

昨夜は演奏会があった。

会場は雰囲気のあるこちらの建物。
HPの文章を紹介しよう。
「揚輝荘は、昭和初期に建設された名古屋の郊外別荘の代表作です。別荘の主人は、松坂屋の初代社長である伊藤次郎左衛門祐民氏です。大正から昭和初期にかけ覚王山の丘陵地1万坪に、建物と庭園がつくられました。当時は、政財界、文化人だけでなく、留学生も含めた国際的な交流の場となっていました。名古屋市を代表する歴史的建造物として、5つの建造物が市指定有形文化財に指定されています。」

敬愛する箏奏者、小島いそえ先生の60周年記念コンサートが開催された。
60年といっても幼い少女の頃から始まっているので、いつも若々しい方だ。
プログラムに箏、フルート、声楽による一曲があり、光栄にもそちらに出演の機会をいただいた。
声域の面で自分には難しい曲だったが、大変勉強になった。

こちらは会場設営前。
広さはないが、贅を尽くして作られた旧舞踏室。
舞台には楽団がいたのだろうか。
往時の面影を想像する。

客席横の小部屋。
もしかしたら洗面所だったのだろうか。

廊下の突き当たりには、秘密の階段への道がある。

コンサートの様子はまだ非公開だが、扉の外のガラス越しにそっと一枚撮った、箏の演奏の様子。
今回は入れなかった方もあるかと思う。
是非これからもこんな演奏の機会を作っていただけたらと、ファンとして願う。

出演者とスタッフの打ち上げは、先生の大好きな鰻の会席。
食事の最後に、久しぶりに「ひつまぶし」をいただいた。

慣例により、最後は出汁をかけて。
出演者に鰻の産地にお住まいの方があり、早速「鰻ツアー」の計画が立ち上がった。
鰻は私も大好き。
絶対行く行く〜😄
また先生やお弟子さんたちにお会いできるのが楽しみだ。
ほれぼれしていますよ。
また新しい挑戦をなされたのですね。
これもまた素敵なことですね。
事前に先生のお着物をお聞きし、邪魔にならない色のドレスを選びました。
数人で演奏する時に雰囲気を合わせられるように、自分の好みとは別に、合わせやすい色のシンプルなドレスを、ある程度用意しています。
これまでも先生と共演の機会はありましたが、記念演奏会に呼んでいただけるのは光栄な事です。一生懸命努めました。
私にも思い出に残る演奏会になりました。