徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

越後製菓 ふんわり名人 きなこ餅・チーズもち

2021-09-03 22:41:56 | 
今日は名人級のお餅です。






これって煎餅の一種なんですよね?お菓子史上最高のふんわり感。マシュマロ越えしてます。
桃太郎侍に斬られる前に食べましょう。爆笑問題の田中さんもお好きだそうですよ。
本日は第38回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのは相原コージの『相原コージのなにがオモロイの?』(全1巻・小学館)です。単行本はコンビニコミックの形式で出版されてまして、現在は入手困難かもしれません。kindle版も出てますので、なんならそちらで。
ウソか誠か、ギャグ漫画家として長年活動してきながら、「何がオモロイのかわからなくなった」という相原さんが、連載の「面白い・面白くない」をネットでアンケート調査し、その結果に基づいて次回作を描くという、徹底して読者の感性におもねった実験的ギャグマンガです。
相原さんは、歳を取ったことで「今の笑い」が理解できなくなったが、アンケートにそってマンガを作れば、自分にも今の若者にウケるマンガが描けるはずだと踏んでいたらしいのですが、いざフタを開けてみると、面白半分に「面白くない」に投票する人が続出し、その結果にキレた相原さんが、アンケートを完全無視した独自の世界観満載の作品展開を行うという、誰も予想していなかった流れを見せ、マンガのみならず、「マンガの周辺の出来事」も含めてひとつの作品と言えるものに仕上がった、マンガ史に残る一冊です。
んでね、この単行本に応募券が付いてましてね。応募券をハガキで送った先着1000名に、相原さんが描き下ろしのマンガをプレゼントするっていう企画を、刊行時に行っていたんです。もし1000通集まらなかったら、企画はなかったことになる、ということわり付きでした。
僕はこれに応募したんですけど、マンガは届きませんでした。先着に洩れたのか、それとも1000通こなかったのか。一体どちらなのでしょう。真相をご存じの方、いらっしゃいましたら教えてください。

相原さんと言えば『コージ苑』と『さるまん』が代表作ですが、僕はどちらも好きじゃないんですよね。作品のノリにどうしてもノレなくて。
でも『漫歌』は好きですよ。あの面白さには素直に同調できます。あとは『かってにシロクマ』とか『文化人類ぎゃぐ』なんかもいいですね。
あ、それと『ムジナ』ね。『カムイ伝』好きが高じて描いたっつってますけど、個人的には本家越えしてると思います。
『真・異種格闘対戦』はねえ・・・。試みはよかったと思うんですけど、動物が腕ひしぎ逆十字とか決めちゃったりしてさあ、そういうことじゃないじゃんって思うでしょ?
しかしまあ、これだけギャグ漫画家として息が長いというのは驚異的なことです。よくも壊れずにここまで・・・と、感嘆せずにはいられません。
ひょっとしたら、この先にまた読者を驚かせるようなギャグマンガを発表してくださるかもしれませんね。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、ではなく雑感。
本日菅ちゃんが自民党総裁選に出馬しない旨を表明しました。その理由を「コロナ対策に専念するため」と説明しましたが、このままじゃ衆院選に勝てないって判断ですよね。
僕ね、菅政権は長期になるんじゃないかって思ってたんですよ。菅ちゃんは前任の安倍ちゃんと同じで、「恥知らずという意味で肝が太い」タイプですから。だから安倍ちゃんみたいにのらりくらりを貫いて、長々と総裁の椅子に居座り続けるんじゃないかと思ってたのです。
実際には安倍ちゃんほど恥知らずでも肝が太くもなかったということですね。もちろん良い意味でですよ。
次の総理、僕の一番の理想は石破さん、現在出馬を表明している中では河野さんですが、岸田さんでもまあ悪くない。菅ちゃんよりはずっとマシですね。

渋谷に開設された若者向けワクチン接種会場。予約なしで接種できるのをウリにしていましたが、大勢の若者が押し寄せ、予定数を上回ったため、接種を断られる人が続出、「密ができてる」「人流を増やしてる」などの批判も相次ぎ、すぐさま抽選に移行しました。
これは明らかにデータの読み間違い、もしくは軽視ですね。若者はワクチン接種に否定的と言われています。しかしそれはあくまで、ほかの世代と比べて否定的な人の割合が高い、ということでしかありません。若者全体で見たら、接種を希望している人の総数はかなりにのぼるはずです。
この事実は、「若者は接種をしたくない」という、肌感覚レベルの話ではなく、データを虚心坦懐に眺めれば簡単に理解できることです。「近頃の若者は」という年寄りの愚痴がありますよね。この「今の若者は〇〇だ」という言明は、多くの場合において事実ではなく、なんとなくそう思い込まれているだけだったりします。
データによる裏付けがあるわけではなく、根拠や証拠があるわけでもなく、なんとなく程度の感覚で作られている、若者に対する年寄りの認識。これを「俗流若者論」と呼びます。(俗流若者論についての詳細は「ブルボン チョコあ~んぱん」(2021・5・1)をご覧ください)
「若者は接種をしたくない」というのは、明らかに俗流若者論ですね。
「若者はほかの世代と比べて接種に否定的な割合が高い→若者は接種に否定的な人が多い→若者は接種をしたくない」・・・というふうに、事実がどんどん単純な理解にすり替わっていたのです。渋谷の接種会場の混乱は、この単純な理解が引き起こしていたのですね。

野々村真の近況が気になる今日この頃。野々村真と言えば「世界ふしぎ発見!」ですよね。「ふしぎ発見」一本で芸能界に生き残ってきました。いや、正確には「ふしぎ発見」以外の仕事もあったんでしょうけど、ほとんど「ふしぎ発見」のイメージしかないんですよね。だから「世界ふしぎ発見!」の人と断じてもいいと思います。
僕が子供のころ、1990年代からすでに野々村真は「ふしぎ発見だけの人」でした。それからおよそ30年。野々村真は、その間もずっと「ふしぎ発見だけの人」であり続けたのです。
これは驚異的なことです。もはや野々村真こそが「世界ふしぎ発見!」だと言っても差し支えないでしょう。
ところで「ふしぎ発見」と言えば板東英二もそうですよね。「水曜日のダウンタウン」において、「キレる老人」の狂気をありありと示してくれた坂東。
すでに芸能界に彼の居場所はないのかもしれませんが、あの我の強さというのは、本人の性格によるものではなく、老化によって作り出されてしまったものかもしれないのです。
歳を取ると脳機能が衰えて、子供のように自己中心的になることがあるそうです。坂東もそうなのかもしれません。つまりあの狂気は老化現象の一種ということです。あくまで可能性の話ですけどね。
え?コロナと関係ない話すんなですって?こまけーこたぁ気にすんな!


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57 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
2億くれで有名なおじいちゃん (和田ヶゐ)
2021-09-04 01:01:38
俺もお笑いが何なのかわかんなくなってきて(@_@)

で、わかったことは、結局は数撃って受けたネタを探りながらやっていって

固定のファンを作って、あとはその場の雰囲気のノリを作ってくれればウケるんだなって

って、無意味にいつも悩んでます
和田ヶゐさん江 (徳丸無明)
2021-09-04 21:39:48
たしかにお笑いの難しさというのはありますね。
世間一般で人気のあるお笑い芸人が全然面白いと思えなかったりとかしますし。
結局、どうしても理解できないお笑いがあるなら、自分が面白いと感じるお笑いを貫き通すしかない、と結論してますが。
そうですね (和田ヶゐ)
2021-09-04 23:29:34
あとは勇気だと思いますよ(@_@)

勇気と、あとはもし受け入れられなかったとしても、貫くか、自分が面白くなくても受けるネタを数うちゃ当たる戦法でやるか

そのどっちかですね
和田ヶゐさん江 (徳丸無明)
2021-09-05 22:17:47
全然ウケないけど自分のスタイルずーっと貫いてる芸人さんもいますしね。
そう (和田ヶゐ)
2021-09-05 22:32:48
それが俺やで!(@_@)
和田ヶゐさん江 (徳丸無明)
2021-09-06 21:38:41
芸人さんだったんですか。
そうそうそう (和田ヶゐ)
2021-09-06 22:44:59
って、なんでやねん!!(@_@)

誰が板東英二や!!
和田ヶゐさん江 (徳丸無明)
2021-09-07 21:53:45
坂東は芸人に非ず。
それより僕はかみじょうたけしが気になるのですが。
かみじょうたけし・・・ (和田ヶゐ)
2021-09-07 23:34:25
誰かよくわからないけど、野球好きの人ですか?(@_@)

なんで気になるんです???
和田ヶゐさん江 (徳丸無明)
2021-09-08 21:39:09
モノマネを得意としてる芸人さんで、一番有名なレパートリーが板東英二なんですよ。
坂東のモノマネがやりづらくなってるんじゃないかと。

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