コメント
雑感
(
東方佳人
)
2005-01-25 00:14:15
はじめまして、こんばんは。
某掲示版からやって来ました。
中国については完全にど素人のため、御家人さんの読みやすく・楽しいチナオチに日々助けられています。
趙紫陽に関して、私は糞青連中とほぼ同世代(1979年6月4日生まれ・・・)なもので、そういえば教科書に載ってたか、な?くらいの印象しかなく、趙紫陽死去3にあった「檄文」や御家人さんの文章を読んで、今回心に残るものがありました。
自分のような人間ですら、現在の中国の経済的成功の先鞭をつけた人物に対して、せめて党葬くらいはしてあげても良いんじゃないかと思ってしまいますから、胡錦涛政権はだいぶ厳しい立場なんでしょうね。
それにしても、毎年64の季節になると、自分が日本人に生まれた幸運を噛み締めてしまいます。
とりとめのないことを書いてしまいましたが、これからもひっそりと応援しています。
Re:雑感
(
御家人
)
2005-01-25 06:40:46
東方佳人さん、初めまして。コメント有難うございます。お誕生日が六四なんですね。
駄文におつき合い頂きまして恐縮です。実は「趙紫陽氏死去」シリーズ、「4」ぐらいでネタが尽きて終わるだろうと当初は考えていたのですが、そうならなかったことにまず私自身が驚いています。
中共上層部における、深刻な意見対立です。意見対立という意味では、たぶん1992年のトウ小平が巻き起こした改革論争以来のものでしょう。正直、こんな政争めいたものにまで発展するとは考えていませんでした。
こちらとしては、とにかくリアルタイムに追っかけないといけなくなりそうです。
ここ数日で押し切れないようだと、胡錦涛も大変だと思います。引退したばかりである江沢民との兼ね合い(趙紫陽氏の失脚で総書記になれた人物ですから)がありますから、板挟みの苦しい立場ですね。
ちなみに、私も個人的にはもちろん党葬・国葬希望です。もしそれをやれれば政治的なガス抜きになって、胡錦涛も政権運営が楽になることでしょう。でも江沢民の存在を思えば、無理な相談でしょうねえ。
ひるがえって言えば、長老の「趙紫陽を公正に評価せよ」という声には江沢民批判の色彩もあるでしょう。良心ばかりで騒いでいるのではない筈です。
ともあれ、これからもよろしくお願いします。私も自分が日本人に生まれたことを幸運に思います。李登輝氏は「台湾人に生まれた悲哀」を語られましたが、香港人に生まれればより絶望的な悲哀を噛み締めなければなりません。大陸であれば、言うまでもありませんね。その感覚を麻痺させていられる糞青は、ある意味幸福な世代だと思います。あとでたっぷりとそのツケを払うことになるでしょうけど。
勝手に駄文を書きつらねる立場からいえば、そういう焼きの回った中共を実況できるという巡り合わせにも、幸運を感じます。
それにしても「佳人」とはいいHNですね。魅かれる言葉です。最近使われることが少なくなったのは、やはり「佳人」と呼ぶに相応しい人が減っているからなのでしょうか。
漢級の脅威(?)再び
(
ひろぽん
)
2005-01-25 06:46:26
今度はおんぼろ漢級潜水艦じゃなくて中国海軍最強ソブレメンヌイ級駆逐艦「福州」「杭州」だそうです。海上自衛隊の海洋観測艦「にちなん」に対抗したと考えるのが自然ですがイキナリ最強のカードを2枚同時ですか、中国海軍は漢級潜水艦でよほどの屈辱を味わったみたいですね。
しかし中国海軍のソブレメンヌイ級が現れたのは1月22日の夜。日中外務省局長級協議が行われたのは1月20日~21日。つまり、会議が行われている最中、もしくは終了してさほど間があかないうちに、出港していることになります。胡錦涛はちゃんと軍の手綱を握れてるんでしょうか?
http://plaza.rakuten.co.jp/obiekt/diary/200501240000/
Re:漢級の脅威(?)再び
(
御家人
)
2005-01-25 07:19:34
ひろぽんさん、貴重な情報有難うございます。日中協議とのタイミングを計ったとはさすがに鋭い分析。確かに御指摘の通り、それが事実だとすれば、胡錦涛の軍部掌握度は十分ではないのかも知れません。だいたい漢級のときも、胡錦涛の預かり知らぬところで軍部が先走ったという印象でしたが……。
ソブレメンヌイ級駆逐艦というのは中国海軍最強なのですか?私、零戦時代の話ならともかく、現代についてはさっぱり知識がないのです。聞き覚えのある名前なのは、たぶん「戦闘国家」というゲームに出てきたからのような気がします(笑)。
でもこういうことばかり繰り返していると、いたずらに日米を挑発して、自分の首を絞めることになるように思います。いかにも軍人っぽいリアクションではありますけど。
胡錦涛政権は支持母体(私見)から異論が出ている「趙紫陽問題」を乗り切ってから、あれやこれやを定義し直す必要がありそうですね。本当は李登輝氏来日の後で再検討しようと思っていたのですが、事態は予想の斜め上をゆく展開です(笑)。
歩き出すぞ
(
1読者
)
2005-01-25 13:49:16
今日は。無事アメリカで仕事です。
一息ついてネットで東亜日報の記事を読みました。
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=060000&biid=2005012563888
記事がまんま事実としたら遺族の発言の強さは恐ろしいです。しかしいつになったら葬式なのかと。このままでは本当に遺体を担いで天安門に乗り込むのではなどと想像しております(ありえんと思うけど)。
アメリカ人(ホワイトカラーで白人)と今日色々お話したのですが、四方山話で中国をどう思うと聞いたら、中国は経済力が付いて伸びるというコメントでした(シンプルだ)。ポスターまで貼ってありました(ビジネスは中国にあり!!)。ただ中国から出稼ぎに来ている社員(ブルーカラー)は大変心配していました。この先不安だと。中国人にとっては不安を感じる国、ここの管理職には(今は)稼げる国なのです。
Re:歩き出すぞ
(
御家人
)
2005-01-25 15:16:13
1読者さん、まさか出張先からコメントを頂けるとは思いませんでした。本当に有難うございます。
遺族の強気な発言は長老グループの後押しがあるからなんでしょうけど、他にも人権活動家とかエイズ撲滅の社会活動家など、遺族発言のソースが多岐に渡るのも驚きです。
あと長老グループは弾けてますね。香港紙にじゃんじゃん情報を流しています。当局がいくら隠しても筒抜け。これでは長老も軟禁しないとダメですね(笑)。
しかし素直にこの状況を眺めれば、政争以外の何物でもないでしょう。だとすれば、江沢民潰しを狙っているんじゃないかと思うんですけどねえ。
ともあれ、建国以来の珍事であることは確かです。
Unknown
(
Unknown
)
2005-02-15 01:37:23
御家人さんて、六カ国協議での支那、北朝鮮の
関係についてカキコしてる場所ってありましたっけ。
Re:六カ国協議
(
御家人
)
2005-02-15 05:49:15
Unknownさん、初めまして。
>御家人さんて、六カ国協議での支那、北朝鮮の
>関係についてカキコしてる場所ってありましたっけ。
残念ながらありません。私は中共だけで手一杯です。そういう話題も自在に語れればカッコイイんですけどねえ。
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某掲示版からやって来ました。
中国については完全にど素人のため、御家人さんの読みやすく・楽しいチナオチに日々助けられています。
趙紫陽に関して、私は糞青連中とほぼ同世代(1979年6月4日生まれ・・・)なもので、そういえば教科書に載ってたか、な?くらいの印象しかなく、趙紫陽死去3にあった「檄文」や御家人さんの文章を読んで、今回心に残るものがありました。
自分のような人間ですら、現在の中国の経済的成功の先鞭をつけた人物に対して、せめて党葬くらいはしてあげても良いんじゃないかと思ってしまいますから、胡錦涛政権はだいぶ厳しい立場なんでしょうね。
それにしても、毎年64の季節になると、自分が日本人に生まれた幸運を噛み締めてしまいます。
とりとめのないことを書いてしまいましたが、これからもひっそりと応援しています。
駄文におつき合い頂きまして恐縮です。実は「趙紫陽氏死去」シリーズ、「4」ぐらいでネタが尽きて終わるだろうと当初は考えていたのですが、そうならなかったことにまず私自身が驚いています。
中共上層部における、深刻な意見対立です。意見対立という意味では、たぶん1992年のトウ小平が巻き起こした改革論争以来のものでしょう。正直、こんな政争めいたものにまで発展するとは考えていませんでした。
こちらとしては、とにかくリアルタイムに追っかけないといけなくなりそうです。
ここ数日で押し切れないようだと、胡錦涛も大変だと思います。引退したばかりである江沢民との兼ね合い(趙紫陽氏の失脚で総書記になれた人物ですから)がありますから、板挟みの苦しい立場ですね。
ちなみに、私も個人的にはもちろん党葬・国葬希望です。もしそれをやれれば政治的なガス抜きになって、胡錦涛も政権運営が楽になることでしょう。でも江沢民の存在を思えば、無理な相談でしょうねえ。
ひるがえって言えば、長老の「趙紫陽を公正に評価せよ」という声には江沢民批判の色彩もあるでしょう。良心ばかりで騒いでいるのではない筈です。
ともあれ、これからもよろしくお願いします。私も自分が日本人に生まれたことを幸運に思います。李登輝氏は「台湾人に生まれた悲哀」を語られましたが、香港人に生まれればより絶望的な悲哀を噛み締めなければなりません。大陸であれば、言うまでもありませんね。その感覚を麻痺させていられる糞青は、ある意味幸福な世代だと思います。あとでたっぷりとそのツケを払うことになるでしょうけど。
勝手に駄文を書きつらねる立場からいえば、そういう焼きの回った中共を実況できるという巡り合わせにも、幸運を感じます。
それにしても「佳人」とはいいHNですね。魅かれる言葉です。最近使われることが少なくなったのは、やはり「佳人」と呼ぶに相応しい人が減っているからなのでしょうか。
しかし中国海軍のソブレメンヌイ級が現れたのは1月22日の夜。日中外務省局長級協議が行われたのは1月20日~21日。つまり、会議が行われている最中、もしくは終了してさほど間があかないうちに、出港していることになります。胡錦涛はちゃんと軍の手綱を握れてるんでしょうか?
http://plaza.rakuten.co.jp/obiekt/diary/200501240000/
ソブレメンヌイ級駆逐艦というのは中国海軍最強なのですか?私、零戦時代の話ならともかく、現代についてはさっぱり知識がないのです。聞き覚えのある名前なのは、たぶん「戦闘国家」というゲームに出てきたからのような気がします(笑)。
でもこういうことばかり繰り返していると、いたずらに日米を挑発して、自分の首を絞めることになるように思います。いかにも軍人っぽいリアクションではありますけど。
胡錦涛政権は支持母体(私見)から異論が出ている「趙紫陽問題」を乗り切ってから、あれやこれやを定義し直す必要がありそうですね。本当は李登輝氏来日の後で再検討しようと思っていたのですが、事態は予想の斜め上をゆく展開です(笑)。
一息ついてネットで東亜日報の記事を読みました。http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=060000&biid=2005012563888
記事がまんま事実としたら遺族の発言の強さは恐ろしいです。しかしいつになったら葬式なのかと。このままでは本当に遺体を担いで天安門に乗り込むのではなどと想像しております(ありえんと思うけど)。
アメリカ人(ホワイトカラーで白人)と今日色々お話したのですが、四方山話で中国をどう思うと聞いたら、中国は経済力が付いて伸びるというコメントでした(シンプルだ)。ポスターまで貼ってありました(ビジネスは中国にあり!!)。ただ中国から出稼ぎに来ている社員(ブルーカラー)は大変心配していました。この先不安だと。中国人にとっては不安を感じる国、ここの管理職には(今は)稼げる国なのです。
遺族の強気な発言は長老グループの後押しがあるからなんでしょうけど、他にも人権活動家とかエイズ撲滅の社会活動家など、遺族発言のソースが多岐に渡るのも驚きです。
あと長老グループは弾けてますね。香港紙にじゃんじゃん情報を流しています。当局がいくら隠しても筒抜け。これでは長老も軟禁しないとダメですね(笑)。
しかし素直にこの状況を眺めれば、政争以外の何物でもないでしょう。だとすれば、江沢民潰しを狙っているんじゃないかと思うんですけどねえ。
ともあれ、建国以来の珍事であることは確かです。
関係についてカキコしてる場所ってありましたっけ。
>御家人さんて、六カ国協議での支那、北朝鮮の
>関係についてカキコしてる場所ってありましたっけ。
残念ながらありません。私は中共だけで手一杯です。そういう話題も自在に語れればカッコイイんですけどねえ。
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