徳丸無明のブログ

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RIZIN.15 観戦記

2019-04-22 22:48:14 | 雑文
まずは先月に引退を発表したミルコ・クロコップについて。
たしか「紙のプロレス」で誰かが書いてたことなんですけど、ミルコの凄さっていうのは、左ハイを代表とする打撃のスキルの高さよりもむしろ、相手のタックルを切る能力、およびグラウンドに徹底して付き合わない能力のほうにあったんじゃないかと思うんですよね。それは、ステファン・レコと比較すれば明らかなわけで。レコも一時期PRIDEに参戦してましたよね。たぶんレコの思惑としては、「自分もミルコみたいになれる」って考えてたと思うんですよ。でも、結果は良いとこ全くなしの3戦3敗。この差というのは、やっぱりグラウンドの展開をつくらせず、自分が得意とするスタイルを貫徹させてた点にあるんじゃないでしょうか。
しかし引退となると最後の試合がロッキー・マルティネス戦になっちゃうんだなあ・・・。でも伝え聞くところによると、ミルコと同時期に活躍してたK‐1ファイターの何人かが体ボロボロになったてたり、後遺症に苦しんでたりしてるらしいし、そうならないうちに引退するのは良いことだよね。
K‐1と言えばさ、かつてのK‐1をつまらなくして消滅に追い込んだのはセーム・シュルトだと思うんですよね。ひとりだけ体がデカいというアドバンテージを活かして白星稼ぎまくってましたけど、観客にしたら「そりゃ体格上有利なんだから勝つだろ」っていうシラケた気分があったはずなんですよ。僕は当時から「シュルトには因果を含めて引退させたほうがいい」と考えてました。さもなくば、チェ・ホンマンと百番勝負を続けるかのどちらかだろうと。でも谷川さんはそういう勘どころが悪かったからシュルトを使い続けちゃいましたけどね。ほんと、谷川さんのせいで階級差無視した無茶なカードとか、無理させられて潰れていったファイターは数知れずですよ。もちろんそれによって生まれた名勝負もあるので、功罪相半ばするわけですが。


RENA vs サマンサ・ジャン=フランソワ・・・功労者であるにもかかわらずバッシングを受け続けているRENAちゃん。GACKTスタミナ気にしすぎ。名勝負とまではいかないけど、スタンドとグラウンドの展開が膠着することなく繰り広げられた、けっこういい試合でした。本人が言ってたように、MMAに順応してきてるので、まだまだ期待できると思います。

那須川天心 vs フリッツ・ビアグタン・・・今大会のポスターにも天心の写真が載っていたものの、カード発表は遅れに遅れて12日前。
立ち技自体が余計だと思っている僕には、2時間弱の放送枠の中でパッキャオの入場まで流したのは、やたら長ったらしく感じました。試合よりもパッキャオのほうが数字が取れるという、フジテレビの判断なのか。
試合前のケンコバの「もうちょっとお化粧濃くしてきたらよかった」という冗談に、石のような無表情のGACKTにまずひと笑い。試合始まってすぐに「(天心は)勝って当然」と言ってのけるKYっぷりも素晴らしい。試合内容よりも、インターバルの間の、高田とパッキャオの盛り上がらないトークが面白かったです。
もう天心は総合やらないんだね。何度も言ってるけど、それなら他所でやってほしい。大雅との対戦もたぶんないだろうし。あと、倒れた相手にかめはめ波で追い打ちかけるのはやめましょう。

堀口恭司 vs ベン・ウィン・・・対戦相手が誰かにもよるけど、16勝8敗という戦績は堀口の相手ではないんじゃないかという気がしてました。全身タトゥー男をKOしたという、衝撃映像大賞でブッキングされたということ?距離を詰めて打ち合う戦略はよかったと思いますが、どう考えてもストップ遅い・・・。ウィンのセコンド男前でしたね。

朝倉未来 vs ルイス・グスタボ・・・「オヤジ狩り」が続いてた朝倉兄にとってはひさびさの若手。ダイジェストだったのでよくわからなかったけど、後半に行くほどグスタボのスタミナが切れて打撃の組み立てが雑になってるように見えました。

北岡悟 vs ホベルト・サトシ・ソウザ・・・北岡くらいの年齢で、こんな短いインターバルで試合して大丈夫なのか。グラップラー同士の試合で打撃決着、こんなことが起こりうるのもMMA。ただ、変な話、北岡ファンはこの結果にホッとしたんじゃないでしょうか。というのも、ひょっとしたら初の一本負けもありうるのではって恐々としていたはずですから。一本ではなく、KO負けでよかった、って思っちゃったんじゃないでしょうか。正直、僕もそうですので。ソウザはあんまり総合やりたくないらしいですけど、カネの力で繋ぎ止められんか?北岡はQUINTETでソウザと再戦だ!


天心に長時間とられたせいで、他の試合がほとんどダイジェスト。不満の多い放送となりました。僕は天心のアンチじゃないけど、こんなことが続くなら嫌いになりかねない・・・。直前のCONFESSIONSで大々的に取り上げてたから、今回こそプロハースカの試合流してくれるのかと期待してたのに放送されず。もはやポストミルコは実現不可能か。久々登場の伊藤と、負けが込んでいるのに人気は上昇し続けているケイプのカードもじっくり観たかったんですけどね。
今大会より高田がリングサイドからはずれるというアナウンスを聞いてましたけど、向こう正面席ってなんだ?解雇じゃなくて左遷ということ?エグゼクティブオーガナイザーという肩書きが謎だけど、GACKTの新加入はよかったですね。高田よりも的確で深みのある解説するし、積極的に収集しているらしい選手情報をちょこちょこ披露してくれるのもありがたい。独特のキャラクターもいいスパイス。PRIDEから試合のオファーがあったって、相手はだれ?クレイジーホース?またいつか「クセがすごい」国歌斉唱を聴ける日を楽しみにしています。

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6 コメント

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セームなのかシュームなのかいまだにわからない (和田ヶゐ)
2019-04-22 23:26:59
ただ、確かに彼がK-1を終わらせたのは間違いないですよね(@_@)

ライジンだかライザップだか・・・いつも格闘技だって知らないで気が付いたらやっていて、見ても面白くない試合を見なくて済んだのか・・・

あるいは、その中でも手に汗握るような試合があったのかと後悔すればいいのか・・・

いつも悩みます(@_@)
和田ヶゐさん江 (徳丸無明)
2019-04-24 00:57:14
シュームっていう呼び方もあるんですか?
それってパンクラス時代の話?
和田さん、けっこう詳しいんですね。
たしかに、初期のRIZINにはコアな格闘ファンが喜ぶようなカードはなかったように記憶してますが。
詳しくないですよ!! (和田ヶゐ)
2019-04-27 22:54:05
セームなのかシュームなのかなぜか覚えられないだけです(@_@)
和田ヶゐさん江 (徳丸無明)
2019-04-28 22:54:17
そうなんですか。
外国人って、日本語表記が定まらないことがあるじゃないですか。
だからその手の話なのかと思いましたよ。
格闘技界だと、マルセロ・ガルシアの、「ガルシア」なのか「ガッシア」なのか問題がありましたからね。
あとジャイアント・シルバってのがいましたけど、あれは先にPRIDE出てたヴァンダレイ・シウバと区別するために「シルバ」って表記してただけで、シウバと同じ名前ですよね。・・・ってこれは関係ないか。
全然関係ないけど (和田ヶゐ)
2019-05-11 22:29:45
映画とかでミッキーかと思ったらミルキーウェー(適当)とかであだ名とかの場合・・・困りますよね(困らないか?)(@_@)
和田ヶゐさん江 (徳丸無明)
2019-05-12 01:44:08
あだ名なのか本名なのかわかんなくて紛らわしい、ってことですか?
日本人だったら、下の名前だけでだいたいの年代わかるし、本名かどうかもわかるけど(キラキラネームは例外として)、外国人の場合はわかりにくいと?

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