浜辺にたたずんで、
ゆるやかに弧を描く水平線を
見つめていた。
真っ赤になった太陽が、
もうすぐ、
水平線の向うに沈む。
ふだんは、すっかり忘れている・・・
足元の地球がまるくって、
地球が、太陽のまわりを
まわってるなんてこと。
まあるい太陽と惑星たち。
大空の中には、
そんな宇宙が、
無数に存在している。
そのなかのひとつの、小さな星。
その星で生きている
何百億、何千億という生きもの。
そのうちのひとつが、人間。
そのなかのひとりが、私。
わたしの悩みなんて、
なんだか、
ものすご~く、ちっぽけ。
-宇佐美 百合子-
☆<昨日は?>
最近、忘年会シーズンということで
ランチタイムも夜の営業も
結構忙しくさせて貰っている。
昨日も昼の片付けに追われながら
晴れ渡っている外の様子が
気になって仕方なかった。
「今日の太陽が沈む頃は
きっと最高に美しいだろうなぁ?」
とそのことが頭から離れなかった。
PM5:00ごろ、
夜の団体さんの予約の準備に
かなり忙しくしていた。
でも、日没の時間が近づくに連れて
全く仕事に集中できなくなってきた。
「行きたい、日の入りをみたい。」
心の中で叫んでいた。
もう、いたたまれなくなり
「すぐ、帰ってくるから。」
と店主に一言だけ告げて、
カメラを持って車に飛び乗った。
先日、偶然お会いした写真家の方に
教えていただいた場所に急いだ。
「待っててね、
沈まないで待っててね。」
そうひとり言を言っていた。
車を駐車して
目的の場所まで 走った。
沈みかけた夕日を見ながら
必死で走った。
「もう、ダメ。」
そう判断した場所に止まって
カメラを構えた。
神秘的で最高の夕日が
目の前にあった。
「凄い、凄い。綺麗だ~~!」
本当に映画のシーンのようだった。
あっという間に
地平線の中に夕日は沈んでいった。
あと3分、あと3分早ければ
もう少し先まで行けたのに?
先の方まで行けたとすれば
立神岩と夕日がもっと近くに
見れたと思う。
少し残念だった。
でも、本当にこんな美しい日の入りは
めったにないと言う。
私は出会えただけでも
幸せ者なんだ。
気がつけばやはり数人の方が
カメラを構えていた。
その方たちも
100点満点の日の入りだ
と絶賛していた。
枕崎に来て16年
忘れられない日になりそうだ。
1月ごろまで こんなシーンを
天気がよければ見れるそうだ。
「みなさんもよかったら
見に行かれて下さい。
枕崎でしか見れない
この大自然の素晴らしさに
出会って貰いたいと思います。」
いいカメラ、欲しいなぁ?(笑)
ハイ、仕事の時間です。
今夜もお客さんに満足していただけるよう
気合を入れて頑張ります。
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