『 愈々！！！ 』

　　　　　　

愈々、待望のヘボの交尾ショウが始まった。
例年の事であるが、急に冷え込み、翌日カラット晴れ、小春日和になると満を侍して、雄蜂、新女王蜂が巣立ち始める！！！
それが夕べから今日に掛けてであった。
外界温度が0度以下になると彼等にとって交尾を促す合図のように思へてならない。

働き蜂の迷い蜂と併せ、雄蜂・新女王蜂が重なるので、思い付きのヘボハウス：寒冷紗の中は、彼等の羽音でゴウゴウの唸りを上げている・・・
そして、重なっているペアーを何匹も見た。　　
午前中のいい時間帯は、丁度、柿の実が塾したので、この収穫で忙しく見れなかった。
碌で無しは、上さんの命令だから断る訳には行かない？

嬉しい事に、寒冷紗の中でも餌取りが出来るよう懐いてくれた。
吊るした鶏肝、赤魚、烏賊が夫々のヘボ団子になったみたいに集って齧りまくっている。
物凄い食欲だ！！！
11月下旬まで、こんな光景が続くだろう・・・
ヘボ飼いをしていて、一番の喜びを感じる瞬間である・・・
暫定のヘボハウスの為、多くの捕獲は期待出来ないが、それでも夢は2,000匹と大きい！！！

一方、外に置いてあるヘボ酒場には、ニホンミツバチがワンサカ来ていた！！！　　
そして例の甲高い羽音を唸らせ、ヘボの追い出し・・・そして、制空権略奪、餌場の占領・・・と、ここでも自然の営みが行なわれている・・・
蜂の世界でも生存競争はキツイものがある！！！
“アカンバチ”が終焉を迎え、来なくなった分助かっているが・・・

これから、色々な交尾シーンが、撮影出来ると思うが、追々、紹介したいと思っている。取敢えず、こんなシーンを・・・