コメント
セリフは重要
(
arere
)
2005-07-11 19:15:44
いつも楽しく拝見しております。
いやー、この前の「打、打死一個也就三十多万」といい、近頃はしびれるセリフが多いですねぇ。
中国の歴史書では農民の出身で、後にそこそこになった人物だと立ち上げの際に大演説をしたことになってて、あり得ないことにそれが記録として後世に残っていたりしますから。
やはり捏造でも何でも、文が重要なんですねぇ。いやあ、これからも名台詞が出てくる事を期待しています!
お楽しみはこれからだ!
一人っ子政策なんていうけど
(
月光
)
2005-07-11 20:08:11
日本では一人っ子政策などと呼ばれるのでみんな騙されていますけど、本当は計画生育政策といって政府が許可しない子供は生めないっていう政策なんですよね。
せっかくさずかった子供も政府の命令でおろさないといけないなんて、ほんとう生命を冒涜するものだと思います。だから、平気で妊婦に暴力をふるったりするんでしょうね。
村人にはがんばってほしいです。公安が殺したのはひとりじゃないんですから。二人なんですから。
トカゲの尻尾
(
とらねこ
)
2005-07-11 21:08:21
はじめまして、興味深く読ませていただいております。
この手の事件では、責任者を処罰(トカゲの尻尾切り)して一件落着させているようですが、
疑問1
民衆がトカゲの尻尾でいつまで満足していてくれるのか?
疑問2
無理な命令などで地方の責任者がトカゲの尻尾になるリスクを負わされているのか?
という疑問がわきます。
このあたりどうお考えでしょうか。
遺骸の扱い
(
1読者
)
2005-07-11 21:17:56
今晩は。
お忙しい中、日々色々なニュースが流れる昨今ですが、今年の夏は例年よりさらに暑くなりそうです。
「遺体を掲げて」についてですが、知人さんに昔聞いたことがあります。これは風習として昔からあるそうです。
訴える手段としては最後の最後らしいです。遺骸を棺にいれ埋葬しないと、死んだものは成仏できず呪うそうです。呪われたほうは相当たまらないそうです(役所の前に死体をわざと放置するというのもあるそうです)。
本来はきちんとお葬式をしてあげるのが故人への礼なのですが、恨みを抱いて死んだ場合は、故人の恨みを晴らすために遺族がこのような行動に出るようです。
この手の話しは地方で多いらしく、よく村へ無茶な徴税をかし、それに抗議した正しい村人が役人のやとったやくざに殺され、残った村人が彼の遺骸を役所に放り込む、その後役所を焼き討ちというのが多いそうです。
余談ですが、日本に徴税の勉強に来た中国の役人が、日本の徴税担当者と現場研修したさい、なぜガードマンがつかないのかと質問されたという話しがあります。彼らいわく、中国では徴税は命がけだそうです。
散漫になってしまいましたが、このような事態が増えるというのは大変危険なことというのが知人さんの考えで、どうせ生きていても救われないのなら命をかけて訴えるという手段へとどんどん変化しているのかもしれません。
一ついえることは、こういうニュースが一般そして海外に流布するという事態から、かなり地方は荒れまくっているのかもしれません。
四千年の伝統
(
笛吹童爺
)
2005-07-11 21:45:23
こういう状態こそが中国の伝統なのでしょう。中世、いや古代から全く変わっていないようです。
情報通信の発達した現代では農民も知恵をつけてきたでしょうから、地方政府の横暴にもそうそうは屈しないでしょう。が、全国騒乱状態になっては困りますね。
溢れる「闇児」たち。
(
朝日強制読者
)
2005-07-11 22:36:58
>>月光氏
補足ですけど、 「計画生育政策」に対して、農民達は「闇出産」で対抗しているみたいです。
当然、闇で生んだ子供(故郷を離れて出産する)だから「戸籍」が無い。
これらの「無戸籍」の「闇児」と言われていて党も把握していないが恐らく「一億はいる」との予測もあります。
問題なのは、男尊女卑が絶対の中国では「女」だと判った時点で中絶か生まれても直ぐに遺棄されてしまうことが平然と行われている事。
例の「胎児料理」の背景にはこんな農村の悲惨な背景があるわけですね。
本当に恐ろしい国です、中国は。
Unknown
(
@
)
2005-07-11 22:57:04
>全国騒乱状態になっては困りますね。
困りません。
待ち望んでいるのは正しくそれです。
Unknown
(
Unknown
)
2005-07-12 01:35:58
無味乾燥の共同記事が、御家人さんの手にかかると、近松の浄瑠璃に生まれ変わりそうですね。
はじめまして
(
Laogong
)
2005-07-12 09:55:10
妻の兄の嫁さんが、結婚未登記だったことが公安に知られ連行、反則金が払えないため妊娠中期での強制堕胎させられました。よくもまあ母体が無事だった。国際電話で実況をうけ愕然としてものです。
元はといえば、妹が日本人(私)と結婚したんだから金があるはずと、嫁さんの実父が戸口簿と引き換えに金を要求したため、結婚登記できなかったのです。
公安にちくったのはその実父らしいのが悲しいところです。自分の娘がどうなるか理解してないのか。結果を見て初めて実家にはほんとに金がないことを気づいたんでしょうね。
妻の実家、祖父の代は上海商人、戦争時に財産持って農村へ疎開したものの、文革で全財産失い没落、柱に龍の彫刻があるところだけが昔の名残で、村で冠婚葬祭があれば集会所として家を提供するくらいが精一杯の、自給自足農家です。
末娘を日本人に嫁がせ、すわ、銘家復興かと村人にねたまれたでしょう。現実は支度金数万しか出してないので赤字なのに(ふがいないぞ>おれ)。
あのとき嫁さんが死んでたら、村人は立ち上がってくれたんだろうか。(^_^;
ということで、今も昔も変わらぬ国であることが、身近にあるという話題提供でした。
ええ~~と…
(
kyouji
)
2005-07-12 16:31:27
とらねこさんへ
私の愛読書、水滸伝によると役人は上に行くほど罪を
簡単に逃れられ、罰が軽く、下級の役人は簡単に罪を
着せられ、罰が重かったそうです。
今も当時と変わらないという説が。^^;
コメントを投稿する
現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
いやー、この前の「打、打死一個也就三十多万」といい、近頃はしびれるセリフが多いですねぇ。
中国の歴史書では農民の出身で、後にそこそこになった人物だと立ち上げの際に大演説をしたことになってて、あり得ないことにそれが記録として後世に残っていたりしますから。
やはり捏造でも何でも、文が重要なんですねぇ。いやあ、これからも名台詞が出てくる事を期待しています!
お楽しみはこれからだ!
せっかくさずかった子供も政府の命令でおろさないといけないなんて、ほんとう生命を冒涜するものだと思います。だから、平気で妊婦に暴力をふるったりするんでしょうね。
村人にはがんばってほしいです。公安が殺したのはひとりじゃないんですから。二人なんですから。
この手の事件では、責任者を処罰(トカゲの尻尾切り)して一件落着させているようですが、
疑問1
民衆がトカゲの尻尾でいつまで満足していてくれるのか?
疑問2
無理な命令などで地方の責任者がトカゲの尻尾になるリスクを負わされているのか?
という疑問がわきます。
このあたりどうお考えでしょうか。
お忙しい中、日々色々なニュースが流れる昨今ですが、今年の夏は例年よりさらに暑くなりそうです。
「遺体を掲げて」についてですが、知人さんに昔聞いたことがあります。これは風習として昔からあるそうです。
訴える手段としては最後の最後らしいです。遺骸を棺にいれ埋葬しないと、死んだものは成仏できず呪うそうです。呪われたほうは相当たまらないそうです(役所の前に死体をわざと放置するというのもあるそうです)。
本来はきちんとお葬式をしてあげるのが故人への礼なのですが、恨みを抱いて死んだ場合は、故人の恨みを晴らすために遺族がこのような行動に出るようです。
この手の話しは地方で多いらしく、よく村へ無茶な徴税をかし、それに抗議した正しい村人が役人のやとったやくざに殺され、残った村人が彼の遺骸を役所に放り込む、その後役所を焼き討ちというのが多いそうです。
余談ですが、日本に徴税の勉強に来た中国の役人が、日本の徴税担当者と現場研修したさい、なぜガードマンがつかないのかと質問されたという話しがあります。彼らいわく、中国では徴税は命がけだそうです。
散漫になってしまいましたが、このような事態が増えるというのは大変危険なことというのが知人さんの考えで、どうせ生きていても救われないのなら命をかけて訴えるという手段へとどんどん変化しているのかもしれません。
一ついえることは、こういうニュースが一般そして海外に流布するという事態から、かなり地方は荒れまくっているのかもしれません。
情報通信の発達した現代では農民も知恵をつけてきたでしょうから、地方政府の横暴にもそうそうは屈しないでしょう。が、全国騒乱状態になっては困りますね。
補足ですけど、 「計画生育政策」に対して、農民達は「闇出産」で対抗しているみたいです。
当然、闇で生んだ子供(故郷を離れて出産する)だから「戸籍」が無い。
これらの「無戸籍」の「闇児」と言われていて党も把握していないが恐らく「一億はいる」との予測もあります。
問題なのは、男尊女卑が絶対の中国では「女」だと判った時点で中絶か生まれても直ぐに遺棄されてしまうことが平然と行われている事。
例の「胎児料理」の背景にはこんな農村の悲惨な背景があるわけですね。
本当に恐ろしい国です、中国は。
困りません。
待ち望んでいるのは正しくそれです。
元はといえば、妹が日本人(私)と結婚したんだから金があるはずと、嫁さんの実父が戸口簿と引き換えに金を要求したため、結婚登記できなかったのです。
公安にちくったのはその実父らしいのが悲しいところです。自分の娘がどうなるか理解してないのか。結果を見て初めて実家にはほんとに金がないことを気づいたんでしょうね。
妻の実家、祖父の代は上海商人、戦争時に財産持って農村へ疎開したものの、文革で全財産失い没落、柱に龍の彫刻があるところだけが昔の名残で、村で冠婚葬祭があれば集会所として家を提供するくらいが精一杯の、自給自足農家です。
末娘を日本人に嫁がせ、すわ、銘家復興かと村人にねたまれたでしょう。現実は支度金数万しか出してないので赤字なのに(ふがいないぞ>おれ)。
あのとき嫁さんが死んでたら、村人は立ち上がってくれたんだろうか。(^_^;
ということで、今も昔も変わらぬ国であることが、身近にあるという話題提供でした。
私の愛読書、水滸伝によると役人は上に行くほど罪を
簡単に逃れられ、罰が軽く、下級の役人は簡単に罪を
着せられ、罰が重かったそうです。
今も当時と変わらないという説が。^^;
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。