コメント
 
 
 
Unknown (kok)
2006-02-14 21:59:59
御家人さん。ご無沙汰しております。

エントリーの記事とあまり関係のないことで失礼致しますが、昨今世界を騒がせているデンマークでのムハンマド風刺画事件、やはり中国本土での報道は制限されているものなのでしょうか。

自分のところにも書いたのですが第二次天安門事件の直前に同じような事件が上海で発生しウルムチでのデモにまで発展したようなのです。



http://www.wentacross.com/went/silkroad/postscript_01.asp

この香港で、17日にイスラム教徒がモスクでの集会を行なうこと申請した、ということが報道されて以外は中国では話題になっていないのではないでしょうか。

 
 
 
少し寝かせると発酵 (muruneko)
2006-02-15 00:31:36
して、匂いで判別できるタイプのニュースですかね。御家人さん。



広東省対中央のガチ勝負というのが一番好みですけど、何かこう、南鮮のように、斜め上へ圧倒的な推力で投射されるような、そんな展開になんないかな?



因みに、海南島ってどんなトコ?



化外の地ですよね、台湾同様。

 
 
 
十八番の水面下の綱引き? (でんすけ)
2006-02-15 09:08:27
中華パズルとしては、これまた大きいピースですね。

(あくまでも、まだ機能をなさないピース(部分)の段階みたいですが…)

murunekoさんのおっしゃるとおり熟成が必須なのに同感です。続報に期待です。

って、続報案件多すぎる今の中国って…(笑)。
 
 
 
Unknown (まんちゅりあ)
2006-02-15 11:22:27
海南島って昔はそれこそ化外の地だったのが、省に格上げされて経済特区になってからは、かなり発展したとこですね。リゾート開発が進んだり、ダボス会議の向こうを張って博鰲で経済会議やったり……いささか空回り気味の感はありましたが
 
 
 
Unknown (御家人)
2006-02-15 17:27:15
>>kokさん

 御無沙汰しております。私は当時現地にいましたが、少なくとも上海でのウイグル族の動揺なりまとまった動きといったものは感じませんでした(FEC=外貨兌換券が幅を利かせていた当時は、留学生が日常的に街角でウイグル族と接触する機会があったのですw)。新疆の方については記憶にありません。何せゴルバチョフ訪中(北京と上海)でデモが異様に盛り上がっていたころですから。

 ムハンマド諷刺事件に関しては中国外相の発言などを含め中国国内でも一応報道されています。ある程度の規制がかかっているかどうかは注意していなかったのでわかりません(すみません)。ただネットやテレビで報じられなくても、そういう話題に敏感な人なら昔ながらの短波ラジオでニュースを仕入れる習慣があるでしょう。VOA、RFA、BBCなどです。

 香港でのデモの件は中国でも報じられたのですか?私の見落としかも知れませんが、報道されること自体あり得ないように思います。宜しかったら当該記事のURLなど御教示下さい。



>>murunekoさん

 事件自体が尋常ではありません。まずは時節柄、記者魂に燃えて「3死6傷」の内情を報じる中国国内メディアが出るかどうかです。あとは現地当局が何からの公式発表を行うのか、行ったあと中央からどういう扱いをされるか、ですね。それから広東省のトップである張徳江・省党委書記に対する問責があるかどうかです。最近どうも妙な動きをしているので取り上げようと思っていた矢先にこの事件。これでまた事態が流動的になってしまいました。orz

 海南島は省に昇格して以来開発が行われていますが、必ずしも順調ではないようです。今回もそうでしたが、結構刑事犯の高飛び先として選ばれることが多いように思います。



>>でんすけさん

 国内紙がスクープして全国に報じられたということで政治臭を感じますね。あとは「3死6傷」の真相次第では欧米から非難が出ることになるでしょう。ともあれ今回は中国国内で報道されているのに肝心の部分の情報が少ない、地元当局も公式発表を行っていない、ということが尋常ではありません。

 広東省とはいえ広西チワン族自治区に隣接した奥地なので香港メディアにとっても困難な取材となるでしょう。いま「氷点」関連でも新しい動きが出てきていますので、それが国内メディアを後押しすることになるかも知れません。現籤店では波乱含みの可能性も、としかいいようがありませんね。



>>まんちゅりあさん

 海南島は良質な鉄鉱石の産地だった筈ですが現在は観光振興を目指しているようですね。自称「東洋のハワイ」とか言っていたような(笑)。「日本による50年に及ぶ統治がなければ台湾の現在は海南島同様だっただろう」と言ったのは邱永漢でしたっけ。

 
 
 
両刃の剣のどちらを研ぐのか (muruneko)
2006-02-15 20:28:59
御家人さん、



確かに時系列に事象を並べると、尋常ではないですね。少し「X死Y傷」の表現に食傷気味で、背景を良く理解してませんでした。



少し、話題をずらします(同じような論点の記事を大紀元も書いてますけど、コピペでは有りません)。



中共の情報規制は自らの骨髄が染み出たもの、一朝一夕に有り様を変えられる訳も有りません。



インターネットという両刃の剣の何れの側の刃が鋭いのか、中共に分らぬ筈も有りませんが、自らの側を鈍らにした程度の弥縫策で一段落、更に Microsoft にも Yahoo, Google にも「中国の法令」を遵守させる、という中共ならではの対策を幾度と無く見ました。



ほぼ透けて見える所が、いとおかしく。部外者としては、楽しい観察です。

http://www.asahi.com/international/update/0215/017.html



便利な楽しい道具を他人から貰うと、どうにも上手く使いこなせないという古来からの支那人の習癖(阿片の事は忘れちゃったのかなぁ)が何処でどう噴出するのか、御家人さんのオチに米のこの取り組みが何時頃助力となるのか、観察対象がまた増えました。



米に怒られる⇒中共反発⇒米側の態度が余計に硬化⇒中共内部の共食いの道具に⇒インターネットを完全に遮蔽する等と斜め上の強攻策に出る⇒産業競争力低下



等と色々と邪推出来ますね。

 
 
 
九龍モスクでのデモ予定 (kok)
2006-02-15 21:10:22
早々とレスありがとうございます。



すいません。私の書き方がおかしかったです。すこし検索してみましたが、17日の香港 九龍モスクでのイスラム団体のデモ申請の報道は中国内地ではないようです。



はたして、デモ申請が受理されるのかいまだ、わかっていないみたいです。

 
 
 
Unknown (御家人)
2006-02-16 00:15:15
>>murunekoさん

>少し「X死Y傷」の表現に食傷気味で

 それ、私もよくわかります(笑)。ただ今回は警官を含め4死6傷。官民衝突だとすれば、天安門事件以降では最大級のものとなります(一切が闇に包まれた四川省・漢源暴動は別です)。人的被害だけでなく、報道のされ方や政治臭など様々な点からみて、もっと注目していい事件でしょう。昨日(2月15日)の香港紙は続報なしでしたが、単に物理的な原因で現地付近への潜入に時間がかかっている、と思いたいです。

 ネット規制の件、「中国の法令を遵守させる」というのは一応理屈が通ってはいます(国際社会の顰蹙を買いますけど)。ただ情報は短波ラジオからも入ってきます。庶民の口を塞ぐ点に重きが置かれているのでしょうが、これをやると行き場を失ったパワーが逆効果を生んで、中共にとって藪蛇ということになるでしょう。

 相次ぐ言論弾圧で記者がキレかかっているのがその証左。だからといってもはや現実世界におけるデモなどの「反日」もできない。糞青が勝手にやったら反政府分子にされかねません(笑)。一方で欧米などからの反発もある。胡錦涛は手綱を締め過ぎたように思います。締めたところで本来断行すべき内政面での構造改革が指導力不足と既得権益層の抵抗で事実上、手付かずです。そこが問題かと。



>>kokさん

 香港のデモは届出制ですから実施されるでしょう。ただ香港紙は注目していないのか、関連報道を目にしません(私の見落としかも知れませんけど)。

 
 
 
温故知新 (後塵)
2006-02-16 00:54:43
今回の事件を知り、唐突ですが、甲斐谷忍著「太平天国演義」集英社刊のコミックを思い出しました。タイトル通り洪秀全の一代記ですが、出てくる官憲のグロテスクさに驚倒したのです。ところが、事実はその上をいくのですね・・・また、房告一氏の青竜刀?の技は、コミックの主人公並です。拳銃の間合を見切って腕を落とし、頭部斬撃!見事です!事実はコミックより見事でした。

 いささか、旧聞ですが、切れた唐国務委員が「小泉首相には(国交改善上の)期待をしない」とかのたまわったようです。60余年前、どこかに「蒋介石を相手にせず」なんて宣言してしまったオチョコチョイがいて、国を誤らせました。それも、軍部の外交に対する横槍で・・・・余りにも相似形のようで「歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」、誰も唐さん相手にしなかったもんね。

 
 
 
木を隠すには森、政争を隠すには村民暴動? (でんすけ)
2006-02-16 12:52:50
御家人さんへ

ちょっと飛躍しすぎな邪推ですが、もしかして他所の諸侯の差し金の人物が混ざってたとか(笑)。

扇動したのが他所の諸侯で、触れてしまうと諸侯vs諸侯が表面化してしまう…とか?



で、仲裁に入った中央が『あえて名前は出さないけど心辺りのある諸侯は自重しろよ、な?』的な見せ締めなのかも。

以上、中国国技の戒闘説をば(笑)。
 
 
 
Unknown (aquarellisute)
2006-02-16 13:07:35
こんにちは。



産経が氷点の編集長にインタビュー、「停刊処分は必ずしも最高指導層との意思とは限らない」と答えたそうです。じゃあ誰なんだと小一時間(ry
 
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