コメント
 
 
 
Unknown (すくらんぶル近藤)
2007-03-01 15:11:45
え、え~と…あの~御家人先生。
コキントーは反日路線を少し修正したい…ということでしょうか。
今年はナンキン映画を雨後のタケノコみたいに作ってるし、記念館を3倍に拡張して五輪に備えてるって聞くし、修正どころか反日を盛り上げたくてたまらないように見えます。
コキントーは独裁者じゃないから、反日したい勢力は別にいて、そっちはそっちでやっているのをコキントーは止められない…ということでしょうか。
 
 
 
南京て (pko)
2007-03-01 15:46:10
日本でいうところの忠臣蔵なんかな~
虐殺蹂躙が彼らの美徳ちゅうことっすかね。
 
 
 
Unknown (御家人)
2007-03-02 02:43:41
『趙紫陽軟禁中的談話』1冊入手しました。よろしければどうぞ。
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e64586784
 
 
 
Unknown (御家人)
2007-03-02 03:25:38
>>すくらんぶル近藤さん
>修正どころか反日を盛り上げたくてたまらないように見えます。
 そういう見方があってもいいと私は思います。当然ながら2004年9月の胡錦涛政権発足以降の対日姿勢の変化と党上層部内の政争、及び外交部報道官の定例会見における対日姿勢の変化を後づけた上で、江沢民政権の対日外交路線との比較もなさっているのでしょう?その結果そういう見解に至ったのであれば、それでいいのではないかと。
 ちなみにエントリーでも書きましたけど、私のいう「修正」とは反日度をレベルダウンさせることであって反日をやめるということではありません。

>コキントーは独裁者じゃないから、反日したい勢力は別にいて、そっちは
>そっちでやっているのをコキントーは止められない…ということでしょうか。
 そういう可能性はあると思います。総じていえば、現在の中共政権は「反日」よりもその抑制により大きな力を注いでいるように私の目には映ります。ただ御指摘のように完全に押さえ込むほどの力量が胡錦涛にないという面もあるかと思います(まあ完全に押さえ込んでフラストレーションがたまって反作用が起こるのも怖いでしょうけど)。もちろんこれは「2004年9月の胡錦涛政権発足以降の……江沢民政権の対日外交路線との比較」を行った上での私の見方です。

 ちなみに、真偽は不明ですがこういう情報もあります。抑制しているのは「反日」だけではない、というのは去年と今年についていえば確かにその通りだと思います。

 ●『明報』(2007/03/01)
 ttp://hk.news.yahoo.com/070228/12/22qkh.html


>>pkoさん
 思うにこれは美徳ではなく、ふた昔くらい前の感覚でいえば「12月なのに忠臣蔵のドラマがない」「大晦日なのにレコ大も紅白もない」といったようなものではないかと。
 山の高さを際立たせるには谷の深さが欠かせません。南京虫事件がないと中共の「抗日戦争勝利物語」が盛り上がりに欠けてしまうのでしょう。死者も30万ぐらいいないと形にならない(笑)。
 中共の扱っている「歴史」なんざ所詮は「すごいぞ中共!」を主題に書かれた戯曲ですから。その証拠に都合の悪いことは「×周年記念活動」なんてやりません。反右派闘争も大躍進も三年困難も文化大革命もそうです。天安門事件に至っては香港の歴史教科書からも削除されています。
 
 
 
どういう裏工作なのか? (dongze)
2007-03-02 22:59:22
御家人さん、
「上」の関連で最新の「エコノミスト」3/6号に元獨協教授が中国の新中学歴史教科書のこと書いてますね。
中共の意図的には国内の反日レベルをすこし中立にしつつ、国外の主にアジア以外の(特に人権に敏感な白人エリア、かつアジアの状況や歴史的な背景が一般レベルでは認識が薄い)外国での日本へのネガティブキャンペーンプロパガンダに精を出すような方向に(アジアの盟主を名実ともに我が手にかな?)、すこし巧妙になりつつありますね。そろそろこちらのスピーカの音量も上げないと、、、、
 
 
 
1989 (職人)
2007-03-02 23:03:27
『中華四十而不興、民主七十而不全』

1989年に学生たちが掲げたスローガンの一つだそうですね。
私は世代的にはだいぶ下るのですが、この時代と比較して考えると、その後の江沢民がいかに歪んだ反日愛国教育を推し進めたかが解ります。
 
 
 
人民解放軍の立ち位置……、 (曙機関)
2007-03-02 23:41:14
 革命が成功して60年近くが経ち、共産党が私有財産を公式に認めようとする現在、人民解放軍とはいった『誰から誰を解放するための軍隊なのか? 』という点が、深刻な問題になっているのでしょうね。

 
 
 
Unknown (御家人)
2007-03-03 03:34:45

>>dongzeさん
>「エコノミスト」3/6号に元獨協教授が中国の新中学歴史教科書のこと書いてますね。
 おお。知りませんでした。さっそく読んでみます。

>そろそろこちらのスピーカの音量も上げないと、、、、
 同感です。ただ欧米に対する中共政権のネガティブキャンペーンは今後5~10年がヤマ場だと思います。主に従軍慰安婦とか南京虫事件とかのアレです。必死だと思いますよ。自称「体験者」が死滅すると説得力なくなりますから(笑)。あとは叫んでいる中共自身がキワモノ扱いされています。1989年の天安門事件を契機に実施されたEUの対中武器禁輸も未だ解除されていませんし。
 日本は堂々と反駁しつつ、中国の人権問題やチベットやウイグルの問題をつつくべきです。それを内政干渉というのなら靖国に口を出すなと。あとは平成の明石元二郎の出現を期待するのみです。まずは河野談話をみんなで潰しましょう。
 私はむしろ孔子学院のような中共のブランドイメージ確立と親中派養成に向けた動きに警戒しています。


>>職人さん
>『中華四十而不興、民主七十而不全』
 1989年は建国40周年の翌年で五四運動の70周年でしたからね。
 私はあの民主化運動~天安門事件~政治・経済両面の厳しい引き締め政策に留学先の上海で立ち会って、香港にわたってからもトウ小平の南巡講話や第14回党大会(1992年)、そして翌春の全人代を経て夏あたりまで非常に恵まれた環境でチナヲチ(素人の中国観察)をしておりました。
 そのあと10年余のブランクを経てこのブログでチナヲチを再開して驚いたのは、中国が別世界になっていたということです。上海いたころ、同世代の中国人大学生たちや一般市民との間ではまだ価値観を共有できる部分があったのに、2004年の中国にはそれが全く消え失せていました。
 その間に江沢民の愛国主義教育が行われて「反日」気運が高められ、それと引き換えに、私と同世代の中国人大学生や知識人がつかみとろうとした民主・自由・人権といった概念が失われ、それを求める意識が眠らされていました。それから銭ゲバ。「向錢看」という言葉は1980年代からありましたけど、それがホンモノになったのは大学がエリート養成機関からホワイトカラー量産工場になった1990年代後半あたりからでしょう。
 江沢民の愛国主義教育による負の遺産は余りに大きいです。「反日」だけでなく、中国を袋小路に踏み入らせてしまった点も重いと思います。


>>曙機関さん
 いまやっている「中国の『新しい歴史教科書』」は、現在進行形の事件になってしまったので次のエントリーが「下」になるかどうか未定です(笑)。いま先走っていえることは、この御神輿は軍内部の一派だけではなく、おそらく「物権法」制定に反対している左派あたりも一緒に担いでいるようにみえるということです。……ってそこまで言っちゃったらもう書くことないだろーが>>自分(笑)。
 人民解放軍は中共の私兵という点では現在も揺るぎないままでいると思います。ただ玩具がかなり揃ってきたので「もっとそれを見せびらかせよう」とか「いっそのこと一度使ってみよう」という向きがいたりする点が問題だと思います。
 ちなみに中共の価値観に照らせば、実際に台湾侵攻をやるかどうかは別として、「台湾併呑>北京五輪」であることは間違いないと思います。「んなこたぁーない」って思う人がいるかも知れませんね。私も1989年6月3日まではそう思っていました。
 
 
 
Unknown (三碧星)
2007-03-03 11:54:36
 今でも、紅眼病とか、官倒(流石にこれは無いですか?)などの言葉は残っているものなのでしょうか?
最新の世情を表す言葉があれば、教えていただけるか、参考になるサイトを御教示いただけたらと思います。

 人民軍が「ただの会社化」してしまえば、このまましばらく具体的な軍隊活動をしない時期が続いて産業活動に精を出していてもらえば、牙(あんのか?)が抜かれてちょうどいいのですが。
 
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