『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 Toyota リコールについて考える・・・ 』

2010-02-25 21:27:27 | Weblog
              


最近の国会も困ったもんだ!!! 民主党の対応も問題だが、何週間「政治と金」問題を続けているのだろう? 挙句の果ては、審議ボイコットである。 景気浮揚が思うように上がらない現在、何を最優先すべきか?誰が考えたって解りきっている!!! 第一優先をさておき「政治と金ゴッコ」を、もう、2カ月も続けている!!!
審議拒否を続けているオエライ議員さんにお手当を払っていていいのだろうか? もっとモット、オエライさんらしい仕事して貰いたいものである。

Toyota さんも、滔々、落とし穴に捕まってしまった。
品質問題の基本は、怪しげな煙が発ち出した時点に処理解決を図らないと奴豪い騒ぎになるものだ!!! 少々、軽んじていたのでは?
yの長年の経験で、設計、技術的問題が幾らかでもあると、必ず、市場クレームとなる。このレベルは1パーセントである。 この1パーセントを如何に判断するか? 大方の御人は、田圃に水を曳く自分サイドの甘い判断をする。 中々、消費者サイドの判断が出来ないものだ! 残念ながらこれが命取りになる事が多い!!!
ニュースを聞いていて素人ながら2点感じた。
①.アメリカに於けるブレーキ問題
車の生命線を握るブレーキに、何故?アメリカ製ブレーキを採用したのだろう? 幾らローカルコンテント(Made in USA を取得する為の現地調達部品)があるからとはいえ、基本設計が異なる部品を採用するには勇気がいる!!! 明らかに構造設計コンセプトが違う?
正直、Toyotaさんにしてはオヤオヤと思った!!!
②.プリウスのブレーキの効きタイムラグ
見解の相違と3σ近傍の品質バラツキきの盲点だろう? よくある事だ!!! これは、明らかに甘い判断だったんだろう?ブレーキ系統のコンピューターのソフトの書き換え程度で済む?と言うのであれば、何故、厳しいサイドの設定をしなかったのか? こんな事は常識中の常識と思うのだが?何も知らない素人考えだろうか? 30~40分程度のソフト書き換えで済む話だという・・・
最近の車は超ハイテク・マシーン!!!その詳細は、設計者でなければ判りずらい?

米国議会にToyota の社長が引っ張り出された。針の筵(むしろ)だったに違いない!
公聴会なる吊し上げの場は、色々な利害関係が絡む何とも言えない雰囲気の場である。 最初、日本叩き:Toyota潰しに合わなければいいが?と、心配した。 少なくも昨日までは、そのような兆候が濃厚だった。 が、今日の、豊田社長の応対、答弁は明快だった。 聞いていて涙が出て来た。 公聴会後、多くの議員が、豊田社長に握手を求めていたのが印象的だった・・・無理もない。アメリカ社会にあってToyotaの貢献度は計り知れない。 何10万人もの雇用を生み出しているのである。 流石、日本を代表する大ToyotaのTopだと思った。 これで、鎮静化に向かってくれる事を祈りたい。
アメリカ的発想(心情)に立てば、GM、クライスラーが危うくなり、或いは半潰れ?Toyota憎し!!! この際とばかりの叩きようだった。 何となく利権が絡んでいる様相も見え隠れしていた? 

車だけの話ではない!!! 多くの企業にとっていい教材となったであろう? アメリカと言う国は、歯車の噛み合わせを一度間違えると奴豪い事になることを肝に銘じておかねばなるまい!!! 訴訟の国なのである。
そこには、何事にも訴訟問題が、常に、見え隠れしている・・・

この程度のハプニングで尻込みするToyotaではない・・・ この教訓を糧にして大Toyotaに立ち直って貰わねばならない・・・ それだけの財力、知力、体力、人材を持っている日本を代表する会社である。

何が起こるか判らない世の中になって来たものだ・・・    
それにしても会社のTopを担ぎ出すようなマネージメントをしてはならない・・・