ボクは猫である。名前はたくさんある。本名はnyaa。通称にゃにゃ。ボクが家に居ない時はにゃん次郎先生と呼ばれている時もあるし、外出してなかなか帰えらないとアホにゃにゃと呼ばれていることをボクは知っている。
今の家に住み着いて四度目の夏を過ごしている。しゅうは相変わらず夏休みの宿題を溜め込み、ママにグチグチ言われて、今年も言い争いが絶えない夏休みだった。この親子はずっとこんな調子なんだと思う。
しゅうの短い夏休みが先週で終わり、パパの長い夏休みが昨日で終わり、今日ママはやれやれといった感じでパソコンに向かっている。そんなママはボクと暮らすようになって、『暑い夏は猫のように寝てじっとしているのが一番!』と、ボクを真似して暑い日はいつもごろごろ寝ているようになった。ただ、ボクが夜中に外で運動していることは真似しないので、ぶくぶくと見事に肥ってきた。ママをみて、ボクも気をつけないといけないと思った。
実はこの夏、ボクにはある課題があった。この家のパパはボクがここに来るまでは犬派で、猫にはほとんど興味がなかった人だ。このパパを完全な猫派にすることが、ボクの課題だったのだ。
そんなわけで今日は、ボクが課題に取り組んでいる様子を紹介しておくことにする。
取り組み①
パパの足の間でかわいく寝てみる。
取り組み②
パパの足を枕に寝てみる。
取り組み③
パパの右足を枕にして左足には手を添えてみる。
取り組み④
パパの足全体にフカフカの毛を触れさせ、手足を添えてみる。
取り組み⑤
パパの足に流し目でチューしてみる。
ボリュームに注意
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この夏課題は完璧にクリアできたと思う。