朝食を食べながら、
テレビスイッチを入れ、マイピーシーを起動。メールを開き、
ホームページ、ブログのアクセスを確認し、服を着替え、テレ
ビを見ながら早速作業に移る。そんな毎朝をこんなふうに続け
ている
。そんな風だから腰痛が直らないので、スクワットを最
近始めた。




これは、予防医学とか個人衛生や健康法とかと呼ばれているも
ので、医療制度改革や高齢者の社会保障費問題と深く関わるも
のだ。そして、これを来年の研究テーマに設定したばかりなの
だ。ただ、問診と個人指導が中心の精神内科など同様で、治療
医学とは異なり、保険の適用にならないため、現在はあまり普
及していないという。



つまり、大量製剤投与しないため、産業資本から敬遠されてい
るわけだがそれは主客転倒で、社会評価基準が可笑しいとしか
思われないが話はそちらではない。スクワットについて調べて
いるとこれはなかなかなものだと思い始めた。1つは手軽にで
きること。2つめは室内で、ダンベルやバーベルを使わなけれ
ば限られたスペースで簡単にできる。3つめは、非常に経済的
なため、冬の省エネにもなる。最後に工夫次第ではバイオレー
ションが広がり高齢者にも有効(柱や手すりを使ったスクワッ
ト)なことがわかる。

ついでに、昼食抜きのダイエットの成果だが、体重はわずかな
がら減量していて目標達成しそうだ。ただし、昼抜きは腹が減
るからいろいろ工夫しているのでその成果の報告はまたの機会
に。冬の省エネとカロリー補給をかねて、「しょうが湯 はち
みつ仕立て」(濃厚タイプ)を愛用している。手軽につくれて
効果抜群だからお勧め商品だ。因みに国産生姜を使用している
とのことだ。




【最大出力 13MW の「扇島太陽光発電所」を運転開始】



川崎市と東京電力は、19日、川崎市臨海部のメガソーラー(大
規模太陽光)発電所「扇島太陽光発電所」の営業運転を開始し
た。本発電所は、本年8月10日に先行して運転を開始している
浮島太陽光発電所とともに、両者が共同で計画を進めてきたメ
ガソーラー発電所で、最大出力は1.3MW。今回の運転開始によ
り、両発電所とあわせた合計出力は2MWで、国内最大級のメガ
ソーラーとなる。

扇島太陽光発電所の年間発電電力量は、一般家庭約3,800軒分
の年間使用電力量に相当する約1,370万kWh、これによるCO2
出量削減効果は年間約5,800tを見込む。東京電力は、ホーム
ページにて、8月の運転開始より浮島太陽光発電所の発電状況
や気温、日射強度等のデータをリアルタイムに公開しているが、
扇島太陽光発電所の運転開始に伴いあわせて公開していくとい
う。

これらは力強い動きとなって行くものと確信しているが「予防
医学」と同様に、来年の課題として「コスト10分の1」具体
的な行動に入り、エネルギー問題議論にとどめを刺したいと思
う。“神々よ御照覧あれ!”(太宰治『走れメロス』)だ。


 【大阪都構想を考える】


 一方、二〇〇九年に発足した民主党政権は、「コンクリー
 トから人へ」をキャフア・フレーズに、大胆な政策変更を
 掲げました。二〇〇九年の総選挙で、国民が民主党に大勝
 させたのは、大胆な政策転換が、日本の経済社会の衰退を
 喰い止めてくれる、と期待したからでしょう。
 しかし、今日までのところ、よい結果が出ていません。民
 主党が掲げた看板政策ともいうべき子育て支援特別手当や
 農家の戸別所得補償、高速道路の無料化などは既に挫折、
 それに充当するはずの財源を、無駄使いの削減によって捻
 出することも全く進んでいません。
 その結果は前述のような財政赤字の拡大と大増税、国有財
 産の売却です。要するに、自由民主党政権も民主党政権も
 日本の経済社会の活性化には成功しなかったのです。日本
 の現実は、政権担当者を替える政権交代や、財政支出の対
 象をいじくる政策の変更などでは済まない深みに立ち至っ
 ているのです。
 私が、日本の現状を、敢えて「第三の敗戦」と呼ぶのは、
 このことをはっきりと示したいからです。

            -中 略-
 
 それでも、戦後の復興は素早いものがありました。伝統的
 な繊維や雑貨からはじまり、電化製品、造船、建設などの
 分野では全国をりIドしました。そしてその間に、次々と
 新産業、新業態を開発したのです。
 その中にはスーパーマーケット、プレハブ住宅、カラオケ、
 アルバイト・サロン、チェーン・バー、消費者金融、コン
 ビニエンスストア、回転寿司(仙台という説もある)など
 戦後文明をりIドした業種業態が沢山あります。一九八〇
 年頃の研究調査では、「戦後生れた新産業、新業態七十余
 種のうち五十七は大阪を中心とする関西から育った」との
 報告もあります。

           -中 略- 

 しかし、戦後文化の衰退もまた、大阪からはじまります。
 日本万国博覧会が終ると、大阪の地方都市化が急激に進み
 出すのです。
 大阪という大都市を基礎自治体の大阪市が運営したため
 全国的視野も国際的交わりも持たなかったのです。大阪市
 長選挙では「ゴミ集めの分別の是非」や「放置自転車の問
 題」が争点でした。世界の文明が転換する大事な時期に、
 きわめて内向きな政治に終始し、国際的な時代の潮流に乗
 り遅れたのです。
 このため経済の伸悩み、若者の流出、企業の本社機能の減
 少、文化活動の衰退、生活の安直化そして子供たちの学力
 の低下や犯罪発生率の増加などがはじまります。今、日本
 が直面している難問の多くが、二十年早く大阪では起って
 いたのです。
 大阪都構想が推進できるかどうかは、日本の体制改革が実
 現するか否かの試金石だ、と私は思います。
 だから、大阪以外の人、大阪と関わりのない人々も、大阪
 都構想を正確に理解して頂きたいと考えるのです。

       橋下徹 堺屋太一 共著『体制維新-大阪都』


ここで、陳開している堺屋太一の世界観は、単なる知識としで
はなく、有能な通産官僚としての経験などで裏打ちされている
ため極めて説得力をもって読者に迫る。「生活保守」、この言
葉が浮かんできた。わずか10年間ではあるが濃密な労働運動
の体験を持つわたしの心が共振した。

 

コメント
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