コメント
若い世代はその分、反日の人民攻撃を受けている者も多い。
(
dongze
)
2007-03-12 21:02:35
御家人さん、
もう二周りも過ぎようとしていますが、少なくとも(現地での実地での)反日体験は若い世代も受けていますので、80年代に多かった中共マンセーは減った(相対的に割合での域は出ませんが)とは言えます。只昔の何もかも雁字搦めの時と違い、今は金を持ってくるor持っている外国人にはかなり広い活躍の場があるので別のイミで苦戦する場面も増えてはいますが、、、昨年までの3回目の北京長期滞在で、
御家人さんの言うイミでの歴史的な経緯は、当方らの世代が後代に(口煩いオジだと思われながらも)、事有る毎に語っていくしかないと思います。
Unknown
(
御家人
)
2007-03-12 21:46:06
>>dongzeさん
若い世代の反日体験というのはわかります。これもまた現地においてこそ得られる体感でしょう。ただ反日体験を通じて嫌中とか反中共になる、では中共の姿を捉えていないに等しいように思うのです。
中共は内部闘争や国内外の状況に応じて反日をやっているだけで、少なくとも反日は中共の党是や原理原則ではない筈です。もちろん、だから奴らの反日を大目にみてやれという意味ではありません。
実はこれは日本人だけでなく、中国の若い世代にも言えることです。2005年春の反日騒動におけるダラダラとしたデモを御記憶でしょう。沿道からの見知らぬ市民の途中参加も全く拒まない。あの組織防衛とか政治的に退路をつくっておくという観念が全く欠落したデモっぷりに私は呆然としました。
そうした感覚が糞青どもに全くないという天真爛漫さは、あの連中たちもまた中国における最後の政治運動ともいえた天安門事件を体感していないからでしょう。中共の本質や政治運動の恐ろしさを知っていれば、そういう経験値があればあんな能天気なデモは打てないと当時私は思いました。
中共は私たち(&中国の若い世代)とは全く違う価値観と行動原理によって書籍を発禁にしたり、映画の上映を禁止したり、民間組織を潰したり、罪もない人間を拘束したり、ひいては「人民」に向けて突撃銃を乱射します。実例はいくらでもあるでしょう。
1989年の民主化運動を担った大学生たちにも、文化大革命を体感しなかった甘さがありました。当時の私も中共の本質を体感していなかったがために、現地にいながら歩兵による実弾射撃と戦車投入による流血の弾圧という結果を読み切れず、6月4日に驚倒する破目になりました。
ああいうものはやはり一度痛い目に遭わないとわからないものなのかも知れません。ある日突然、日本企業の工場に武装警察か人民解放軍が押し寄せて有無を言わさず一切を接収してしまう、なんてことが起きても不思議でないのが一党独裁制なのですけど。
>当方らの世代が後代に、事有る毎に語っていくしかないと思います。
そうなんですよね。本当にそう思います。
怖さ同感
(
香港居民
)
2007-03-12 21:53:37
若い方と大陸でご一緒して愕然とするのは、あの“活気”に目を開かれた気になってファン化するケースが多いことです。
dongzeさんがおっしゃるとおり、中共マンセーは減っていると思いますが、失われた10年の後遺症、成熟経済の宿命たる閉塞感を感じている若い人たちは何か勘違いして「やっぱり中国はイイッ!」と思ってしまうのです。
日本は自らを立て直すと同時に、中共の本性をあぶり出すよう政治や外交で追い込んでいかないと、日本が勘違い青年で溢れかえる事態もなくはないと思うのです。
Unknown
(
90
)
2007-03-12 22:12:27
私が8年ぐらい前、旅行に行った際は拝金主義が目に付いて仕方なかったのですが、今の時代だとあの活気にあこがれるのですかねえ。そうなってから実際に仕事で接するとまたどういう印象を持つのでしょうか。私はほんの少しですが仕事上非常識な事態に接し、却って敬遠したくなりました。
本質的な違い
(
通りすがりの者
)
2007-03-12 22:55:12
体制以前に違うような気がしますね(笑)。
たとえば漢詩と和歌、
漢字とひらがな、
ウーロン茶と緑茶‥‥。
中国から帰国した最澄によって作られた寺で、
千年以上に渡って、一度も消されることなく、
静かに燃えつづける灯火。
たかが小さな炎、
息をふうっと吹きかければ消えてしまいます。
千年という途方もない年月、
毎日毎日、朝から晩まで管理する。
それを修行と呼んで、ありがたがって行なう。
そういうことをするのが日本人で、
さっさと消してしまい、
べつのことに向うのが中国人。
その隔たりは永久に縮まらないでしょうね。
天安門事件のときは幼稚園児でした
(
Yt
)
2007-03-12 22:55:57
昨年末に上海に旅行してきましたが、ツアコンのお兄さんが説明してくれた地方からの出稼ぎの人々の給料と、バンドにあるバーラウンジのとてつもないバブリーな雰囲気(と値段)の落差に愕然としました。
前者が月400元なのに対し、後者は入場料で100元取られる世界。同じ国の中の話とは思えない格差です。これを農村と都市を対比すれば、もっとひどくなるのでしょうが…
このような、規模がとてつもなく大きくてしかも不安定・不公平な社会が、民意を経ないで選ばれた一部の人間によって運営されていることを思うと、空恐ろしくなります。
ありていに言って、「活気がある!」と呑気には言ってられないヤバさを感じました。
天平の甍
(
古雑巾
)
2007-03-12 23:21:53
物権法については、これが社会主義か?という視点で漫画家の里中満智子さんが「【公地公民】の原則がくずれ【三世一身法】や【墾田永年私財法】が制定された奈良時代を彷彿させる」と産経の紙面批評の欄で書いておいでです。「いわゆる社会主義」による壮大な実験によって、われわれは奈良時代の再現を見ることが出来るのでしょうか。でも日本史的には奈良時代の日本人のほうが「民度」的にはましな気がするのは、私だけでしょうか。
Unknown
(
Unknown
)
2007-03-13 04:56:34
御家人様いつも楽しくブログを読ませて頂いてます
私は台湾の独立のための舞台としては五輪が最適だと思ってますので
中共が五輪を強行>キャンセル続出>中華民国が乗り込んで台湾独立を宣言
が最も理想的な形だと思ってますが御家人様にあらせられては如何でしょう?
おとぎ話ですけど。
(
御家人
)
2007-03-14 08:18:13
>>「2007-03-13 04:56:34」のUnknownさん
現実を一切無視したおとぎ話ですけど。
(1)台湾が「正名」を果たし中華民国という国名を捨て、現実に適した憲法改正を行う。
(2)東京ではなく沖縄が五輪開催地に立候補する。「台湾と共催」の形で。
……こんなことしたら途中でドンパチやることになりそうですけど、おとぎ話ですからその辺は一切無視。「沖縄・台湾五輪」が理想的だと私は思います。一粒で二度オイシイからです。台湾が台湾として国際的地位を獲得できますし、中国は潜在的自国領とみている沖縄に選手団を送り込めるかどうか興味津々です(笑)。
あくまでも夢物語で余太話の類いですから、本気にしないで下さいね。
んー
(
megassa
)
2007-03-17 01:57:49
私はまさにその天安門事件に小学生だった世代なのですが、別に中共の本質は見誤ってはいないと思います、自己申告ですが……
大規模デモで破壊された総領事館は鮮明に覚えていますし、チベット巡礼者の射殺映像も知ってます。政治犯の処刑やその他諸々も……情報の入手し易さは、20年前よりはるかに上ですので、知ってる人は知ってます。
そう心配なさらずとも大丈夫ですw
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もう二周りも過ぎようとしていますが、少なくとも(現地での実地での)反日体験は若い世代も受けていますので、80年代に多かった中共マンセーは減った(相対的に割合での域は出ませんが)とは言えます。只昔の何もかも雁字搦めの時と違い、今は金を持ってくるor持っている外国人にはかなり広い活躍の場があるので別のイミで苦戦する場面も増えてはいますが、、、昨年までの3回目の北京長期滞在で、
御家人さんの言うイミでの歴史的な経緯は、当方らの世代が後代に(口煩いオジだと思われながらも)、事有る毎に語っていくしかないと思います。
若い世代の反日体験というのはわかります。これもまた現地においてこそ得られる体感でしょう。ただ反日体験を通じて嫌中とか反中共になる、では中共の姿を捉えていないに等しいように思うのです。
中共は内部闘争や国内外の状況に応じて反日をやっているだけで、少なくとも反日は中共の党是や原理原則ではない筈です。もちろん、だから奴らの反日を大目にみてやれという意味ではありません。
実はこれは日本人だけでなく、中国の若い世代にも言えることです。2005年春の反日騒動におけるダラダラとしたデモを御記憶でしょう。沿道からの見知らぬ市民の途中参加も全く拒まない。あの組織防衛とか政治的に退路をつくっておくという観念が全く欠落したデモっぷりに私は呆然としました。
そうした感覚が糞青どもに全くないという天真爛漫さは、あの連中たちもまた中国における最後の政治運動ともいえた天安門事件を体感していないからでしょう。中共の本質や政治運動の恐ろしさを知っていれば、そういう経験値があればあんな能天気なデモは打てないと当時私は思いました。
中共は私たち(&中国の若い世代)とは全く違う価値観と行動原理によって書籍を発禁にしたり、映画の上映を禁止したり、民間組織を潰したり、罪もない人間を拘束したり、ひいては「人民」に向けて突撃銃を乱射します。実例はいくらでもあるでしょう。
1989年の民主化運動を担った大学生たちにも、文化大革命を体感しなかった甘さがありました。当時の私も中共の本質を体感していなかったがために、現地にいながら歩兵による実弾射撃と戦車投入による流血の弾圧という結果を読み切れず、6月4日に驚倒する破目になりました。
ああいうものはやはり一度痛い目に遭わないとわからないものなのかも知れません。ある日突然、日本企業の工場に武装警察か人民解放軍が押し寄せて有無を言わさず一切を接収してしまう、なんてことが起きても不思議でないのが一党独裁制なのですけど。
>当方らの世代が後代に、事有る毎に語っていくしかないと思います。
そうなんですよね。本当にそう思います。
dongzeさんがおっしゃるとおり、中共マンセーは減っていると思いますが、失われた10年の後遺症、成熟経済の宿命たる閉塞感を感じている若い人たちは何か勘違いして「やっぱり中国はイイッ!」と思ってしまうのです。
日本は自らを立て直すと同時に、中共の本性をあぶり出すよう政治や外交で追い込んでいかないと、日本が勘違い青年で溢れかえる事態もなくはないと思うのです。
たとえば漢詩と和歌、
漢字とひらがな、
ウーロン茶と緑茶‥‥。
中国から帰国した最澄によって作られた寺で、
千年以上に渡って、一度も消されることなく、
静かに燃えつづける灯火。
たかが小さな炎、
息をふうっと吹きかければ消えてしまいます。
千年という途方もない年月、
毎日毎日、朝から晩まで管理する。
それを修行と呼んで、ありがたがって行なう。
そういうことをするのが日本人で、
さっさと消してしまい、
べつのことに向うのが中国人。
その隔たりは永久に縮まらないでしょうね。
前者が月400元なのに対し、後者は入場料で100元取られる世界。同じ国の中の話とは思えない格差です。これを農村と都市を対比すれば、もっとひどくなるのでしょうが…
このような、規模がとてつもなく大きくてしかも不安定・不公平な社会が、民意を経ないで選ばれた一部の人間によって運営されていることを思うと、空恐ろしくなります。
ありていに言って、「活気がある!」と呑気には言ってられないヤバさを感じました。
私は台湾の独立のための舞台としては五輪が最適だと思ってますので
中共が五輪を強行>キャンセル続出>中華民国が乗り込んで台湾独立を宣言
が最も理想的な形だと思ってますが御家人様にあらせられては如何でしょう?
現実を一切無視したおとぎ話ですけど。
(1)台湾が「正名」を果たし中華民国という国名を捨て、現実に適した憲法改正を行う。
(2)東京ではなく沖縄が五輪開催地に立候補する。「台湾と共催」の形で。
……こんなことしたら途中でドンパチやることになりそうですけど、おとぎ話ですからその辺は一切無視。「沖縄・台湾五輪」が理想的だと私は思います。一粒で二度オイシイからです。台湾が台湾として国際的地位を獲得できますし、中国は潜在的自国領とみている沖縄に選手団を送り込めるかどうか興味津々です(笑)。
あくまでも夢物語で余太話の類いですから、本気にしないで下さいね。
大規模デモで破壊された総領事館は鮮明に覚えていますし、チベット巡礼者の射殺映像も知ってます。政治犯の処刑やその他諸々も……情報の入手し易さは、20年前よりはるかに上ですので、知ってる人は知ってます。
そう心配なさらずとも大丈夫ですw
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