コメント
 
 
 
Unknown (読者)
2004-12-20 00:09:47
新たな整風運動というには、やや腰が引けているということですね。

国民は、お仕着せの大衆運動に乗らないとみたのか、あるいは悪のりの虞れありとみているのか・・・。
 
 
 
そもそもキャンペーンが存在するのか? (御家人)
2004-12-20 01:18:56
読者さん、コメント有難うございます。

「整風運動」とは、現代中国に関する造詣の深い方とお見受けします。



記事全文を読めばわかりますが、キャンペーンと表現しているのは記者であって、中国当局が何か言い出した訳ではないんですよね。



言論統制が各面で進んでいるのは事実ですが、仰る通り、腰の引けた転載ぶりからして、当局が知識人を目の敵にして特に力を入れているとは考えにくいのです。



記者の方も色々忙しいんでしょうが、1000万を超える膨大な読者を意識して、もう少し的確に記事を書いてほしいと思うのです。

 
 
 
塾長 (Unknown)
2004-12-20 08:31:56
李登輝(一発で出た!)前総統、現塾長に靖国参拝してほしいなぁ…。

ごく自然にふらーりと参拝してしまえばとめようがないだろうし。

そもそも私人が何処の神社に参拝しようが問題ない。

塾長が参拝して問題にならなかったらならなかったでそれはとても良いことだし。

 
 
 
Unknown (御家人)
2004-12-20 13:17:41
Unknownさん、コメント有難うございます。

李登輝氏による靖国参拝、私も是非お願いしたいところですが、氏はあくまでも台湾の政治家。それで民意が離れてしまうようなことがなければ参拝してほしいですね。でも今回は東京に来ないんですよね。ならせめて旅先で日本の有力政治家との偶然の出会いがあってほしいところです(笑)



他にも高雄市長が成田から入国していますし、他に民進党の大物も来日するようですら、何らかの行動で日本との結びつきの深さを中国に顕示してほしいですね。



李登輝氏にはやはり桜の季節に東京に来てほしいです。できればそのときに靖国へ是非。
 
 
 
Unknown (読者)
2004-12-21 00:03:29
御家人さん。レスありがとうございます。

当方、中国語は全くだめなので、オリジナルソースに当たることはできません。

そもそも英語ですら、結構怪しい。そんなこんなで、中国の動静には興味はあるものの

ネタ元は、こちらをはじめとするネットです。これからも、ご無理をなさらずに、

継続していただければうれしいです。「中国観察」のおもしろさに目覚めてしまった

者の勝手な期待なのですが・・・。



最新の「溜池通信」http://tameike.net/index.htm によると

台湾選挙の結果、東アジアの大情勢は中国有利なっている、とのこと。

ここ最近の日本の外交攻勢が、もしこういう認識の元に行われているとしたら

わが害務省も少しは、仕事をする気になったのか?などと考えています。



腰の引けた整風運動の件は、出所が呉の国ということや、以前の人民解放軍のエントリーで

述べられていたことを考え合わせると、ターゲットは、公共知識人ではなく

胡錦涛政権なのかもしれませんね。



とまあ、いろんなことが考えられて、いやぁ。本当にチナヲチっておもしろいです。



 
 
 
Unknown (読者)
2004-12-21 00:47:19
投稿してから気づいたのですが、中央で書かかれたモノが上海で発表されたということは、指桑罵槐の相手は、江沢民とも考えられるのですね。 うーん。御家人さんの真似は、むずかしいです。
 
 
 
中国観察、これからが旬です(笑) (御家人)
2004-12-21 02:00:15
読者さん、お心遣いあふれるレス有難うございます。中国観察を面白いとお感じになるのは、たぶん中国が激動する転換期が近いか、すでにその段階に入っていることを本能的に察しておられるからかも知れませんよ。私自身は、過去に88-89年の政治的・経済的大変動、その後続いた保守路線を一気に改革路線へと転じさせた92年のトウ小平による南方視察、この2回に中国観察を行う幸運に恵まれました。政争が煮詰まってくると、メディアの争奪戦はもちろん、記事の書き方ひとつにも神経が払われて、形容詞ひとつが付くか付かないかで政治姿勢を示すようなことも起こってくるので、もうたまりません(笑)



「溜池通信」拝読しました。これはプロの方が分析されているのでしょうか?実に興味深い内容で、またとても勉強になります。



東アジアの大情勢が中国に追い風、という見方はできます。ただそれは内政が安定して、経済も大崩れしていない、との前提によるものでしょう。胡錦涛が軍部を含む党の実権をしっかり掌握している一方、経済がソフトランディングして安定成長路線に乗る方向で進んでいる、ということです。



ところが「李登輝氏来日」のニュースが流れたころから何だか微妙な空気になってきたようですし、かたや民衆の暴動なども起きています。ブログ(20日)でも触れましたが、四川の国有企業で給与支払いの遅延が原因で数千人規模の騒動(警官隊との衝突)が起きたことが香港紙にバレてしまいました(笑)。給与未払いが原因の騒ぎはこれから1月末ぐらいまで、つまり旧正月の手前まで、「これじゃ年が越せないじゃないか」ということで増えていくことになると思います。ともかく、中国が安定を維持できなくなれば事態は流動的になります。



不徹底な整風運動については、『解放日報』が反発した相手である「中国に影響を与える50人」の記事原文を読んでみないと、いま一歩つきつめることができません。検索しているのですがまだ見つからなくて・・・。



御指摘のように、江沢民が胡錦涛政権に向けて、あるいは広東閥(「中国に影響を与える50人」の掲載紙は広東省党委の系列ですから)に向けて何かやろうとしている、との可能性も排除できません。ただ中国政治の通例として、その場合は同じ主題を持った論文がシリーズ的に次々と『解放日報』から放たれて然るべきで、一発で終わりということはないと思います。



いずれにせよ、中央のメディアが転載にどうも消極的なのと、似た趣旨の論文を出さないことからすると、記者氏が書くようなキャンペーンとしての実質は持たないように思います。胡錦涛政権による言論統制の流れは一貫してますので、知識人に対して締め付けが厳しくなること自体は不思議ではありません。

 
 
 
紋切り型 (xyn9)
2004-12-21 17:34:52
いつも楽しく拝読させて頂いております。

先程、李登輝氏のビザ発給に関する各社ニュースの見出しを眺めていたのですが、それがずばりこちらに書かれていた「紋切り型」そのもので、思わず吹き出してしまいました。

報道各社毎に、規定の中国ネタ用見出しテンプレートでもあるのでしょうか?

興味深いです。
 
 
 
テンプレート、あるかも知れませんねえ。 (御家人)
2004-12-21 20:14:36
xyn9さん、コメント有り難うございます。



そうですか、「紋切り型」でしたか(笑)。ああいう終わり方をするとしっくり来るのか、ひと仕事終えた気になるのか、あるいは本能的なものか(笑)。これは本職の方に聞いてみたいです。



ブログと違って限られた行数・字数の中で勝負する訳ですし、数もこなさないといけませんから、ある程度パターン化してしまうのは無理もないとは思いますが。



ただ政治スローガンと一緒で、あれは多用するうちに思考が硬直してくるんじゃないかと思うんですよね。警察も事実を調書に書くんじゃなくて、調書のパターンに事実をはめ込むでしょう?自戒しておりますが容易ではないですね。



ところでxyn9さんもブログをやっておられるんですね。これからは色々と勉強させて頂きますので、宜しくお願いします。
 
 
 
> テンプレート (xyn9)
2004-12-22 10:37:36
早速のレス、ありがとうございます。

こちらこそ、今後も購読させて頂く所存ですので、宜しくお願いいたします。(私のは本当にただの“ログ”ですので、何分お気になさらずに・・・!)



> パターン化してしまうのは無理もない

なるほど、そうなると読み慣れた方ならおのずと察しがついてしまいますね。

ちょっと分析したら「関西弁フィルター」ならぬ「朝日フィルター」「毎日フィルター」なんていうのができてしまうかもしれません。



> ただ政治スローガンと一緒で、あれは多用するうちに思考が硬直してくる

そうして読み手側もステレオタイプの謳い文句が並べば「ああ、またか」で思考停止に陥りがち・・・。何とも悪循環ですね。

自分の思考まで定型化しないよう、気をつけたいものです。

 
 
 
あるんですよテンプレ。 (御家人)
2004-12-23 00:46:35
xyn9さん、レス有り難うございます。

これは私の知人の話ですが、『アエラ』という雑誌に一度だけ原稿を依頼されて書いたとき、「アエラらしい文体で」と、散々朱筆が入ったそうです。

だからたぶん新聞にもありますよ、絶対(笑)。
 
 
 
あるんですか! (xyn9)
2004-12-23 23:03:21
レスありがとうございます。

そうなると、ライターはまさに前回の御家人さんのレスにあった警察の調書の喩のように、ひたすら事務処理的に雛形の空欄を埋めるだけの存在という事になりかねませんね。

第一、掲載する側に合わせてライターが書くというのもおかしな話で、何となく両者の関係が狂っているようにも思えます。



ところで、大幅に外れますが、先程ようやくプロフィールにある「六四世代」の真意を知る事となり、今さらながら自分の馬鹿さ加減を痛感いたしました・・・。

そういう呼び方があるんですね。勉強になります。

(ちなみに、それまで「六四世代」の「ろくよん」をnintendo64の「ろくよん」と解釈していて、御家人さんはお若いのに随分しっかりとしたものを書かれる、などと勝手に感心しておりました・・・)

 
 
 
N64ですか・・・ (御家人)
2004-12-26 00:22:38
xin9さん、レスありがとうございます。



「六四世代」は私が勝手にそう言っているだけで、世間で通用する言葉かどうかはわかりません。



余談ですが、nintendo64もnintendo game cubeも惨澹たる結果でしたね。もはや玩具屋がゲーム機メーカーをやれる時代ではない、ということなんだと思います。携帯機に特化するしかないのでは?

 
 
 
> ロクヨン (xyn9)
2004-12-27 08:41:56
レスありがとうございます。

あの2機種はダメだったんですか・・・。一応、新しい携帯用ゲーム機は共に話題になっていましたね。(一方はちょっと困った機能\についても)

詳しくないので突っ込んだ事はいえませんが、いくらハードが頑張っても、やはり結局は今まで同様、その後のソ\フトの充実+キラーコンテンツの獲得が命運を分ける事になるのではないでしょうか。
 
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